【最新版】古文の参考書ルートまとめてみた!
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「受験の古文をどのように勉強していけばよいか分からない」
「自分に合った参考書がどれか分からない」
「勉強しているのに中々点数が伸びない」
こんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
本記事を読めば、この悩みを解決することができるかもしれません。
今回は、古文の勉強法から各大学のレベルに合わせた参考書のルートを紹介しています。
古文の勉強法を知りたい、自分に合った参考書が知りたいという方はぜひこの記事をご覧ください!
古文の勉強法
大学入試の古文の勉強は大きく分けて3つあります。
① 古文単語
② 古典文法
③ 古文読解
① 古文単語
古文単語は古文を読み進めていくうえで必要不可欠な要素になります。大学ごとによって覚えておくべき単語数は変わりますが、どの大学を受けるにしても必要なものなので、しっかりと覚えるようにしましょう。
② 古典文法
古典文法も、文章を読みやすくするために、また設問の正答率を上げるために勉強する必要があります。古典文法を学んでおくと、下線部の文の意味を答えるときにより合理的に判断することができます。
③ 古文読解
古文読解は古文の文章を読むうえで、どこに注目して読むべきなのか、何を意識しておくとよいのかといった古文特有の読み方を勉強します。
例えば、「と・とて」がきたらその前に鍵かっこをして誰が話しているかを読み取るといった考え方です。
古文も現代文や英語と同じく、ただ演習量を積んだら得点が上がるというわけではありません。古文読解は現代文や英語以上に体系立てて勉強していく必要があるので、とりあえず勉強するという考えはなくし、段階的に演習を行いましょう。
古文のより詳しい勉強法については動画で紹介しているので是非参考にして下さい!
古文 参考書ルート
参考書ルートに関しては、大きく分けて3つのレベルで構成されています。
標準大学レベルは、日東駒専や産近甲龍といった中堅私大を目指す方の参考書ルート
難関大学レベルは、MARCHや関関同立といった難関私大を目指す方の参考書ルート
最難関大学レベルは、早慶上智といった最難関私大を目指す方の参考書ルート
となっており、重複がないよう、難関大学レベルでは標準大学レベルでやらない参考書を、最難関大学レベルでは標準大学レベルや難関大学レベルではやらない参考書を紹介しています。
古文 参考書ルート<標準大学レベル>
【古文単語】
「マドンナ古文単語230」
<特徴>
受験勉強を開始したばかりで、古文に苦手意識がある受験生に最適な単語帳になります。1つ1つの古文単語の解説がとても詳しいので、単語の暗記しやすいのが本書の特徴です。
<勉強ペース>
・50~100/週
・始点は常に固定して勉強する(1週目 0~50、2週目 0~100、…)
・忘れないように常に復習する
参照:「マドンナ古文単語230」の正しい使い方
購入ページ:「マドンナ古文単語230」
【古典文法】
「八澤のたった6時間で古典文法」
<特徴>
本書は古典文法を「参考書×映像授業」の形で学べる革新的な参考書となっています。
講義動画だけではなく暗記事項と練習問題もまとめられているので、古文が苦手な受験生でもイチから高速学習できる参考書となっています。
<勉強ペース>
・1〜2ヶ月で終わらせるようにしましょう。
・毎週1〜2章で全9章を終わらせるようにしましょう。
参照:「八澤のたった6時間で古典文法」の正しい使い方
購入ページ:「八澤のたった6時間で古典文法」
【古文読解】
「岡本梨奈1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」
<特徴>
古文読解の初めの1冊として重宝される参考書となっており、この1冊をマスターするだけで、読解はもちろん、和歌対策まで可能な構成になっています。
<勉強ペース>
・4講義/週
購入ページ:「岡本梨奈1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」
「全レベル問題集 共通テストレベル」
<特徴>
問題レベルが簡単でありながらも、しっかりと読み応えのある本書。古文読解が苦手な人でも解きやすい難易度となっております。
<勉強ペース>
・2題/週
・「岡本梨梨奈1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」を終えてから行う
購入ページ:「全レベル問題集古文②」
「古文ポラリス1」
<特徴>
古文読解の演習書でありながら、問題文の読み方や、おさえておくべき語句・文法、さらには論旨の展開までじっくり解説されている本書。入試レベルの問題に入る最初の1冊となっております。
<勉強ペース>
・2題/週
・「全レベル問題集 基礎レベル」を終えてから行う
参照:「古文ポラリス1」の正しい使い方
購入ページ:「古文ポラリス1」
「古文ポラリス2」
<特徴>
古文読解の演習書でありながら、問題文の読み方や、おさえておくべき語句・文法、さらには論旨の展開までじっくり解説されている本書。標準大学レベルの問題に近しい難易度の問題演習ができます。
<勉強ペース>
・2題/週
・「古文ポラリス1」を終えてから行う
参照:「古文ポラリス2」の正しい使い方
購入ページ:「古文ポラリス2」
「日東駒専&産近甲龍の古文」
<特徴>
本書は、私立大学の過去問12題を分かりやすく解説しています。標準大学レベルの問題の演習にふさわしい参考書となっております。
<勉強ペース>
・2~3題/週
・「古文ポラリス2」を終えてから行う
・過去問と同時並行で進める
購入ページ:「日東駒専&産近甲龍の古文」
【標準レベル】各大学の入試傾向と対策
産近甲龍
日東駒専
成成明学
古文 参考書ルート<難関大学レベル>
【古文単語】
「GROUP30で覚える 古文単語600」
<特徴>
30のグループに単語が分かれており、この1冊をマスターすれば古文単語で困ることはほぼないでしょう。語呂合わせやイラストもあるため、見やすく効率的に暗記できます。
<勉強ペース>
・50~100個/週
・始点は常に固定して勉強する(1週目 0~50、2週目 0~100、…)
・忘れないように常に復習する
参照:「GROUP30で覚える 古文単語600」の正しい使い方
購入ページ:「GROUP30で覚える 古文単語600」
【古典文法】
「八澤のたった6時間で古典文法」
<特徴>
本書は古典文法を「参考書×映像授業」の形で学べる革新的な参考書となっています。
講義動画だけではなく暗記事項と練習問題もまとめられているので、古文が苦手な受験生でもイチから高速学習できる参考書となっています。
<勉強ペース>
・1〜2ヶ月で終わらせるようにしましょう。
・毎週1〜2章で全9章を終わらせるようにしましょう。
参照:「八澤のたった6時間で古典文法」の正しい使い方
購入ページ:「八澤のたった6時間で古典文法」
【古文読解】
「岡本梨梨奈1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」→「古文ポラリス1」→「古文ポラリス2」の順で勉強する。
「首都圏難関私大古文演習」
<特徴>
首都圏にある難関私立大の入試問題を20題選んで収録されています。問題の難易度は高いものの、解説が詳しく解き方のポイントが1問ごとに丁寧に説明されています。
<勉強ペース>
・3題/週
・「古文ポラリス2」を終えてから行う
参照:「首都圏難関私大古文演習」の正しい使い方
購入ページ:「首都圏難関私大古文演習」
「GMARCH&関関同立の古文」
<特徴>
難関大学レベルの問題を集めた本書。実際の入試問題と変わらない難易度で演習できる教材となっております。
<勉強ペース>
・3題/週
・「首都圏難関私大古文演習」を終えてから行う
・過去問と同時並行で進める
購入ページ:「GMARCH&関関同立の古文」
【難関大学レベル】各大学の入試傾向と対策
関関同立
GMARCH
- 【古文編】学習院大学の入試対策・オススメ参考書
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古文 参考書ルート<最難関大学レベル>
【古文単語&古典文法】
難関大学レベルの参考書ルートを参照
【古文読解」
「岡本梨梨奈1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本」→「古文ポラリス1」→「古文ポラリス2」→「首都圏難関私大古文演習」の順番で勉強する。
「早稲田の国語&過去問」
<勉強ペース>
・3題/週
・「首都圏難関私大古文演習」を終えてから行う
購入ページ:「早稲田の国語」
【最難関大学レベル】各大学の入試傾向と対策
早慶上智
まとめ
今回は、古文の勉強法と各大学のレベルに合わせた参考書のルートを紹介しました。
古文は英語と似た勉強の仕方となっていますが、英語よりも暗記する量が少なく、勉強量に対してのリターンが返ってきやすい科目でもあるので、ぜひ今回の参考書ルートを参考にして、日々の勉強に活かしてください。
また、マナビズムのYouTubeチャンネルでも、古文の参考書ルートに関する説明がなされているので、ぜひこちらもご覧ください!