【国語編】関西学院大学の入試対策・オススメ参考書

KWANSEI-GAKUIN

はじめに

関西学院大学の国語は、120分の間に選択科目と合わせて出題される形式になりました。

苦手科目や文章を読む速度など、受験生の個性はさまざまですので、自分にもっとも適した時間配分を見つける必要があります。

関西学大学の国語は例年それほど難易度が高くないことで有名ですが、難問奇問が出題されることもしばしば。

対策を怠らず、十分に設問の形式を理解した上で受験に臨みたいところです。

概要

・試験時間 120分(選択科目と合わせて)
・満点 150点満点
・問題数 現代文12~14問程度 古文14~16問程度
・配点 設問形式により異なるが一問4~6点ほどであると考えると良い
・形式 マーク・記述(全学部日程はオールマーク方式)
・構成 大問2題

問題[1]論説・評論文
問題[2]古文

傾向と対策

大問[1]論説文・評論文

関西学院大学の現代文は、他大学のものと比べれば比較的容易であると一般には言われています。

しかし、日程によっては哲学の出典を問題文にしたものや、難解な社会科学についての出典が稀に出題されます。

受験生は面食らうでしょうが、試験会場にいる他の受験生も同じように焦っているということを理解して

落ち着いた気持ちで問題に臨めば設問は素直に作られていることがほとんどですので問題ありません。

オーソドックスな内容一致の設問から、本文とは直接関係ない語彙に関する設問まで

かなりバラエティに富んだ出題となっていますが、基本的な読解力があれば十分得点することが可能です。

読解の問題集だけでなく、語彙や漢字・熟語の意味も普段から覚えるように意識して学習に取り組むことが、関学現代文攻略の近道です。

〜関西学院大学の現代文を攻略する〜細かな知識もしっかりと
読解偏重の出題傾向ではないため、漢字や語句の意味を覚える基礎固めを普段の学習に取り入れましょう。

そうはいっても、読解力は受験現代文の柱です。

まずは本文内容を理解する方法から[入試現代文へのアクセス(基本編)]を使って学習しましょう。

文章を構造でとらえ、段落の働きと意味のカタマリを理解しながら読む力が身につけば

それまでなんとなく解いていた「荒い読解」が、狙って正解を出すことのできる「精読」へと徐々に磨かれていきます。

問題を解いて丸付けをしたら次!ではなく、解説を読み込むことに、問題を解くよりも多くの時間を割きましょう。


入試現代文へのアクセス 基本編」の使い方はコチラ!

関西学院大学の受験を考えているのであれば、入試現代文のアクセスと並行して[ことばは力ダ!現代文キーワード−入試現代文最重要キーワード20]で、基本的なキーワードについて理解を深めましょう。

本文の中に度々登場する「主体/客体」といった言葉や、「特殊/普遍」といった言葉の持つ意味を理解せずに読み飛ばしている受験生はとても多いのですが

そこを設問で問うてくるのが関西学院大学の現代文です。

本文構造を把握して、内容を十分に理解していても、細部に目を光らせ、言葉の意味を正確に理解していなければ正答できません。

基本的な言葉の意味から丁寧に覚えていきましょう。


ことばはちからダ!」の使い方はコチラ!

基礎内容が十分になれば[標準現代文(実践演習)]で応用力を身につけます。

様々なテーマで出題される22題の問題を読み解くことで、読解テクニックをさらに研ぎ澄ませます。

解説に収録されている、本文についての解釈を熟読し、テーマへの理解も深めてください。


実践演習 標準現代文」の使い方はコチラ!

次に挑戦したいのが、[入試精選問題集7 現代文 4訂版(河合塾シリーズ)]です。


入試精選問題集」の使い方はコチラ!

こちらの問題集は、本文・設問とも、さらにレベルが高くなってはいますが、解説がとても丁寧です。

問題構成や解説は[入試現代文のアクセス]で身につけた読解力をさらに深めることのできる内容となっています。

関西学院大学の学部個別日程には記述問題も出題されます。

本文の該当する箇所から言葉を抜き出す形式の、比較的容易なものである場合が例年多いのですがしっかりとした記述回答を60文字ほどで要求してくる問題が出題された例もあります。

普段と傾向が変わった時ほど、他の受験生と差をつけるチャンスです。

この問題集で、どんなことを聞かれても正確に答えることのできる本物の読解力を身につけましょう。


ことばはちからダ!」の使い方はコチラ!

[ことばは力ダ!現代文キーワード−入試現代文最重要キーワード20]で基本的なキーワードについての理解が十分に深まれば、いよいよ入試レベルのキーワードを学習します。

[現代文キーワード読解 頻出テーマ×必修語160×入試問題]を使って、難解なキーワードの理解に取り組みます。

この参考書をただ読むだけでなく、問題文の要約を行うことでさらに学習の効率を高めることができます。

読解法を学ぶ参考書(入試現代文のアクセス等)で身につけたテクニックを駆使して、問題文の主旨を抜き取る練習をします。

この抜き取りの力が、記述問題で力を発揮しますので、面倒がらずに早い段階から取り組みましょう。


現代文キーワード読解」の使い方はコチラ!

ここまでくれば、相当力は身についているはずです。

それでもまだまだ現代文が読めている気がしないという方は、復習はきちんとやっていますでしょうか?

他の科目よりもさらにこまめにインプットとアウトプットの往復を行わなければ、身につけた読解力はすぐに抜けていってしまいます。

「この問題文は前に他の問題集で解いたものに内容が似ているな?」と感じることがあったらしめたものです。

傾向がつかみにくい科目と言われている現代文の知識がかなりついてきているということです。

その調子で、さらに演習を積み重ねてください。

さて、いよいよ実際の過去問題に挑戦します。

実際の試験時間と条件と全く同じもので自分がどれだけ得点することができるのか腕試しをします。

選択科目の問題と合わせて120分であるということを考慮して、現代文は長くとも40分以内には終わらせたいところです。

演習結果が思わしくなければ、インプット系の参考書[現代文キーワード読解]戻ってもう一度キーワードの漏れを確認し、[入試精選問題集7 現代文]で紹介されている読解方法を再度確認します。

実際の試験問題を出題年度の古い順から解き、合格最低点を安定して獲得することができるようになれば、関西学院大学の現代文はひとまず安心です。

当日に、予想もしない出題が来ても、あせらず設問をしっかりと見極めれば、ほとんどの選択肢を間違わずに見抜くことができるでしょう。

関関同立やMARCHなどの難関私大を攻略するための現代文の勉強法をさらに詳しく知りたい方はコチラをクリックして下さい。

大問[2]古文

一つ一つの設問が短く、問題数が多いのが特徴です。設問や出典で難問奇問が出されることは例年の傾向からはほとんどないと言えます。

動作の主体を判定する問題、古文法に忠実な現代語訳ができているものはどれか選ばせる問題、本文の内容に沿った理由説明の問題など、オーソドックスな問題がちりばめられています。

関関同立全大学のなかで比較しても、関西学院大学の古文は素直で解きやすい問題であるといえるでしょう。

基礎からきちんと学力を積み上げていけば、満点を取ることも不可能ではありません。

古文学習の手始めとして、まずは文法からきっちりと確認しましょう。

学校で習ったから大丈夫と思っている人も多いかもしれませんが、私大の文法問題はその隙間をついてくる意地悪なものばかりです。

活用形を全て言えたとしても、助動詞の識別ができなければ得点にはつながりませんし、細かな文法の訳し分けが現代語訳の点数を左右します。

“なんとなく“覚えるのではなく、[ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル]で文法を確実なものにしましょう。


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文法と並行して古文単語も覚える必要があります。

古文単語の多くは多義語であり、一つの意味を覚えるだけでは得点につながりません。

単語の意味を問う設問も例年2~3問必ず出題されているので、確実に得点したいところです。

まずは頻出の230語を確実なものにします。

[マドンナ古文単語230 パワーアップ版]には古文読解の必須単語が収録されています。

古文法の問題集を一周する間にこちらの単語帳も確実にしておきたいところです。


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基礎の復習が全て完了したところでいよいよアウトプットに挑戦です。

読みやすい説話や物語を中心に収録した[板野のステップアップ古文1(必修編)]を使って古文読解の世界に飛び込みましょう。

基礎固めのインプットで得た単語や古文法の知識を頭のなかからうまく取り出すことができれば、しっかりと得点することができるでしょう。

しかし、古文常識がわかっていないと正解に結びつかない問題も多数収録されています。

こうした問題をしっかり解いた後に確認して覚えることで力は着実についていきます。

板野のステップアップ古文1必修編
板野のステップアップ古文」の使い方はコチラ!

基礎的な読解演習が終わったら次はやや発展的な内容に挑戦です。[基礎古文(実践演習)]は先ほどの[板野ステップアップノート1(必修編)]よりもやや出題が難しくなっています。

教科書で目にしたことがある出典もいくつか収録されていますが、出題の角度がかなり異なるため、難易度はぐっと高くなります。

インプットした文法知識をフル活用して読み解きましょう。

実践演習基礎古文
「基礎古文問題集」

文章のレベルが上がれば要求される文法知識もおのずと高いものになります。

インプットの初期で扱った文法書では足りない部分もでてきますので、発展文法問題集に取り組みます。

[ステップアップノート30 古典文法トレーニング]には本番で狙われやすい文法問題が多く収録されています。

助動詞や動詞といった文法の王道だけでなく、この問題集で敬語の種類や意味についてもおさえましょう。

敬語で主語が判別できるようになって初めて深い内容の古文読解に取り組むことができます。


ステップアップノート30古典文法トレーニング」の使い方はコチラ!

発展的な文法を学ぶことと並行して、語彙力を高めるために[古文単語FORMULA600 大学受験]を学習に取り入れましょう。

この単語帳に収録されている600語を確実なものにすれば、大学入試レベルの古文ほとんどに対応できるといっていいでしょう。

単語帳に掲載されていないような、あまりにも難しい単語には本文に脚注がついているので、この単語帳の中身を全て網羅できていれば読み解くうえで問題はありません。

試験まで何度も何度も繰り返し復習することで、古語の意味を多義語も含めて完璧なものにしましょう。

マナビズムではこの単語帳を元に単語カードを作成し、確実に覚えられるまで徹底的に復習します。


古文単語FORMULA600」の使い方はコチラ!

さあ、いよいよ発展的な読解問題に挑戦です。

[中堅私大古文演習]には実際の過去の出題をベースにさらに深く文法事項や古文常識について掘り下げた問題が収録されています。

中堅とは銘打ってありますが、内容はかなり発展的です。

答え合わせでがっくりすることもしばしばあるとは思われますが、あまり落ち込まず、「これを確実に覚えればとても力がつく」と考えて取り組んでください。

かなり丁寧な解説がされているので、正解をたくさんとって調子を掴むというよりも、誤答から自分の知らない箇所を見つけることを意識して演習を行いましょう。

古文常識に関してもこの問題集に収録されている知識を一通り暗記できていればかなりの範囲の出題にまで対応することができます。

古文学習の中での本書の位置付けは、ちょうど基礎から応用への折り返し地点と考えてもらって結構です。

この問題集以降は各大学の過去問題をもとに作られた問題集に挑戦していきます。


中堅私大古文演習」の使い方はコチラ!

この問題集は中堅〜上位私立を目指す受験生が仕上げの段階で取り組むのに最適です。出題も実際の入試で扱われたものがほとんどです。

実際の試験に取り組む気持ちで演習を行い、間違えた箇所は解説をじっくり読み込みましょう。

抜けている箇所を発見したらすぐにインプットの問題集に戻るといった点検作業も欠かさずに。

解説がとても丁寧なので、難解な問題でもきちんと論理的に理解することができます。

この問題集を演習する際は、解説を丸覚えするのではなく、どうしてその正解にたどり着いたのかを理解するプロセスに焦点を当てましょう。

この問題集で古文の読解テクニックを完成させるつもりで取り組みましょう。


古文の入試精選問題集」の使い方はコチラ!

インプット→アウトプットが現代文古文とも確実なものになったなら、いよいよ過去問題に挑戦です。

120分のうち古文にかける時間は長くとも30分にしたいところです。

過去問題演習の点数がどうしても伸びないという受験生は、基本的な部分でなにかがぬけてしまっていることが考えられます。

あせってさらにたくさんの問題集に手を伸ばすよりも、自分が演習してきた問題集に戻って自分が忘れているものを思い出すようにしてください。

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