【京都産業大学の国語】入試傾向・対策・勉強法・合格法

KYOTO-SANGYO

はじめに

京都産業大学は、産近甲龍の「産」としてその一角を担う大学で、京都府京都市に位置する神山キャンパスにおいて10学部約13000人(2019年5月)が学んでいます。
偏差値としては50前後で、就職率は約98.7%と、4年間を通じたキャリア形成に力を入れています。
京都産業大学の偏差値・合格最低点の詳細についてはコチラ!
「学問と企業をむすぶ」ことを理念とし1965年に建学されて以来、新しい物や価値を生み出し続けています。
本記事ではそんな京都産業大学の国語の傾向と対策について紹介します。
京都産業大学の国語においては、一般入試前期3科目型、一般入試前期2科目型、公募推薦入試で問題形式が異なります。
次の概要欄で前期入試について詳しく説明するので、ここでは入試全体の簡潔な説明にとどめておきます。
前期3科目型では現代文2題と古文1題、前期2科目型と公募推薦では現代文2題が出題されます。
前期3科目型と前期2科目型の違いは、古文の有無と現代文の2問目の設問数の2点で
前期2科目型と公募推薦では試験時間が異なるほか、問題文の長さや設問の形式、難易度に一部違いが見られます。
一般入試の区分の中には他に中期、後期日程もあります。
国語については中期日程では3科目型、後期日程では2科目型での出題となっています。
これらの問題形式、難易度については、同じ区分では試験日・学部にかかわらず出題形式や傾向はほぼ共通したものになっているので、前期日程と同じと考えて良いです。
なので、本記事では募集人員が最も多い一般入試方式の前期に焦点を当てて傾向と対策を説明します。

概要

  • 試験時間:80分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7割以上
  • 問題数 :3科目型 31問 2科目型 32問
  • 形  式:全てマーク形式
  • 構  成:3科目型 現代文2題 古文1題 2科目型 現代文2題 

※一般前期入試についてのデータ(問題数などは各年度で変更される可能性がある。)
<3科目型>
大問[Ⅰ] 評論文
大問[Ⅱ]随筆文もしくは小説
大問[Ⅲ]古文
<2科目型>
大問[Ⅰ] 評論文
大問[II]随筆文もしくは小説

傾向と対策

それでは今から京都産業大学の国語の大問ごとの傾向と対策(ここでは一般入試前期スタンダード3科目型に沿って説明します。)

大問[Ⅰ][Ⅱ]について

大問[Ⅰ][Ⅱ]では現代文の範囲から出題され、[Ⅰ]で評論文、[Ⅱ]では小説もしくは随筆文という形式での出題が近年の傾向です。
[Ⅰ]と[Ⅱ]では問題の素材の種類こそ違うものの、現代文というカテゴリーで見れば試験に対するアプローチ方法には大きな違いはありません。
なので、ここでは現代文(評論文、小説・随筆文)全体の勉強法を紹介した上で、設問との対応関係についても説明を加えます。
・現代文対策について
みなさんは現代文についてどのようなイメージを持っているでしょうか。「現代文は運ゲー」「勉強しても意味がない」そう考えている人も多いかもしれません。
しかし、現代文は正しい勉強をすれば着実に実力を伸ばすことのできる教科です。
たしかに、はじめは点数が安定しないという側面もありますが、一方で、逃げずに努力し続けることで周りと差をつけることができる教科でもあります。
現代文を解く上で必要な力は

  1. 語彙の知識
  2. テーマ理解力
  3. 読解法
  4. 解答力

この4点に集約されます。ではこの4点について詳しく見ていきましょう。
①「語彙の知識」を身につけるために
現代文という試験との戦いに挑むにあたって、語彙の知識は必要不可欠であり、いわば「基礎体力」としての役割を果たします。
単に漢字や語句について直接に問う問題を解くためだけではなく、本文の読解スピードの向上、スムーズで深い本文理解のためにこれらの基礎知識は欠かせません。
ここでみなさんに質問です。「畢竟」「エスノセントリズム」などの単語と本文中で出会った場合に、きちんと理解して止まらずに読む自信はありますか?
意味や読み方がわからないために止まってしまったり、浅い理解のまま読み進めてしまう人が多いのではないでしょうか?
配点が低いからといって語彙に関する勉強をおろそかにすると、結果的には現代文全体の点数を下げてしまうことになります。
なので、目先の費用対効果に囚われず地道に現代文の基礎体力をつけていきましょう。
そこで、「語彙の勉強をする必要があるのはわかったけど、どう勉強すればいいの?」という人にオススメの参考書は「入試漢字マスター1800+」と「現代文キーワード読解」の2冊です。

「入試漢字マスター1800+」
<特徴>
この参考書の特徴としては、入試頻出の漢字問題がレベル別・分野別に並べられているので、自分に必要な範囲に絞った学習が可能なことが挙げられます。
また、全ての問題に語句の意味がついているので、漢字練習と並行して語彙への理解を深めることができます。
さらに、京都産業大学の現代文で出題される、選択肢の中から傍線部と同じ漢字を選ぶ形式の問題も収録されているのでアウトプットのための参考書としても適しています。
<使用方法>
京都産業大学の漢字問題のレベルに該当するのは、この参考書でのA、Bレベルです。
なのでまずはA、Bレベルの読み・書き問題から進めていきましょう。
漢字問題だけでなく現代文全体の読解力をあげるために、Cレベルの読み問題、四字熟語の問題にも取り組んでいきましょう。
使用方法においてのポイントを簡潔に言い表すと、「英単語帳のように学習する」ことです。

①「正しく漢字・読みを思い浮かべることができるか」で○×をつける

京都産業大学の漢字問題はマーク形式のため、実際に書いて勉強する必要はありません。
書き取り勉強ではなく脳内での想起を用いて進めていくため、高速で1周目を回していくことができます。
1周目の学習では漢字を覚えきれなくても全く問題ないので、自分がわからない漢字を絞り出すことに注力しましょう。
②間違えた問題に絞って繰り返す
2周目は、わからなかった漢字のみに絞って1週間の間同じ100問を繰り返しインプットするという方法で進めていきましょう。
わからなかった漢字に絞る作業をした後に、暗記する勉強にシフトすることで勉強の効率を上げることができます。
何度も何度も繰り返しながら、2周目の学習を着実に進めていきましょう。8〜9割程度の漢字を覚えることができたら、次の章に進むようにしましょう。
③一冊が完璧になるまで繰り返す
何度も繰り返しながら2周目を最後まで学習していくことで、1周目にわからなかった漢字の中でも特に苦手な漢字だけに印がついた自分だけの漢字練習帳が完成します。
この漢字練習帳を、1週間に1回、1ヶ月に1回、模試の前に1回などスパンを決めて繰り返し、完璧にしていきましょう。
<使用時期>
受験勉強の開始後〜入試本番まで
漢字の知識は現代文の基礎となるので、現代文の勉強のまずはじめに開始しましょう。
ペースとしては1周目が1日100〜200問程度で、約10〜20日程度の期間が想定されます。
2周目は1週間に100問程度のペースで進めていきましょう。
1周目でわからなかった漢字の数によってこの期間は変動しますが、2〜3ヶ月の間に終わらせることができればベストです。3周目以降は、適宜スパンを決めて復習を行うようにしましょう。

現代文キーワード読解」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書の特徴は、キーワードの意味と解説が記載されているだけではなく、実際にキーワードが使用されている文章も並行して掲載されている点です。
なので、実際の試験で出てくる形でキーワードへの理解を深めることができ、入試本番で対応できる実戦的な知識を得ることができます。
構成としては、第1部がキーワード編、第2部が頻出テーマ編、第3部が小説重要語編となっています。
そのため、京都産業大学の現代文における[Ⅰ]の評論文だけでなく、[Ⅱ]の随筆文・小説についても対応できる参考書と言えます。
<使用方法>
語彙の勉強のためには、この参考書の第1部と第3部、すなわちキーワード編と小説重要語編をメインで使います。使い方を3個のステップで説明します。

  1. キーワードの意味と解説を左のページで確認する
  2. そのキーワードが文章中でどのように使われているのか確認する
  3. 自分の言葉で説明できるかトライする

ここで最も大事なステップは、ズバリ③です。
①と②のステップを繰り返すだけでも、キーワードの知識を多少は得ることができるでしょう。
しかし、ここでみなさんに考えて欲しいのは、「本番で使える知識とは何か」ということです。
このキーワード集に載っているキーワードは日本語のものが多いので、もともとぼんやりと知っている語句もあると思います。
しかし、入試の現代文ではより深い語句への理解が試されるので、「なんとなく」ではなく
自分の言葉で説明することにこだわって学習を進めていく必要があります。
そうして得られた知識こそが、入試本番での読解を助けてくれるのでめんどくさがらずに言語化する練習をしていきましょう。
<使用時期>
受験勉強の開始後〜入試本番まで
現代文特有の語句もまた漢字と同様に現代文を解く上での土台となるので、漢字と並行して学習していきましょう。
ペースとしては、1日10個のキーワードを目安に進めていきましょう。
全体として、一通りの学習を3ヶ月程度の期間で終わらせることを目安としてください。その後は、勉強の合間に読むなどして、適宜復習をしていきましょう。

②テーマ理解力を上げるために

現代文との戦いにおいては、このテーマ理解力がいわば「防御装備」として現代文のテーマ攻撃から受験生を守ります。

「防御装備」の例えが意味するところについて詳しく説明します。
現代文の試験においては、多様なテーマから問題文が出題されます。
ここで差がつくポイントが、出題されたテーマについての背景知識の量、すなわちテーマ理解力です。
背景知識を持っていない場合、限られた試験時間の中で初めて触れるテーマを理解しなければいけません。
一方で、背景知識を持っている場合、自分の持っている当該テーマの背景知識と照らし合わせて筆者の主張を理解し、テーマ全体の中で位置付けることができます。
その結果、読解スピードを向上させること、本文への理解をより深めること、設問に正確に解答することが可能になります。
このように、テーマ学習を進めることで得られる、どのテーマ、観点からの出題に対しても対応できる防御力がテーマ理解力です。
入試に出題される現代文のテーマには限りがあるので、一つ一つのテーマを確実に押さえていけば現代文は怖くありません。
京都産業大学の現代文は基礎・標準的なレベルなので、まずは「言語論」「芸術論」などの頻出テーマを確実に押さえるようにしましょう。
テーマ理解力を上げるためにオススメの参考書は、2度目の登場となる「現代文キーワード読解」です。

現代文キーワード読解」の使い方はコチラ!
<特徴>
同上
<使用方法>
テーマ理解力をあげるためには、この参考書の第2部をメインで使用していきます。
第2部では、「自己/他者」「身体論」などの頻出テーマが計6テーマ収録されています。
まずは、各テーマについての解説をじっくり読みましょう。ある程度理解できれば、各テーマの早わかりマップに戻り、マップの流れを自分の言葉で説明できるか試してみましょう。
テーマの背景知識の学習においては、暗記より理解重視の勉強法が適しています。
頻出テーマをより深く、より多く押さえたいという人にオススメの使用方法は、日々の演習との併用です。
①日々の演習でこの参考書に収録されているテーマと関連する、あるいは同じテーマの問題文に出会う
②この参考書の解説と、当該問題文とその解説をもう一度読む
③それぞれの主義や主張、論の流れを比較検討し、各論の関係を自分の言葉で捉え直す
(例)参考書の論の流れと当該問題文の論の流れは、同意(あるいは対極/並列/具体など)の関係にある。

問題演習の際には、この参考書に載っている頻出テーマ以外テーマに関しても本文全体の解説を読んだ後にもう一度本文を読み返して、自分のものに落とし込みましょう。
手持ちの防備は多ければ多いほどいいので、どんどんテーマを吸収していきましょう。
<使用時期>
漢字・キーワードの学習が一通り終わった後〜入試本番まで
テーマ学習は、漢字・キーワードという基礎を固め終わった後に行うのが効果的です。
なぜなら、テーマの背景を理解するためには現代文特有の語彙を身につけている必要があるからです。
土台を固め終えれば、読解法の習得、演習と並行して入試本番直前まで、1つでも多くのテーマを自分のものにしていきましょう。

③読解法を身につけるために

ここまでで、基礎体力である語彙力、そして防御装備であるテーマ理解力を揃えたことで現代文と戦うための準備が整ってきました。
あとは何が必要でしょうか。それは、読解法という「武器」です。
現代文、特に評論文においてはどんな問題文においても共通する論理の流れが存在します。
具体的にいうと、現代文の文章は「具体と抽象」「対比」「因果関係」などの要素によって構成されています。
この論理の流れを掴むものが読解法です。
京都産業大学においても、本文全体の論の流れを問う問題が出題されているため、読解法という対策は必須です。
では、この読解法をインプットするためにはどんな参考書を使う必要があるでしょうか。
ここでオススメする参考書は、「現代文の解法 読める!解ける!ルール36」です。

現代文の解法 読める!解ける!ルール36」の使い方はコチラ!
<特徴>
第1章で「文章を読むこととは何か」第2章で評論の読み方
第3章で小説の読み方を学び、第4章では読み方の演習を行うという構成になっています。
読解法のルールを説明したのちに例を用いて説明するという形式をとることで、受験生が理解しやすいように工夫されている丁寧さが特徴です。
テクニックではなく、現代文の読み方という本質を基本に忠実に説明している参考書なので
この参考書の内容を体得することで読解法という武器を得ることができます。
<使用方法>
第1章から第3章まで順番に読み、読解法を1つずつ確認していきましょう。
この時に、例にもしっかりと目を通すことで実戦で使うことができる読解法を身につけることができます。
最後に第4章でこれまでに学んだ読解法を使えるか、演習を通して練習しましょう。
<使用時期>
漢字・キーワードの学習が一通り終わった後〜入試本番まで
現代文の読解法は、語彙の土台を固め終わった後に、テーマ学習と並行して勉強していきましょう。
ペースとしては、1ヶ月程度の期間でこの参考書に書いてある解法のルールを頭に入れることが大きな目標になります。
その後は、演習行っていくことと並行して復習していきましょう。
④解答力を上げるために
読解法という武器をついに手に入れましたが、武器を持つだけでは戦うことができません。
武器の「使い方」を学んでいく必要があります。
京都産業大学の国語では、読解法の「読み」の部分を通して解ける問題だけではなく、「解き」の部分を駆使して解く必要がある設問が数多く出題されます。
そのため、単にインプットのみで終わるのではなく、アウトプットを通して読解法の使い方を定着させる必要があります。
読解法を駆使して本文を理解し、設問に回答していく力、すなわち解答力を上げるためには、「読解法を使用しながら演習をすること」が効果的です。
そこで、演習用の教材としてオススメのものは「入試現代文へのアクセス 基本編」です。

入試現代文へのアクセス 基本編」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書の特徴として、例題4題、基本6題、応用6題という構成で、全体として基本的なレベルの演習問題が扱われているということが挙げられます。
また、本文解説、設問解説とても丁寧で詳しいので、自分自身が読解法を正しく使いこなせているのかをセルフチェックできるようになっています。
なので、現代文の読解法を学んだ後のはじめての実践の場としてこの参考書はオススメの参考書となっています。
<使用方法>
前から順に、例題から始めていきましょう。

  1. 読解法を意識しながら演習問題を解く
  2. 本文解説を読んで自分の読解法の使い方が正しかったか確認する
  3. 設問解説を読んで自分がどこで間違ったか(本文か設問のどちらを理解し損ねたか)を確認する
  4. もう一度論理の流れをたどりながら読む

これらのステップを踏むことで、読解法の使い方を定着させることができます。
<使用時期>
読解法の学習が一通り終わった後〜過去問演習に入るまで
ペースとしては、2、3日に1題を目安として、1〜2ヶ月で学習を終えることが想定されます。
この参考書を通して現代文の読解法のアウトプットの一歩目を踏み出し土台を固めたならば、過去問演習に移っていきましょう。

「京都産業大学の赤本」
<特徴>
京都産業大学で最近2カ年で出題された問題が収録されています。
<使用時期>
9月以降
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。
自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

大問[Ⅲ]について

大問[Ⅲ]では、古文の範囲から問題が出題されます。
設問数としては、7つの小問が例年出題されており、問題のレベルとしては基本的なレベルとなっています。
ここでは、そんな京都産業大学の古文の問題を解くために必要な勉強法について紹介します。
古文対策について
受験生の中には、古文を苦手とする人もたくさんいると思います。
みなさんに勘違いしてほしくないのは、「古文が苦手」=「古文ができない」ということではなく
「古文が苦手」=「古文の勉強をしていない」「古文の正しい勉強法を知らない」という場合がほとんどだということです。
古文は最初の一歩を踏み出すのが大変な教科ですが、勉強を始めてしまえばどんどん得点力が向上する科目でもあります。
では、古文の問題で合格点を取るために必要な力とはどんな力でしょうか。それは「単語力」「文法力」「読解力」です。
ここでは、それぞれの力を伸ばすための勉強法に焦点を当てて紹介します。
①「単語力」を伸ばすために
古文を読む上での基礎となるのが古文単語力です。
京都産業大学の古文では、敬語と組み合わせたり、現代語訳、内容説明問題などほぼ全ての設問において古文単語の知識が必要です。
そのため、古文の勉強を進める上で最優先で学習を行う必要があります。
そんな単語力を伸ばすためにオススメの参考書が「読んで見て覚える重要古文単語315」と「古文単語FORMULA600」の2冊です。

「読んで見て覚える重要古文単語315」
<特徴>
この参考書の1番の特徴は、1つの古文単語に対してイラスト、語源、語呂合わせなど多様な角度からアプローチしている点です。
そのため、古文単語に対するイメージを捉えやすく、最初の1冊に適しています。
古文単語は「古語(日本語)」から「現代語訳(日本語)」を思い出す必要があるため覚えづらいという声がありますが
この参考書を用いることで「古文単語」と「多様な角度からのイメージに基づく現代語訳」を紐づけることができます。
<使用方法>
単語帳としてではなく、読み物として使っていきましょう。
その理由としては、1単語に対する情報が多く見開き1ページに2〜4語ほどしか掲載されていないため、周回のスピードが遅くなってしまうからです。
前のページからどんどん読み進めていき、古文単語に対するイメージを掴んでいきましょう。
まずはある程度のイメージと、大まかな意味を覚えることが大事です。
また、派生語は類語にも目を通すことで、単語同士を結びつけて覚えると大きな効果が見込まれます。
<使用時期>
受験勉強開始後〜入試本番まで
単語がわからないと古文読解の勉強の効率が上がりません。
なので素早く丁寧に古文単語を覚えていく必要があります。
ペースとしては、1週間の間に同じ50語を繰り返し読んで覚える、というのを1つの基準としましょう。
そのため、1週目の学習にかける期間としては2ヶ月程度の期間が想定されます。

古文単語FORMULA600」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書の特筆すべき点は、その見た目のシンプルさです。
それゆえに見開き1ページあたりの単語数が7〜8語と、古文単語帳の中では比較的多く、周回用の単語帳として適しています。
一方、シンプルでありながら単語を覚えるためのアプローチは数多く用意されていて
イメージ別に単語の色がついていたり(例 マイナスイメージの単語=青色)、各単語にイラストが添えられます。
また「古文単語」→「現代語訳」のCD音声がついているので、視覚や聴覚も利用して覚えることができます。
<使用方法>
「読んで見て覚える重要古文単語315」で得た古文単語のイメージを、明確な語義として定着させるためにこの単語帳を使いましょう。
使い方は英単語帳とほとんど同じです。

  1. 赤シートで現代語訳を隠す
  2. 古文単語→現代語訳を素早く想起できるか試す
  3. わからなかった単語にはチェックをつけて繰り返す

<使用時期>
受験勉強中期〜受験本番まで
「読んで見て覚える重要古文単語315」の学習が一通り終わったらはじめていきましょう。
ペースとしては、1週間に同じ50語を何度も繰り返して覚えるというのが目安となります。
なので、1周目にかかる期間として、2〜3ヶ月という期間が想定されます。
2周目以降は、苦手な単語のみを1週間に50語というぺースで進めていきましょう。
 
②文法力をつけるために
古文単語と同様に、古文の読解で必須となる力が「文法力」です。
古文における文法力とは、単なる文法の知識量のことではなく、文法の知識を元に文を識別する力のことをいいます。
京都産業大学の古文では、ほとんどの設問において文法的な観点からの考察が必要な問題が出題される上に
文法の識別を直接に問う問題が出題されることもあるため、文法の勉強は避けては通れないものになります。
しかし、「古文文法の勉強は面白くない」「やる気が出ないし覚えられない」という思いを抱く人も多いでしょう。
そんな人にオススメの参考書が「富井の古典文法をはじめからていねいに」と「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」です。

富井の古典文法をはじめからていねいに」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書の特徴はなんといってもその「丁寧さ」です。
語り口調の講義形式で記述されている点、助動詞の活用、接続などの文法事項をリズムに合わせた替え歌で覚えることができる点など
どれをとっても受験生目線であり、古文が苦手な人、そうでない人問わずオススメの一冊です。
また、基礎を押さえるとともに受験で頻出の文法事項までもをカバーしているので、幅広い層から支持されています。
<使用方法>
文法事項ごとにまとめられているので、各単元ごとに読み込んでいきましょう。
その際、ただ単に読むだけではなく、重要だと思う部分に印をつけたり、CDを聴きながら学習することでインプットの効率を格段に上げることができます。
章の最後にある確認問題も必ず解いて、理解が足りていないと感じた場合にはもう一度読み直すようにしましょう。
また、「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」での演習と並行して行うことで
インプット⇄アウトプットの回数を増やし、実際の入試での文法問題に対応する実践的な力をつけることができます。
<使用時期>
受験勉強開始後〜入試本番まで
ペースとしては、1日1〜2単元が目安となります。
なので、期間としては1周目が1〜2ヶ月の期間を想定しておきましょう。
2周目以降は問題演習でつまづいた時や模試の前など、折に触れて復習するようにしましょう。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書の特徴は、簡潔にまとめられた文法事項の解説と、基礎的な内容を確認する練習問題で構成されていることです。
なので、文法事項をインプットした後のアウトプット用の教材として難易度、量どちらの観点からもオススメの問題集です。
<使用方法>
「富井の古典文法をはじめからていねいに」と並行して使用!
すなわち、「はじめからていねいに」を1単元あるいは1章進めるごとにステップアップノートの該当部分を解くという流れになります。
解説は簡潔に書かれているので、理解できない問題があった場合には「はじめからていねいに」に戻って確認しなおすようにしましょう。
また、わからなかった問題には印をつけ、何度も繰り返すことが大切です。
これによって古典文法における苦手分野を徹底的に潰すことができます。
<使用時期>
受験勉強開始後〜高3夏休みまで
ペース、期間ともに「はじめからていねいに」に準ずるという形になります。
間違えた問題の復習が終わり、この一冊を完璧に、すなわちわからない問題が1問もない状態にすることができれば、この問題集の役割はおしまいです。
それ以降は、復習用の教材としては解説がより詳しい「はじめからていねいに」の方を利用するようにしましょう。

③読解力を伸ばすために
古文の土台となる単語と文法を叩き込んだ後は、いよいよ読解力を伸ばす段階に入ります。
京都産業大学の入試では、古文を読むスピードと読解の正確さが要求されるので、この読解力が欠かせません。
古文の読解力とは、「古文常識」「文法解釈」「主語の特定」「速読力」などの要素を駆使して本文を理解していく力のことです。
なぜ「読解力」としてまとめているのかというと、先述の要素、すなわち「読解力」をまとめて伸ばすことができる勉強法が存在するからです。
その勉強法とは、「完璧に理解した文章のストックを貯めていく」という勉強法です。
完璧に理解した文章のストックを貯める勉強法
<教材>
ここでは、特に指定する参考書、問題集はありません。
普段みなさんが勉強している教科書・ノート・参考書がそのまま教材となります。
<勉強法の内容>
この勉強法は、次のステップから構成されます。
⓪授業等で、品詞分解、文構造、現代語訳、背景、古文常識などについての説明を受けしっかりとメモを取る
(解説が十分な授業を受けることができない場合、解説の詳しい問題集の利用をオススメする。)
①授業等で、品詞分解、文構造、現代語訳、背景、古文常識などを完璧に説明してもらった文章を用意する
②古文を一文読む→同じ文の品詞分解を読む→(品詞分解、文構造(主語は誰か?など)背景、古文常識を思い浮かべながら)現代語訳を読む
③古文を一文読む→同じ文の品詞分解を読む→現代語訳を見ずに読む
④古文を一文読む→現代語訳を見ずに読む
⑤このステップを、②から始めて④ができるようになるまで繰り返して、文章の全ての文の理解を完璧にする
⑥このステップをやりきることで、完璧に理解している文章を増やしていく
⑦完璧に理解している文章を、(品詞分解、背景、古文常識、現代語訳を思い浮かべながら)読み返すことで、単語、文法、背景、古文常識の復習を効率よく行う
 
<勉強法の特徴・メリット>
この勉強法の特徴としては、実際に声に出して読むということが挙げられます。
なので、助動詞の繋がり方を押さえ、古文のリズムに慣れることで古文を読むスピードが上がるというメリットがまず想定されます。
また、品詞分解・文構造・現代語訳・背景・古文常識について焦点を当てていることもこの勉強法の特徴と言えます。
このように細部までこだわりを持って学習を進めることで、古文のストーリーについて深い理解を得ることができます。
古文のストーリーのパターンはある程度似たようなものが多いため、このストックを増やすことで本番での読解がスムーズになることが期待されます。
<勉強法を用いる時期>
単語・文法終了後〜入試本番まで
古文単語・文法の知識が一通り身につき、ある程度のアウトプットを済ませた段階ではじめましょう。
理由としては「なぜその現代語訳になるのか」「なぜその文法解釈になるのか」ということが理解できていないまま
この勉強法を行なってしまうと、単なる現代語訳の丸暗記になってしまうからです。
焦らずに、土台となる実力がついてから実践していきましょう。

「京都産業大学の赤本」
<特徴>
京都産業大学で最近2カ年で出題された問題が収録されています。
<使用時期>
9月以降
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。
自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

まとめ


分野ごとの傾向と対策、勉強法について紹介してきましたが、1年間の勉強の流れとしては上記のようになります。
現代文については、まず、はじめに語彙とテーマの学習をはじめましょう。
その後、読解法のインプットを済ました後に演習を通じてアウトプットをしていくという流れになります。
古文については、まずは単語と文法を固めましょう。それが終わり次第、読解力を上げるための勉強法にシフトすることでどんどん実力、得点力が向上していきます。
国語という教科の難しさに真正面からぶつかり、粘り強く努力する人に国語での勝利は訪れます。この記事を参考にして、決して諦めずに合格点を掴みとりましょう。
合格するために重要なことは志望校の特徴にあった勉強を迷いなくすることです!
マナビズムでは、自学自習で「何を勉強すればいいのか」「どうやって勉強すればいいのか」を教える「無料受験相談」を実施しています。
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