【国語編】法政大学の入試対策・オススメ参考書

HOSEI

本記事では法政大学の国語の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。法政大学は私立難関と称される「MARCH」の「H」の部分に位置します。東京都に3キャンパスを擁し、15学部で約2.8万人の学生が学ぶ大学となります。

偏差値としては52.5〜65前後で、就職率は約98%となっています。
法政大学の偏差値・合格最低点の詳細についてはコチラ!

はじめに

法政大学の国語は個別日程と全学部日程です。従って、国語の対策を学部別に分ける必要があり、日程・学部毎に過去問演習を行ってもらう必要があります。出題形式については大きな変動もなく、過去問演習の際は古い年度のものも使用し演習慣れをすることをオススメします。

概要

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点満点
  • 目標点 :80点
  • 設問数 :18問
  • 形  式:マーク形式&記述形式
  • 構  成:大問3題

大問[Ⅰ]  現代文( 内容説明・空所補充・内容一致・記述問題)
大問[Ⅱ] 現代文(空所補充・内容説明・漢字問題・記述問題)
大問[Ⅲ]古文(内容 説明・意味問題・古文文法・内容一致・記述問題)

傾向と対策

それでは今から法政大学との国語の大問毎の傾向と対策について紹介していきます。

大問 [Ⅰ][Ⅱ]について

大問[Ⅰ][Ⅱ]は現代文問題となっています。

年によって異なりますが基本はこの様になっています!

  • 漢字に関する問題1問
  • 空所補充問題3問
  • 内容説明問題5問
  • 記述問題2問
  • 内容一致問題1問

①漢字問題の傾向と対策

法政大学の現代文で出題される漢字問題は文章傍線部のカタカナを漢字に直す問題が主に出題される傾向にあります。しかし2017年度では漢字の読みと、その意味を答える問題が出題されており漢字だけを覚えるだけでなく、意味や使い方も理解する必要があります。

また四字熟語の意味を答える問題も出題されており、語句や語彙に関してしっかりインプットしておく必要があります。
出題される漢字のレベルですが法政大学の現代文は難関レベルではありますが漢字問題に関しては、一般の漢字の問題集で対応することができます。

漢字問題に対応するためのオススメの参考書としては「入試漢字マスター1800+」語彙や語句に対応するためのオススメの参考書としては「ことばはちからダ!」が挙げられます。


「入試漢字マスター1800+」
<特徴>
この参考書の特徴としては四つの章に分けられていることです。第1章では書き取り、第2章では読み、第3章ではセンター対策、第4章では四字熟語とこの一冊でほとんどの漢字問題を網羅することができます。
また漢字一つ一つに意味が赤文字で記載してあり、漢字だけを覚えるのではなく、意味もしっかり覚えることができる参考書となっています。

<使用時期>
9月~試験本番まで使用!
1週間に200語のペースで行いましょう。また法政大学は漢字を書く問題だけでなく、読みやその漢字の意味を答える問題が実際に出題されているため漢字だけを覚えるのではなく、漢字の意味や使い方などもしっかり覚えるようにしましょう。そして四字熟語も漢字が書けるだけでなく、意味もインプットしておくようにしましょう。


ことばはちからダ!」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としては現代文のキーワードを身近な例などを用いて解説していたり短い文章や図を用いたレイアウトとなっているため、学習していてもあまり苦にならない参考書となっています。

<使用時期>
入試初期から使用!
使用ペースとしては約3〜4ヶ月ほどで完成させるようにしましょう。使用方法としてはまずはじめにキーワードの解説を読んで理解する。次に理解したキーワードを自分で説明してみる。理解していれば、うまくキーワードを説明出来ているし、理解が出来ていなければ説明もうまく出来ていないことが多いので、キーワードを理解するまで何度も何度も演習を重ねるようにしましょう。 

②空所補充問題の傾向と対策

空所補充問題の傾向としては、2019年度法政大学の現代文では、空所補充問題が3問出題されています。また文章に合わせた語句、語彙を選択する空所補充問題が出題される傾向にあります。空所補充問題の対策方法としては、前後の文脈をもとに答える方法があります。

また法政大学の現代文は語彙、語句、キーワードの空所補充問題の出題傾向にあります。2018年度の入試では現代文の入試頻出語句と言われる語句が選択肢に入った空所補充問題が出題されておりその語句の意味や使われ方を理解していれば答えることができる問題が出題されています。

また、その他にも、文章中の具体的なキーワードの使われた方を理解していれば解くことができる空所補充問題もあります、抽象具体の関係で文章を読み空所補充問題を解くことも重要ですが、文章中の独特なキーワードの使われ方、意味を理解して読み進めることも現代文を解く上で重要なことだといえます。

そして抽象具体関係や対比関係などをもとに現代文を解くことを解説しているオススメの参考書としては「現代文の解法 読める!解ける!ルール36」「現代文読解基礎ドリル」が挙げられます。また語彙や語句は上記の「入試漢字マスター1800+」「ことばはちからダ!」が挙げられます。


現代文の解法 読める!解ける!ルール36」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としては現代文の読み方に特化したインプット参考書となっています。構成としては、読み方やルール、ミニコラムを用いて学習していく参考書となっています。

<使用時期>
入試初期に使用!
使用ペースは、1日各単元2ずつで行い、1ヶ月で二周は行うようにしましょう。使用方法としては、各単元のルールで学んだことを意識して問題を解くようにしましょう。特に、論と具体例や一般論、因果関係の項目に関してはより重点的に演習を行うようにしましょう。


現代文読解基礎ドリル」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としては読解法の説明とイメージ図が記載されている点です。例えば、第6章では「一体性」についての解説が記載されており、その解説も文だけでなく、図が使用されている。また「一体性」を表す言葉を探す具体的な手順も記載しています。またセクション毎に分けられているので、取り組む際もセクション毎に進めるごとができる参考書となっています。

<使用時期>
入試初期に使用!
使用ペースとしては基本的に1日1章ずつ行い、約2ヶ月ほどで完成させるようにしましょう。使用方法としては、各章毎の解説を読み、問題を解いていくようにしましょう。問題を解くときに、抽象具体、対比などに線を引くようにしましょう。

またこの参考書の第12章では具体例を選択するという項目となっています。実際2019年度の問題では具体的な例を選択する問題が出題されているため、これらの現代文の基本の参考書を完璧にしておれば、この問題にも十分対応できる読解力が身に付くと言えるでしょう。

③内容説明問題と内容一致問題の傾向と対策

内容説明問題の傾向としては、大問[Ⅰ][Ⅱ]合わせて約6題出題されています。
内容説明問題の対策方法としては、基本的に空所補充と同じように、前後の文脈や関係をもとに解いていく形になっています。そして、ここでも対比関係、抽象具体関係を意識して文章を読むようにしましょう。

実際に2019年度の問題において、抽象具体や因果関係をもとにした問題が出題されています。抽象具体の問題については、傍線部についての具体的な例について選択する問題が出題されています。因果関係の問題については、傍線部について、筆者が考えている因果について適切なものを選択する問題が出題されています。これの対策方法としては、上記でも説明している通り、文章を読むときに必ず抽象具体関係や因果関係など対比関係を意識して読むことです。そうすれば解答できる問題となっているので、何と何が〇〇関係だと理解できるように読み進めることが重要です。

④記述問題の傾向と対策

記述問題の傾向としては大問[Ⅰ][Ⅱ]合わせて、2問出題される傾向となっています。記述問題の対策方法としては以上2点を意識することが重要です。

  1. 設問内容に対して絶対に必要となる要素を盛り込むこと
  2. 日頃からの演習時に、マーク式の問題でも記述で解けるような考えや答えを作ること

マーク式では点が取れるけども、記述では点が取れない人は根拠の探しが弱い人に多く何となくフィーリングで解いている受験生が多いです。そのため、解答の根拠をしっかりと探すことができれば、マーク式でもしっかりした根拠があるため解答でき、記述式でもそれらの根拠をまとめることで点数に繋げることができます。
また記述問題を答える時に記述問題で満点を目指すことは重要ですが、最悪、部分点だけでも狙う解答の仕方でも戦略的に問題ありません。

⑤現代文演習教材

現代文のオススメの参考書が挙げられます。

  • 入試現代文へのアクセス基礎編
  • 入試現代文へのアクセス発展編
  • 現代文読解力の開発講座
  • 全レベル問題集4
  • 赤本

 
入試現代文へのアクセス」の使い方はコチラ!
<特徴>
この参考書の特徴としては本文解説と設問解説が分けられている点です。本文解説と設問解説が分けられていることによって、文章を正しく読めていたのかなどが本文解説で確認することができます。演習をすることで読解法が使いこなせているかの確認が行なえます。

<使用時期>
5月~7月まで使用!
1日1題のペースで行いましょう。使用方法としては各テーマを意識しながら演習を行う。本文解説を読み、一度間違えた問題を解きなおす。その後、設問解説を読み理解しましょう。


現代文読解力の開発講座の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としては現代文の読解演習だけでなく、要約に重点を置いている点である。

また文章を筆者の立場で

  1. 追イカケル
  2. 立チドマル
  3. 見クラベル

<使用時期>
7月~8月の夏休み期間に使用!
使用ペースとして、一日1題で、3周は取り組むようにしましょう。使用方法としては要約問題は必ず取り組むようにしてください。理由としては要約問題を行うことで記述の書き方にも役に立つ知識があるためです。
文の要約をするうえで、必要な要素をどう盛り込むかということは、記述問題を解くうえでも重要なことです。そのため、必要な要素とそうでない要素の見比べや、要約の仕方について学ぶことで記述対策にも繋がると言えます。


全レベル問題集現代文レベル4
<特徴>
この参考書の特徴としては現代文の黄金のルールや重要キーワードまた設問の難易度を表示したりと、使いやすく、そして分かりやすさが満載の参考書となっています。

<使用時期>
9月〜10月を目処に使用!
使用ペースとしては、一日1題、2ヶ月ほどで二周以上は演習を行いましょう。使用方法は時間を計って本番を意識して演出を行いましょう。解答解説で出てきた重要キーワードなどは必ず理解し、覚えるようにしましょう。

また記述の解説では、解説を理解すると同時に採点のポイントという項目があるので記述の解答を作る際の要素が正しかったかなどを確認するようにしましょう。


「法政大学の赤本」
<特徴>
この参考書の特徴として法政大学のA日程の問題が記載されています。

<使用時期>
12月~入試本番にかけて行う!
使用方法としては、過去問に出てきた語彙や語句、キーワードなどを理解し、覚えるようにしましょう。
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

大問 [Ⅲ]について

大問[Ⅲ]は古文問題  となっています。内容説明問題2問、内容一致問題1問、記述問題1問、意味問題1問、そして古典文法問題1問が出題される形式となっています。

①内容説明問題と内容一致問題の傾向と対策

内容説明問題と内容一致の傾向としては、計3題出題されており、マーク式の問題となっています。内容説明問題の対策としては、まず文脈から解く問題や単語の意味、文法をもとに解く問題があり、それぞれ対策が必要です。まず文脈から解く問題の対策として古文の読み方を学ぶ参考書を行う必要があります。

古文の読み方が学べる参考書としてオススメなのは「富井の古文読解をはじめからていねいに」です。
実際の問題でも、誰が何をしたのか、誰が誰に対して何をしたのか、何を思っていたのかなど、人物の取り方などが読解するうえで重要な要素となってきます。次に単語の意味や文法などをもとに解く問題の対策として挙げられる単語帳は「GROUP30で覚える古文単語600」

古文文法は「ステップアップノート30古文文法基礎ドリル」となっています。これらの参考書の特徴と使用時期に関しては⑤の古文演習教材の欄をご覧ください。

②記述問題の傾向と対策

記述問題の傾向は文章の内容についての問題が1題出題されています。記述問題の対策は基本的に上記の内容説明問題と同じ対策方法です。

③意味問題の傾向と対策

意味問題の傾向としては、傍線部の言葉の意味を最適なものから選択する問題となっています。意味問題の対策としては、古文単語が理解できていれば対応できます。それらを学ぶ参考書は、古文単語では「GROUP30で覚える古文単語600この参考書の特徴と使用時期に関しては⑤の古文演習教材の欄をご覧ください。

④古典文法問題の傾向と対策

古典文法問題の傾向としては、助詞や助動詞などの問題が出題されます。また助動詞に関しては満遍なく出題される傾向にあります。そのため、苦手な助動詞などに関しては克服しておく必要があります。古文文法問題の対策としては「ステップアップノート30古文文法基礎ドリル」を使用して対応していくことです。この参考書の特徴と使用時期に関しては⑤の古文演習教材の欄をご覧ください。

⑤古文演習教材

古文のオススメの参考書はこの様になっています。

  • GROUP30で覚える古文単語600
  • ステップアップノート30古文文法基礎ドリル
  • 富井の古文読解をはじめからていねいに
  • 古文上達基礎編読解と演習45
  • 中堅私大古文演習
  • GMARCH&関関同立の古文
  • 赤本


グループ30で覚える古文単語600」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としては豊富な単語量と単語の詳しい解説です。各単語に語源や覚えるのをサポートする例文、また相関図を使用した解説がなされている参考書となっています。

<使用時期>
入試初期~試験本番まで使用!
1週間に50語のペースで行いましょう。また意味が二つ以上ある単語に関しても必ず全て覚えるようにしましょう。
2017年、2018年、2019年と必ず単語の適切な意味を問う問題が出題されているので、完璧に意味や使われ方を覚えるようにしましょう。


ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」の使い方!
<特徴>
この参考書一冊で、古典文法について全て学習することができます。解説なども多すぎず取り組みやすい参考書となっています。しかし、インプットよりもアウトプットよりの参考書となっているため、よりインプット系の参考書を学びたい人は「富井の古文文法をはじめからていねいに」や「望月光の古文教室」をオススメします。

<使用時期>
入試初期に使用!
使用ペースとしては1ヶ月で完成するように行いましょう。使用方法としては解説をまず読み、その後演習を行いましょう。そして古文の中で重要なのは助動詞です。助動詞に関しては助動詞表を自分でかけるまで暗記するようにしましょう。


富井の古典文法をはじめからていねいに」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としてはゲーム感覚のように楽しく古文読解について学ぶことができる参考書となっています。主語の取り方や敬語など読解に必要な知識もこの参考書で補うことができるようになっています。

<使用時期>
入試初期~入試中期まで使用!
使用ペースは1ヶ月から2ヶ月で完成させるように行いましょう。使用方法は基本的に参考書の流れにそって演習を積んでもらって問題ありません。一通りこの参考書で読解の知識をインプットしたら、問題集を用いて実践的な演習を積んでください。また主語の取り方など、人物関係における取り方には特に意識して演習を重ねるようにしましょう。


古文上達 基礎編 読解と演習45」の使い方!
<特徴>
本書の特徴は古文文法と古文読解の両方の演習を行うことができる参考書となっています。レベルは「基礎→センター→中堅私大レベル」と段階的に向上していく参考書となっています。

<使用時期>
入試中期に使用!
使用ペースとしては1日1〜3題ほどのペースで演習を行いましょう。使用方法としては集中講義を読み、練習問題、実戦問題と演習を積んでいきましょう。読解問題の演習を行う際に、富井の古文読解をていねいにで学んだことを必ず活用して演習を行うようにしてください。

また実戦問題の下に出典が記載されていたり、※の 所に問題のヒントにつながる解説が記載されていますがそこは問題を解く時は確認せずに、答え合せ、復習時に確認するようにしてください。


中堅私大古文演習」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としては古文読解の実戦的演習を行う参考書となっています。また本書はほかの問題集と比較しても解説がとても詳しく、本文解説、設問解説、本文解釈と様々な視点から解説が記載されています。レベルとしてはMARCHや関関同立、日東駒専レベルの問題を扱っている参考書です。

<使用時期>
入試中期で使用!
使用ペースは一日1題で約2ヶ月かけて二周は演習を行いましょう。使用する際は、富井の古文読解をていねいにの知識をもとに演習を行いましょう。演習を行う際に時間を計り、本番に近い演習を行いましょう。解答解説を確認する際に自分の読解と本文解釈にズレがないかを丁寧に確認するようにしましょう。


「GMARCH &関関同立の古文」
<特徴>
本書の特徴はMARCHや関関同立など有名私大の入試問題が10題出題されている参考書です。また大学ごとに出題傾向や対策が書かれているので難関私大合格を目指す受験生におすすめの参考書です。

<使用時期>
入試後期まで使用!
使用ペースは、2日に1題で、約1ヶ月半かけて演習を行いましょう。
使用方法は上記の古文の演習教材と同様に演習を行ってもらい問題ありません。また出題分析や対策などを活用して、大学独自の傾向を知り、次の演習または復習時に活用するようにしましょう。


「法政大学の赤本」
<特徴>
この参考書の特徴として法政大学の問題が記載されています。

<使用時期>
12月~入試本番にかけて!
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

まとめ

※2月から受験勉強を始めた際の年間スケジュール
大問ごとの傾向と対策について紹介してきましたが、1年間の勉強の流れとしては上記の流れになります。

まず最初は現代文の読解の仕方・古文単語・古文文法を覚えることです。古文単語を週50語ペースでまわすようにしましょう。その後、読解法を用いた実戦演習と漢字、古文単語を並行して進めるようにしましょう。この際も、身に付けた読解法をアウトプットしていくようにしましょう。

そして、冬にかけて法政大学の赤本を用いてより実戦的な演習を積むようにしましょう。ぜひ参考にして法政大学の国語の目標点である80点以上を取るようにしましょう。
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