【最新版】世界史の参考書ルートまとめてみた!

更新日: (公開日: ROUTE

「受験の世界史をどのように勉強していけばよいか分からない」
「自分に合った参考書がどれか分からない」
「勉強しているのに中々点数が伸びない」

こんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
本記事を読めば、この悩みを解決することができるかもしれません。

今回は、世界史の勉強法から各大学のレベルに合わせた参考書のルートを紹介しています。
世界史の勉強法を知りたい、自分に合った参考書が知りたいという方はぜひこの記事をご覧ください!

世界史の勉強法

世界史の勉強のポイントは2つあります。

① 流れを理解する

② 情報の一元化

順に説明していきます。

① 流れを理解する

流れを理解するとは、文章の因果関係を押さえることです。

世界史の勉強は暗記がメインなのですが、語句暗記だけでは受験の世界史には対応できません。

流れを理解するとは、人物名だけを覚えるのではなく、その人物が成し遂げたこと、行動背景まで覚える必要があります。

特に世界史は、いつの時代に行われた政策なのか、どこの国で行われたものなのかなど、縦と横の知識が求められます。

他の科目以上に流れを理解することが重要なので、語句暗記だけで入試を突破できるという考えはやめて、しっかりと文章単位で内容を理解していきましょう。

② 情報の一元化

情報の一元化とは、インプット教材に自分で情報を追加して付け足し、自分だけの一冊を作るという考えです。

付け足すべき情報は、問題演習を行う中でインプット教材に載っていなかった知識と資料集や他の問題集で見つけた分かりやすい表や図の2点です。

問題演習で語句を理解しているかの復習をする人は少ないと思いますので、忘れないためにも必ず、復習するときに使用するメインのインプット教材に情報をまとめておきましょう。

世界史の勉強法についてより詳しくは動画で紹介しているので是非参考にして下さい!

世界史 参考書ルート

参考書ルートに関しては、大きく分けて3つのレベルで構成されています。

標準大学レベルは、日東駒専や産近甲龍といった中堅私大を目指す方の参考書ルート
難関大学レベルは、MARCHや関関同立といった難関私大を目指す方の参考書ルート
最難関大学レベルは、早慶上智といった最難関私大を目指す方の参考書ルート

となっており、重複がないよう、難関大学レベルでは標準大学レベルでやらない参考書を、最難関大学レベルでは標準大学レベルや難関大学レベルではやらない参考書を紹介しています。

世界史 参考書ルート<標準大学レベル>

【インプット教材】

「詳説 世界史B(山川出版)」

<特徴>
多くの学校で世界史の教科書として使われている参考書になります。受験に必要な知識が網羅されているため、王道のインプット教材として人気です。

<勉強ペース>
・1章/週

参照:「詳説 世界史B(山川出版)」の正しい使い方
購入ページ:「詳説 世界史B(山川出版)」

「時代と流れで覚える!世界史B用語」

<特徴>
入試頻出の世界史用語を3ステップでチェック。まとめの表で「時代」をつかみ、穴埋め問題で「重要用語」をチェック、文章を読んで「流れ」の中で用語を覚えます。メインのインプット教材と並行して使用することで、より世界史の流れや要点を押さえることが可能です。

<勉強ペース>
・1章/週
・「詳説 世界史B(山川出版)」と同時並行で取り組む

参照:「時代と流れで覚える!世界史B用語」の正しい使い方
購入ページ:「時代と流れで覚える!世界史B用語」

「資料集&用語集(学校配布の物でOK)」

<勉強ペース>
・補助教材として使用する

参照:「詳説 世界史図録」の正しい使い方
購入ページ:「詳説 世界史図録」「世界史用語集」

【アウトプット教材】

「基礎問題精講」

<特徴>
大学入試に必要な基礎力が身につく問題をレベル別に40テーマ分収録された参考書です。基本事項をていねいに確認できる「解説」に加え、入試で差がつく知識などを整理した「精講」を掲載しています。

<勉強ペース>
・インプット教材の進捗状況に合わせる

購入ページ:「基礎問題精講」

「イチから鍛える世界史 必修編」

<特徴>
必修レベルの問題を中心に通史の理解度や頻出の設問形式の問題を掲載。別冊で地図問題の対策ができるトレーニングブックがあるのも特徴的です。

<勉強ペース>
・4題/週
・「基礎問題精講」を終えてから取り組む

購入ページ:「イチから鍛える世界史 必修編」

「全レベル問題集③」

<特徴>
私立の標準的な大学群の過去問題が収録されています。実戦的な解説に特化し、志望校合格のために知らなければならない内容も整理して掲載しています。

<勉強ペース>
・5題/週
・「イチから鍛える世界史 必修編」を終えてから取り組む
・志望大学の過去問と同時並行で取り組む(1題以上/週)

購入ページ:「全レベル問題集③」

【標準レベル】各大学の入試傾向と対策

産近甲龍

日東駒専

成成明学

世界史 参考書ルート<難関大学レベル>

【インプット教材】

標準大学レベルの参考書ルートを参照してください。

【アウトプット教材】

「基礎問題精講」→「イチから鍛える世界史 必修編」の順に取り組む

「ヒストリア」

<特徴>
1冊で通史の全範囲を網羅できる世界史問題集。解説は全問解答の根拠をていねいに説明しているため、知らなかった知識を情報の一元化するのに非常に適した参考書です。

<勉強ペース>
・5題/週
・「イチから鍛える世界史 必修編」を終えてから取り組む
・志望大学の過去問と同時並行で取り組む(1題以上/週)

購入ページ:「ヒストリア」

【難関大学レベル】各大学の入試傾向と対策

関関同立

GMARCH

世界史 参考書ルート<最難関大学レベル>

【インプット教材】

標準大学レベルの参考書ルートを参照してください。

「斎藤の世界史B 一問一答」

<特徴>
最難関大学レベルの用語までカバーしている一問一答の参考書です。充実した情報量ながらも見やすい紙面で、ストレスなく学習できます。

<勉強ペース>
・メインのインプット教材を1周目終えたあたりから取り組む

購入ページ:「斎藤の世界史B 一問一答」

【アウトプット教材】

「基礎問題精講」→「ヒストリア」に取り組む

「標準問題精講」

<特徴>
難関大入試で合否の分かれ目になる96題を収録。実際の入試問題から良問を精選し、掲載しています。問題の解説に加えて、難問の類題にも対応できるようになる内容を取り上げた「精講」を掲載し、確かな実力をつけることができます。

<勉強ペース>
・12題/週
・「ヒストリア」を終えてから取り組む

購入ページ:「標準問題精講」

「○○大の世界史(山川)」

<勉強ペース>
・苦手分野を重点的に復習
・「標準問題精講」を終えてから取り組む
・志望大学の過去問と同時並行で取り組む(1題以上/週)

【最難関大学レベル】各大学の入試傾向と対策

早慶上智

まとめ

今回は、世界史の勉強法と各大学のレベルに合わせた参考書のルートを紹介しました。

世界史は特に最難関大学レベルだと覚える用語が多いため、情報の一元化がとても重要になります。

適切なインプットとアウトプットの練習を行えば、世界史を武器にすることもできるので、ぜひ今回の参考書ルートを参考にして日々の勉強に活かしてください。

また、マナビズムのYouTubeチャンネルでも、世界史の参考書ルートに関する説明がなされているので、ぜひこちらもご覧ください!

難関私大専門塾マナビズム 無料受験相談・資料請求

    お問合せ内容必須
    お名前必須
    学年必須
    電話番号必須
    メールアドレス必須
    希望校舎必須
    ご住所必須
    郵便番号
    都道府県
    市区町村
    番地・建物名

    12345678910
    12345678910
    12345678910
    school@shojihiromu.comsunada@nse-r.com

    プライバシーポリシーをご確認の上、
    同意してお問い合わせください

    無料受験相談申込受付中