【世界史編】東洋大学の入試対策・オススメ参考書

はじめに

東洋大学の世界史の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。東洋大学は日東駒専の「東」の部分を占める大学です。東京都文京区に本部を置く大学で、全14学部で2万人以上が学んでいます。

東洋大学の世界史は日程により内容が異なっています。2/8、2/9、2/10、2/11と4つの日程でそれぞれ内容が異なっています。自分の志望する学部・学科の試験日が何日なのかを確認してから、過去問演習するようにしましょう。本記事では東洋大学の世界史の傾向と対策について紹介していきます。

概要

それでは今から東洋大学の世界史の各学部の概要と特徴について紹介していきます。

• 試験時間：60分
• 配　　点：100点
• 目標点　：7.5割
• 問題数　：49〜51問
• 形　　式：マーク式
• 構　　成：大問3題

入試傾向と対策

＜傾向＞
東洋大学の日本史は日程により内容が異なっていますが、出題形式などは同じで、大問3題でそれぞれ文章問題が出題されています。文章の空欄補充問題、正誤問題、説明問題などが主に出題されます。特に説明問題・正誤問題の出題が多く、一問一答形式の選択問題の出題は少ないため、語句の理解よりも通史の理解や細かい内容の理解を問われます。

地図問題や地理問題が出題される日程もあり、「戦国の七雄」の正しい位置関係やガールの水道橋、コンスタンティヌスの凱旋門の位置など出題されたことがあります。年代整序問題なども出題されるので、語句を暗記する際は年号もセットで暗記する必要があります。

＜対策＞
東洋大学の世界史は出題形式が様々ですが、出題される語句のレベルは標準的です。したがって、語句は教科書レベルの基本的なものを優先的に暗記していきましょう。ただ一問一答形式で語句が出題されるのは少ないので、通史・時代の流れの理解とともに重要語句を暗記しましょう。教科書レベルの内容が理解できていればと行けるような正誤問題・説明問題なのでまずは標準・教科書レベルの参考書を読み込んで通史を理解しましょう。

東洋大学の世界史では地理問題や地図問題は出題される日程もあります。通史のインプットをする際に教科書だけで行っていては東洋大学で出題される地理問題に対応することができません。インプットを行う際は必ず資料集も準備し、戦争や戦いが起こった国や地域の位置関係などは注意して暗記しましょう。年代整序問題も出題されるので、重要な出来事が起こった年だけでなく前後の年も注目して理解することが重要です。

オススメ参考書・問題集

それでは今から世界史のオススメの参考書をインプット用参考書とアウトプット用参考書に分けて紹介していきます。

インプット用参考書

「時代と流れで覚える！世界史B用語」の使い方！
＜特徴＞
この参考書は世界史の通史とともに重要語句を覚えることができる参考書です。東洋大学は正しい内容を説明している選択肢を選ぶ問題や正誤問題の出題が多くなっています。この参考書を読み込んで通史・時代の流れを理解しましょう。

＜使用時期＞
目標習熟期間は3ヶ月
入試初期〜入試本番まで使い続けましょう。「世界史B一問一答」と並行して進めていく。最初は一周を1ヶ月程度のペースで進めていき。徐々にペースを上げていく。

「世界史資料集」
＜特徴＞
学校で配られるものならばなんでも良いです。東洋大学の世界史では地図問題・地理問題が出題される日程もあります。通史のインプットする際は必ず資料集も準備して、戦争や戦いが起こった国や地域の位置関係などは必ず把握するようにしましょう。

＜使用時期＞
勉強中にわからないところがあれば参照する。毎ページづつ進めていくものではない。

アウトプット用参考書

「世界史B一問一答完全版」の使い方！
＜特徴＞
世界史の一問一答の問題集です。東洋大学は各大問で空欄補充問題が必ず出題されるので、この一問一答で重要語句を徹底暗記して、空欄補充問題を得点源にしましょう。問題文ごと暗記してしまうのがいいでしょう。

＜使用時期＞
「時代と流れで覚える！世界史B用語」と並行しながら進めていく。教科書でその日読んだ範囲の知識をこの一問一答で確認する。
※1周目の通史のタイミングでは使用しないでください。どうしても一問一答を指示すると、語句暗記が中心となり覚えやすい反面、流れ等は理解できず、問題に対応できるインプットができません。

「はじめる世界史」
＜特徴＞
この参考書は標準レベルの問題集で、世界史のアウトプットを行う1冊目としてオススメです。「入試に出る地図」として、世界史の重要な地理関係が解説されているので、地理問題が出題される東洋大学を受験する人にオススメです。

＜使用時期＞
入試中期〜入試後期にかけて使用する。

「世界史問題集完全版」の使い方！
＜特徴＞
この参考書は様々なレベル・形式の問題が収録されているので、空欄補充や正誤問題、年代整序問題など出題形式が様々な東洋大学の世界史の対策にオススメです。各問題に制限時間や合格点など設けられているので、実践的に問題演習に取り組むことができます。世界史の仕上げとしてぜひ取り組んでみてください。

＜使用時期＞
「はじめる世界史」終了後に使用する

まとめ

※2月から開始した場合！
紹介したオススメ参考書を使用した際の世界史の年間学習スケジュールはこの様になります各学部の概要で紹介したとおり、学部によって出題形式や出題分野が異なります。
入試勉強を始める際は自分の志望学部の傾向にあった勉強を行いましょう。ぜひ参考にして東洋大学の世界史の目標点を取れるようにしましょう。