【世界史編】中央大学の入試対策・オススメ参考書

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はじめに

本記事では【中央大学の世界史】入試傾向、対策、勉強法について紹介します!
本記事では

  • 中央大学の世界史の難易度は?
  • 中央大学の世界史の頻出項目は?
  • どういった勉強すればいいの?
  • どんな参考書を使用すればいいの?

など世界史を勉強する受験生、中央大学を受験する受験生は是非参考にしてください!

まず中央大学の概要を紹介します!中央大学はMARCHの「C」の部分を成す関東の難関私大です。
また中央大学の偏差値は約55〜65となっています。
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世界史の概要

・試験時間:60分
・配点  :100点
・目標点 :約75点
・出題形式:マーク式、記述式
・問題構成:大問2〜4題
以上が中央大学の世界史の概要となっています。

入試・出題傾向

目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 その他 記述式問題 正誤問題 語句問題 その他
経済 75%〜 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ×
75%〜 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ×
75%〜 ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆ × ×
75%〜 ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ×
総合

政策

75%〜 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ × ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上
※その他は地図問題、写真問題、年代整序問題などです。

経済学部

配点:100点
問題数:大問2題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 その他 記述式問題 正誤問題 語句問題 その他
経済 75%〜 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

経済学部の問題はマーク式+記述式の問題形式で出題される傾向にあります。経済学部はマーク式と記述式の割合が大体半分くらいになっています。そして特徴的なのが論述問題が出題される傾向にあるということです。そのため語句だけを覚えるのではなく、全体の流れもインプットするように心がけましょう。

商学部

配点:100点
問題数:大問3題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 その他 記述式問題 正誤問題 語句問題 その他
75%〜 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

商学部の問題は、マーク式+記述式の形式となっています。問題レベルは標準レベルで、語句問題や空所補充問題などが主に出題される傾向にあります。また近世からの出題が多く、第一次、第二次世界大戦らへんの時代の学習をしっかり行うことも重要になります。

文学部

配点:100点
問題数:大問4題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 その他 記述式問題 正誤問題 語句問題 その他
75%〜 ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆ × ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

文学部の問題は、マーク式+記述式の形式となっています。ですが、文学部は記述での解答の割合が半分以上占めているため、記述でしっかり書けるように対策が必要です。
またアジア地域の出題が多く特に中国からの出題が多いため重点的な対策が必要です。それ以外に、地図系の問題も少し出題される傾向にあるため、語句だけなく地図に関する学習も重要になります。

法学部 

配点:100点
問題数:大問3題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 その他 記述式問題 正誤問題 語句問題 その他
75%〜 ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

法学部の問題は、マーク式+記述式の形式となっています。法学部の特徴として論述問題が出題される傾向にあるため、対策が必要になります。
また正誤問題も多少出題される傾向にあるため、正誤問題対策も重要になってきます。

総合政策学部(統一入試のみ)

配点:100点
問題数:大問4題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 その他 記述式問題 正誤問題 語句問題 その他
総合政策 75%〜 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ × ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

総合政策学部の問題は、マーク式の問題形式となっています。出題される問題レベルは標準的なものが多く、マーク式ということもあり、取りこぼしはないようにしましょう。また様々な時代の問題が出題されるため、満遍なく学習する必要があります。

対策・勉強法

世界史の勉強法としては、まず基礎語句、そして基本的な流れを覚えることが重要です!
世界史は、日本史と違い時代の流れの知識があまりありません。日本史は小学校、中学校と歴史の勉強をしており、ある程度の流れを理解していますが、世界史の主な内容は高校から始まるため、流れが掴めていません。そのため流れをしっかりインプットすることが重要になります。

そしてここでいう流れとは因果関係のことを指します!「〇〇年に〇〇地域(国)で〇〇が〇〇を起こした」などです。
特に世界史は色んな地域の歴史を学習するため、各地域で何が起こったのかなどもしっかり覚えておく必要があります。

そして基礎固めが終わったら、そこから難易度が高い用語や難しい流れを覚えていくようにしましょう。その際に、インプット用の参考書または教科書を一つ決め、その参考書に資料集やその他参考書の情報、過去問の重要点を一つにまとめていくようにしましょう。
そうすることにより、一つの参考書で様々なインプット情報を学習することができ、効率よく勉強することができます!

【主な学習の流れ!】
Step1
基礎レベルの参考書「山川世界史一問一答」「ナビゲーター世界史」など
Step2
一般的な参考書・教科書・資料集・用語集「世界史問題集完全版」など
Step3
過去問・正誤問題集・資料問題集など

次に中央大学の世界史の対策について、特に出題が多い記述と正誤の対策方法を紹介していきたいと思います!

【論述・記述問題】
論述・記述問題の対策方法を紹介していきます。まず論述問題の対策方法としては、上記でも述べたように流れを覚えることと条約、制度、法律などの内容を覚えることが挙げられます。
中央大学の世界史の論述問題は、〇〇制度の内容を論述しなさいや〇〇事件(出来事)に至った経緯を説明しなさいなどの問題が出題される傾向にあるため、制度、法律の内容をインプットすることやなぜその出来事が起こったのかの流れを覚えることが主な対策になってきます。

次に記述式問題の対策方法としては、一問一答での学習の際に、答えを思い浮かべるだけでなく、手で書いて覚えるなどして書ける状態にしておくことです。
また実際に世界史問題集完全版でノートに答えを書きながら演習していくので、そこで完璧に用語が書けるようにすることが重要になります。

【正誤問題】
正誤問題の対策方法は、各時代、地域、人物などを紐付けて一連の流れを覚えることが重要です。
正誤問題は、ある出来事を行なった人物、場所(国)は合っているけど、それが起こった年号が違うから誤りであったり、人物や年号は合っているけども行なった出来事が違ったりなどが主に問題として出題されるため、全ての一連の因果関係を覚えることが正誤問題を解く上で重要なことです。

世界史オススメ参考書


山川世界史一問一答」の使い方!
<特徴>
山川世界史一問一答の特徴は山川の教科書に準拠しているため、山川の教科書でインプットし、そのまま一問一答でアウトプットすることができます。
また教科書以外のレベルの出題はないため、教科書レベルの問題の出題がある大学はこの一冊で十分に対応できます!

<使用方法>
使用時期としては、入試初期から入試直前までとなっています。
使用方法としては、ナビゲーター世界史や教科書を使用して、インプットを行います。次にインプットした単元を一問一答を使用してアウトプットします。

一問一答を使用する一周目は、星2レベルだけを覚えるようにしてください!2周目は、星1を覚え、星2の復習も同時並行に進めましょう!3周目は星1、2の復習、4周目は星なしの学習を行いましょう!
中央大学の世界史は、語句系の問題や空所補充問題が出題される傾向にあるため、ここでの用語のインプットが重要になってきます。

  1. ナビゲーター世界史や教科書でインプット
  2. 学習した単元を一問一答で星2のアウトプット(1周目)
  3. 次の日、前日に間違えた問題の復習
  4. 繰り返す
  5. (2周目と4周目)は1.3.4.のペースと同じように使用
  6. (2周目)は星1の学習、星2の復習を同時並行
  7. (3周目)は星1、2の復習
  8. (4週目)は星なしの学習


ナビゲーター世界史B」の使い方!
<特徴>
ナビゲーター世界史Bの特徴としては教科書のような硬い表現ではなく、講義形式で簡潔に解説がなされている参考書となっているため、教科書でのインプットが合わない、難しいといった受験生は、こちらを使用することをオススメします!

<使用方法>
使用時期としては、入試初期から入試中期となっています。
使用方法としては、

  1. 1周目は世界史の流れを意識して大まかに読んでください!
  2. 2周目は時代ごとに起こった事件や内容をマーカーで線を引きながら読み進めてください!
  3. 3周目は用語を覚えることを意識して読み進めてください!

※読み物系の参考書なので、ただ読んでいるだけで勉強したと勘違いしやすいため、自分なりに流れを頭の中でまとめてみたりするなどして、ただ読んでいるだけの学習は避けましょう!


世界史問題集完全版の使い方!
<特徴>
世界史問題集完全版の特徴は問題の難易度が三段階に分かれていたり、小問にも星3(センターレベル)、星2(一般私大レベル)、星1(難関私大レベル)と出題頻度が記載されていたりと、レベルに応じてアウトプットができる問題集となっています。

<使用方法>
使用時期としては、入試中期から入試後期となっています。
使用方法としては、基本的には、一問一答やナビゲーター世界史で基礎が出来上がってると思うので、普通に問題を解いていってもらい問題ありません。答え合せをし、そこで間違えた単元を逐一、ナビゲーター世界史や教科書などで復習するようにしましょう。また中央大学の世界史は、記述式で用語を答える問題が多いため、ここで用語をしっかり書ける演習を行いましょう。

まとめ

本記事では中央大学の世界史の傾向と対策、勉強法について紹介してきました!
中央大学の世界史は正誤や記述の問題がしっかり解けるか、書けるかが合否のポイントになります!

正誤問題はしっかり吟味すれば解くことができますし、記述式の問題も一問一答や問題集を何回も演習していれば対応することができます!また論述問題もしっかりポイントをおさえて書けば点数になるので、過去問を繰り返して対策していきましょう!

以上【中央大学の世界史】入試傾向、対策、勉強法になります!是非、参考にして中央大学の合格を勝ち取りましょう!
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