【世界史編】青山学院大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: AOYAMA-GAKUIN

はじめに

本記事では青山学院大学の世界史の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。青山学院大学はMARCHの「A」の部分を占める大学で、全11学部で約2万人が学んでいます。
偏差値は55〜67.5と、学部、入試方式によって非常に幅が広く、就職率については約96%となっています。
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青山学院大学の世界史は学部・学科によって出題傾向が異なり、学部・学科に即した対策が必要です。したがって、過去問演習する際は自分の志望する学部の過去問でないと問題数や出題形式が違ってしまう可能性があります。その点は注意して過去問演習を行いましょう。

本記事では青山学院大学文学部・教育人間科学部・コミュニティ人間科学部・社会情報学部・経営学部・法学部・国際政治経済学部・総合文化政策学部・地球社会共生学部の傾向と対策について解説していきます。

各学部の傾向と対策

それでは今から青山学院大学の世界史の各学部の概要と特徴について紹介していきます。

文学部・教育人間科学部・コミュニティ人間科学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :45〜50問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3題
  • 頻出時代:通史→近代・近現代 文化史→古代・近現代

<傾向>
通史は近代・近現代が比較的多く出題されるが、他の年代も幅広く出題される。文化史は古代・近現代が7割以上を占めているので注意する。

出題形式としては、リード文を用いて設問を配置する形式を中心に出題され、空所の語句を補充する問題が多く出題される。さらに年代整序問題・地図に関連した問題など様々な出題形式で出題され、記述のみの大問も出題されるので、単語を覚えるだけでなく漢字でも書けるようにしておく必要がある。

アジア史、特に中国からの出題が多いため中国史の暗記は必須である。文化史では欧米文化の方が多く出題される傾向にあるの、アジア史・欧米史ともに対策が必要です。

社会情報学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :約45問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3〜4題
  • 頻出時代:通史→近世・近現代・中世 文化史→古代

<傾向>
通史は各年代バランスよく出題され、文化史は古代だけで7割以上を占めている。出題形式としては、リード文を用いて設問を配置する形式を中心に出題され、下線部の語句に関連する問題が多く出題される。

記述のみの大問も出題されるので、単語を覚えるだけでなく漢字でも書けるようにしておく必要がある。アジア史と欧米史の出題率は同程度であるが、文化史では欧米史の方が多く出題される。

経営学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :約45問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3題
  • 頻出時代:通史→近世・近現代 文化史→古代・近現代

<傾向>
通史は近世・近現代で6割以上を占めるが、文化史は古代だけで7割近くを占めている。
出題形式としては、リード文を用いて設問を配置する形式を中心に出題され、下線部の語句に関連する問題、年代整序問題を中心に出題される。

アジア史と欧米史の出題率は同程度であるが、文化史ではアジア史の方が多く出題される。特徴として、アジア・アフリカ諸国に関する問題・絶対主義時代の問題の出題率が非常に高いです。

法学部・国際政治経済学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :約45問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問4題
  • 頻出時代:通史→近世・近現代 文化史→古代・近現代

<傾向>
通史は近世・近現代で5割以上を占めるが、文化史は古代だけで7割以上を占めている。出題形式としては、リード文を用いて設問を配置する形式を中心に出題され、下線部の語句に関連する問題、年代整序問題を中心に出題される。

さらに、記述のみの大問も出題されるので、単語を覚えるだけでなく漢字でも書けるようにしておく必要がある。
アジア史と欧米史の出題率は同程度で、アジア・アフリカ諸国に関する問題・絶対主義時代の問題の出題率が非常に高いです。

総合文化政策学部・地球社会共生学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :約45問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3〜4題
  • 頻出時代:通史→近世・近現代 文化史→古代

<傾向>
通史は比較的近世が多く出題されるが、他の各年代もバランスよく出題される。文化史では古代だけで5割以上を占めている。通史は近世・近現代で5割以上を占めるが、文化史は古代だけで7割以上を占めている。

出題形式としては、リード文を用いて設問を配置する形式を中心に出題され、下線部の語句に関連する問題、年代整序問題を中心に出題される。アジア史からの出題が多く、東アジアだけでなくアフリカ史からも出題されている。文化史では欧米史の方が多く出題されている。

青学世界史の対策

青山学院大学の世界史は各学部共通して、標準的なレベルの問題が多い。したがって、まずはしっかりと基礎から固めていき一問一答などの問題集を使用する際は基本的な単語を優先的に暗記していく。

語句選択問題の出題率が非常に高いので、語句同士のつながりを意識しながら暗記していく必要がある。一問一答などだけでは語句同士が繋がりにくいので、様々な問題形式に触れて知識を定着させていく。

年代整序の問題の出題率も高く、毎年出題される学部もあるので年代も意識しながら暗記していく。例えば、一問一答を使用する際は問題文に年号が記述されている場合が多いので、一問一答は語句だけでなく、問題文も丸ごと覚えるくらいの意識で暗記していきましょう。

オススメ参考書・問題集

それでは今から世界史のオススメの参考書をインプット用参考書とアウトプット用参考書に分けて紹介していきます。

インプット用参考書


時代と流れで覚える!世界史B用語」の使い方!
<特徴>
この参考書は見開き左ページに各単元の重要なポイント、表や地図などがまとめてありその単元の重要な部分がすぐ把握できます。
右ページには空所補充の形式で流れに沿って覚えれるように書かれているので、アウトプットしながら時代の流れを理解することができます。世界史の通史が理解できるまで何周も繰り返し使用しましょう。

<使用時期>
目標習熟期間は3ヶ月
入試初期〜入試本番まで使用!
「世界史B一問一答」と並行して進めていく。最初は一周を1ヶ月程度のペースで進めていき。徐々にペースを上げていく。


「世界史資料集」
<特徴>
資料集はこの参考書に拘らず、学校で配られたもので良いです。教科書や上記の「時代と流れで覚える!世界史B用語」に書かれていない詳しい情報も資料集には書いているので、わからないところがあれば参照して知識を深めましょう。

<使用時期>
勉強中にわからないところがあれば参照する。毎ページづつ進めていくものではない。

アウトプット用参考書


世界史B一問一答完全版」の使い方!
<特徴>
この参考書は、世界史の重要語句を暗記することに特化している参考書。語句の出題頻度順に★マークがついている。
青山学院大学はそこまで難単語は出題されないので、★★★と★★の語句から優先的に暗記していく。★が一つの語句は余裕があれば暗記する程度で良い。

<使用時期>
「時代と流れで覚える!世界史B用語」と並行しながら進めていく。教科書でその日読んだ範囲の知識をこの一問一答で確認する。
※1周目の通史のタイミングでは使用しないでください。どうしても一問一答を指示すると、語句暗記が中心となり覚えやすい反面、流れ等は理解できず、問題に対応できるインプットができません。


「はじめる世界史」
<特徴>
この参考書は私立大学の入試問題で世界史の基礎的な知識をアウトプットすることができる参考書です。問題の前に各単元ごとに要点がまとめられているので、問題演習でわからない所があればすぐに確認することができます。まずはこの参考書で世界史の基礎を固めましょう。

<使用時期>
入試中期〜入試後期にかけて使用する。


「世界史問題集完全版」
<特徴>
この参考書はどのレベルの受験生でも使いやすいという所です。問題ごとに出題頻度のマークがついているので、基礎の問題だけやりたい人は基礎の問題だけとくことも可能です。

一問一答だけ使っていると、答えは同じなのに違う問われ方をするとわからなくなる可能性があります。この参考書は様々な出題形式で問われているので、しっかりと自分の知識を確認することができます。

<使用時期>
「はじめる世界史」終了後に使用!

まとめ


※2月から開始した場合!
紹介したオススメ参考書を使用した際の世界史の年間学習スケジュールはこの様になります。各学部の概要で紹介したとおり、学部によって出題形式や出題分野が異なります。

入試勉強を始める際は自分の志望学部の傾向にあった勉強を行いましょう。ぜひ参考にして青山学院大学の世界史の目標点を取れるようにしましょう。

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