【最新版】政治経済の参考書ルートまとめてみた!
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「受験の政治経済をどのように勉強していけばよいか分からない」
「自分に合った参考書がどれか分からない」
「勉強しているのに中々点数が伸びない」
こんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
本記事を読めば、この悩みを解決することができるかもしれません。
今回は、政治経済の勉強法から各大学のレベルに合わせた参考書のルートを紹介しています。
政治経済の勉強法を知りたい、自分に合った参考書が知りたいという方はぜひこの記事をご覧ください!
政治経済の勉強法
政治経済の勉強で大切なことは2つです。
① 語句の理解
② 情報の一元化
順に説明していきます。
①語句の理解
政治経済は日本史や世界史に比べると暗記の絶対量は少ないといえます。しかし、その分政治経済は一つ一つの語句の説明や理解度を深めてもらう必要があります。語句を暗記して解ける問題は少なく、自分の頭の中でその語句の意味が分かる状態でないと、高得点は狙いにくいでしょう。
また、語句理解をしていくにあたり、用語集の使い方がとても重要です。
講義系の参考書を読んでいく中で、いまいち理解できなかった語句を用語集で調べる、この一連の流れを繰り返すことで語句の理解度が深まります。このように、用語集をうまく使いこなして、語句の理解を深めていきましょう。
② 情報の一元化
情報の一元化とは、情報を1冊の教科書(インプット教材)にまとめていくことです。
まとめる情報としては、用語集などで調べた新情報・新知識や問題集を解いていく中で見つけた分かりやすく整理された図表などが挙げられます。
これらを勉強していく中で、インプット教材に書き足していき、自分だけの最高の1冊を作りましょう。
政治経済の勉強法についてはより詳しくは動画で紹介しているので是非参考にして下さい!
政治経済 参考書ルート
参考書ルートに関しては、大きく分けて3つのレベルで構成されています。
標準大学レベルは、日東駒専や産近甲龍といった中堅私大を目指す方の参考書ルート
難関大学レベルは、MARCHや関関同立といった難関私大を目指す方の参考書ルート
最難関大学レベルは、早慶上智といった最難関私大を目指す方の参考書ルート
となっており、重複がないよう、難関大学レベルでは標準大学レベルでやらない参考書を、最難関大学レベルでは標準大学レベルや難関大学レベルではやらない参考書を紹介しています。
*政治経済の勉強は語句を理解できているか確かめるためにもアウトプットの勉強が大切です。そのため、基本はインプット教材と並行してアウトプット教材も行います。
政治経済 参考書ルート<標準大学レベル>
【インプット教材】
「蔭山克秀の政治経済が面白いほどわかる本」
<特徴>
入試で使える政治経済の内容を分かりやすく、そして詳しく説明されている本書。本教材をメインのインプット教材としています。
<勉強ペース>
・2~4章/週
・2周目以降はアウトプット教材の進捗に合わせて復習する
参照:「蔭山克秀の政治経済が面白いほどわかる本」の正しい使い方
購入ページ:「蔭山克秀の政治経済が面白いほどわかる本」
「政治経済 一問一答【完全版】」
<特徴>
入試の過去問からピックアップされた問題が一問一答形式で記載されている参考書。問題の難易度によって☆のレベルが3段階に分かれており、語句を覚えられているかの確認のために本書を使用します。
<勉強ペース>
・☆3の語句まで行う
・「蔭山克秀の政治経済が面白いほどわかる本」と並行して行う
参照:「政治経済 一問一答【完全版】」の正しい使い方
購入ページ:「政治経済 一問一答【完全版】」
【アウトプット教材】
「ニューコンパスノート」
<特徴>
政治経済のアウトプット教材における入門書。インプット教材で覚えた内容が実際に問題としてどのように出題されるのかを実践を通して学んでいきます。
<勉強ペース>
・インプットのペースに合わせる
購入ページ:「ニューコンパスノート」
「山川 政治・経済問題集第2版」
<特徴>
私大入試の過去問を中心に、全体を39テーマに整理。基本/展開で難易度をつけて構成されています。実際の入試の問題に対応できるための実力がつけられます。
<勉強ペース>
・4~5テーマ/週
・「ニューコンパスノート」を終えてから取り組む
参照:「山川 政治・経済問題集第2版」の正しい使い方
購入ページ:「山川 政治・経済問題集第2版」
「センター/共通テスト 問題研究」
<勉強ペース>
・1年分/週
・「山川 政治・経済問題集第2版」を終えてから取り組む
「第1志望の過去問」
<勉強ペース>
・1題/週
・「センター/共通テスト 問題研究」を終えてから取り組む
【補助教材】
「用語集(清水書院)」
・分からない語句が出た時に、辞書として使用する
購入ページ:「用語集(清水書院)」
【標準レベル】各大学の入試傾向と対策
産近甲龍
日東駒専
政治経済 参考書ルート<難関大学レベル>
【インプット教材】
標準大学レベルを参照してください。
*ただし、「政治経済 一問一答【完全版】」に関して、難関レベルは☆2の語句まで覚えること
【アウトプット教材】
「山川 政治・経済問題集第2版」から始まる。
「標準問題精講」
<特徴>
国公立二次・難関大学入試で合否の分かれ目になる80題を収録。実際の入試問題から良問を精選し、掲載しています。解説も詳しいため問題演習を行う参考書として最適です。
<勉強ペース>
・2~3章/週
・基礎/標準問題を解く
・「山川 政治・経済問題集第2版」を終えてから取り組む
購入ページ:「標準問題精講」
「標準問題精講」を終えたら、「センター/共通テスト 問題研究」を週2年分ずつのペースで取り組む
⇓
標準問題精講の”やや難・難”の問題に取り組む&過去問を並行して行う
【補助教材】
標準大学レベルを参照してください。
【難関大学レベル】各大学の入試傾向と対策
関関同立
GMARCH
- 【政治経済編】明治大学の入試対策・オススメ参考書
- 【政治経済編】青山学院大学の入試対策・オススメ参考書
- 【政治経済編】立教大学の入試対策・オススメ参考書
- 【政治経済編】中央大学の入試対策・オススメ参考書
- 【政治経済編】法政大学の入試対策・オススメ参考書
政治経済 参考書ルート<最難関大学レベル>
【インプット教材】
「畠山のスパっとわかる爽快講義」
<特徴>
最難関大学レベルの問題にも対応できる講義系参考書です。単語や年表なども綺麗にまとまっており、話し口調の読みやすい文章で説明してくれています。
<勉強ペース>
・1章/週
・2周目以降はアウトプット教材の進捗に合わせて復習する
「政治経済 一問一答【完全版】」に関しては、最難関レベルは☆1の語句まで覚える
参照:「畠山のスパっとわかる爽快講義」の正しい使い方
購入ページ:「畠山のスパっとわかる爽快講義」
【アウトプット教材&補助教材】
アウトプット教材は難関大学レベルの参考書ルートを補助教材に関しては標準大学レベルの参考書ルートを参照してください。
【最難関大学レベル】各大学の入試傾向と対策
早慶上智
まとめ
今回は、政治経済の勉強法と各大学のレベルに合わせた参考書のルートを紹介しました。
政治経済は勉強法で説明した通り、語句の理解が大切な科目です。
そのため、インプットとアウトプットのバランスを考えながら、今回の参考書ルートを参考にしてみてください。
また、マナビズムのYouTubeチャンネルでも、政治経済の参考書ルートに関する説明がなされているので、ぜひこちらもご覧ください!