【政治・経済編】中央大学の入試対策・オススメ参考書

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はじめに

本記事では【中央大学の政治経済】入試傾向、対策、勉強法について紹介します!本記事では

  • 中央大学の政治経済の難易度は?
  • 中央大学の政治経済の頻出項目は?
  • どういった勉強すればいいの?
  • どんな参考書を使用すればいいの?

など政治経済を勉強する受験生、中央大学を受験する受験生は是非参考にしてください!

まず中央大学の概要を紹介します!中央大学はMARCHの「C」の部分を成す関東の難関私大です。
また中央大学の偏差値は約55〜65となっています。
関連:中央大学の偏差値・合格最低点ランキング

中央大学の政治経済の概要

・試験時間:60分
・配 点 :100点
・目標点 :約75点
・出題形式:マーク式、記述式
・問題構成:大問3〜4題
以上が中央大学の政治経済の概要となっています。

入試・出題傾向

目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 資料難易度 語句問題 正誤問題 記述問題 計算・グラフ問題
経済 75%〜 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆
80%〜 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆
75%〜 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ×
75%〜 ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆
全学部 75%〜 ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

経済学部

配点:100点
問題数:大問3題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 資料難易度 語句問題 正誤問題 記述問題 計算・グラフ問題
経済 75%〜 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

<出題傾向>
経済学部の出題傾向は政治範囲から1題、経済範囲から2題出題される傾向にある。学部の特徴として、需要と供給、金融政策などが含まれる「経済理論」と外国為替や南北問題などの「国際経済体制」からの出題が全体の約5割を占める。
また、記述で答える問題が約9割もあるため、記述で問題が解ける状態にしておくことが重要である。

<対策>
数字表現を覚える!
年号を問う問題や年号から出来事、法律名、条約を答える問題が出題されやすいため、数字や年号と関連する出来事をセットで覚えるようにしましょう。

語句の組み合わせはすべて覚える!
経済学部の問題は「社会保障4つのうち社会保険・公衆衛生以外の残りの2つを答えよ」といった「その語句の組み合わせのうち残りを答えよ」という問題が出題されやすい。そのため、「国家の3要素」や「消費者の権利」など組み合わせで成り立つ語句、用語は全て覚えるようにしましょう。

記述問題対策を行う!
経済学部の問題は記述で答える問題が多く出題される傾向にある。そのため記述対策が必要になってくる。そこでオススメなのが「立命館大学の政治経済」の問題である。中央大学の経済学部と同じ記述系の問題なため、記述対策が行えることができ、他大学の過去問ではあるが難易度の高い演習が行えるため使用することを勧める。またそれ以外にも中央大学の文学部の問題も似た形式なため演習教材としてオススメである。

商学部

配点:100点
問題数:大問3〜4題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 資料難易度 語句問題 正誤問題 記述問題 計算・グラフ問題
80%〜 ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

<出題傾向>
商学部の出題傾向は政治範囲から1題、経済範囲から2題出題される場合と政治範囲2題、経済範囲2題の出題の2つのパターンが傾向にある。問題傾向としては、「経済理論」の分野や「国際政治」の分野などの出題が多い傾向にある。またGDPや経常収支などの計算問題も出題されやすい。

<対策>
数字表現を覚える!
年号を問う問題や年号から出来事、法律名、条約を答える問題が出題されやすいため、数字や年号と関連する出来事をセットで覚えるようにしましょう。

語句の定義を覚える!
商学部の問題は語句の定義を50字で説明する問題などが出題される。それ以外にも正誤問題や記述式問題が出題される傾向にあるため、語句の定義や内容をしっかりと覚えておく必要がある。

計算問題やグラフ問題の対策!
需要・供給グラフ、ドント式、比較生産費説、信用創造などに関する問題が毎年出題される傾向にある。そのため、参考書等に記載されている公式や図表は必ず活用できるように学習しましょう。

文学部

配点:100点
問題数:大問3題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 資料難易度 語句問題 正誤問題 記述問題 計算・グラフ問題
75%〜 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

<出題傾向>

文学部の出題傾向は政治範囲から1題、経済範囲から2題出題される場合と政治範囲から2題、経済範囲から1題出題される場合がある。問題傾向としては論述問題が出題されるため、語句の定義や内容などインプットしておくことが重要になる。

<対策>
記述問題対策を行う!
文学部の問題は記述で答える問題が多く出題される傾向にある。そのため記述対策が必要になってくる。そこでオススメなのが「立命館大学の政治経済」の問題である。文学部と同じ記述系の問題なため、記述対策に適している。

数字表現を覚える!
数字や年号と関連する出来事をセットで覚えるようにしましょう。それ以外にも、労働関係の範囲から失業率・非正規雇用の数値がグラフの記載なしに問われる問題が出題されたりすることもあるため、年号や数値表現は必ず覚えるようにしましょう。

「日本国憲法」と「経済分野」を重点的に!
政治分野では「日本国憲法」からの出題が多く、「憲法の条文」や「第何条」などが問われやすい。経済分野では中央大学以外の他大学も出題される割合が高いため、中央大学以外の大学を志望する受験生は重点的に学習するようにしましょう。

法学部 

配点:100点
問題数:大問3〜4題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 資料難易度 語句問題 正誤問題 記述問題 計算・グラフ問題
75%〜 ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

<出題傾向>
法学部の出題傾向は政治範囲から1題、経済範囲から2題出題される場合と政治範囲2題、経済範囲2題の出題の2つのパターンが傾向にある。問題傾向としては日本の政治制度に関する問題が出題されやすい。また論述問題なども出題される傾向にあるため、対策が必要である。

<対策>
数字表現を覚える!
年号を問う問題や年号から出来事、法律名、条約を答える問題が出題されやすいため、数字や年号と関連する出来事をセットで覚えるようにしましょう。

語句の定義を覚える!
法学部の問題は語句の定義を説明する問題などが出題される。それ以外にも正誤問題や記述式問題が出題される傾向にあるため、語句の定義や内容をしっかりと覚えておく必要がある。

人物とその功績をセットで覚える!
法学部の問題を解くうえで人物とその功績を覚えることが重要である。「経済学者の著書」や「内閣毎の功績などの違い」といったことを覚えることが必要である。

全学部

配点:100点
問題数:大問4題

  目標得点率 総合難易度 語句難易度 正誤難易度 資料難易度 語句問題 正誤問題 記述問題 計算・グラフ問題
全学部 75%〜 ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ×

×:1割未満 △:1〜3割 ◯:3〜5割 ◎:5割以上

<出題傾向>
全学部の出題傾向は主に政治範囲2題、経済範囲2題の出題傾向である。問題としては語句、正誤問題が主に出題されやすい。また語句問題は基礎・標準レベルのものが出題される一方で正誤問題は少し難しめの問題も出題されるため、語句の定義の違いなどを理解しておく必要がある。

<対策>
正誤問題対策!
全学部の問題は正誤問題が出題されやすいため対策が必要である。その対策方法として「マーク式基礎問題集」での演習が挙げられる。この問題集を使用する時必ず解いて終わりではなく、なぜ間違えたのかなど復習に時間をかけるようにしてください。

違いを理解する!
全学部の問題は「大日本帝国憲法の立法権の特徴」や「日本国憲法の立法権の特徴」などの変化前と変化後の問題が出題される傾向にある。そのため「変化前と変化後の違い」を理解しておくことが重要である。

「国際政治と日本」「経済理論」を得意分野に!
この2分野だけで全体の出題割合の約45%と半分近くを占める。前者の対策としては、例えば、地域紛争系は「紛争名と民族」をセットで覚えたりすることが重要である。後者の対策としては「需要・供給の関係」や「金本位制の特徴」、「買いオペと売りオペの目的の違い」など特徴や違いなどを学習することが重要である。

政治経済オススメ参考書


政治・経済の点数が面白いほどとれる本」の使い方!
<特徴>
本書の特徴としては教科書よりわかりやすく、口語調で記載されているため政治経済入門者でも理解しやすいレイアウトになっています。
また主にセンター試験対策用となっていますが、私立対策でも十分使用できる参考書です。

<使用方法>
使用時期としては、入試初期から入試本番までとなっています。
使用方法としては、1講/週(1周目)のペースで使用していきましょう。使用する際はただ用語覚えるだけでなく、用語の因果関係なども理解し、年号と語句をセットで覚えるようにしましょう。


スピマス政治・経済問題集の使い方!
<特徴>
本書の特徴としては、政治経済の基礎問題を記述式で演習できる点です。左ページはインプット用の内容が、右ページには問題が記載されており、この一冊で基礎基本の知識を学べるようになっています。

<使用方法>
使用時期としては、入試初期から入試中期までとなっています。
使用方法としては、インプット系の参考書を2周以降行ってから使用するようにしましょう。問題を解く前に、インプットページで、知識の確認をしてからアウトプットするようにしましょう。目標習熟期間としては2〜3ヶ月で完成させるようにしましょう。

政治・経済標準問題精講」の使い方!

 <特徴>
政治・経済標準問題精講の特徴としては、レベルの高い問題と詳しい解説が特徴的な参考書です。しかし、収録されている問題レベルが高いため、基礎・標準が完璧になってから使用するようにしましょう。

<使用方法>
使用時期としては、入試中期から入試後期となっています。
使用方法としては、普通の問題集同様に、問題を解き、答え合わせ、復習の順で進めてください。この際、必ず間違えた問題にはチェックを入れ、教科書等で見直し、次から解ける状態にしておくことが重要です。


「マーク式基礎問題集政治・経済」
<特徴>
本書の特徴としては主にセンター試験対策で使用される参考書です。しかし、センター試験対策以外にも、正誤問題の対策にも使用でき、解説がわかりやすいため、政治経済の学習するうえでオススメの一冊です。

<使用方法>
使用時期としては、入試中期から入試後期となっています。
使用方法としては、政治経済の問題がある程度解ける状態になってから使用し始めてください。また政治・経済標準問題精講と並行で進めてもらっても問題ありません。

まとめ

本記事では中央大学の政治経済の傾向と対策、勉強法について紹介してきました!
中央大学の政治経済は正誤や記述の問題がしっかり解けるか、書けるかが合否のポイントになります!正誤問題はしっかり吟味すれば解くことができますし、記述式の問題も一問一答や問題集を何回も演習していれば対応することができます!

また論述問題もしっかりポイントをおさえて書けば点数になるので、過去問を繰り返して対策していきましょう!
以上【中央大学の政治経済】入試傾向、対策、勉強法になります!是非、参考にして中央大学の合格を勝ち取りましょう!
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