【政治経済編】早稲田大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: WASEDA

本記事では早稲田大学の政治・経済の傾向と対策について紹介します。早稲田大学は早慶上の「早」を占める日本の最難関私立大学です。全13学部で約5万人が学んでいます。

はじめに

早稲田大学の入学試験は学部・学科によって出題傾向が異なり、学部・学科に即した対策が必要です。したがって、過去問演習する際は自分の志望する学部の過去問でないと問題数や出題形式が違ってしまう可能性があります。その点は注意して過去問演習を行いましょう。

本記事では早稲田大学法学部・文学部・教育学部・商学部・社会科学部・人間科学部の傾向と対策について解説していきます。

各学部の入試傾向と特徴

それでは早稲田大学各学部の政治・経済の概要と特徴について紹介していきます。

法学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:40点
  • 目標点 :6〜6.5割
  • 形  式:マーク式 & 記述式(論述あり)
  • 構  成:大問4題

入試傾向

法学部の政治・経済は大問4題で各大問に文章問題が出題されています。問題の内容としては、説明問題・正誤問題・空欄補充問題などが多くなっています。法学部ということもあり法律関係の語句の出題が多いので、記述式の問題でも正しく漢字で書けるようにしておきましょう。

ほとんど毎年、計算問題・グラフがメインになる大問が1題出題されているので、計算・グラフ対策もしておきましょう。論述問題ですが、毎年150字程度の論述問題が出題されています。
憲法関連の論述問題が多いので、入試前などに重点的に知識を深めて論述できるようにしておきましょう。

教育学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:50点
  • 目標点 :6〜6.5割
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問4題

入試傾向

教育学部の政治・経済は大問4題で各大問に文章問題が出題されています。他学部に比べると問題量は少ないですが、記述問題の量が多く、語句を答える際はほとんど記述式で答える形になっています。記述式の問題でも正しく漢字で書けるようにしておきましょう。

問題の内容としては、空欄補充問題・語句問題の出題率が非常に高いです。ただ、グラフ読み取りなど数字関連の問題も毎年出題されているので、しっかり対策しておきましょう。時事問題も頻出なので最新の時事は必ずチェックしておきましょう。

商学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:60点
  • 目標点 :6〜6.5割
  • 形  式:マーク式 & 記述式(論述あり)
  • 構  成:大問6題

入試傾向

商学部の政治・経済は大問4題で各大問に文章問題が出題されています。選択問題や説明問題・正誤問題などマーク式の問題の出題が多いですが、空欄補充問題は記述式のものが多く、出題される数も多いです。

商学部ということで計算問題や数字関連の問題など、政治よりも経済に関する出題が多く、需要曲線・供給曲線の問題などここ数年では頻出です。論述問題ですが、1題だけの場合もありますが複数出題される場合もあります。

80〜100字の論述1題、もしくは60〜80字と50字以内の論述の2題出題された年もあり、経済分野に関する論述問題の出題が多いです。

社会科学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:40点
  • 目標点 :6〜6.5割
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問4題

入試傾向

社会科学部の政治・経済は大問4題で、3題は文章問題・1題はグラフや表の問題という形が多いです。全てマーク式の問題で下線部に関する選択問題・正誤問題・説明問題がほとんどです。大問1題はグラフや表の問題で、計算問題も出題されるので対策しておく必要があります。

時事問題も出題されますが、単独では出題されず政治・経済の通常の問題に絡めて出題されるので、時事に関する知識を暗記するだけでなく通常の政治・経済の知識と結びつけて理解しましょう

人間科学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:50点
  • 目標点 :6〜6.5割
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問5題

入試傾向

人間科学部の政治・経済は大問4題で各大問に文章問題が出題されています。全てマーク式の問題で下線部に関する選択問題・空欄補充問題・説明問題の出題が多いです。数値に関して問われることが多いので、重要なパーセンテージや年度などは整理しておくようにしましょう。

基本的には標準レベルの問題が多いですが、数問深く知識を掘り下げた難問も出題されます。過去問演習をしていく中で徐々に知識を深めていき、難問にも対応できるようにし他の受験生との差をつけましょう。

入試対策・オススメ参考書

早稲田大学の政治・経済は非常に難易度が高いですが、基本的には教科書の範囲から出題されます。難問も出題されますが、解けなくても合否にはあまり関係なく、標準レベルの問題を落とさなければ合格点を取ることができます。

したがって、早稲田大学志望でもいきなり難しい参考書使ったりせずに、最初は基礎を固めることを意識しましょう。入試初期はインプット中心に進めていき、夏頃にかけてインプットした知識を本格的にアウトプットしていきましょう。

早稲田大学は学部によって問題の難易度や傾向が異なります。
受験後期には自分の志望する学部の過去問をたくさん解いて、過去問研究を行いましょう。

インプット用参考書


政治・経済の点数が面白いほどとれる本」の使い方!
<特徴>
政治・経済のインプット用の参考書です。センター試験と参考書名に入っていますが、難関大学にも対応できる量の情報が収録されています。講義形式に丁寧に解説されているので、政治・経済に関する知識がない方でも1冊目から使用することができます。資料集・用語集も隣に置きながら、読み進めていきましょう。

<使用時期>
目標習熟期間は3ヶ月
入試初期〜入試本番まで使い続けましょう。「政治・経済一問一答」と並行して進めていく。最初は一周を1ヶ月程度のペースで進めていき。徐々にペースを上げていく。


「用語集 政治・経済」
<特徴>
政治・経済の用語が詳しく説明されている、いわば政治・経済の辞書。政治経済を受験する人には必須の1冊。時事用語の解説もされているので、問題演習や過去問演習の復習をする際など参照にしたい。各用語の出題頻度も記述されているので、自分がわからなかった語句が覚えるべきかそうでないかを判断し、効率用勉強しましょう。

<使用時期>
勉強中にわからないところがあれば参照する。

アウトプット用参考書


政治・経済 一問一答」の使い方!
<特徴>
政治・経済の一問一答参考書。出題頻度ごとに語句に印がついているが、早稲田志望の人は全ての語句暗記するようにしたい。

<使用時期>
「センター試験 政治・経済の点数が面白いほど取れる本」と並行しながら進めていく。
その日読んだ範囲の知識をこの一問一答で確認する。
※「センター試験 政治・経済の点数が面白いほど取れる本」が1周目ののタイミングでは使用しないでください。どうしても一問一答を使用すると、語句暗記が中心となり覚えやすい反面、流れ等は理解できず、問題に対応できるインプットができません。


「私大攻略の政治・経済」
<特徴>
政治・経済のアウトプット用参考書。レベルとしては、標準〜MARCHレベルまで収録されています。記述問題も収録されているので、この問題集で演習を積んで早稲田大学の出題形式に慣れておきたい。

<使用時期>
入試初期〜入試後期にかけて使用する。


政治・経済標準問題精講」の使い方!
<特徴>
国公立大学、難関私立大学から厳選した問題が80題収録されている参考書。選択問題から記述・論述問題まで様々な出題形式の問題が収録されています。早稲田大学受験者で志望する学部に論述問題が出題される人は論述問題もといて対策しましょう。

<使用時期>
「私大攻略の政治・経済」終了後に使用する。


「難関大学突破 究める政治・経済

<特徴>
この参考書は難関大学対策の政治・経済問題演習書です。難易度の高い問題に対して、解説も非常に詳しくなっているので過去問演習前に知識を深めることができます。アウトプットの仕上げとして行いましょう。

<使用時期>
「政治・経済 標準問題精講」終了後に使用する。

まとめ


※2月から開始した場合!
紹介したオススメ参考書を使用した際の政治・経済の年間学習スケジュールはこの様になります。

各学部の概要で紹介したとおり、学部によって出題形式や出題分野が異なります。入試勉強を始める際は自分の志望学部の傾向にあった勉強を行いましょう。
ぜひ参考にして早稲田大学の政治・経済の目標点を取れるようにしましょう。

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