【政治・経済編】明治大学の入試対策・オススメ参考書

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はじめに

本記事では明治大学の政治・経済の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。
明治大学はGMRACHの「M」の部分を占める大学で、主に東京都千代田区にキャンパスがあり全10学部で約3万人の生徒が学んでいます。

明治大学の政治・経済は学部・学科によって出題傾向が異なり、学部・学科に即した対策が必要です。したがって、過去問演習する際は自分の志望する学部の過去問でないと問題数や出題形式が違ってしまう可能性があります。その点は注意して過去問演習を行いましょう。

本記事では明治大学国際日本学部・政治経済学部・農学部・法学部・商学部・経営学部・情報コミュニケーション学部の傾向と対策について解説していきます。

各学部概要と特徴

それでは今から明治大学の政治・経済の各学部の概要と特徴について紹介していきます。

国際日本学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :31問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問4題

<傾向>
政治範囲から2題、経済範囲から2題のパターンが多く、分野としては日本経済・国際政治・日本国憲法と人権保障からの出題が多い。「憲法条文の穴埋め」や「第◯条」かが問われやすい。

国際日本学部ということもあり、国際経済体制や環境問題などからの出題が多い。経済分野では理論的な問題は少なく、財政や金融を扱う場合も国際経済と日本経済の関連を聞く問題が出題されている。

国際日本学部では論述問題が出題される。字数制限はないが、指定の語句を組み入れた文章が求められるので、地震と根拠をもって書く力が求められる。

<対策>
国際日本学部の政治経済は出題形式が様々で、選択・記述・論述と多岐にわたる。したがって、語句の暗記ばかりの勉強では7.5割以上の得点を取ることはできない。

時代の流れや語句同士のつながりを意識しながら暗記していく必要がある。一問一答などだけでは語句同士が繋がりにくいので、様々な問題形式に触れて知識を定着させていく。

先述したように、国際日本学部では1つのテーマに対して時節とその根拠を書かせる論述問題が出題される。論述は書かなければ上達しないため、テーマを設定してディベート風に賛成・反対の2つの意見を書くなどで対策したい。

政治経済学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :40問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問4題

<傾向>
大問4題のうち政治分野、国際分野からそれぞれ1題、経済分野から2題のパターンが多く、分野としては国際経済・日本経済の出題傾向が高く、この2分野だけで5割以上を占めている。

例年マーク式と記述式の問題がそれぞれ20問ずつ出題され、年度によっては並び替え問題や計算問題といったより複雑な形式の出題がされる。
レベルとしては基礎〜標準的な問題が多い。

<対策>
政治経済学部の問題では人物名を聞く問題が多い傾向にある。例えば、『「地方自治の諸制度と自由の関係は小学校と学問の関係と等しい」と記したのは誰か?』などといった問題である。この様な出題が毎年4〜5門ほど出題される。

したがって、人物名を覚える際は「その人の功績」とセットで覚える様にしましょう。
時事問題も毎年出題されているので、資料集・用語集などを用いて、時事問題対策も行いたい。

全体的にマーク・記述式問題ともに基礎〜標準レベルの問題が多いが、一部発展的な問題も出題される。目標点である8割を取るためには基礎〜標準的レベルの問題を確実に取ることが必要です。

農学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:120点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :45〜50問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問5題

<傾向>
政治分野から2題、経済分野から3題のパターンが多く、分野としては日本経済・国際経済・民主政治の基本原理の出題が多い。特に、農業・中小企業問題は頻出です。
農学部ということもあり、農業や公害・環境問題といった分野からの出題が毎年のように行われている。

割合としてはマーク式が8割、記述式が2割で出題されることが多い。記述問題は「漢字◯字で」「カタカナ◯字で」といった様に指定されることが多い。

難易度は基礎レベルのものが多く出題範囲に関しても偏りがあるので高得点狙いやすい。
※農学部で政経受験ができるのは食料環境政策のみになる点に注意が必要である。 

<対策>
農学部の問題は基本的には標準レベルの問題が多いが、農業分野に関しては基礎・標準レベルを超える発展的なものまで出題される。参考書だけでは対応できないので、農林水産省のWebページから出されている「食料・農業・農林白書」の内容と総論部分や要旨の部分を熟読しておく必要がある。

その他の特徴的な問題としては、裁判外紛争処理制度の略称「ADR」を聞く問題や、「GDP」の正式名称を聞く問題といったように語句の略称と正式名称をセットで覚え記述できるようにしておく必要がある。

法学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :39問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問4題

<傾向>
政治分野から2題、経済分野から2題のパターンが多く、分野としては日本国憲法と人権保障・日本経済の出題が多い。
例年、政治分野が全て記述式、経済分野がマーク式となっている。また、政治分野から1題70字で論述問題が出題されるのが特徴的である。

法学部ということもあり、日本国憲法と人権保障からの出題割合が3割と高い傾向にある。
論述問題に関しては「統治行為論の説明問題」「見えざる手の説明問題」といったように語句を70字で説明する問題が出題されるので、語句の意味や関連語句の知識など幅広く覚えておく必要がある。

<対策>
法学部では日本国憲法の条文の空所を記述で問う問題が頻出される。したがって、使用参考書の憲法条文は最低限、記述できるように対策する必要がある。

さらに、「夜警国家を唱えて人物は誰か?記述せよ」といったように人物名を聞く問題や、その人の功績を聞く問題が毎年のように出題される。政治分野においては特に人物名とその功績はセットで覚えておくようにしましょう。

法学部の問題のレベルとしては基礎〜標準レベルのものが多いが、論述問題のレベルが高い。語句の名前だけでなく、用語集などで語句ごとの意味や知識まで身につけておきましょう。
時事問題も数問出題されるので、資料集・用語集などを用いて、時事問題対策も行いたい。

商学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :40問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問4題

<傾向>
大問4題中3題以上が経済分野という経済分野重視の構成になることが多く、経済分野のうち1題は国際経済分野から出題されることが多い。分野としては、経済理論・国際経済・日本経済が頻出である。

出題割合としてはマーク式が25問、記述式が約15問で全40問出題される傾向にある。

時事問題も含め細かい知識まで問われることから難易度が高いと言える。また、経済問題やグラフなど統計情報から読み取る問題、並び替え問題も出題されるので総合力が求められる構成となっている。

<対策>
商学部ということもあり、経済分野では国債依存度や税の直問比率といった統計情報が頻出される。問題によっては資料集でしか扱っていないものも出題されるので、資料集を併用した勉強を行う必要がある。

上述の通り、経済分野からの出題割合が高い。計算問題も出題されるので語句を暗記するだけでなく、経済分野に関してはたくさん問題演習をこなしましょう。

ベーシックインカムやパリ協定からの離脱といったように最新の時事と絡めた問題も出題されるので、やはり資料集・用語集も活用し対策しましょう。

経営学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :45〜50問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問4題

<傾向>
大問3題のうち経済分野から2つ出題される傾向にあり、経済分野ではグラフや統計情報から読み取る問題も出題されるので総合的な力が求められる。
分野としては日本経済・国際経済の出題が多く、日本経済だけで4割以上を占めている。

出題形式割合としては約8割が語句選択問題、残り2割が語句の記述問題であることが多い。記述問題は「字数指定されるもの」と「指定されないもの」とに分かれるので、より深い知識が求められる。

<対策>
経営学部の問題では年号や憲法第◯条といった基礎的な内容から「障害者の法定雇用率」「スマホ・PC」載せたい保有率といった発展的な数字表現に関する問題が出題される。

さらに「国連憲章が署名された会議名」や「所有と経営の分離を論じたのは誰か」といった受験生が混同しがちな語句に対する問題が多い。したがって、関連語句との違い、語句の定義まで覚えるようにしましょう。

経営学部の問題は数値表現や記述問題、正誤問題というように語句の暗記など単発の勉強だけでは得点に繋がりにくい。
インプットとアウトプットを上手い割合で行い、体系的な知識を身につけていきましょう。

情報コミュニケーション学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :40〜50問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3〜4題

<傾向>
例年、政治分野・経済分野から2題ずつ出題されることが多い。分野としては、日本の政治制度や日本経済の出題比率が高いが、他にも様々な分野が出題される。

政治分野については標準レベルのもので構成されているが、発展的な知識を問う問題も出題される。
出題割合としては、マーク式が6割、記述式が4割となっている。

2017年度は「使用語句が指定された上での60時記述」が出題されている。そのため、年度によっては論述問題も出題される可能性があるので、注意しましょう。

<対策>
情報コミュニケーション学部の問題では正誤問題の形式が「正しいものを選ばせる」問題だけでなく、「謝りの選択肢を選ばせる」ものも出題されるので、問題演習の時は常に不正解の選択肢も「なぜこの語句は違うのか」も説明できるようにしましょう。

法律の制定年や組織の成立年など年号に関する出題が毎年のように行われている。したがって、頻出の年号は必ず暗記して、確実に得点につなげましょう。

先述のように、情報コミュニケーション学部では約20門が記述形式で出題されるので、確実に書き取れるようにしましょう。対策としては、出題形式が似ている「立命館大学の政治・経済」がオススメできる。

全学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :7.5割
  • 問題数 :40問
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問4題

<傾向>
政治範囲から2題、経済範囲から2題のパターンが多く、分野としては経済理論・日本経済・日本の政治制度からの出題が多い。国際政治や国際経済からの出題は少ない。

問題は全てマーク式で、語句選択や語句・数字の組み合わせを選択するもの、正誤問題・計算問題が主に出題される。近年はグラフ問題も出題されている。
割合としては、語句選択が5割、正誤問題が5割の比率。

<対策>
明治大学全学部の問題は語句選択・正誤問題を中心に構成されているので、早い時期から基本的な語句は覚えてしまい、その後は実践的な演習に取り掛かっていきたい。

全学部の問題では、参考書に掲載されていない資料問題や時事問題も出題されるので勉強するときは資料集や用語集と一緒に参考書を読み進めていきましょう。

日本国憲法と人権保障・日本の政治制度の2分野は全学部の問題において必ずと言っていいほど出題されているので、入試前などは重点的に理解を深めましょう。
日本国憲法と人権保障は特に、各権利が争われた訴訟についてに違いを抑えること。

日本の政治制度は特に書く政治制度の権限や地方自治における数字表現を抑えるようにしましょう。

明治大学の政治経済勉強法

①教科書レベルの基礎的内容は必ずおさえておく
明治大学を受験する場合、教科書レベルの基本的な内容は必ずおさえておきましょう。全体的な傾向として正誤問題が多く出題されます。
 
選択肢の中のどこがおかしいのかを見つけるためには単語レベルで丸暗記しているだけでは全く歯が立ちません。
 
他の社会科目と比べて、特に政治・経済という科目は丸暗記だけでは点数を取ることが難しいので、きちんと「理解」した上で暗記することが大切になってきます。
 
少しでも理解する上で分からない単語があれば必ず用語集で調べましょう。
自分が「理解」できているのかどうかを判断するのに良い方法は「誰か別の人に説明できるかどうか」確認することです。
 
自分の中ではきちんと理解していたつもりでも、人に説明するとなると一気に難しくなります。少しでも曖昧な部分があると説明はできません。
 
その詰まった所をまた参考書や用語集で確認しましょう。この勉強では実際に誰かに説明する必要はありません。頭の中で授業をするイメージです。
 
すべての学部で記述問題が出題されるので書けるようにしておく全学部日程を除いてすべての学部で記述式の問題があります。
 
文字数指定や人名、年号などもありますが、やはりテキストにでてくる単語は漢字で書けるようにしておきましょう。
 
かといって始めからすべて書く勉強は絶対にしないでください。基本的には見て(赤シートで隠して)勉強するようにしましょう。なぜならば「書くよりも見るほうが圧倒的に早いから」です。
 
暗記の大原則は繰り返し見ることです。書くことで出会える回数と、見ることで出会える回数は圧倒的に後者に軍配が上がります。
書くのはどうしても覚えられない場合の最終手段にしておきましょう。

②どの学部でも時事問題が頻出、必ず対策を
明治大学の政治・経済では時事問題が頻出です。時事問題を苦手とする受験生は多いです。しかし、そこでしっかりとした対策をして時事問題で点数を稼ぐことができれば、他の受験生と大きな差をつけることが出来るでしょう。
 
では実際どのように対策するのかですが、書店の参考書コーナーに行くと政治経済のところに時事問題専用の参考書や用語集が毎年発売されているのを見つけることができます。
 
だいたいそれらの参考書を使いはじめるのは10〜11月頃で良いでしょう。
 
それまでは基本的な部分をきちんとインプットの参考書で学んでおきましょう。
 
時事問題とは言え、基本的な部分の知識は必ず必要です。
 
たとえば選挙制度に関して、ある年に新しく公職選挙法が改正されたとします。

その改正された後の内容だけわかっていても、そもそも公職選挙法というものがどういった性質のものなのかを理解していなければ効果が薄くなってしまいます。
 
まずはインプット系の参考書をしっかり理解しながら覚えた後に時事問題を勉強する。この順番を必ず守って勉強していってください。

オススメ参考書・問題集

それでは今から政治・経済のオススメの参考書をインプット用参考書とアウトプット用参考書に分けて紹介していきます。

インプット用参考書


政治・経済の点数が面白いほどとれる本」の使い方!
<特徴>
政治・経済のインプット用の参考書です。
講義形式に丁寧に解説されているので、政治・経済に関する知識がない方でも1冊目から使用することができます。資料集・用語集も隣に置きながら、読み進めていきましょう。

<使用時期>
目標習熟期間は3ヶ月
入試初期〜入試本番まで使い続けましょう。
「政治・経済一問一答」と並行して進めていく。最初は一周を1ヶ月程度のペースで進めていき。徐々にペースを上げていく。


「用語集 政治・経済」
<特徴>
政治・経済の用語が詳しく説明されている、いわば政治・経済の辞書。政治経済を受験する人には必須の1冊。
時事用語の解説もされているので、問題演習や過去問演習の復習をする際など参照にしたい。

各用語の出題頻度も記述されているので、自分がわからなかった語句が覚えるべきかそうでないかを判断し、効率用勉強しましょう。

<使用時期>
勉強中にわからないところがあれば参照する。

アウトプット用参考書


「政治・経済 一問一答」
<特徴>
政治・経済の重要語句を一問一答形式にアウトプットできる参考書。出題頻度も記述されているので、頻度の高いものから優先的に暗記していきたい。

ただこの参考書で流れを学ぶことはできないので、全てこの参考書に頼るのはやめましょう。

<使用時期>
「センター試験 政治・経済の点数が面白いほど取れる本」と並行しながら進めていく。その日読んだ範囲の知識をこの一問一答で確認する。
※「センター試験 政治・経済の点数が面白いほど取れる本」が1周目のタイミングでは使用しないでください。どうしても一問一答を使用すると、語句暗記が中心となり覚えやすい反面、流れ等は理解できず、問題に対応できるインプットができません。


「私大攻略の政治・経済」
<特徴>
各単元の要点整理と私大の過去の入試問題の演習でインプット要素とアウトプット要素2つを兼ね備えた参考書。
選択問題も記述問題も収録されているので、この問題集で演習を積んで明治大学の出題形式に慣れておきたい。

<使用時期>
入試中期〜入試後期にかけて使用する。


「政治・経済 標準問題精講」
<特徴>
国公立大学、難関私立大学から厳選した問題が80題収録されている参考書。選択問題から記述・論述問題まで様々な出題形式の問題が収録されています。
明治大学受験者で志望する学部に論述問題が出題される人は論述問題もといて対策しましょう。

<使用時期>
「私大攻略の政治・経済」終了後に使用する。

まとめ


※2月から開始した場合!

紹介したオススメ参考書を使用した際の政治・経済の年間学習スケジュールはこの様になります。各学部の概要で紹介したとおり、学部によって出題形式や出題分野が異なります。

入試勉強を始める際は自分の志望学部の傾向にあった勉強を行いましょう。ぜひ参考にして明治大学の政治・経済の目標点を取れるようにしましょう。

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