【政治・経済編】青山学院大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: AOYAMA-GAKUIN

はじめに

本記事では青山学院大学の政治・経済の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。青山学院大学はMARCHの「A」の部分を占める大学で、全11学部で約2万人が学んでいます。
青山学院大学の偏差値は65.0~55.0と学部によって大きく異なります。
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青山学院大学の政治・経済は学部・学科によって出題傾向が異なり、学部・学科に即した対策が必要です。したがって、過去問演習する際は自分の志望する学部の過去問でないと問題数や出題形式が違ってしまう可能性があります。その点は注意して過去問演習を行いましょう。

本記事では青山学院大学経営学部・法学部・国際政治経済学部・経済学部・総合文化政策学部・地球社会共生学部、そして全学部日程の傾向と対策について解説していきます。

各学部概要と特徴

それでは今から青山学院大学の政治・経済の各学部の概要と特徴について紹介していきます。

経営学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :40〜50問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3〜4題

<傾向>
政治範囲から1題、経済範囲から2題のパターン、政治範囲から2題、経済範囲から2題のパターンがあり、主に経済範囲からの出題率が高い。分野としては、経済理論・日本経済・国際政治の出題率が高い。

また労働関係の範囲から出題される場合は女性管理職比率など統計情報がよく出題され、地域紛争や平和主義などの内容が他の大学よりも頻出される傾向にある。

経営学部の受験日2/15・2/21の内、2/15には記述問題も5〜10問ほど出題されるので注意しましょう。
出題割合としては正誤問題7割・語句問題が3割となっています。

<対策>
経営学部の語句の難易度は易〜標準レベルです。したがって、ある程度基本的な語句のインプットができれば、実践的な演習に取り掛かっていきたい。
青山学院大学だけでなく、関西大学・立命館大学などの過去問も使って、記述・正誤問題の対策をオススメする。

基本的には正誤問題・語句問題が中心的になっているが、地図問題も出題されるので資料集を併用して位置関係も把握するようにしよう。

上記で述べた通り、地域紛争の分野が出題されやすいので、紛争名・どの国(どの民族)が争ったかをセットで覚える必要がある。さらに法律の成立年の並び替えやグラフ・計算問題なども頻出なので、数字がらみの情報は抑えましょう。

国際経済体制と各軍縮条約などの範囲が出題されると高確率で「加盟国と非加盟国」「加盟国の変遷として正しいものを選べ」などの出題がされるので、加盟国は語呂などを使って要領よくに覚えよう。 

法学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :40〜50問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3〜4題

<傾向>
政治範囲から1題、経済範囲から2題のパターン、両範囲から2題ずつのパターンがあり、分野としては、経済理論・日本経済の出題率が高い。

法学部ということもあり、憲法条文や法律の内容に関する正誤問題が頻出です。
グラフ・計算問題に関しては他学部よりも比較的易しめの問題が出る傾向にある。

法学部の受験日2/18・2/21の内、2/18には記述問題も7〜10問ほど出題され、「カタカナ◯字で記述せよ」など字数提示されることが多い。
出題割合としては語句問題が7割・正誤問題が3割となっています。

<対策>
法学部の問題では年号・排他的経済水域の数値・合計特殊出生率の最低値などの数字表現が頻出。また、出来事に関する発生順を並び替える問題なども出題されるので、法律や条約は年号とセットで覚えましょう。

上記で述べた通り、地域紛争の分野が出題されやすいので、紛争名・どの国(どの民族)が争ったかをセットで覚える必要がある。

また、需要・供給グラフ・租税収入のグラフ・国連分担金・信用創造に関する問題が毎年出題されているので、参考書に記載されている公式・図表は活用できるように必ず覚えておきましょう。

国際政治経済学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :40〜50問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3〜4題

<傾向>
政治範囲から1題、経済範囲から3題のパターン、両範囲から2題のパターンがあり、経済分野から出題される際はGDP計算・信用創造・租税収入などグラフや計算問題が出題される傾向にある。

分野としては日本経済・国際政治・経済理論で5割以上を占めている。記述形式の問題が出題される際は「漢字◯字で記述せよ」などの字数指定をされることが多い。
出題割合としては語句問題が7割・正誤問題が3割となっています。

<対策>
法学部の問題では法律や条約が問われる。また、出来事に関する発生順を並び替える問題なども出題されるので、法律や条約は年号とセットで覚えましょう。

上記で述べた通り、日本憲法・日本経済・国際政治が国際政治学部では頻出なので、これら3分野は得点源にしましょう。
関西大学や立命館大学の問題は国際政治学部と難易度・出題形式ともに似ているので他大学の過去問なども使って対策しましょう。

経済学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :40〜50問
  • 形  式:マーク式 & 記述式
  • 構  成:大問3〜4題

<傾向>
政治範囲から1題、経済範囲から2題のパターン、両範囲から2題のパターンがあり、分野としては経済理論・日本経済で5割以上を占める。
特に経済理論分野からの出題が多く、需要・供給、金融政策などが含まれる経済理論分野からの出題が多く全体の3割を占める。

法律の年号や制定年の並び替え、「憲法第◯条か」といった数字表現が頻出です。
グラフ・計算問題が信用創造やGDPの計算などの経済理論分野からの出題が多い。

経済学部の受験日2/19・2/21の内、2/19には記述問題も7〜10問ほど出題され、「カタカナ◯字で記述せよ」など字数提示されることが多い。
出題割合としては語句問題が7割・正誤問題が3割となっています。

<対策>
経済学部の語句の難易度は易〜標準レベルです。したがって、ある程度基本的な語句のインプットができれば、実践的な演習に取り掛かっていきたい。

青山学院大学だけでなく、関西大学・立命館大学などの過去問も使って、記述・正誤問題の対策をオススメする。

経済学部の問題では法律や条約が良く問われます。また、出来事に関する発生順を並び替える問題なども出題されるので、法律や条約は年号とセットで覚えましょう。
上記で述べた通り、経済理論・日本経済が経済学部では頻出なので、これら2分野は得点源にしましょう。

総合文化政策学部・地球社会共生学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :40〜50問
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問3〜4題

<傾向>
政治範囲から1題、経済範囲から3題のパターン、両範囲から2題のパターンがあり、分野としては経済理論・日本経済で5割以上と毎年のように出題される。

出題形式は選択問題のみで、記述問題は出題されません。主に語彙問題を中心に構成されています。

憲法条文の穴埋めや法律・条約に関する年号などが頻出される傾向にある。経済体制と核軍縮条約に関しては「加盟国と非加盟国」がよく問われます。

<対策>
総合文化政策学部と地球社会共生学部はマーク式の問題のみなので、単語・語句の徹底暗記を行いましょう。難易度としても標準的なものが多いので基本的な語句のインプットは早い時期に終わらせてしまい、秋にかけて問題集で正誤問題の演習を徹底的に行っていきたい。

年号をもとに語句が聞かれたり、「国際経済体制の成立年」や法律の制定年に関する並び替え問題が出題されるので、語句をインプットする際は必ず年号もセットで覚えるようにしましょう。

上記で述べた通り、地域紛争の分野が出題されやすい。紛争名・どの国(どの民族)が争ったかをセットで覚える必要がある。さらに地図問題も出題されるため、インプットする際は資料集も併用することを意識しましょう。

全学部日程

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点
  • 目標点 :8割
  • 問題数 :50問
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問3題

<傾向>
政治範囲から1題、経済範囲から2題のパターンが多く、分野としては経済理論・日本経済・国際政治と日本の出題率が高い。

語句・正誤問題など語句問題など語彙力を問う問題が多く出題され、標準的なレベルのものが多いがグラフ問題などの統計情報に関しては発展的なものも出題される。

また時事問題も数問出題されるので、余裕がある生徒は資料集などを用いて、時事問題対策も行いたい。

<対策>
語句・正誤問題の出題率が高いので、基本的な語句のインプットは早い時期に終わらせてしまい、秋にかけて問題集で正誤問題の演習を徹底的に行っていきたい。

全学部の問題は「条約の並び替え」や「加盟国の順番の並び替え」などが出題されるので、語句をインプットする際は必ず年号とセットで覚えるようにしましょう。

また、需要・供給グラフ・GDP計算・国連分担金・エネルギー比率に関する問題が毎年出題されているので、参考書に記載されている公式・図表は活用できるように必ず覚えておきましょう。余裕があれば時事問題の対策もしましょう。

オススメ参考書・問題集

それでは今から世界史のオススメの参考書をインプット用参考書とアウトプット用参考書に分けて紹介していきます。

インプット用参考書


政治・経済の点数が面白いほどとれる本」の使い方!
<特徴>
センター試験と題名にありますが、MARCHレベルにも対応できる、政治・経済のインプット用参考書です。講義形式に説明があり、各章センター試験の問題が数問あるのでインプット→アウトプットができます。
難しい単語も出てくるので政治・経済用語集も準備して読み進めていきましょう。

<使用時期>
目標習熟期間は3ヶ月
入試初期〜入試本番まで使用!
「政治・経済一問一答」と並行して進めていく。最初は一周を1ヶ月程度のペースで進めていき。徐々にペースを上げていく。


「用語集 政治・経済」
<特徴>
政治・経済の用語が網羅され、具体例とともに詳しく説明されている。センター試験の出題頻度なども載っているので、わからなかった単語を自分が覚えるべきなのか、そうでないのかを判断しましょう。

<使用時期>
勉強中にわからないところがあれば参照する。

アウトプット用参考書


「政治・経済 一問一答」
<特徴>
大学受験に必要な政治・経済の極意が網羅されており、時事問題も予想問題として収録されています。この参考書を繰り返し使用し、語句を暗記していきましょう。
ただこの参考書で流れを学ぶことはできないので、全てこの参考書に頼るのはやめましょう。

<使用時期>
「センター試験 政治・経済の点数が面白いほど取れる本」と並行しながら進めていく。その日読んだ範囲の知識をこの一問一答で確認する。
※「政経の点数が面白いほど取れる本が1周目のタイミングでは使用しないでください。どうしても一問一答を使用すると、語句暗記が中心となり覚えやすい反面、流れ等は理解できず、問題に対応できるインプットができません。


「政治・経済問題集」
<特徴>
この参考書は政治・経済の問題集で、私大入試の過去問を中心に構成されている標準的なレベルの問題集です。この参考書でアウトプットして、政治・経済の基本語句を定着させましょう。

<使用時期>
入試中期〜入試後期にかけて使用!


「政治・経済 標準問題精講」
<特徴>
最難関大学の入試問題を中心に構成されている問題集です。語句を中心に問う問題から論述問題まで掲載されています。
青山学院大学では論述は出題されないので、その部分はやらなくて良いです。

<使用時期>
「政治・経済問題集」終了後に使用する。

まとめ


※2月から開始した場合!
紹介したオススメ参考書を使用した際の政治・経済の年間学習スケジュールはこの様になります。各学部の概要で紹介したとおり、学部によって出題形式や出題分野が異なります。

入試勉強を始める際は自分の志望学部の傾向にあった勉強を行いましょう。ぜひ参考にして青山学院大学の政治・経済の目標点を取れるようにしましょう。

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