【科目別】近畿大学の入試傾向・難易度の変化まとめ

更新日: (公開日: KINKI

この記事では近畿大学の入試問題の傾向について科目毎に過去2年間で比較してまとめています。

この記事を読めば以下の悩みが解消されます。

  • 難易度は向上しているのか?
  • 出題形式は変わったのか?
  • 入試傾向にあったオススメ勉強法は?

上記のような悩みを抱えた近畿大学志望者は是非参考にして下さい。
近畿大学の入試傾向や特徴にあった受験勉強をして志望校に合格しましょう!

【英語】入試傾向・難易度

それでは英語の入試傾向の変化について紹介していきます。

近畿大学の英語の入試傾向には、特に例年と大きな変化は見られません。難易度、問題形式ともに毎年非常に安定しています。2021年度も、特に大きな変化はないことが予想されます。以下の内容を参考に対策してください。

それでは年度ごとの入試傾向・難易度について見ていきましょう。

2020年度

最初に、2020年度の入試傾向について話します。

入試傾向

・出題形式:変化なし
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大門7題

大問[1]会話文(空所補充)
大問[2]読解(空所補充)
大問[3]文法・語彙(空所補充)
大問[4]文法・語彙(同意表現)
大問[5]文法・語彙(定義に当てはまる語)
大問[6]文法・語彙(語句整序)
大問[7]読解(内容真偽)

近畿大学の英語は例年設問がパターン化しており、近年は全く同じ問題構成となっています。

難易度

全体的な難易度は基本的なレベルのものばかりです。主に基本的な文法力・語彙力が求められており、非常に解きやすい問題となっています。

しかし、試験時間が60分しかないため、時間配分に注意する必要があります。文法や語彙問題はすぐに解答できるようにし、読解に時間的余裕を持たせるよう意識してください。

2019年度

次に2019年度の入試傾向について話します。

入試傾向

・出題形式:変化なし
・試験時間:60分
・解答形式:マーク形式
・問題構成:大門7題

大問[1]会話文(空所補充)
大問[2]読解(空所補充)
大問[3]文法・語彙(空所補充)
大問[4]文法・語彙(同意表現)
大問[5]文法・語彙(定義に当てはまる語)
大問[6]文法・語彙(語句整序)
大問[7]読解(内容真偽)

2019年度も例年と同じ問題構成となりました。

難易度

難易度も特に変化はありません。80%は安定して取れるよう、過去問演習をし対策しましょう。時間内で点数を取り切れる練習が必須です。

近畿大学の英語の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【英語編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【国語】入試傾向・難易度

次に国語の入試傾向・難易度の変化について紹介していきます。

近畿大学の国語は、出題形式・傾向ともに安定しています。現代文・古文ともに幅広いジャンル・時代からの出題となっているため、語彙力・古文常識などの知識も含め、全体的な国語力が問われるテストとなっています。

2020年度

次に2020年度の入試傾向について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:大門3題

大問[1]現代文(評論)【書き取り・内容説明・空所補充・内容真偽】
大問[2]古文(物語草子)【口語訳・空所補充・修辞技法・文法・内容真偽】
大問[3]現代文(評論)【内容説明・空所補充・主旨】

例年、現代文は評論と随筆から1題ずつの問題構成でしたが、2020年度は評論文が2題出題されました。その他は例年通りの内容となっています。現代文・古文ともに内容説明を中心とした問題構成となりました。

難易度

現代文・古文ともに標準レベルの問題となっていますが、選択肢の中には紛らわしいものがあるため、慎重に回答する必要があります。英語と同じく試験時間が60分なので、制限時間との兼ね合いを考えて解いていくことが難しいです。

評論文は随筆と比べ読みづらくなっており、2019、2018年度と比べると若干難易度が上がったと感じる方もいると思われます。しかし、適切な読み方、解法で取り組むことで問題なく得点出来るでしょう。

2019年度

次に2019年度の入試傾向について紹介します。

入試傾向

・出題形式:変化なし。
・試験時間:60分
・解答形式:大門3題

大問[1]現代文(随筆)【書き取り・内容説明・空所補充・内容真偽】
大問[2]古文(歌集)【文法・人物指摘・古典常識・和歌の作者判別・口語訳・空所補充・文学史】
大問[3]現代文(評論)【内容説明・空所補充・内容真偽】

2019年度は例年通りの問題構成となりました。古文において、知識問題が例年よりも多くなっています。その他大きな変化はありません。

難易度

難易度もおおむね例年通りとなりました。古文の知識問題で差がつくテストとなっています。
近畿大学の国語の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【現代文編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書【古文編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【日本史】入試傾向・難易度

次に日本史の入試傾向と難易度について説明していきます。

近畿大学の日本史は、ここ2年は選択形式のみの出題が続いています。リード文の空所補充や下線部に関する問題がメインです。

大問4題・解答個数40個で、全問マーク形式となっています。出題内容の傾向としては、大問[1]が古代、[2]が中世、[3]が近世、[4]が近現代となっています。分野やテーマには偏りなく、政治史・外交史・社会経済史・文化史などすべての分野から出題されています。

史料問題は毎年必ず出題されており、対策必須です。史料問題も含めて、全体的に人物名を答える問題が多いことも近大日本史の特徴です。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。選択問題のみ
・試験時間:60分
・解答形式:大問4題

大問[1]藤原北家の台頭と摂関政治
大問[2]応仁の乱と室町の社会・文化(史料あり)
大問[3]江戸後期の思想(史料あり)
大問[4]影山英子と自由民権運動(史料あり)

2020年度も例年通りの出題傾向となりました。大問[2][4]が、その年の政治・社会・文化を幅広く問う問題となっており、総合的な時代の流れがつかめているかを試される内容となりました。

難易度

難易度は全体的にみて教科書レベルとなっています。基本的な人物名・年代・語句を問うものが多いため、こういった問題での失点は避けたいです。教科書の記述にない選択肢も中にはありますが、消去法で解答可能です。

正文(誤文)選択問題にできるだけ多くの時間をかけたいので、基礎事項はテンポよく解くことを意識した時間配分にしましょう。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。選択問題のみ
・試験時間:60分
・解答形式:大問4題

大問[1]藤原氏の発展
大問[2]中世の産業・経済(史料あり)
大問[3]江戸時代の貨幣制度
大問[4]「日英同盟」ー近代の中国をめぐる外交(史料あり)

2019年度もおおむね例年通りの内容でした。大問[2][3]が、時代背景を含めた幅広い内容を問う問題となっています。史料問題は例年よりやや少ないです。

難易度

難易度もおおむね例年通りです。語句や人物名を問う問題が多いものの、時代の流れを理解できていなければ得点しづらい問題構成となっているので、流れを理解してから語句の知識を肉付けしていくイメージが大切です。

近畿大学の日本史の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【日本史】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【世界史】入試傾向・難易度

次に世界史の入試傾向と難易度について説明していきます。

近大の世界史は、大問2題・解答個数40個のマークシート形式での出題です。出題範囲、地域や時代は年度によってバラバラで、偏りがあります。数年単位で見ると、全範囲からの出題となっています。どの時代・地域でも政治史が重視される傾向があります。

大問2題のうち1題は欧米地域から、もう1題はアジア地域から出題されることが多いです。欧米地域からの問題は基本的に西ヨーロッパがメインですが、アメリカ史・ロシア史も出題されています。アジア地域は各地から幅広い出題です。

アフリカや東南アジアは、古くからヨーロッパやイスラム勢力からの影響を受けたこともあり、幅広い知識が必要となります。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。選択・配列問題
・試験時間:60分
・解答形式:大問2題
大問[1]中世ヨーロッパ
大問[2]17~19Cの西アジア

2020年度はおおむね例年と出題傾向に差はありません。内容も例年通り政治史が中心でしたが、1割程度文化史からの出題がありました。

難易度

近大世界史の難易度は、教科書に準拠した標準的なレベルとなっています。得点のポイントとして、細かい年代を問う問題が上げられます。おろそかにしがちな正確な年代・年号ですが、確実に得点できる部分ですのでしっかり対策しておきましょう。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。選択・配列問題
・試験時間:60分
・解答形式:大問2題

大問[1]大航海時代
大問[2]第一次世界大戦後のアジア

2019年度もおおむね例年通りの出題でした。大航海時代では近世から近代、アジア地域の問題では現代史を中心とした問題構成となっています。

難易度

難易度も例年通りで、大きな変化や特徴はありませんでした。出題の可能性がある範囲は広いが、大問の中ではある程度絞られて出題されています。苦手な時代・地域などを作ってしまい、そこがまとまって出題されると大量失点につながるので、幅広く知識をカバーしておく必要があります。

近畿大学の世界史の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【世界史】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【政治経済】入試傾向・難易度

次に政治経済の入試傾向と難易度について説明していきます。
近畿大学の政治・経済は、2018年度まで大問3題構成でしたが、ここ2年間は大問4題構成に変更されています。解答個数や形式、試験時間には変更ありません。

リード文中の空所補充や、下線部に関連した設問が多いです。正文(誤文)選択問題や、組み合わせを問う問題も出題されています。

内容としては、全体的にやや経済分野に傾斜している傾向があります。そのほかに目立っているものとして、憲法や市場経済などの原理的な内容と比べ、政治や経済の動向、福祉・労働といった応用的な内容が出題される傾向があります。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。選択問題のみ
・試験時間:60分
・解答形式:大問4題

大問[1]国際政治の動向
大問[2]日本経済の動向と現状
大問[3]企業の形態
大問[4]社会保障制度

2020年度は、例年通り経済分野・応用的内容が中心的に出題されました。動向や現状を問う問題が多いです。全問選択問題ですが、正文(誤文)を選択する問題が非常に多いです。

難易度

基本的には教科書・資料集の範囲からの出題となっていますが、その中でも特に細かい知識、最近の動向を問う問題が多く、標準レベルをやや超える難易度となっています。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。選択問題のみ
・試験時間:60分
・解答形式:大問4題

大問[1]地方自治の仕組み
大問[2]国際政治の動向
大問[3]日本の中小企業
大問[4]日本の社会保険制度

2019年度の内容は、2020年度と非常に似ています。国際政治・企業・社会制度の3テーマが共通して出題されています。今後、この傾向が継続する可能性もあるので注意が必要です。

難易度

難易度は特に大きな変化はなく、2019年度も標準レベルをやや超えています。教科書の知識をしっかりと固めてから、資料集のデータや事例と関連させて流れをつかんでいく必要があります。基礎知識や語句の知識のみでは得点できないので注意してください。

近畿大学の政治経済の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【政治経済編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【地理】入試傾向・難易度

次に地理の入試傾向と難易度について説明していきます。
近畿大学の地理は出題形式が一定しています。大問3題、解答個数40個、試験時間60分となっています。

リード文中の空所補充問題や下線部に対応した設問、正文(誤文)選択、組み合わせ選択に加え、計算問題が出題されます。

地理資料を用いた問題が多く、特に地形図は必出です。資料の読み取りだけでなく、関連知識が問われることが多いです。

内容としては地誌が多く、様々な地域が題材とされています。地誌以外のテーマは比較的バランスよく選定されています。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。選択問題のみ
・試験時間:60分
・解答形式:大問3題

大問[1]太平洋の島々の地誌(地図・視覚資料)
大問[2]大阪市北区・東淀川区付近の地形図読図(地形図・鳥瞰図・分布図・視覚資料)
大問[3]産業革命と交通・通信の歴史(分布図・統計図)

2020年度も例年通り、地誌・地形図読み取りが出題されました。同じ地域に対して、様々な資料から情報を読み取らせる問題が多く出題されました。

難易度

基本的には高校の教科書レベル問題が中心で、設問の意図・選択肢をしっかり吟味すれば簡単に解ける問題が多いです。地図問題に関しては、図法の理解や地形図読図について、踏み込んだ対策が必要なものもあります。

基礎事項に関しては確実に得点できるようにしておきたいです。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。選択問題のみ
・試験時間:60分
・解答形式:大問3題

大問[1]オセアニアの地誌(統計表)
大問[2]森林資源(グラフ・分布図・統計表)
大問[3]大阪市阿倍野区付近の地形図読図(地形図・鳥瞰図・分布図)

2019年度も例年通りの問題構成でした。2019年度から問題の中で使用される資料が増えており、実践的なスキルが試されるようになっています。

難易度

難易度も例年通りですが、資料が多く出題されるようになったという変更点があるため、見慣れている人とそうでない人で大きく結果が変わるテストとなりました。2021年度も同じような傾向となることが予想されます。資料集などを通して対策しておきましょう。

近畿大学の地理の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【地理編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【数学】入試傾向・難易度

次に数学の入試傾向と難易度について説明していきます。近畿大学の数学は、学部によって範囲・内容が違います。
文系学部(国際・法・経済・経営・文芸・総合社会・短期大学)と、理系数学①は「数学1・2・A・B」から、理系数学②は「数学1・2・3・A・B」からとなっています。

理系学部のうち、理工学部(理〈化学〉・生命科)・建築・薬・農・生物理工・工・産業理工学部は、①・②のどちらを解くか選択できます。理工学部の理学科(数学コース・物理学コース)・応用化学・機械工学・電気電子工学・情報学・社会環境工学は数学②が指定されています。

どのテストも大問数3題ですべて空所補充形式のマーク方式です。幅広い分野からバランスよく出題されていますが、計算力を求める問題が多い傾向となっています。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。
・試験時間:60分
・解答形式:大問3題
・問題内容:学部・種類による

【文系学部】
大問[1]整数の性質
大問[2]図形と方程式
大問[3]微・積分法
数学①
大問[1]図形と方程式
大問[2]確率・指数関数・対数関数
大問[3]数列
数学②
大問[1]数学①と同じ
大問[2]数学①と同じ
大問[3]極限

2020年度も、各分野からバランスよく出題されており、傾向に大きな変化はありませんでした。計算に工夫が必要な問題が非常に多いところも例年通りです。単一分野の知識だけでは解けない問題が多く、総合的に応用力が試されています。

難易度

基本レベルから高レベルのものまで総合的に出題されています。傾向のところでも触れましたが、様々な単元からの融合問題や、発想や解法に工夫が求められる問題が多いため、全体的にはやや難のレベルです。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。
・試験時間:60分
・解答形式:大問3題
・問題内容:学部・種類による

【文系学部】
大問[1]データ分析
大問[2]微・積分法
大問[3]ベクトル
数学①
大問[1]場合の数
大問[2]ベクトル
大問[3]微・積分法
数学②
大問[1]数学①と同じ
大問[2]数学①と同じ
大問[3]三角関数
傾向
2019年度も例年通りの傾向となっていますが、文系数学で例年出題頻度の低いデータ分析が出題されており、今後の出題についても注意する必要があります。計算量が多いこと、複数分野にわたる問題が出題されていることは例年通りです。

難易度

難易度は例年通りとなっています。素早く解き方を判断し、かつ正確に計算を素早く勧める必要があります。参考集や入試問題集でしっかり対策しておきましょう。

近畿大学の数学の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【文系数学編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書【理系数学編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【物理】入試傾向・難易度

次に物理の入試傾向と難易度について説明していきます。
近畿大学の物理は、例年傾向が安定しており、毎年力学・電磁気の両方と、波動・熱力学から1題の大問3題で、解答個数30個程度で安定しています。

出題範囲内から幅広く出題されており、総合的な学力を問う問題が多いです。例年出題はありませんが、原子分野も範囲には含まれているため注意が必要です。文字式や計算式の処理、ベクトルの合成・分解、語句の挿入・グラフを扱う問題も多く出題されています。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。
・試験時間:60分
・解答形式:大問3題

大問[1]力学
大問[2]電磁気
大問[3]熱力学

2020年度も例年通りの出題傾向となりました。3題とも「運動」に関する問題が出題されています。文字式や計算式の処理、グラフや図を用いる問題も非常に多く、こちらも例年通りの内容となっています。

難易度

教科書に沿った内容となっており、標準的なレベルとなっています。基礎をしっかりと理解できない問題もありますが、全体的に誘導が丁寧なので、誘導に沿って解答していけば難しくありません。

しかし、一部計算力や思考力を必要とする問題もあるので、試験時間60分ということを踏まえると簡単なものではありません。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。
・試験時間:60分
・解答形式:大問3題

大問[1]力学
大問[2]電磁気
大問[3]波動

2019年度も例年通りの傾向となっています。熱力学の代わりに波動が出題されました。計算式を処理する問題が非常に多いです。

難易度

難易度は例年通りで特に大きな変化はありません。教科書内容をしっかりと抑え、傍用問題集や、分野ごとに代表的な物が記載されている問題集を使って対策しましょう。

近畿大学の物理の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【物理編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【化学】入試傾向・難易度

次に化学の入試傾向と難易度について説明していきます。
近畿大学の化学は例年形式が安定しています。大問4題の全問マーク式で、主に文章中の空所を選択肢から補充する形式となっています。

1つのテーマに沿った題慰問と、独立した小問集合の2形式があります。
出題範囲は、理論の割合がやや高いものの、有機・無機からもまんべんなく出題されています。有機・無機の範囲は、理論と併せて出題されることが多いです。

その他の傾向としては、計算問題が多く含まれる大問が2題以上出題されるというものがあります。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。
・試験時間:60分
・解答形式:大問4題

大問[1]理論(計算)
大問[2]理論(計算)
大問[3]無機
大問[4]有機・理論(計算)

例年通り、理論を重視した出題傾向となりました。3つの大問で計算問題が出題されています。どの問題に関しても、出題範囲から全体的にまんべんなく出題されています。

難易度

大半が標準的な問題ですが、一部かなり詳細な知識をもう問題も見られます。解答時間にはあまり余裕がなく、計算問題など時間がかかってしまう問題もあるため、容易とは言えません。

解答が難しいものに十分な時間をさけるように、時間配分に注意しましょう。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。
・試験時間:60分
・解答形式:大問4題

大問[1]理論・無機(計算)
大問[2]理論(計算)
大問[3]無機
大問[4]有機・理論(計算)

2019年度も例年通りの出題傾向となっています。有機・無機どちらも理論との複合問題が出題されており、複数範囲にわたる応用的知識があるかを問うものとなっています。計算問題も3つの大問で出題されました。

難易度

2019年度も難易度は標準的といえます。近畿大学の化学は形式・内容・難易度ともに安定しているので、過去問演習が有効な対策といえます。しかし、演習までに教科書範囲は確実なものとしておきたいので、それぞれの範囲において語句の知識はもちろん、仕組みや根拠を確実に説明できるようにしましょう。

近畿大学の化学の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【化学編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【生物】入試傾向・難易度

次に生物の入試傾向と難易度について説明していきます。
近畿大学の生物は、大問4題・全問マーク式の形式で安定しています。試験時間は60分です。文章の正誤を判断させる問題が非常に多い傾向があります。

出題内容としては、代謝を中心に、細胞、進化・系統、動物の反応、体内環境など幅広い分野から出題されています。例年計算問題も必出です。

2020年度

2020年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。
・試験時間:60分
・解答形式:大問4題

大問[1]遺伝情報(計算)
大問[2]体内環境
大問[3]生殖・発生、代謝(計算)
大問[4]総合問題

2020年度もおおむね例年通りの問題構成となりました。計算問題や、正誤判定の問題量も例年通りとなっています。

大問[4]の総合問題はここ2年間は見られなかった問題です。総合的な知識を問うものも出てくるので、苦手範囲を作らないことが重要です。

難易度

問題形式上、全体的に標準的な内容とはなっていますが、文章・語句の組み合わせ判定や、正誤判定の問題はやや難です。一部、詳細な知識や考察力を求められる問題もあり、試験時間60分ということを考えると全体的に余裕のない難易度となっています。

2019年度

2019年度の入試傾向・難易度について紹介します。

入試傾向

・出題形式:マークシート形式。
・試験時間:60分
・解答形式:大問4題

大問[1]細胞
大問[2]代謝
大問[3]動物の反応、進化・系統(計算)
大問[4]代謝

2019年度は代謝がかなり重要視された構成でした。代謝のみの範囲から2つ大問が構成されており、近大の傾向をかなり色濃く出している年度となりました。計算問題も1題出題されています。

難易度

難易度自体は例年通りでしたが、代謝についてかなり詳細な部分まで問われているため、苦手な受験生にとっては相対的に難易度が高いように感じるテストとなっています。

近大の生物でしっかりと得点をとるためには、教科書内容を網羅することはもちろん、文章選択形式に慣れる、やや難レベルの問題集で演習することが求められます。過去問演習も有効な対策です。

近畿大学の生物の入試傾向にあった効果的な勉強法を知りたい方は【生物編】近畿大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

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