MARCHの中でおすすめ大学を立地や学部で確認!受験で役立つ参考書も紹介
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MARCHに行きたいけれど「どこがよいのか分からない」「おすすめは?」と気になっている人向けに、MARCHのおすすめ大学を学部別にまとめました。
この記事では、何を基準にして志望校を決めるべきか、また、MARCHの受験対策でおすすめの参考書や単語帳が知りたい人の悩みも解決します。
漠然とMARCHに行きたいと考えるより、具体的に志望校を見据えて準備を進めたほうが効率的です。
受験勉強をスムーズかつ効率よく進めるためにも、参考にしてみてください。
- MARCHに現役で合格したい
- 何から勉強すればよいかわからない
- 塾に通っているけど成績が伸びていない
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MARCHのおすすめ大学を3つの観点で確認
MARCHのおすすめ大学を、3つの観点から紹介します。
どのような観点から大学のよさを把握したいのかは人によりますが、さまざまな角度からみてみることで視野を広げることが可能です。
- 交通アクセス・通いやすさでおすすめ大学
- 就職で有利なおすすめ大学
- 人気・知名度があるおすすめ大学
それぞれ確認していきましょう。
なお、MARCHの基本については、「【決定版】大学群MARCH(マーチ)の意味や各大学の特徴から序列まで徹底解説」からご覧いただけます。
交通アクセス・通いやすさでおすすめ大学
交通アクセス・通いやすさでおすすめできるのは、明治大学や青山学院大学です。
大学に通うときに交通の便が悪いと、毎日通うこと自体を億劫に感じてしまうこともあるでしょう。
明治大学や青山学院大学なら、交通の便がよく、周りに学生が楽しめる施設も多くあります。
たとえば、明治大学の駿河台キャンパスは、御茶ノ水駅から徒歩3分と立地がいい点がポイントです。
JR中央線なら東京駅まで4分、JR総武線なら秋葉原まで2分、新宿駅も中央線なら10分で着きます。
学生向けの飲食店が多くあるため、通いやすく過ごしやすいでしょう。
青山学院大学の青山キャンパスは、表参道駅徒歩5分、渋谷駅徒歩10分という通いやすい立地です。
周りにカフェや居酒屋、映画館などもあり、大学生活を満喫したい人には向いているでしょう。
就職で有利なおすすめ大学
就職で有利になるおすすめの大学は、明治大学や立教大学です。
ただしMARCHの中でそれぞれに差があるわけではなく、ほぼ同じだと認識しておいて問題ありません。
それぞれの大学の就職率は、以下のとおりです。
大学名 | 就職率 |
明治大学 | 87.3%~98.9% |
青山学院大学 | 78.7% |
立教大学 | 98% |
中央大学 | 97.7% |
法政大学 | 95.6% |
就職活動では、大学名である程度合否が決められてしまう「学歴フィルター」と呼ばれるものがあります。
MARCHの場合は学歴フィルターに左右されずにスムーズに就職しやすい大学と言われており、実際に有名企業への就職も多いといえるでしょう。
【関連記事】
【志望校選び】MARCHからの就職は厳しい?就職希望者決定率と就職率、平均年収から分かる現実
人気・知名度があるおすすめ大学
人気・知名度があるおすすめ大学は、青山学院大学、明治大学です。
livedoorNEWSによる、社会人に対しての「一番通ってみたい大学」アンケート回答では、以下のような割合となっていました。
- 青山学院大学…49.7%
- 明治大学…28.5%
- 立教大学…10.6%
- 中央大学…6.1%
- 法政大学…5.1%
青山学院大学はオシャレなイメージが強く、明治大学は有名人の出身大学であることが多いことから、人気を集めています。
明治大学や青山学院大学については同サイトによるアンケートにて、頭が良いイメージがある大学として1位・2位にランクイン。
知名度があり頭が良いイメージがある大学として、人気があります。
MARCHのおすすめ大学を学部別にチェック
一口に「MARCHのおすすめ」といっても、色々な基準で知りたい人も多いと思います。
そこでMARCHのおすすめ大学を、学部別にまとめました。
MARCHのおすすめ大学|法学部
MARCHの法学部の中でのおすすめ大学は、以下の3つです。
- 法政大学
- 立教大学
- 青山学院大学
上記の3つの大学は、法学部の中でも偏差値が低めとなっています。
大学名 | 偏差値 |
明治大学 | 60~62.5 |
青山学院大学 | 60~62.5 |
立教大学 | 60 |
中央大学 | 57.5~65 |
法政大学 | 57.5~62.5 |
司法試験に強いほうがいいという人は、中央大学がおすすめです。
中央大学は司法試験に強く、全国の大学でみても上位5位以内に入っています。
ただし、MARCHの法学部の中で一番偏差値が高くなっているため、その分難易度があがるといえるでしょう。
MARCHのおすすめ大学|経営学部
経営学部でおすすめできるのは、中央大学です。
MARCHの経営学部・商学部の偏差値は、ほとんどの大学が60.0~62.5となっています。
しかし、中央大学だけは57.5と低めであることから、狙いやすいといえるでしょう。
資格試験に強い大学がいい場合には、明治大学がおすすめです。
公認会計士や税理士の転職サイトレックスアドバイザーズ*によると、公認会計士の大学別合格数ランキングで3位と上位になっています。
*レックスアドバイザーズ|https://www.career-adv.jp/recruit_info/career/7661/
MARCHのおすすめ大学|経済学部
経済学部の中でも、公認会計士の合格率など資格試験を重視する場合には明治大学がおすすめです。
ただし、偏差値でみるなら法政大学がよいでしょう。
大学名 | 偏差値 |
明治大学 | 62.5~65 |
青山学院大学 | 62.5~65 |
立教大学 | 60~62.5 |
中央大学 | 57.5~60 |
法政大学 | 55~60 |
62~65の偏差値が並ぶ中で、法政大学は55~60と他の大学に比べて低めの偏差値です。
偏差値重視で選ぶ人も多いと思いますので、経済学部を検討している場合には法政大学をチェックしてみましょう。
MARCHのおすすめ大学|理系学部
理系学部のおすすめは、穴場で言えば法政大学の創生科学学科です。
合格基準とされている偏差値が55と低いことから、狙い目となっています。
もちろん少し勉強すれば合格できるということではありませんので、受験対策は必要です。
ただし偏差値が低めの大学を選ぶことで、精神的な負担が軽減できます。
MARCHは理系学部のほうが文系学部よりも全体的に偏差値が低い傾向にあるため、さらにその中でも偏差値が低めのところを狙うとよいでしょう。
- MARCHに現役で合格したい
- 何から勉強すればよいかわからない
- 塾に通っているけど成績が伸びていない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせ下さい。
MARCHの中から志望校を決める考え方
MARCHの中から志望校を決めるためには、どのような基準・考え方をもてばよいのかわからない人もいると思います。
もちろん自分が行きたいと思う大学を選べばよいのですが、単純に「行きたい」というだけでは入学してから思わぬ落とし穴にはまることも。
ここでは、志望校を決めるための考え方を、以下の4点で解説します。
- 自分がやりたいことができる学部があるか
- 偏差値は無理のない範囲か
- 大学の雰囲気はどうか
- 就職サポートはどうか
どのような点を重視すればよいのか、ある程度基準を理解しておきましょう。
自分がやりたいことができる学部があるか
自分がやりたいことができる学部があるかどうか、という点はとても大切です。
ただ単に人気があり憧れの大学だからという理由で志望校に選んでしまうと、モチベーションが維持しにくくなります。
また、合格した場合でもやりたいことと違う内容を学ぶことは大変苦痛であるため、途中で投げ出したくなってしまう可能性もあるでしょう。
就職の際にもやりたいこととは違う就職先を選ぶことになってしまう可能性があり、納得できる4年間にはなりません。
自分がやりたいことができる学部があるかどうかは、しっかり確認しておきましょう。
偏差値は無理のない範囲か
偏差値は無理のない範囲かどうかも、確認すべきです。
あまりに高すぎる偏差値のところを志望校として設定してしまうと、日々受験勉強で焦りを感じるようになります。
もっとスピードをあげて勉強しなくては間に合わないという焦りを感じながら勉強しても、身になりにくい可能性もあるのです。
偏差値は無理のない範囲で、自分の偏差値に5を足したくらいの範囲内であれば、届きやすい大学だと言えます。
大学の雰囲気はどうか
大学の雰囲気についても、ある程度把握しておくことをおすすめします。
オープンキャンパスに行ったり、実際に大学の前まで行ってみたりすることで、大学の雰囲気や通っている人がどのような人かが分かるでしょう。
自分がイメージしている大学と一致しているかどうかを見ておけば、入学してから「こんなはずでは…」という認識のズレを回避できます。
雰囲気はそこまで重視しない人でも、いざ通い始めると気になる点も出てくるものです。事前に確認しておけば安心できます。
就職サポートはどうか
就職サポートについては確認を忘れがちですが、事前にしっかりと把握しておくことをおすすめします。
もちろん、大学に通う4年間で色々な仕組みが変更になる可能性があるでしょう。
しかし、これまで続けてきた効果的なサポートについては変更されない可能性が高いです。
就職は自分次第ではありますが、疑問点があるときや何かサポートしてほしいと思ったとき、大学側のバックアップ体制が整っているかどうかは重要です。
就職をサポートするための制度や仕組み、イベントなどを整えている大学は多くあります。
その中でも、具体的なサポート内容を把握しておくとより安心できるでしょう。
MARCHの受験勉強におすすめの科目別参考書
受験勉強では進学塾に通ったり独学で学んだりと、人それぞれにやり方があります。
いずれのやり方にしても、自分自身で扱う参考書や単語帳などがなくては、学ぶことができません。
そこで、MARCHの受験勉強におすすめできる、科目別参考書をまとめました。
MARCH受験生におすすめの英語参考書・単語帳
MARCHの受験生におすすめできる英語参考書・単語帳として、以下の3つを紹介します。
- 英語リーディング ブラッシュアップ
- 肘井学のゼロから英語長文
- 特訓リーディング 標準編システム英単語
英文解釈においては、文法や重要なフレーズがまとめられているものが好ましいです。
多様化する出題形式に対応できる英文の読解力を身に付けるためには、ただ単に説明が記されている参考書ではあまり意味がありません。
差がつきやすい箇所を徹底して学習できる上記のような参考書を選びましょう。
【関連記事】英語の参考書ルート
MARCH受験生におすすめの数学参考書
MARCHの受験生におすすめの数学参考書を紹介します。
- 数学重要問題集(文系・理系)
数学重要問題集(文系・理系)では、文系・理系それぞれ異なる参考書が販売されています。
良問を精選して収録されており、A~Cと難易度で分かれているため、着実にステップアップが見込めます。
章ごとに区切って学習をすすめ、一通りA・Bの勉強を終えてからCにチャレンジするようにするとより効果的です。
【関連記事】
MARCH受験生におすすめの現文・古文参考書
現文・古文の参考書としては、以下のようなものがおすすめです。
- 最強の現代文
- 全レベル問題集 私大上位
- 岡本梨梨奈1冊読むだけで古文の読み方&解き方が面白いほど身につく本
古文読解の初めの1冊として重宝される参考書や、過去問題を詳しく解説する参考書などから手にとることをおすすめします。
現文とは異なり古文は慣れ親しんでいない言葉や言い回しなどが多い分、より分かりやすく解説されているものを頼ることがポイントです。
読解力を身に付けておくことは、MARCHの受験ではとても重要になることなので、ぜひ上記の参考書を試してみてください。
【関連記事】
MARCH受験生におすすめの世界史・日本史参考書
世界史・日本史の参考書を探している人は、以下のものがおすすめです。
- 金谷の日本史なぜと流れがわかる本
- 東進一問一答
- 時代と流れで覚える!世界史B用語
日本史はともかく世界史が苦手という人は多くいます。
時代の流れで覚えることができれば、要点もつかみやすくなるためおすすめです。
日本史と世界史は流れを覚えることで、様々な問題に対応しやすくなります。
上記の参考書は、入試で頻出の問題について、時代や流れ、用語などが覚えられるようになっています。
苦手意識がある人はイラストが多めの参考書を選ぶなどして、頭に入りやすくなるようにしてみましょう。
MARCHの受験勉強を効率よく行うならマナビズムで対策!
MARCHの受験勉強を効率よく行う場合には、マナビズムで対策をおこなうことをおすすめします。
マナビズムは、難関私立大学への逆転合格を目指す受験生を応援する進学塾です。
「受験の成功は自学自習にかかっている」という考えのもと、一人ひとりに対して専属の自習コンサルタントがつきます。
自習の仕方ややるべきこと、何をどのように、どのくらいの期間でやるのかというスケジューリングを行うのです。
余計なことを考えずにやるべきことに集中できるため、効率よく学習を進めることができます。
また志望校別に受験対策が可能となっていることから、無駄に勉強の内容が広がってしまう心配もありません。
無駄を省いて自分自身で理解する力を付けて合格したい人は、ぜひマナビズムにお問い合わせください。
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MARCHの受験を考えている人のよくある質問
MARCHの受験を考えている人のよくある質問をまとめました。
- MARCHのレベルは低いの?
- 学習院大学はMARCHではないの?
- MARCHの共通テスト利用でおすすめの大学は?
受験に際しての不安を無くし、疑問や違和感がない状態で受験できるようにしておきましょう。
MARCHのレベルは低いの?
MARCHのレベルが低いのか高いのか気になっている人もいます。
結論からいえばそれぞれの5つの大学は、レベルが低い大学ではありません。
MARCHの偏差値は以下のとおりです。
※最小と最大を記載
大学名 | 偏差値 |
立教大学 | 55~67.5 |
明治大学 | 55~65 |
青山学院大学 | 55~65 |
法政大学 | 55~65 |
中央大学 | 55~62.5 |
立教大学の67.5という偏差値は、早稲田大学の教育学部や法学部、理工学部などと並ぶ数値です。
立教大学以外の4つの大学も、それぞれ偏差値が低いわけではなく、むしろ関東の難関私大として知名度が高くなっています。
少し勉強したくらいでは合格できないレベル、というように認識しておくとよいでしょう。
学習院大学はMARCHではないの?
MARCHの中には、学習院大学は含まれていません。
しかし、学習院大学をプラスしてGMARCHという括りで呼ばれることもあります。
学習院大学の偏差値55~60ほどとなっており、関西でいうところの難関私大である関関同立と同じくらいのレベルだといえるでしょう。
MARCHの共通テスト利用でおすすめの大学は?
MARCHの共通テスト利用でおすすめできる大学として、いくつか例を挙げておきます。
古文や漢文が苦手な人の場合、青山学院大学がおすすめです。
経済学部や社会情報学部などは現代文のみとなっているため、古文・漢文を使わなくても問題ありません。
また、英語のリスニングが苦手な人の場合、明治大学がおすすめです。
情報コミュニケーション学部や農学部では、リスニングが必須となっておらず、リーディングの割合のほうが大きくなっています。
自分が苦手な科目を使わなくてもいい大学があるのであれば、余計な勉強をせずに済むように選択するということも1つの方法です。
まとめ
MARCHの中のおすすめ大学を学部別に紹介や、おすすめの参考書、志望校の決め方などを紹介しました。
「誰かがおすすめする大学に行きたい」という考えの人はほぼゼロに等しく、「将来こういう仕事に就きたいから」「この大学の〇〇教授のもとで学びたいから」といったような、それぞれの希望があると思います。
学部別や就職率別など、自分が一番気になる部分で優れていると感じる大学を選べるように、受験前にしっかりとリサーチすることが大切です。
マナビズムであれば、逆転合格を狙うための講師やノウハウをたくさん蓄えています。
後悔しないようにみっちり受験対策を行い、志望校への合格を目指しましょう。
- MARCHに現役で合格したい
- 何から勉強すればよいかわからない
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