MARCHと国公立のレベル差は?偏差値から見た難易度の違いと同等の大学

更新日: (公開日: COLUMN

MARCHと国公立のレベルは、東京大学や京都大学などの旧帝大と比べると大きな差があります

その理由として偏差値の違いがあることはもちろんですが、それ以外にも複数の理由があるのです。

MARCHにせよ国公立大学にせよ、それぞれの大学に合った受験勉強を行わなくてはならないことは変わりません。

MARCHと国公立のレベルを比較し、志望校を決める1つの目安にしようとしている人は、このページをぜひ参考にしてください。

MARCHと国公立ではどっちのレベルが高い?

MARCHと国公立ではどっちのレベルが高い?

MARCHと国公立では、どちらのほうがレベルが高いとは一概に言えません。

なぜなら、比べる国公立大学によってはMARCHのほうがレベルが高くなったり低くなったりするためです

誰が見てもわかりやすい違いである「偏差値」について、MARCHと国公立を比較してみましょう。

一部の国公立のほうがレベルが高い

MARCHは、関東の難関私立大学として有名です。

偏差値も高く、人気・知名度もともにある大学群で、就職についても高い評価と実績を有しています。

しかし、どの大学と比べても最高難易度ということではなく、一部の国公立のほうがレベルが高いです

分かりやすく偏差値で、有名な国公立と比較してみましょう。

有名な国公立と比較してみよう

有名な国公立大学と比較する前に、MARCHの偏差値を押さえておきましょう。

MARCHの偏差値は以下のとおりです。

大学名 偏差値
立教大学 55~67.5
明治大学 55~65
青山学院大学 55~65
法政大学 55~65
中央大学 55~62.5

参考:パスナビ

立教大学が67.5と高く、一番低い偏差値は5つの大学すべてで55となっています。

一見するととても高い偏差値に見えますし、実際に関東の難関私大と言えば、あとは早稲田大学と慶應義塾大学くらいです。

では、有名な国公立大学と偏差値を比較してみましょう。

筑横千|筑波大学・横浜国立大学・千葉大学

筑横千は、筑波大学・横浜国立大学・千葉大学の3つの大学の総称です。

大学名 偏差値
筑波大学 57.5~65
横浜国立大学 55~67.5
千葉大学 52.5~70

参考:パスナビ

最高で70という偏差値の学部もあるのが千葉大学です。

旧帝大と呼ばれる、北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の7つの大学群があります。

この旧帝大の次に難易度が高いと言われているのが千葉大学です。

学部によって偏差値の幅がありますが、レベルが高い大学として知られています。

受験に際して3教科ではなく5教科必要になることや、千葉大学では文系の学生であっても二次試験まで数学が絡んでくるということから、難易度が高いと言えるでしょう。

七帝大下位|東北大学・北海道大学・九州大学

七帝大下位は、東北大学・北海道大学・九州大学です。

偏差値は以下のとおり。

大学名 偏差値
東北大学 52.5~67.5
北海道大学 55~65
九州大学 55~67.5

参考:パスナビ

旧帝大(七帝大)の下位ランクに位置づけられている3つの大学であっても、67.5の偏差値となっています

MARCHは立教大学のみ67.5という数値になっていますが、その他の大学の偏差値から考えると、やはり違いがあるように感じられるはずです。

MARCHと同レベルくらいだと考えられる国公立大学

MARCHと同レベルくらいだと考えられる国公立大学

では、MARCHと同じくらいだと考えられる国公立大学としては、どのようなところがあるのでしょうか。

具体的には、以下の大学が考えられます。

  • 埼玉大学
  • 信州大学
  • 静岡大学
  • 滋賀大学
  • 新潟大学
  • 金沢大学
  • 岡山大学
  • 千葉大学
  • 広島大学

5Sと呼ばれる大学群と、金岡千広と呼ばれる大学群に属する大学です。

これらの大学は、偏差値を見てみると、大体MARCHと同じようなレベルであることがわかります。

5S|埼玉大学・信州大学・静岡大学・滋賀大学・新潟大学

5Sと呼ばれる埼玉大学・信州大学・静岡大学・滋賀大学・新潟大学。

偏差値は以下のようになっています。

大学名 偏差値
埼玉大学 47.5~57.5
信州大学 55~65
静岡大学 50~55
滋賀大学 47.5~65
新潟大学 45~65

参考:パスナビ

偏差値だけみると、MARCHのほうが勝っている大学もあると感じる人も多いでしょう。

しかし、大学受験の情報を細かく有している進学塾や予備校では、大学のレベルで観たときの序列はMARCHのほうが下です。

偏差値で勝っていても、5Sと同等もしくは下の難易度だと考えておきましょう。

理由はこの後説明しますが、簡単に言えば「入りやすいか入りづらいか」の違いです。

偏差値はあくまでも参考程度としかならず、実際の受験は見た目とは違う部分があるといえるでしょう。

金岡千広|金沢大学・岡山大学・千葉大学・広島大学

金岡千広は、金沢大学・岡山大学・千葉大学・広島大学を指します。

具体的な偏差値は以下のとおりです。

大学名 偏差値
金沢大学 50~65
岡山大学 47.5~65
千葉大学 52.5~70
広島大学 47.5~65

参考:パスナビ

偏差値では先ほども紹介した千葉大学を除いて、最高値がMARCHと同じくらいの65です。

ただしこの場合も、受験の際に求められる科目数や試験難易度の違いがあります。

そのため同レベルというよりは、偏差値が同じくらいである場合にはMARCHよりもレベルが高いと考えたほうが自然です。

偏差値だけをみてレベルを判断してしまうと、受験を成功させることが難しくなる可能性があるため、偏った見方をしないよう十分に注意してください

MARCHが国公立大学よりもレベルが下と言われる理由

MARCHが国公立大学よりもレベルが下と言われる理由

有名国公立大学と比較してみたところ、偏差値は似ている、もしくは国公立のほうが下だと感じた人もいると思います。

しかし、膨大な量の受験データを有する予備校や進学塾などからすれば、国公立大学のほうがレベルが上としていることが多いです。

MARCHが国公立大学よりも難易度が下だと言われる理由として、以下のようなものが挙げられます。

  1. 3教科で受験できるから
  2. 文系なら数学が不要だから
  3. 偏差値の面で及ばない大学が多いから

それぞれの理由を確認していきましょう。

3教科で受験できるから

3教科で受験できるという点は、国公立大学よりもMARCHのほうが難易度が低いと言われる大きな理由です。

MARCHの場合、受験に必要なのは3教科のみです。

対して国公立の場合には、共通テストと二次試験の対策を行う必要があるうえ、5教科7科目という幅広い内容を学習する必要があります。

さらに、どこかの教科で点数を落とすと、合格できません。

つまり、MARCHは3教科だけに力を入れればよいものの、国公立は5教科7科目すべてで合格点を取れる学力が必要不可欠です。

3教科で受験できるMARCHは、必然的に「入りやすい」、「難易度が低い」となります。

文系なら数学が不要だから

私立大学は、文系学部なら受験の際に数学が不要です。

数学が苦手な人でも、私立大学の文系であれば数学を勉強せずに大学に合格することができます。

しかし、国公立では共通テストに必ず数学が入っており、二次試験が文系であっても数学を求める千葉大学のような大学も存在します

つまり、いくら苦手な教科でも、合格点数をとれるだけの学力が必要ということです。

文系なら数学は不要というMARCHとは違い、5教科すべての学習を強いられるという点で、国公立よりもレベルが下と言われています。

偏差値の面で及ばない大学が多いから

MARCHの偏差値では遠く及ばない大学も多いです。

たとえば、東京大学は最低偏差値が67.5、最高が72.5となっています

最低偏差値が、MARCHの中で一番高い数値を叩き出している立教大学の67.5と同等です。

立教大学以外の4つの大学では、東京大学の最低偏差値にも届いていません。

さらに、東京大学は国公立大学であるため、入試では5教科が求められます。

このようなところまで考えてみると、差があることが理解できるはずです。

しかし、難易度が高い大学に通えば良いかというと、一概にその通りということはできません。

ここからは、MARCHと国公立大学の違いを紹介するので、あなたの志望校選びの参考にしてください。

私立大学のMARCHと国公立大学の違い

私立大学のMARCHと国公立大学の違い

私立大学のMARCHと国公立大学には、以下のような違いがあります。

  • 学習環境
  • 学費
  • 就職の強み

難易度の違いはあれど、自分に合った大学は人それぞれ違います。

まずは、MARCHと国公立大学の大きな違いから理解していきましょう。

学習環境

国公立大学と私立大学では、運営しているところが違います。

国立大学は国が運営、公立大学は県や市が運営していますが、私立は学校法人や企業が運営している大学です。

そのため、公営ではありません。

国公立大学は国が運営していることから、大学の設備や文献、実験器具や施設などが、私立大学よりも充実していることが多くあります。

費用を出しているのが国ということで、充実させやすいのです。

そのため、施設や設備などの学習環境の面で違いがあることが多いといえます。

学費

国公立大学は、私立大学に比べて学費が安い傾向があります。

4年間の学費を比べてみると、国公立大学の学費の安さがわかるはずです。

大学 学費目安(4年間)
国立大学 242万円
公立大学 254万円
私立大学文系 397万円
私立大学理系 541万円
私立大学医歯系 2356万円

参考:マイナビ

私立大学の場合、初年度の学費だけでも100万円近くかかります。

そのうえ、医学部系であれば、国立大学の10倍です。

国公立の場合、医学部系であっても学費が安く設定されていることが多いため、通いやすいと言えるでしょう。

就職の強み

国公立大学よりも私立大学のほうが、全国的な就職に強いといえます。

これには所説ありどれが正しいのかというものはありませんが、具体的には以下のような理由からです。

  • 国公立の学生はコツコツ勉強して試験に合格した人が多い
  • 国公立大学は地元からの評価が高い企業に就職しやすい

私立大学の学生が決して不真面目な人や努力をしていない人ということではありません。

私立大学は、AO入試や推薦入試で合格した人が多いことが関係しています。

国公立大学はほぼ一般入試での入学であり、5教科すべてを勉強しなくては受験できないという点から、コツコツと勉強した人というイメージがあるようです。

もちろん、どの大学出身かということよりも何を勉強して、その企業に対してどう貢献できるのかという部分が重要になります。

私立でも国公立でも、自分を精一杯アピールすることができればあまり関係ありません。

MARCHを目指すならマナビズム

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マナビズムは、本人が自分で「できる」ようになるまで指導する進学塾です。

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自習コンサルタントは、自習のやり方からスケジューリング、なにをどうすればいいのかという細かい点まで指導。

一体なにを勉強すればよいのか分からないという人も、余計なことを気にせずに受験勉強が可能になります。

またマナビズムでは映像授業もあるため、個人の生活スタイルや学習スタイルにあわせた学習が可能です。

MARCH全体の受験対策を行うのではなく志望校別に対策講座が受講できることから、より効率のいい学びが可能となります。

目的 ・志望校に逆転合格する
・自習の質を圧倒的に高める
塾独自のポイント ・映像授業が定額で受け放題
・自習コンサルティング
・リーズニングゼミ
対象の学年 新高1~現高3(浪人含む)
授業形式 通塾
指導形態 個別/集団
自習室の有無 あり
合格実績 関関同立・MARCH・産近甲龍・早稲田など
コースと費用 入塾金:33,000円
指導関連費:2,200円
【授業料】
1コマ:35,000円
2コマ:44,000円
3コマ:53,000円
4コマ:59,000円
5コマ:65,000円
※教材費は授業料に含まれています
電話番号 072-690-7774
公式サイト https://manaviism.com/

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MARCHと国公立の違いが気になる人のQ&A

MARCHと国公立の違いが気になる人のQ&A

MARCHと国公立の違いが気になる人のQ&Aをまとめました。

  • MARCHと国公立大学の理系だけで見たらレベルはどうなる?
  • MARCHと国公立の就職率はどのくらい違うの?
  • MARCHと国公立では年収に差が出る?

不安な点や疑問点について、事前に解決しておきましょう。

MARCHと国公立大学の理系だけで見たらレベルはどうなる?

MARCHと国公立大学の理系だけでみた場合でも、難易度の変化は特にありません

理系であるにもかかわらず5教科7科目すべて合格点に達しなくてはならないことから、やはり国公立大学に分があります。

レベルを気にすることよりも、その大学で自分がやりたいことができるのか、将来就きたい職で働ける可能性が高いのかが大切です。

ただし、国公立大学の中でも、偏差値がさほど高くない大学であればMARCHのほうがレベルが高いといえるでしょう。

いわゆるFランと呼ばれる大学よりは、上位であるといえます。

MARCHと国公立の就職率はどのくらい違うの?

MARCHと国公立の就職率がどの程度違うのかを数字で表すことは、大変難しいです。

なぜなら、就職先がどのような場所であれ、就職したという実績があれば就職率は高くなるからです。

そのため、有名企業への就職率で比較してみましょう。

今回は、大学通信オンラインの2020年有名400社実就職率ランキングを参考にしました。

まずMARCHの有名企業への就職率は、以下のとおりです。

有名企業への就職率
明治大学 28.4%(22位)
青山学院大学 29.1%(20位)
立教大学 23.8%(32位)
中央大学 21.4%(37位)
法政大学 21.1%(38位)

参考:2020年有名400社実就職率ランキング | 大学通信

有名企業への就職率は上記のようになっており、青山学院大学と明治大学が20位台です。

対して22位よりも上位の大学には国公立が多く、九州大学や大阪大学、名古屋大学なども含まれています。

国公立のほうが就職への強みがあると説明しましたが、実際のデータをみても納得できるのではないでしょうか。

MARCHは就職に強いって本当?就職サポートや就職率から分かる実力

MARCHと国公立では年収に差が出る?

MARCHと国公立の年収については、平均で見ると差があるというのが現実です。

ITmediaビジネスONLINEによれば、30代時点の出身大学別年収ランキングは、以下のようになっています。

大学名 想定年収
東京大学 763.1万円
一橋大学 697.4万円
慶應義塾大学 687.0万円
京都大学 675.2万円
東京工業大学 649.5万円

参考:ITmediaビジネスONLINE

上位5つの大学をみてみると、私立大学が1校しかランクインしていないことが分かります。

MARCHでは、中央大学が一番高く563.2万円でした。

先ほど比較した、北海道大学や九州大学、東北大学、大阪大学などよりも低い順位となっています。

「MARCHだから年収もよくなる」という考え方をもっていると危険であることを覚えておきましょう。

以下の記事では、MARCH卒業生の平均年収や就職率をまとめています。

気になった人は、参考にしてみてください。

MARCH卒の平均年収や有名企業への就職率は?ランキングから見える将来性

まとめ

MARCHと国公立ではどちらのほうがレベルが高いのか、という点について紹介しました。

レベルが高い大学に行きたいというよりは、自分が行きたい大学のレベルはどのくらいなのかが知りたい、という人が大半だと思います。

本当に大切なのは入学したあと、何を学んでどのような将来を歩みたいのかという点までしっかり考えて、自分に合った大学を選ぶことです。

年収や就職については当然ながら大学名だけではなく、自分の努力がポイントになります。

まずは入学できるようにするために、志望校の入試傾向や受験対策を徹底しておこないましょう

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