高1の英語勉強法は何から?大学受験に直結する基礎の固め方と順番
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高1の英語勉強法は、中学英語の穴を埋め、単語を最優先に毎日回して習熟度を確かめることからはじまります。
高校の英語は急に難しくなったと感じて、何から手をつければいいのか迷っていませんか。まだ受験は先だからと、学校の宿題だけで済ませていないでしょうか。この記事では、高1のうちに固めたい英語の中身と、1年間の進める順番、やりがちな失敗を解説します。
この記事でわかること
- 高1の英語は、中学英語の穴を埋め、単語を最優先で回すことが先
- 高校で英語が難しくなる理由と、英語が積み上げ型だといわれる理由
- 単語を毎日回し、文法を授業と問題で確かめる方法
- 1年間の進める順番と、やりがちな3つの失敗
高1の英語は何から固めるべきか
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最初にやるのは、中学英語の単語と文法に抜けがないかを確かめ、見つかった穴を埋めることです。
高校の英語は、中学で習った単語と文法の上に積み上がります。土台に抜けが残ったまま新しい内容へ進むと、授業を聞いても分かった気になるだけで、問題が解けない状態が続きます。
目指すのは、単語を見た瞬間に意味が出て、文法は人に説明できる状態です。この「見て即答できる」状態を、マナビズムでは習熟度が高いと呼びます。

高1の英語が大学受験の土台になる理由
高1で加わる単語と文法は、高2、高3の英語すべての前提になるため、ここが大学受験の土台になります。
以下の2つに分けられます。
高校では単語が加わり文法も全事項を扱う
高校の英語では、中学までに学んだ単語の上に新しい単語が加わり、文法も新しい事項が出てきます。
文部科学省の学習指導要領解説には、語彙の目安が示されています。英語コミュニケーションⅠでは、小中学校で学習した語に、400〜600語程度の新語を加えます※1。
Ⅱでは、さらに700〜950語程度の新語を加えます※1。解説によると、400語や700語は新たに指導する語数の下限で、600語や950語は扱う目安であり、上限ではありません。

文法も同じです。中学で指導された文法事項は、必要に応じて繰り返し扱いながら、高校で新しく示された文法事項も学びます※1。復習と新しい内容が、同時に進むのです。
英語は積み上げ型で穴が後から響く
英語は積み上げ型の科目なので、基礎の穴は、後の学年になるほど大きな問題として表れます。
例えば、基本の文法が曖昧なまま長文に進むと、一文の構造が取れず、単語を知っていても意味がつながりません。単語が抜けていれば、そもそも文を追えません。
穴は、見つけた時点で埋めるのがいちばん安く済みます。高2、高3になってから埋めようとすると、新しい内容と同時に抱えることになり、負担が増えるでしょう。
高1の英語勉強法でまず見直す中学英語の穴
最初に見直すのは、中学英語の単語と文法が、見て即答できる状態になっているかどうかです。
学習指導要領解説は、高校の初期に、すでに習った語彙の学習状況を把握するよう求めています。そのうえで、繰り返し使って定着を図る必要があるとしています※1。また、中学校修了時までに2,200〜2,500語程度の語彙が学習されていることになる、とも説明しています※1。

穴の確認は、以下の2つに分けて行います。
中学英語の単語を見て意味が出るか確かめる
中学の単語は、意味を見ずに英単語だけを見て、意味がすぐ出るかを確かめます。
やり方は、中学範囲の単語帳やプリントから、目安として50個ほどをランダムに選び、英語を見て日本語をいってみるだけです。迷わず出た単語は済んでいます。迷った単語や、意味を取り違えた単語に印を付け、そこから固めましょう。
読んで「見たことがある」と感じるだけでは、済んだとはいえません。意味をいえるかどうかで、判断してください。
中学英語の文法を人に説明できるか確かめる
中学の文法は、解けるかどうかに加えて、人に説明できるかを基準に確かめます。
例えば、be動詞と一般動詞の使い分けや、過去形・現在完了形の違い、不定詞と動名詞の使い分けなどです。友達や家族に、なぜその形になるのかを口で説明してください。説明に詰まったところが、あなたの穴です。
穴が見つかったら、中学の教科書や問題集に戻って、その項目だけを解き直します。詰まった項目から順に埋めていけば、全部をやり直さずに済みます。
英語が苦手な原因の記事が参考になるでしょう。
高1の英語勉強法は単語を軸に文法で確かめる
単語を毎日回して土台にし、文法を授業と問題で確かめる順で固めます。
進め方は、以下の3つに分けられます。
単語は最優先で目的を決めて毎日回す
単語は、高1の英語でいちばん優先して、毎日回します。
マナビズムの動画で講師は、受験勉強は単語にはじまり単語に終わると話しています。単語を最優先に置く理由は、長文を読むときに、意味が反射で出るようにするためです。
「とりあえず大事だから覚える」という姿勢では、基準が下がってしまいます。目的を決めておけば、意味が出るまで何度も確かめる理由が見えてくるでしょう。
マナビズムでは、単語を1週間に200個ずつ増やす進め方を使っています。新しい範囲に進む週も、それまでの範囲を含めて回すのが特徴です。
講師は、覚えたことを忘れないようにするほうが、新しく覚えるより労力が小さいと説明しています。忘れてから復習するより、忘れる前に回すほうが楽だということでしょう。
具体的な覚え方は、英単語の覚え方も参考にしてください。
文法は授業で理解して問題で確かめる
文法は、授業で理解してから、問題を解いて説明できるかまで確かめる流れを作ります。
授業で分かった気になっても、問題が解けなければ、定着していません。習った項目の基本問題を解き、間違えた問題は、なぜ間違えたかを言葉にしてください。
新しい項目を習うたびに、前の項目を忘れていないかも確認してください。
参考書選びで迷う場合は、英語参考書の選び方も参考になります。
習熟度を毎日確認する
勉強の進み具合は、こなした量(進捗度)ではなく、習熟度で毎日確認します。
確認するのは3点です。単語なら、見て意味がすぐ出るか。文法なら、人に説明できるか。
そして、初見の問題を解説なしで解けるか。この3つを、その日の最後に自分へ問いかけましょう。

高1の英語は学校の勉強を土台にする
学校の授業と定期テストは、受験とは別のものではなく、そのまま基礎づくりに使えます。
以下の2つに分けて見ていきましょう。
授業の理解をその日のうちに残す
授業で分かったことは、その日のうちにノートや問題で形に残してください。
先生の説明を聞いた直後は、理解がまだ頭に残っています。この間に、習った文法の基本問題を解き、新しく出た単語を確かめておきましょう。そうすれば、あとから思い出す手間が減ります。
日がたつほど、授業の内容は説明しにくくなります。その日のうちに残しておくことが、復習の負担を軽くする近道です。
定期テストを丸暗記でなく理解で受ける
定期テストは、範囲の英文を丸暗記して乗り切るのではなく、理解したうえで受けましょう。
マナビズムの動画には、独学で大阪大学に合格した講師が出演しています。その方は、高1の頃から定期テストを丸暗記ではなく、理解で取り組んでいたと語っています。国立志望の経験談ですが、理解して受ける姿勢は、関関同立を目指す場合にも通じる考え方です。
丸暗記で取った点数は、テストが終わると消えてしまう場合があります。理解して取った点数は、模試や入試でも使えます。定期テストを、基礎の習熟度を確かめる機会として使ってください。
高1の英語勉強法を1年間で進める順番
高1の英語は、1年間を4つの段階に分けて進めると、迷いません。

以下の4つの時期に分けて、順番を見ていきましょう。ここで示す時期は、学校の進度や志望校で変わる目安です。
1学期は中学英語の穴を埋める
1学期は、中学英語の単語と文法の穴を埋めることを最優先にします。
学校の授業は進んでいくので、授業の予習復習を土台にしながら、前に説明した確認の方法で穴を探してください。穴が見つかった項目から順に固めます。この時期に毎日の習慣を作っておくと、あとが楽になります。
夏休みは1学期の範囲を総復習する
夏休みは、1学期に習った単語と文法を、まとめて総復習する期間にします。
時間がまとまって取れる夏休みは、1学期の範囲を抜けなく確認するのに向いています。
単語は、見て意味が出るかを一通り確かめ直してください。文法は、習った順に問題を解き直し、説明できない項目を解消します。
2学期は定期テスト・模試で弱点を洗う
2学期は、定期テストや模試の結果を使って、自分の弱点を洗い出す時期です。
間違えた問題を、単語の抜け・文法の理解不足・読み方の問題に分けます。原因を言葉にできると、次の勉強で何をすべきかが決まります。点数や偏差値の上下だけを見て終わらせないでください。
冬から春は長文に少しずつ触れる
冬から春にかけては、単語や文法を回しながら、英語長文にも少しずつ触れていきます。
単語や文法が完成するのを待ってから長文に進むと、遅くなります。短い文章でかまいません。習った単語と文法が、実際の文章でどう使われるかを確かめることで、基礎の勉強にも目的が生まれます。
大学受験の英語も参考に。
高1の英語勉強でやりがちな3つの失敗
高1の英語でやりがちな失敗は3つあります。単語をやらずに長文で勉強した気になること、量だけで進み具合を測ること、受験はまだ先と後回しにすることです。

以下の3つに分けて、それぞれの避け方を見ていきます。
単語をやらず長文で勉強した気になる
単語を覚えずに長文を読んでも、勉強した気になるだけで、力はつきにくいです。
マナビズムの動画で講師は、単語を覚えないまま英語長文を1題読むと勉強した気にはなるが、意味がないと話しています。長文は、単語の意味が分かってはじめて、文の構造や内容に集中できます。
長文を読む前に、単語が見て即答できる状態かを確かめましょう。単語を回す時間を先に確保し、そのうえで長文に触れてください。
こなした量だけで進み具合を測る
こなした量だけで進み具合を測ると、実力とのずれに気づけません。
「今日は単語を100個やった」「問題集を20ページ進めた」といった報告は、こなした量の話です。量だけを見ていると、翌日に意味が出ていないことに気づけません。
量が増えても成績が動かないなら、確認の仕方を見直してください。
まだ高1だからと後回しにする
受験はまだ先だから、と英語を後回しにすると、中学の穴が残ったまま高2に進んでしまいます。
穴が残ったまま進むと、分からない箇所の原因が中学までさかのぼり、気づくのが遅れやすいです。高1のうちに穴を埋めておけば、その後の勉強の土台が安定するでしょう。
関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)の合格に必要な学習時間は約1,500時間で、そのうち約1,000時間が自習です。この自習の質を高めるためにも、基礎を早く固めておく価値があります。
高1の英語を受験ペースで進めたい人へ
高1の英語は、穴の確認と毎日の単語、そして習熟度の点検を続けることが、受験への土台になります。
高1のうちに、自分の穴と今の勉強量を点検したい人は、マナビズムの無料の受験相談が使えます。点検だけして帰っても問題ありません。
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