【科目別】青山学院大学の入試傾向・難易度の変化まとめ
更新日: (公開日: ) AOYAMA-GAKUIN
この記事では青山学院大学全学部日程の入試傾向について科目毎に過去2年間で比較してまとめています。
この記事を読めば以下の悩みが解消されます。
- 難易度は向上しているのか?
- 出題形式は変わったのか?
- 入試傾向にあったオススメ勉強法は?
上記のような悩みを抱えた立命館大学志望者は是非参考にして下さい。
青山学院大学の入試傾向や特徴にあった受験勉強をして志望校に合格しましょう!
【英語】入試傾向・難易度
青山学院大学の全学部の英語の出題形式には大きな変化はありません。入試傾向や難易度については年度ごとに詳しく紹介します。
まず、青山学院大学の英語は以下の出題形式が続いています。
・試験時間:80分
・解答形式:全問マーク形式(40問)
・問題構成
【Ⅰ】長文読解
【Ⅱ】長文読解
【Ⅲ】文法・語彙
【Ⅳ】文法・語彙・会話文
2020年度
まず青山学院大学の2020年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
全学部日程の英語は「偉人の生涯」に関する長文と「評論」が出題されることが多いです。2020年度もマーク・ザッカーバーグに関する長文と評論が出題されました。
また、[Ⅱ]の長文は例年同様に空所補充メインの出題となっていました。毎年出題されているので空所補充対策は怠らないようにしましょう。
難易度
難易度は標準的でした。ただ、大問Ⅲの英文法では整序問題が出題されるので苦手な受験生は入念に対策する必要があります。8割以上は取れるように対策しましょう。
2019年度
次に2019年度の英語の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
2019年度の英語長文では「創造性を育てること」と「有名画家モーゼスおばあちゃん」の評論とエッセイが出題されてました。例年よりも英語長文の文章量が上がっていました。そのため、受験生には速読力が求められました。
会話文は前後の文脈から解けるものが多く、会話表現は出題されなかったです。
難易度
読むのに多少時間がかかるかもしれませんが問題は素直で標準的な難易度のものでした。時間配分の目安は[Ⅰ][Ⅱ]合わせて50~55分、[Ⅲ][Ⅳ]合わせて25~30分です。
青山学院大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【英語編】青山学院大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【国語】入試傾向・難易度
青山学院大学の全学部の国語の出題形式には大きな変化はなく以下の出題形式となっています。
文(日本文・史・比較芸術)学部は現代文2題と古文1題の計3台、その他の学部・学科は現代文2題のみです。また試験時間は全学部・学科とも70分です。
・試験時間:70分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成
【Ⅰ】現代文(評論)
【Ⅱ】現代文(評論)
【Ⅲ】古文
2020年度
まず青山学院大学の2020年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
評論では、文章の論理展開がキレイな出題が多いです。そのため、問題集で扱う文章の趣旨をまとめたり、段落ごとの内容を要約するなど対策しましょう。
古文では古語・古文常識・文法・文学史といった知識系の出題もされているので対策する必要があります。
難易度
難易度は標準的です。ただ、文学部は制限時間70分で3題解かなければならないため、難易度は上がります。
2019年度
次に青学の2019年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
青学の国語では内容把握・書き取り・読み・語意・文学史などの知識問題、文章の構造を理解できているかを試す空所補充問題など多岐にわたる出題がされます。
古文では文法や敬語の問題、文章全体を読解する力が求められます。
難易度
文学部以外は70分で現代文2題なので制限時間に余裕があります。難易度も高くはないので8割を目標に対策しましょう。
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【日本史】入試傾向・難易度
青山学院大学の全学部の日本史の出題形式には大きな変化はなく例年大問3題構成となっています。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問3題
2020年度
まず青山学院大学の2020年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
全学部日程の問題は基本レベルの語句から構成された標準的な問題が中心です。正誤問題の難易度が少し高いため、正文を性格に吟味する力をつけておきたいです。また、原始・古代からの出題が多いので、入試直前期には的を絞った学習が高得点のカギとなっています。
難易度
地図や写真問題の出題が他の日程よりも少なく全てマーク形式問題なので難易度は易しいです。正誤対策をして本番では8割以上を取れるようにしましょう。
2019年度
次に2019年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
青学全学部の日本史は分野別で見ると、政治史・社会経済史・外交史・文化史が多く出題される傾向にあります。大問で出題されることもあるため分野別で勉強を進めていくことも必要になります。また、史料問題や配列問題も出題されているので問題集などで演習量を確保するようにしましょう。
難易度
難易度は個別日程に比べて易しいです。8割以上を安定して取れるように効率よく対策しましょう。
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【世界史】入試傾向・難易度
青山学院大学の全学部の世界史の出題形式には大きな変化はなく例年大問3題構成となっています。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問3題
2020年度
まず青山学院大学の2020年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
空所や下線部に関する語句(数字・年代)または語句の組み合わせの選択、正文(誤文)選択が出題されています。また、年代順の配列を選ぶ配列法や地図問題も出題されます。
問題集などを活用して演習慣れしていくようにしましょう。
難易度
個別学部日程に比べると全学部日程の問題は比較的、難易度は易しいです。そのため、8割以上を取れるように対策する必要があります。
2019年度
次に2019年度の世界史の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
2018年度は正文問題が13問出題されていましたが、2019年度は正文問題が2問と大幅に減少しました。
地域別では欧米地域1題、アジア地域1題、混合地域1題でした。時代別では近世~現代中心の出題傾向になっていました。
分野別では政治史・外交史が中心となっていますが、2019年度は政治・社会思想が問われました。
難易度
2019年度は先述したように正文(誤文)選択問題が大幅に減少したことから例年に比べて易化しました。8割以上を目標に効率よく対策しましょう。
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【政治経済】入試傾向・難易度
青山学院大学の全学部の政治経済の出題形式には大きな変化はなく例年大問3題構成となっています。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問3題(50問)
2020年度
まず青山学院大学の2020年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
「条約の並び替え」や「加盟国の順番の並び替え」が数問出題されるので、青学志望の受験生は年号や条約締結前と後での変化を覚えておく必要があります。
頻出分野は「経済と企業」「社会保障」の分野となっています。経済理論と日本経済の分野を重点的に対策するようにしましょう。
難易度
全体で見れば標準的な難易度です。語句・正誤問題は標準レベルですが、統計情報に関しては発展的な問題も見受けられました。また、数問ですが時事問題も出題されています。12月以降に時事対策を行い8割以上は取れるように対策しましょう。
2019年度
次に青山学院大学の2019年度の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
2019年度も例年同様に政治分野1題、経済分野2題の出題でした。経済分野では「会社の仕組み」や「様々な経済指標」に関する問題が出題されました。例年通り、グラフ問題や計算問題などバラエティ豊かな出題でした。
両分野を通じての特徴は時事問題に関連して細かい知識が求められます。
難易度
一部、難易度の高い問題が出題されますが全体で見れば例年通り、標準的な難易度でした。また、各大問に難易度の差は見られないので経済分野を中心に8割以上を安定して取れるようにしましょう。
青山学院大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【世界史編】青山学院大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【数学】入試傾向・難易度
青山学院大学の全学部の数学の出題形式について紹介します。
・試験時間:60分(文系)70分(理系)
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問4題(文系)大問5題(理系)
2020年度
まず青山学院大学の2020年度、数学の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
例年通り、微・積分法を中心に数列・ベクトル・図形と軽量、確率からの出題がされました。また、全てマーク形式問題なので計算ミスは致命的です。計算過程を雑に書くのではなく、後で見直しができるように整理するなどの対策が必要です。
難易度
基礎~標準レベルの難易度の問題が多いです。ただ、制限時間に余裕が無いので計算の正確性と速度が求められます。大問1題あたり15分を目安に過去問で演習を積むようにしましょう。
2019年度
次に青山学院大学の2019年度数学の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
2019年度は理系数学では「高次方程式」「確率」「ベクトル」「微・積分法」「積分法」が出題されました。一方、文系数学では「確率」「図形と方程式」「数列」「微分法」の4分野が出題されました。確率と微分積分法は頻出分野なので特に対策しておきましょう。
難易度
内容は教科書の章末問題程度の問題が多いです。計算ミスには気をつけつつ7.5割以上は取れるように効率よく対策しましょう。
青山学院大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【数学編】青山学院大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【物理】入試傾向・難易度
青山学院大学の全学部の物理の出題形式について紹介します。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問3題(約40題)
2020年度
まず青山学院大学の2020年度、物理の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
2020年度も2019年度と同様に「力学・電磁気・波動」の3分野からの出題がされました。今後もこれら3分野は出題される可能性が高いので優先的に勉強しましょう。これで3年連続、同じ分野からの出題が続いています。
難易度
各大問の最初は基本的な問題が出題され、後半になるにつれて難易度が上がってくる構成になっています。全体的難易度は標準レベルで変化は無いです。
2019年度
次に2019年度の青学物理の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
2018年度と同じく「力学・電磁気・波動」から出題されました。ただ、2017年度は「力学・電磁気・力学」の出題だったため、力学が最頻出分野になっています。
問題数は2018年度が46問でしたが、2019年度は35問に減少しました。よって1問あたりの配点が高くなったので計算ミスに注意しなければなりません。
難易度
2018年度よりも難化しました。[2]については標準的な難易度で完答も可能でしたが、[1][3]については標準レベルを超えた難易度の出題も目立ちました。制限時間に気をつけ手を付けやすい問題から解き7.5割以上は取るようにしましょう。
青山学院大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【物理編】青山学院大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。
【化学】入試傾向・難易度
青山学院大学の全学部の化学の出題形式について紹介します。
・試験時間:60分
・解答形式:全問マーク形式
・問題構成:大問3題(約40題)
2020年度
まず青山学院大学の2020年度、化学の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
理論分野・有機分野・無機分野からバランス良く出題されました。理論分野では「化学結合・気体の性質・水溶液の性質・反応熱」など広い範囲から偏り無く出題されました。一方で有機分野では、元素分析とC,H,Oを含む化合物の推定の出題が多くされています。
難易度
難易度は標準レベルです。ただ、計算問題も多く出題されているので、60分という試験時間を考えると計算速度と正確性が求められます。
2019年度
最後に2019年度の青山学院大学の化学の入試傾向と難易度について紹介します。
入試傾向
問題数が2017年度34個、2018年度42個、2019年度44個とやや増加傾向にあります。1問あたりの配点は下がりましたがより計算量が多くなったので時間配分に気をつけてときましょう。
「ハロゲン化合物の性質」や「反応量・濃度・固体の溶解度」「熱力学方程式」など偏り無く出題されているので偏り無く問題演習を積む必要があります。
難易度
2018年度がやや難易度は高かったのに対して、2019年度は標準的な難易度でした。
ただ、先述したように問題数が増えたので計算ミスには気をつけ素早く正確に解けるように対策する必要があります。
青山学院大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【化学編】青山学院大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。