MARCHの合格率と最低点|逆転合格のためのおすすめ勉強法とは?

更新日: (公開日: COLUMN

「MARCHに合格するにはどうしたらいい?」
「MARCHの合格最低点はどのくらい?」
「勉強はどう進めたらいいの?」
と気になり調べていますね。

MARCHで目指す大学のレベルを正しく知ることは、勉強を進めるための指針を見つけるためにも大切です。

そこでこの記事では、MARCHの偏差値や合格率、合格最低点についてまとめて紹介します。

大学群にまとめられた勉強より、大学別に受験対策を考えられるようになれば効率がよくなるはずです。

MARCHを目指すために必要な勉強時間まで説明するので、ぜひ参考にしてください。

MARCHに合格するには?レベルを知ろう

MARCHに合格するには?レベルを知ろう

MARCHとは、以下5つの難関私大をまとめた受験用の造語です。

  • M…明治大学
  • A…青山学院大学
  • R…立教大学
  • C…中央大学
  • H…法政大学

どの大学も就職実績には誰もが知る有名企業があり、就職力も高くブランド力にも注目されています。

早慶上理と比べられやすいですが、関関同立と遜色のないトップレベルの難関私大です。

しかし、言葉だけ聞いても本当にトップレベルなのかわからないという人も多いはずです。

では、MARCHの偏差値から読み解いていきましょう。

MARCHの偏差値

MARCHの偏差値は、文系と理系で異なります。

それぞれをわかりやすく表にまとめると以下の通りです。

【MARCHの文系偏差値】

立教大学 60.0~67.5
明治大学 60.0~65.0
青山学院大学 57.5~65.0
法政大学 57.5~65.0
中央大学 57.5~62.5

【MARCHの理系偏差値】

明治大学 55.0~60.0
青山学院大学 55.0~60.0
法政大学 55.0~60.0
立教大学 55.0~57.5
中央大学 55.0~57.5

文系では、立教大学の偏差値が60〜67.5と高い結果となりました。

理系では、明治大学の偏差値が55〜60と高いです。

あくまでも目安ですが、関関同立の文系で偏差値の高い同志社大学(60〜65)と遜色のないレベルであることがわかります。

理系でも、明治大学が同志社大学(55〜60)と同レベルです。

つまり、MARCHを偏差値でみると、関関同立と並んで難関私大の大学群であり、相応の勉強が求められるわけです。

では、MARCHの合格率は難関と呼ばれるほど低いのか、次項でみていきましょう。

難しすぎ?MARCHの合格率

難しすぎ?MARCHの合格率

ここでは、MARCHの合格率と倍率を「合格者/受験者数(一般選抜総数)」で計算して紹介します。

【2021年MARCHの合格率と倍率】

大学名 合格率 倍率
明治大学 26% 3.8
青山学院大学 28% 3.5
立教大学 22% 4.5
中央大学 27% 3.6
法政大学 23% 4.3


数値は一般選抜を対象としたおおよそ。
立教大学のみ公式で非公開。
マナビズムの独自計算。

2020年と比較してどのような傾向があったのかも、それぞれの大学別で掲載していますので参考にしてください。

明治大学の合格率は約26%

2021年に行われた明治大学の一般選抜における合格率は「約26%」、倍率にすると「3.8」となります。

おおよそですが、4人に1人が合格できる計算です。

2020年の合格率は「約21%」、倍率は「4.7」でしたので競争率は低下していました。

参考】
入試データ|入試総合サイト|明治大学

青山学院大学の合格率は約28%

2021年に行われた青山学院大学の一般選抜における合格率は「約28%」、倍率にすると「3.5」となります。

おおよそですが、3人に1人が合格できる計算です。

2020年の合格率は「約20%」、倍率は「4.9」でしたので競争率は低下していました。

【参考】
過去の入学者選抜試験結果・参考デー|青山学院大学

立教大学の合格率は約22%

2021年に行われた立教大学の一般選抜における合格率は「約22%」、倍率にすると「4.5」となります。

おおよそですが、5人に1人が合格できる計算です。

2020年の合格率は「約21%」、倍率は「4.6」でしたので競争率はほぼ同水準でした。

【参考】
入試結果|立教大学

中央大学の合格率は約27%

2021年に行われた中央大学の一般選抜における合格率は「約27%」、倍率にすると「3.6」となります。

おおよそですが、4人に1人が合格できる計算です。

2020年の合格率は「約21%」、倍率は「4.7」でしたので競争率は低下していました。

【参考】
過去の入試データ|中央大学

法政大学の合格率は約23%

2021年に行われた法政大学の一般選抜における合格率は「約23%」、倍率にすると「4.3」となります。

おおよそですが、3人に1人が合格できる計算です。

2020年の合格率は「約19%」、倍率は「5.3」でしたので競争率は低下していました。

【参考】
一般入試データ|法政大学

次は、MARCHの難易度をランキング形式で確認しましょう。

MARCHの難易度をランキング形式で確認

MARCHの難易度をランキング形式で確認

MARCHは、それぞれの学部によっても難易度が変わります。

そのため、特に倍率が高い大学・学部を表にまとめました

大学名 倍率
青山学院大学 総合文化政策学部(一般入試) 14
青山学院大学 社会情報学部(センター試験) 12.3
青山学院大学 地球社会共生学部(一般入試) 11.8
青山学院大学 地球社会共生学部(センター試験) 11.5
立教大学 異文化コミュニケーション学部(一般入試) 16.4
立教大学 異文化コミュニケーション学部(センター試験) 23.1
立教大学 経営学部(一般入試) 11
法政大学 国際文化学部(センター試験) 12.7
法政大学 キャリアデザイン学部(センター試験) 11.1

逆に、低い倍率で穴場ともいえるのが以下の表の学部です。

大学名 倍率
明治大学 法学部(センター試験) 3.1
明治大学 政治経済学部(センター試験) 2.3
中央大学 法学部(センター試験) 2.8

上記の結果から考えると、MARCHの難易度は以下のようなランキングになります。

  1. 青山学院大学
  2. 立教大学
  3. 法政大学
  4. 明治大学
  5. 中央大学

ただし、あくまでも倍率でみた結果から難易度をランキングにしています。

倍率は毎年変わりますので、目安としてお使いください。

ちなみに、2021年では、明治大学の経営学部(一般選抜・3科目方式)が14.4とかなり高い倍率でした。また、中央大学の国際情報学部(後期選考・国際情報学科)が11.1となっています。その他には、法政大学の文学部(心理学科)が17.8といったケースもあります。

気になるMARCHの最低合格点は?

気になるMARCHの最低合格点は?

それでは、気になるMARCHの最低合格点はどうなっているのでしょうか。

まずは、MARCHに含まれるそれぞれの大学別にまとめた最低合格点の表をみてみましょう。

【MARCHの最低合格点と得点率の目安】

大学名 最低合格点 得点率
明治大学 192点〜 6割〜
青山学院大学 245点〜 7割〜
立教大学 不明 7〜7.5割
中央大学 192点〜 5.7割〜
法政大学 197点〜 5.6割〜


数値は一般選抜を対象としたおおよそ。
立教大学のみ公式で非公開。
マナビズムの独自計算。

それぞれの値は、満点の点数によって異なります。

そのため、おおよその最低合格点は得点率の割合から予想すると良いでしょう。

ここからは、MARCH大学群に含まれるそれぞれの大学で、学部別にまとめた最低合格点の目安を紹介するので参考にしてください。

明治大学の最低合格点は「192点〜」

明治大学の最低合格点は、192点〜という結果でした。

得点率は6〜7割程度が目標となりそうです。

学部名 満点 最低合格点 得点率
法学部 350 255 73
商学部 350 217 62
政治経済学部(平均値) 350 221 63
文学部(平均値) 300 195 65
理工学部(平均値) 360 237 66
農学部(平均値) 360 232 64
経営学部(平均値) 350 219 63
情報コミュニケーション学部 300 199 66
国際日本学部 450 342 76
総合数理学部(平均値) 320 192 60

参考:入試データ|入試総合サイト|明治大学

青山学院大学の最低合格点は「245点〜」

青山学院大学の最低合格点は、245点〜という結果でした。

得点率は7〜8割程度が目標となりそうです。

学部名 満点 最低合格点 得点率
文学部 350 273 78
教育人間科学部(平均値) 350 279 80
経済学部(平均値) 350 278 79
法学部(平均値) 350 281 80
経営学部(平均値) 350 281 80
国際政治経済学部(平均値) 350 285 81
総合文化政策学部(平均値) 350 272 78
理工学部(平均値) 400 268 67
社会情報学部 350 274 78
地球社会共生学部 350 265 75
コミュニティ人間科学部 350 245 70

参考:過去の入学者選抜試験結果・参考データ|青山学院大学

立教大学の最低合格点は不明

立教大学は公式サイトで最低合格点を公開していません

ですが、その他の大学に合わせて推移を予想するなら7〜7.5割ほどの得点が目安となるでしょう。

その他のMARCHと同水準、またはそれ以上の勉強量が求められます。

中央大学の最低合格点は「192点〜」

中央大学の最低合格点は、192点〜という結果でした。

得点率は6〜7割程度が目標となりそうです。

学部名 満点 最低合格点 得点率
法学部(平均値) 350 200 57
経済学部(平均値) 350 231 66
商学部(平均値) 350 221 63
理工学部(平均値) 300 193 64
文学部(平均値) 350 212 60
総合政策学部(平均値) 250 173 69
国際経営学部 300 209 70
国際情報学部 250 192 77

参考:過去の入試データ|中央大学

法政大学の最低合格点は「197点〜」

法政大学の最低合格点は、197点〜という結果でした。

得点率は6〜7割程度が目標となりそうです。

学部名 満点 最低合格点 得点率
法学部(平均値) 350 197 56
文学部(平均値) 350 218 62
経済学部(平均値) 350 222 63
社会学部(平均値) 350 226 65
経営学部(平均値) 350 220 63
国際文化学部 350 301 86
人間環境学部 350 227 65
現代福祉学部(平均値) 350 220 63
キャリアデザイン学部 350 197 56
グローバル教養学部 300 228 76
スポーツ健康学部 350 230 66
情報科学部(平均値) 400 256 64
デザイン工学部(平均値) 450 296 66
理工学部(平均値) 450 291 65
生命科学部(平均値) 450 283 63

参考:一般入試データ|法政大学

では、こうしたMARCHの合格点を目指すために必要な勉強時間を次項でみてみましょう。

MARCHの合格を目指すときの勉強時間

MARCHの合格を目指すときの勉強時間

MARCHの合格を目指すときの勉強時間目安は、最低1,500時間です。

他にも、関関同立といった難関私大受験に必要な時間も同様の水準となります。

内訳をみてみると、1,000時間は自学自習の時間です。

つまり、授業時間よりも自学自習の質を向上するための勉強法が求められます。

しかし予備校や塾、高校では、自学自習の大切さを伝えることはあっても、基本的には生徒任せになっているケースが多いです。

正しく自学自習ができないと、時間が足りなくなりMARCHに合格できる得点力が身に付きません

MARCHに合格するためには、理解を超えて「暗記→演習」のステップが必要となります。

すでに、MARCHに合格するために必要な偏差値や得点率は以下のような水準であることは伝えしました。

【MARCHの合格目安偏差値】

大学名 文系 理系
立教大学 60.0~67.5 55.0~60.0
明治大学 60.0~65.0 55.0~60.0
青山学院大学 57.5~65.0 55.0~60.0
法政大学 57.5~65.0 55.0~57.5
中央大学 57.5~62.5 55.0~57.5

【MARCHの最低合格点と得点率】

大学名 合格率 倍率 最低合格点 得点率
明治大学 26% 3.8 192点〜 6割〜
青山学院大学 28% 3.5 245点〜 7割〜
立教大学 22% 4.5 不明 7〜7.5割
中央大学 27% 3.6 192点〜 5.7割〜
法政大学 23% 4.3 197点〜 5.6割〜


数値は一般選抜を対象としたおおよそ。
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MARCHに合格するためには、最低合格点以上に得点できる力をつける必要があります。

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MARCH合格についてよくあるQ&A

MARCH合格についてよくあるQ&A

最後に、MARCH合格についてよくある質問に回答していきます。

  • MARCHを狙うときにおすすめの勉強法は?
  • MARCHの勉強で使う英語の参考書は何がいい?
  • MARCHの序列が気になる!

ぜひ参考にして、悩みなく大学受験対策を進めていきましょう。

MARCHを狙うときにおすすめの勉強法は?

MARCHを狙うなら、以下のような3つのステップで勉強しましょう

Step1 基礎レベルの参考書など
Step2 一般的な参考書、教科書、資料集、用語集など
Step3 過去問、正誤問題集、資料問題集、論述問題集など

基礎→応用→過去問を繰り返すことで、わかったを「できる」レベルまで進められます。

基本として実践してみてください。

MARCHの勉強で使う英語の参考書は何がいい?

大学群ではなく、大学別に対策するためにちょうど良い参考書を探しましょう

マナビズムでは、英語編として大学別に入試対策・おすすめ参考書をまとめています。

それぞれ志望する大学に合わせた記事を参考にしてください。

MARCHの序列が気になる!

MARCHの序列は「明治大学>青山学院大学>立教大学>中央大学>法政大学」です。

GMARCHなら、法政大学の下に学習院大学が入ります。

ただし、偏差値やレベルが学部によって異なるためあくまでも参考としてみてください。

まとめ

この記事では、MARCHの合格率や得点率など、志望校選びに便利な情報をお伝えしてきました。

最後にまとめると以下の通りとなります。

【MARCHの合格目安偏差値】

大学名 文系 理系
立教大学 60.0~67.5 55.0~60.0
明治大学 60.0~65.0 55.0~60.0
青山学院大学 57.5~65.0 55.0~60.0
法政大学 57.5~65.0 55.0~57.5
中央大学 57.5~62.5 55.0~57.5

【MARCHの最低合格点と得点率】

大学名 合格率 倍率 最低合格点 得点率
明治大学 26% 3.8 192点〜 6割〜
青山学院大学 28% 3.5 245点〜 7割〜
立教大学 22% 4.5 不明 7〜7.5割
中央大学 27% 3.6 192点〜 5.7割〜
法政大学 23% 4.3 197点〜 5.6割〜


数値は一般選抜を対象としたおおよそ。
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MARCHの合格に大切なのは、得点力をあげて挑むことです。

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