【英語編】立教大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: RIKKYO

本記事では立教大学の英語の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。
立教大学は関東圏の難関私大と称される「MARCH」の「R」の部分に位置します。
東京都に1キャンパス、埼玉県に1キャンパスを擁し、10学部で約2万人の学生が学ぶ大学となります。

偏差値としては57.5〜67.5で、就職・進路決定率は約98%となっています。
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はじめに

近年の立教大学の英語は個別日程と全学部日程です。ですが、英語の問題形式は各日程同一形式で基本的に英語の対策を学部別に分ける必要はなく日程・学部を問わず過去問演習を行ってもらい構いません。
出題形式については大きな変更点はなく、過去問演習の際は古い年度のものも使用し演習慣れをすることをオススメします。

概要

  • 試験時間:75分 
  • 配  点:100or150or200点満点
  • 目標点 :配点の75%
  • 設問数 :約40問
  • 形  式:マーク形式
  • 構  成:大問5題

・2019年度全学部参照
大問[Ⅰ] 読解(内容問題・表題設定・同意表現)
大問[Ⅱ] 読解(内容問題・表題設定・同意表現)
大問[Ⅲ] 文法 (空所補充)
大問[Ⅳ] 会話(空所補充)
大問[ⅴ] 読解(空所補充)

各学部の出題傾向・概要

1つまたは様々な学部・学科合同の入試方式+全学部統一入試方式にわけて紹介していきます。

法学部・経済学部経済政策学科・異文化コミュニケーション学部

・試験時間:75分
・配 点 :200点満点
・目標点 :160点(8割)
・問題数 :47問
・形 式 :マーク式、記述式(大問5のみ)
・構 成 :大問5題

  出題形式 問題数 時間
大問1 長文読解
(内容一致・同義語/マーク式)
10問 20分
大問2 長文読解
(内容一致・同義語/マーク式)
10問 20分
大問3 文法・語法(誤答選択) 6問 8分
大問4 会話問題(空欄補充・2題構成) 8問 12分
大問5 長文読解(空欄補充/記述式) 6問 15分
40問 75分

・文法・語法の問題に関しては全体的に標準的なレベルとなっている。
・会話問題では口語独特の表現や会話全体の流れを読み取る必要のある問題が出題される。
・長文読解問題の英文の量が多い。(1000words以上)
・英文のテーマに関しては文化に関することから自然科学に至るまで多岐にわたる。
・第1問、第2問の長文読解問題に関しては精読力が必要とされる。

経済学部経済学科・会計ファイナンス学科・観光学部観光学科・コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科

・試験時間:75分
・配 点 :150点満点
・目標点 :113点(7.5割)
・問題数 :40問
・形 式 :マーク式、記述式
・構 成 :大問5題 

  出題形式 問題数 時間
大問1 長文読解
(内容一致・同義語/マーク式)
10問 20分
大問2 長文読解
(内容一致・同義語/マーク式)
10問 20分
大問3 文法・語法(誤答選択) 7問 10分
大問4 会話問題(2題構成) 7問 10分
大問5 長文読解(空欄補充/記述式) 6問 15分
  40問 75分

・長文読解問題としては論説文やエッセイがよく出題される。
・長文問題のテーマは多岐にわたるため幅広い基礎知識が必要。
・文法語法・語彙に関する問題は法学部などと同様にレベルとしては標準的である。
・長文読解の英文の分量が多いため時間配分に注意する必要がある。(1000words以上)
・長文読解問題の設問の内容としては内容説明や同意表現を選ぶものが多い。

経営学部・観光学部交流文化学科・コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科・現代心理学部心理学科 

・試験時間:75分
・配 点 :150点満点
・目標点 :120点(8割)
・問題数 :42問
・形 式 :マーク式、記述式
・構 成 :大問5題

  出題形式 問題数 時間
大問1 長文読解
(内容一致・同義語/マーク式)
10問 20分
大問2 長文読解
(内容一致・同義語/マーク式)
10問 20分
大問3 文法・語法(空欄補充/選択式) 9問 10分
大問4 会話問題(空欄補充/3題構成) 7問 10分
大問5 長文読解(空欄補充/記述式) 6問 15分
  42問 75分

・長文読解の英文の量が立教大学で出題される英語の中で一番長いため、時間配分に細心の注意を払う必要がある。
・長文のジャンルは文化や社会情勢などをテーマにした評論文やエッセイが多い。
・会話問題は3題構成になっているため時間配分に注意が必要。
・第1問、第2問では精読力が必要とされる問題が多く出題される。

社会学部・コミュニティ福祉学部福祉学科・現代心理学部映像身体学科

・試験時間:75分
・配 点 :150点満点
・目標点 :120点(8割)
・問題数 :45問
・形 式 :マーク式、記述式
・構 成 :大問5題 

  出題形式 問題数 時間
大問1 長文読解
(内容一致・同義語/マーク式)
10問 20分
大問2 長文読解
(内容一致・同義語/マーク式)
10問 20分
大問3 文法・語法 10問 10分
大問4 会話問題(空欄補充/2題構成) 10問 10分
大問5 長文読解
(語彙・空欄補充/記述式)
5問 15分
  45問 75分

・会話問題の出題比率が他学部・学科と比べて高くなっている。
・長文問題のテーマは多岐にわたるため幅広い基礎知識が必要。
・長文読解の問題で出題される英文の量が経営学部などとほぼ同量で非常に長いため、時間配分に気を付ける必要がある。
・会話文に関する問題では口語独特の表現などに注意する。
・長文読解において「リード文の後に続く文を選ぶ問題」が出題されるため、問題文を先に読むか選択肢を先に読むかを先に考えておく必要がある。

文学部の英語概要

・試験時間:75分
・配 点 :200点満点
・目標点 :160点(8割)
・問題数 :44問
・形 式 :マーク式、記述式
・構 成 :大問5題 

  出題形式 問題数 時間
大問1 長文読解
(語彙・内容一致/マーク式,和訳/記述式20字程度)
11問 20分
大問2 長文読解
(語彙・内容一致/マーク式)
10問 20分
大問3 文法・語法(誤答選択) 10問 15分
大問4 会話問題(2題構成) 8問 10分
大問5 長文読解(空欄補充/記述式) 5問 10分
  44問 75分

・長文読解問題の長文の量が立教大学の英語の中で最も多い。
・和訳問題が出題され、記述式で解答する必要がある。
・第1問と第2問では細かいところまでも理解する精読力が必要。
・内容を把握しているかどうかが問われる問題が多い。
・文法・語法の問題に関しては他学部・学科と同様にレベルは標準的である。
・会話問題では口語独自の言い回しなどに注意する必要がある。

全学部統一入試方式

・試験時間:75分
・配 点 :100~200点満点(学部・学科による)
・目標点 :8割
・問題数 :40問
・形 式 :全てマーク式
・構 成 :大問5題 

  出題形式 問題数 時間
大問1 長文読解(語彙・内容一致) 10問 20分
大問2 長文読解(語彙・内容一致) 10問 20分
大問3 文法・語法(空欄補充/選択肢あり) 8問 10分
大問4 会話問題(3題構成) 6問 10分
大問5 長文読解(空欄補充・語彙) 6問 15分
  40問 75分

・他学部・学科の問題と違って第5問の空欄補充問題に選択肢が与えられている。
・長文読解問題における長文の分量は多い。
・第1問と第2問では精読が必要とされる内容一致の問題が多い。
・第1問・第2問で出題される語彙を問う問題、文法・語法の問題に関しては他学部・学科と同様にレベルは標準的である。

理学部の英語概要

・試験時間:75分
・配 点 :100~200点満点(学部・学科による)
・目標点 :80点~160点(8割)
・問題数 :33問
・形 式 :全てマーク式
・構 成 :大問4題 

  出題形式 問題数 時間
大問1 長文読解(語彙・内容一致) 10問 20分
大問2 文法・語法問題(誤答選択) 10問 15分
大問3 会話問題(空欄補充/選択肢あり) 6問 10分
大問4 長文読解(空欄補充/選択肢あり) 7問 15分
  33問 60分

・長文読解問題で与えられる英語長文は経営学部などと同様に長い。
・他学部・学科と比べて制限時間が短いため時間配分に注意する必要がある。
・会話問題が他学部のように分かれていない。
・文法・語法の問題に関しては他学部・学科と同様にレベルは標準的である。
・他学部のように記述式で解答する問題がない。

傾向と対策

それでは今から立教大学の英語の大問毎の傾向と対策について紹介していきます。

大問 [Ⅰ][Ⅱ][ⅴ]について

大問[Ⅰ][Ⅱ][ⅴ]は長文読解となっています。設問形式としては内容問題・同意表現・空所補充・表題設定と約4種類に分かれています。そのため、英語の総合力が問われる大問となっています。

立教大学の英語の目標点は75%以上となっています。そのため、一番英語力が問われる大問[Ⅰ・Ⅱ・ⅴ]に関しては7.5割以上の正答率を目指すようにしましょう。
また[Ⅲ]の文法問題も比較的レベルが低いため9割以上、[Ⅳ]の会話問題は8割以上の正答率を目指すようにしましょう。

それでは、75%以上を目指すための具体的な傾向と対策について紹介していきます。

①空所補充の傾向と対策

長文中に空所があり、その空所に適するものを4択から選ぶ形式を指します。6問出題される傾向にあります。
問題パターンとしては

  1. 前後関係から解ける問題
  2. 文法知識から解ける問題
  3. 文構造から解ける問題

の3パターンが主流となっています。

(a)前後関係から解ける問題

(a)前後関係から解ける問題で求められる力としては「論理的な読解力」が挙げられます。「論理的な読解力」とは逆説マーカー(however,butなど)や順接マーカー(so,thus)などを駆使して長文読解を進める力を指します。
「論理的な読解力」をつけるためにオススメしたい参考書・問題集は「パラグラフリーディングのストラテジー①読み方・解き方編」


「パラリ①読み方・解き方編」の使い方!

<特徴>
本書は長文を論理的に読むための読解法のイロハが体系的に掲載されています。
特に、ディスコースマーカーに着目し、順接、対比、逆説、付加、結論などのディスコースマーカーを活用して英語の読解のサポートをしていく読解法を記載している。

<使用時期>
この1冊を1~2ヶ月程!
その後の長文演習でも意識的に行うことで立教大学の(a)前後関係から解ける問題は得点源にすることができます。また実際に立教大学の英語2019年度の空所補充問題でもディスコースマーカーの適切な接続詞を選択する問題が出題されています。

(b)文法知識から解ける問題

(b)文法知識から解ける問題で求められる力としては文法を長文読解に応用することが挙げられます。
立教大学の空所補充問題でよく出題される文法項目としては「動詞の語法」「前置詞」「接続詞」「形容詞」などが挙げられます。動詞の語法は英文法で一番ボリュームのある項目で試験本番までの勉強量が問われます。そのため、夏までに仕上げておくようにしましょう。

また前置詞や接続詞などは、英文法問題集などでアウトプットを行いましょう。(b)文法知識から解ける問題を攻略するのにオススメの参考書としては「アップグレード」が挙げられます。


アップグレード」の使い方!
<特徴>
アップグレードの特徴としては、Data Researchの項目において、頻出度を記載していたりCheckやKEY POINTの項目では、受験に必要な知識や受験に役立つ情報が記載されています。

<使用時期>
入試初期~入試本番まで使用!
目標ペースは1日で1単元を目安に進めていくようにしましょう。初見の問題で対応するために定着度を上げる必要があります。従って、翌日は必ず前日の間違えた問題の復習からするように心がけましょう。

また何周も演習を行うと答えを覚えてきてしまい、演習が雑になってきてしまいがちになるので
ある程度知識がインプットできたら演習の仕方を、下一桁が1だけの問題だけや6の問題だけを行うなど演習をする際に工夫を加えるようにしましょう。

(c)文構造から解ける問題

(c)文構造から解ける問題で求められる力としては英文解釈力(SVOC)です。SVOCを理解することで単語が知っていれば文構造が容易に把握でき速読力も向上します。
オススメの参考書としては「英文読解入門基本はここだ」、「入門英文解釈の技術70」、「基礎英文解釈の技術100」が挙げられます。 


英文読解入門基本はここだ!」の使い方!
<特徴>
「英文読解入門基本はここだ」の特徴としては中学レベルの英文~大学受験標準レベルの英文まで掲載されています。そのため、英文解釈のイロハから学びたい受験生には最適の参考書と言えます。

<使用時期>
入試勉強初期から英単語の勉強と並行!
目標ペースは1日1テーマのペースで復習も含めて1ヶ月で終わらせるようにしましょう。


入門英文解釈の技術70」の使い方!
<特徴>
「入門英文解釈の技術70」の特徴としては高校基礎~大学受験標準レベルの英文までが掲載されています。この参考書の目的は「英文読解入門基本はここだ」では賄いきれない演習量を確保するために使用します。

<使用時期>
「英文読解入門基本はここだ」を修了後!
目標ペースは1日4題ずつ行い総復習も含め1ヶ月ほどで完成させるようにしましょう。またSVOCを意識しながら音読を行うようにしましょう。


「基礎英文解釈の技術100」の使い方!
<特徴>
「基礎英文解釈の技術100」の特徴は入試基礎~大学受験難関レベルの英文までが掲載されています。この参考書の目的は「入門英文解釈の技術70」では賄いきれない単元を確保するために使用します。

<使用時期>
「入門英文解釈の技術70」を修了後!
目標ペースは1日4〜5題ずつ行い総復習も含め2ヶ月〜3ヶ月ほどで完成させるようにしましょう。また、SVOCを意識しながら音読を行うようにしましょう。

②内容問題の傾向と対策

立教大学の英語長文は内容問題が多く出題される傾向にあります。対策としては本文の読解力、そして段落毎に内容を理解する必要があります。また段落毎に要約することも重要といえるでしょう。
しかし、最低限の語彙力は必要となるため2000語レベルの単語帳と1000語レベルの熟語帳は完成させておくようにしましょう。2000語レベルの単語帳でオススメの参考書としては「速読英単語」が挙げられます。


速読英単語」の使い方!
<特徴>
「速読英単語」の特徴としては英語長文の中で英単語を覚えることができるという点です。一般的な単語帳は、単語と例文という構成がオーソドックスですが、こちらの参考書は単語と英文の構成になっており単語の意味を単調に暗記するのが苦手な受験生にオススメできる参考書となっています。

<使用時期>
入試勉強初期~入試本番まで使用!
目標ペースとしては1週間に200語以上を始点固定方式で進め、3ヶ月で英単語1900語をマスターするようにしましょう。
修了時期としては7~8月末までに定着しているのが望ましいです。また、英文を活用して、英単語を覚えるようにしてください。
そうすることにより、英単語の意味だけでなく、速読力や英単語の使われ方なども覚えることができます。

そして立教大学の英語、大問[Ⅰ][Ⅱ]では表題設定問題が出題される傾向にあるため、英文を読んだ際、軽く頭の中で要約し、自分なりに表題をつけるようにしてください。
タイトル自体は記載されているので、タイトルを見ずに英文を読むようにしてください。さらに、立教大学の英語[ⅴ]の問題は文中に適切な英単語を挿入する語句挿入問題(空所補充問題)が出題されますが速読英単語の英文の部分を活用して単語の使われ方などを意識しながら学習することにより、空所補充問題の対策にも繋げることができます。

1000語レベルの熟語帳でオススメの参考書としては「速読英熟語」が挙げられます。


「速読英熟語」の使い方!
<特徴>
「速読英熟語」の特徴としては速読英単語と同じく、英語長文の中で英熟語を覚えることができる参考書となっている点です。
また、ターゲット1900から速読英熟語、システム英単語から速読英熟語といった使用方法ではレイアウトや使用方法にギャップを感じてしまい慣れるまで時間がかかる受験生もいますが速読英単語から速読英熟語の場合では基本的に同じ使用で学習することができるのでギャップを感じづらくスムーズに速読英熟語を使用することができます。

<使用時期>
英単語修了後~入試本番まで使用!
目標ペースは英単語をマスターしてから、1週間に200語を目安に進め1ヶ月半~2ヶ月で完璧にするようにしましょう。
8月末~9月末までに完成されているのが理想的だと言えます。

そして速読英単語の使用方法同様に、英文を読んだ際に以下の事を行いましょう。

  • 英熟語の使われ方の確認
  • 英文の要約
  • 英文の表題設定

③同意表現問題の傾向と対策

同意表現問題の傾向としては

  • 指示語の問題
  • 単語力が問われる問題
  • 論理構造から予測できる問題

が問われる問題の3パターンに分けることができます。

立教大学の英語では英文中に単語にアンダーラインがひいてありそのアンダーラインが引かれた単語に近い意味を持つ単語を選択する「単語力が問われる問題」が出題される傾向にあります。
対策方法としては速読英単語を使用する際に、英文を読んで、英単語を覚える使い方をしますがその際に、その単元で覚える単語だけでなく、類似単語を覚えたり

また英文の中の単語を自分なりに違う同意表現に置き換えるような意識をもって速読英単語を使用するようにしましょう。初見の知らない単語が問われた場合、文章の前後関係をもとに推測して近い単語を選択するようにしましょう。

④表題設定問題の傾向と対策

表題設定問題の傾向としては英語長文を読んで適切なタイトルを選択する問題となっています。対策としては段落毎の要約や全体の要約を行い適切なタイトルを選択することです。

日頃の長文読解の演習から段落毎の要約、全体の要約を行い自分なりにその英語長文に対してタイトルをつける演習を行うようにしましょう。そうすることによって、要約力も身につき、文章の論点を理解することができます。
また、速読英単語や速読英熟語の英文でも要約やタイトル設定を行うようにしましょう。

 大問[Ⅰ][Ⅱ][ⅴ]の演習教材

これから大問[Ⅰ][Ⅱ][ⅴ]の対策で目標点を取るためにオススメの参考書を段階別で紹介する。
オススメの参考書としては

  • 英語長文ハイパー1 超基礎編
  • 英語長文ハイパー2 センターレベル編
  • 英語長文ハイパー3 難関編
  • やっておきたい英語長文300
  • やっておきたい英語長文500
  • やっておきたい700
  • 赤本

の7つが挙げられます。 


「英語長文ハイパー1 超基礎編」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としては読解力を身につけるの最適な長文12題に対して丁寧に解説が施されている点が挙げられます。
また、本文に対してSVOCが振られているので英文解釈力の向上にも有効活用することができます。

<使用時期>
英文解釈修了後に使用!
12題構成なので復習も含めて2日に1題のペースで1ヶ月で完成するようにしましょう。復習方法としてはSVOCを全文に対して振りましょう。
本書を使用する目的としては、長文読解力を向上させるというよりは英文解釈のスピードを向上させることです。そのため、問題を解くことも重要ですが、英文解釈が実際の文章でも正しくできるかという所に重点をおいて学習してください。そして文構造(SVOC)を意識して音読するようにしましょう。


「英語長文ハイパー2センターレベル編」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴は姉妹書である「ハイパートレーニング1 超基礎編」と同じになります。扱う文章のレベルが上がっていますが、英単語が1500語以上入っていれば高得点が狙える様になっています。

<使用時期>
「英語長文レベル別4」修了後!
復習方法は基本的には変わりません。ですが、ここからは長文演習に重きが変わってくるので、しっかり英文が読めたかなどを意識するようにしてください。また各段落ごと要約、全体の要約と表題設定を必ず行うようにしましょう。
そして1日に1題のペースで1ヶ月で完成するようにしましょう。


「英語長文ハイパー3 難関編」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴は姉妹書である「ハイパートレーニング1 超基礎編」「英語長文ハイパートレーニング2 センターレベル編」と同じになります。扱う文章のレベルが上がっていますが、英単語が2000語以上入っていれば高得点が狙える様になっています。

<使用時期>
「英語長文レベル別5」修了後!
復習方法は上記のものと同じです。また「ハイパートレーニング3 難関編」は余裕のある受験生の方だけが演習するようにしてください。
レベルとしては少し高いので、無理にこの参考書を行う必要はありません。
使用ペース1日に1題のペースで1ヶ月で2周できるようにしましょう。


「英語長文レベル別問題集 4中級編」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴は実践的な演習を行うことができ、解説もSVOCがふってあり、音読用のCDも付属しておりハイパーシリーズなどと比較した際に、復習がしやすい参考書となっています。

<使用時期>
「ハイパートレーニング1 超基礎編」修了後!
復習方法に関しては「ハイパートレーニング1、2、3」と同じように使用してもらって問題ありません。読めなかった文は、本文解説をもとに必ず復習し、2回目の演習を行う際は読めるようにしておきましょう。


英語長文レベル別5」の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴は姉妹書である「英語長文レベル別4」と同じになります。

<使用時期>
「ハイパートレーニング2センターレベル編」修了後
使用方法に関しては上記のやり方と同じです。ですが、文章や問題レベルが上がってくるため、見慣れない単語を増えてきます。そのため、わからなかった単語や熟語は覚えるようにしてください。


「立教大学の赤本」
<特徴>
この参考書の特徴は立教大学の全学部日程が記載されています。

<使用時期>
11月~入試本番にかけて行うようにしましょう。
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
関連:過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

大問 [Ⅲ]

大問[Ⅲ]は文法問題となっています。文法問題は8問出題される形式があります。
傾向としてはネクステージやアップグレード、などの文法問題集に収録されている問題レベルが広く出題されており比較的標準レベルの問題が多く、発展レベルが少し出題されると言えます。

目標点としては満点~1ミスといえます。
満点を狙うためにオススメの参考書としては「アップグレード」が挙げられます。


アップグレード」の使い方!
<特徴>
先述したとおり

<使用時期>
先述したとおり


英文法ファイナル問題集標準編の使い方!
<特徴>
この参考書の特徴としては英文法の仕上げの問題集です。そのため、ネクステージやアップグレードで学習したことを確認する問題集となっています。

<使用時期>
アップグレード修了後(9月頃)~入試本番!
目標ペースとしては1日1項目を目安に行うようにしましょう。翌日は次の単元と前日に間違えた問題も必ずやるようにしましょう。
間違えた単元はアップグレードなどの参考書で復習するようにしましょう。

大問 [Ⅳ]について

大問[Ⅳ]は会話文問題となっています。会話における空所補充問題が6問出題される形式となっています。
傾向としては会話から内容に関する問題が問われることはなく、前後の文章や文章の流れを理解できているかまたそれに合わせた文を空所補充できるかなどがポイントとなってきます。

また、会話問題を解く上で重要なのは以下の3つです。

  1. 指示語
  2. 省略
  3. 代名詞

ですが、立教大学の会話問題は、文章に合わせた正しい表現を空所補充できるかが問われるので会話表現、会話の定形句をしっかり覚えておく必要があります。満点を狙うためにオススメの参考書としては「英会話問題のトレーニング」が挙げられます。


「英会話問題のトレーニング」
<特徴>
この参考書の特徴としては問題が豊富に掲載されている点です。構成も徐々に会話問題に慣れていく構成になっており、始めの方は、一文の会話に対して一文の会話で返していく問題から最終的には長めの会話文の問題を演習していく構成となっています。
また解説も一問一問詳しく解説がなされています。

<使用時期>
10月~11月頃に使用!
1週間に1テーマのペースで行いましょう
またKey Wordの研究という項目がありますが、この項目も会話問題を解く上で重要なことが記載されているため、目を通すようにしましょう。

まとめ

※2月から受験勉強を始めた際の年間スケジュール
大問ごとの傾向と対策について紹介してきましたが、1年間の勉強の流れとしては上記の流れになります。
まず始めるべきは英単語と英文解釈です。英単語を週200語ペースで4月までに終えるようにしましょう。英単語と並行して英文解釈の勉強も行い基本的な英文解釈は4月には終えるようにしましょう。

その後、英熟語と英文法、英語長文を並行して進めるようにしましょう。この際も、身に付けた英文解釈をアウトプットしていくようにしましょう。
英文法に関しては9月末にセンターレベルの問題に対しては9割以上正解できるように仕上げていきましょう。英文法が固まり次第、会話問題の対策を行うようにしましょう。そして、冬にかけて立教大学の赤本を用いてより実践的な演習を積むようにしましょう。ぜひ参考にして立教大学の英語の目標点である75%以上を取るようにしましょう。

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