大学の志望校の決め方は?決める時期と軸の選び方・決めたあとの逆算
更新日: (公開日: ) COLUMN
大学の志望校は、大学のレベルと学部の2つを軸に、行きたい気持ちを出発点にして決めます。
大学の志望校を何を基準に、いつまでに決めればいいのか、分からずに迷っていませんか。周りが決め始めて、焦る人も多いでしょう。
この記事では、志望校を決める基準と軸の選び方、決める時期の目安、決まらないときの考え方、決めたあとの計画の立て方を解説します。
この記事でわかること
- 志望校を決めるときの基準と、軸の選び方
- 志望校を決める時期の目安
- 志望校が決まらないときに考える3つの視点
- 志望校が決まったあとに、ゴールから逆算して動く方法
大学の志望校は何を基準に決めるのか
【動画でもご覧いただけます!】
志望校は、行きたいと感じる大学を出発点にして、必要な努力の基準を知ったうえで決めます。

動画の講師は、志望校の選び方は直感で良いと話しています。理由を言葉にできなくても、この大学がいいと思うところを選んで良い、という考えです。
ただし、その大学や学部に必要な難易度の基準を知ったときに、やる気がなくなるなら、志望校にはなっていないというのが講師の見方です。直感で選んだあとは、ホームページやSNSで学生の様子を調べ、行きたい理由を言葉にしていきましょう。
大学の志望校を決める軸の選び方
志望校の軸は、大学のレベルと学部の2つです。

国立か私立か、場所と学費、受験科目は、その軸で絞ったあとに確かめる条件です。
以下の4つに分けて見ていきましょう。
国立か私立かを先に決める
国立か私立かで、勉強する科目の数が大きく変わるため、先に決めます。
国立大の一般選抜は、学力試験を中心に判定する入試です。現行の公表では、共通テストで6教科8科目を課すのが原則です※1。共通テストでは、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報が出題されます※2。
私立は、大学・学部・方式ごとに、必要な科目が違います。志望校の募集要項で、確かめてください。
大学のレベル・学部の2つを軸にする
レベルは必要な勉強量を、学部は学ぶ内容を左右するため、軸はこの2つです。
動画の講師は、文系は学部をそこまで気にしなくて良いと話しています。文系は、どの学部を選んでも、採用が文系としてまとめて行われやすい、と講師は見ています。
一方、理系は専門職につながるため、学部で選んだほうが良いそうです。大学のレベルの分け方は、私立大学のレベル分けで解説しています。
大学の場所・学費が無理のない範囲か調べる
場所と学費は、4年間無理なく続けられる範囲かを、各校の公式サイトで調べます。
学費は、大学や学部によって違い、年度でも変わります。金額は、募集要項や公式ページで最新の数字を確かめましょう。
動画の講師は、保護者に学費を払ってもらいながら通う4年間だからこそ、根拠を持って大学や学部を知っておいてほしいと話しています。講師は、通学が1時間を超えると大変だとも話しています。
受験科目から得意な科目で勝負できるか見る
志望校の入試科目を調べて、得意な科目で勝負できるかを見ます。
共通テストでどの教科・科目を課すかは、各大学が定めます※2。大学と方式によって、必要な科目も配点も違うわけです。
大学の志望校を決める時期の目安
志望校は、高2の夏休みから入試の結果が出るまでの間に、段階を踏んで絞ります。

以下の3つに分けて見ていきましょう。
迷うなら高2の夏休みに目星をつける
迷うなら、高2の夏休みに、行きたい大学の目星をつけておきます。
夏休みは時間があるため、資料やオープンキャンパスの情報を調べやすい時期でしょう。動画の講師は、6〜7月に夏休みも含めて各大学でオープンキャンパスが行われ、志望校を絞る時期に差しかかると話しています。
動画の講師は、大学まで決まっていなくても、行きたいレベルは整っているはずだと話しています。例えば、関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)に行きたい、というレベルです。
レベルが決まっていれば、そこから逆算した計画を組めるでしょう。時期は目安なので、早く決まった人は、そのまま進めて構いません。
目安は高3の春から夏休みの間
高3の春から夏休みの間は、志望校を絞り込む目安の時期です。
模試の結果と、入試の科目を踏まえて、第一志望の候補を絞っていきます。推薦型選抜(学校長の推薦を受けて出願する入試)も考えるなら、さらに早めの決定が必要です。総合型選抜(志望理由や活動などを総合して評価する入試)も、出願の時期が早い入試です。
高3の時期ごとの流れは、大学受験の科目別スケジュールも参考になります。
最終決定は共通テストの結果を見てから
国公立を志望する場合、最終的な出願先は、共通テストの結果を見て決めます。
国立大学は、一般選抜で、共通テストと大学ごとの個別学力検査等を組み合わせて判定します※1。共通テストの得点を踏まえて、個別試験の出願先を決める流れです。
大学の志望校が決まらないときに考えたい3つのこと
志望校が決まらないときは、決められない原因を、3つの視点に分けて考えます。

以下の3つに分けて見ていきましょう。
受験校の受験科目
決まらないときは、得意科目で勝負できる方式から、志望校を探します。
苦手科目を避けられる方式や、得意科目の配点が高い方式があれば、候補に入れましょう。科目の数と配点は、募集要項で比べられます。
模試の結果
模試の結果は、今の実力と志望校との差を知る材料として使います。
判定は合否の予測で、合否そのものを決めるものではありません。判定の文字より、志望校との差がどの科目にあるかを見ましょう。
志望の目的を明確にする
志望の目的は、何のために大学へ行くかを、言葉にして決めます。
目的は、意識の高いものでなくて構いません。さまざまな国の文化に触れたいから外国語系の大学、華やかなキャンパスライフがしたいから都心の大学、という理由でも十分です。
動画の講師は、文系なら、明確な職業が決まっていなくてよく、少しでも行きたいとよぎる大学や、聞いたことのある大学から考えて良いと話しています。
大学の志望校が決まったら何をいつまでにやるか
志望校が決まったら、ゴールから年間・月・週の計画へ逆算して、今やることを決めます。
以下の3つに分けて見ていきましょう。
ゴールから年間・月・週の計画へ逆算する
最初の一歩は、志望校の入試までに仕上げたい学力を、年間、月、週の順に書き出すことです。
動画の講師は、志望校が決まっていれば、年間の計画から月、週へと逆算して、今自分がやることを決められると話しています。高2向けの年間の計画は、高2の受験勉強スケジュールで、計画の立て方は、勉強計画の立て方で解説しています。
今やることだけ決めても受かる基準にならない
今やることだけを決めて進めても、受かる基準での勉強になるとは限りません。
動画の講師は、参考書を選んで、とりあえず進めるところまでしか決めない進め方を、目的のない勉強だと話しています。勉強していない自分と比べて、勉強するようになったという感覚だけでは、合格に必要な基準を満たしたとはいえないからです。
併願校は挑戦・実力・安全の3段階で決める
併願校は、挑戦校、実力相応の学校、安全校の3段階に分けて決めます。
併願とは、いくつかの大学を受けることです。安全校は、合格の可能性が高い学校を指します。
第一志望の入試が思うようにいかなかったときの備えになるのが、併願校です。入学しても良いと思える大学から選びましょう。校数は、受験科目や日程、費用と相談して決めます。
大学の志望校選びを一人で進めにくい人へ
志望校は、候補を挙げたあとに、必要な基準との差を確かめると、決めやすくなります。
候補の大学は挙げられても、必要な基準にどう届くかは、一人では見えにくいものです。
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