【英文法攻略】おすすめ参考書と選び方を紹介

• 「英文法の受験対策をしたい」
• 「参考書に自分が求める内容がないので選びなおしたい」
• 「たくさんある中からどうやって参考書を選んだらいいのかわからない」

このようにお困りではないでしょうか。

英語の勉強効率と成績を上げるためには、現状のレベルを把握して参考書を選ぶのが重要です。

今回は、英文法の勉強に活かせる参考書の選び方を解説します。

おすすめの参考書も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

英文法の参考書の選び方

英文法の参考書の選び方には、3つのポイントがあります。

1. 参考書の構成を選ぶ
2. 現状の学力から選ぶ
3. 大学受験の対策内容で選ぶ

それぞれの内容を詳しく説明していきます。

参考書の構成で選ぶ

参考書にはそれぞれ内容やレベルの違いがあります。

内容構成は、大きく分けて3種類です。

1. 解説中心型
2. 問題中心型
3. 解説＆問題型

解説中心型には、英文法の解説がまとめられています。基礎的な知識を身に付けたい、英文法を暗記したいなら解説中心型から取り組むとよいでしょう。

問題中心型は、演習問題に取り組み応用力を身に付けたい人向けの内容です

解説＆問題型には、どちらの内容も含まれます。

基礎力を身に付けながら演習にも取り組みたいなら、解説＆問題型を選びましょう。

現状の学力から選ぶ

合わないレベルの参考書を選ぶと、読み解くだけで精一杯になり勉強の成果をテストに活かせません。

基礎的な内容の参考書から手に取り、理解できたら次のステップに進む使い方がおすめめです。

応用力を身に付けたいタイミングで、演習問題や難関大学受験向けの参考書を使いましょう。

大学受験の対策内容で選ぶ

受験本番が近づいたタイミングでは、大学受験対策に向けた参考書を選びましょう。

実践的な問題演習を繰り返し、得点力を確実なものにする必要があるためです。

難関大学受験を検討していれば、目指す大学の赤本を使用してください。

難関大学受験者向けの参考書は、解説内容も応用に活かせるものになっています。

大学受験対策ならマナビズム

 

難関大学受験を目指すなら、マナビズムをぜひ活用してください。

「自習コンサルティング」で1人ひとりに合った勉強法を提案します。

塾で教える時間だけでなく、自学自習力も身につく点がポイントです。

オーダーメイドの授業計画で大学受験までの学習を効率良く進められるようにサポートします。

英文法は何から勉強すべき？

英文法は、現状のレベルを確認して自分に合った勉強をはじめましょう。勉強する順番としては、以下のステップで進行するのがおすすめです。

• 土台となる中学レベルの英文法の知識を復習する
• 高校レベルの基礎知識を身に付ける
• 演習問題に取り組む

ここからは、基礎を身に付けたい人から難関大学を目指す人まで、3段階のレベルにわけておすすめの参考書を解説します。

段階的に勉強を進めて土台をしっかりと作ることが、得点力を身に付けるカギとなります。

英文法のおすすめ参考書｜基礎固めに最適な問題集

英文法の基礎を身に付けるおすすめ参考書として、以下の3つを紹介します。

• 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
• 頻出英文法・語法1000
• Vintage

基礎を身に付けるには、解説中心で内容が分かりやすい参考書を選べると勉強の効率が良くなります。

大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】

現在英語が苦手な人、中学生英語も完ぺきではないという人におすすめの参考書です。1つひとつの内容に丁寧な解説があり、中学生から高校までの英語の基礎作りになるでしょう。

ボリュームが少ないので、短期で集中して取り組めます。

しかし、大学受験に対応した内容ではありません。

マスターしたら次のレベルの参考書に挑戦しましょう。

頻出英文法・語法1000

頻出英文法・語法1000は、英文法の演習ができる問題集です。

一問一問に詳しい解説が記載されているため、問題を解く→回答の内容を理解するといったフローで英文法を学習できます。

内容は4択問題がメインで、正誤指摘問題や整序問題が約200問収録されているボリュームです。

解説だけでなく少しずつ演習にも取り組んでみたいという人は、ぜひ手に取ってみてください。

Vintage

Vintageは、丁寧な解説が記載されているため、基礎学習におすすめの参考書です。

レベルや解説内容のバランスが良く、誰でも使いやすいためオールマイティに基礎内容を把握できます。

記載されている項目も幅広く、以下の内容が収録されています。

• 文法
• 語法
• イディオム
• 語彙
• 会話表現 など

しかし、解説が詳しいことから、文字数が多くなり見づらい点が気になる人もいるかもしれません。

文字を読んで理解する勉強が好きな人に向いている参考書です。

英文法のおすすめ参考書｜レベルアップしたい人向け

基礎が終わり、さらなるレベルアップを図る人には、高校レベルの演習問題が含まれる以下の参考書がおすすめです。

• Next Stage英文法・語法問題
• 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本
• 全解説実力判定英文法ファイナル問題集

Next Stage英文法・語法問題

有名な英文法を押さえておきたい人に、おすすめ参考書です。

使用する受験生が多いことから、ライバルの知識量に差が出にくくなります。

内容のレベルは、MARCHなら「ギリギリ合格ラインレベル」です。

文法だけでなく、以下の内容を学習したい人は詳しい使い方も確認してみてください。

• 会話表現
• 発音・アクセント

【ネクステージ（Next Stage）】特徴・使い方・勉強法

肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本

英文読解を目的とした演習問題集です。

テーマに収録されているので知識の整理ができます。

• 名詞節
• 副詞節
• 形容詞節 など

しかし、問題の難易度はそこまで高くないことから、演習問題に慣れたい人や英文解釈の基礎力をつけたい人におすすめです。

全解説実力判定英文法ファイナル問題集

英文法ファイナル問題集は、「標準編」と「難関大学編」の2種類ある参考書です。志望校レベルに合わせて選びましょう。

1冊のなかでも、問題を解くごとに徐々に難易度が上がっていきます。

自分の躓きやすいレベルが分かるので、苦手なレベルの克服にも役立ちます。

英文法のおすすめ参考書｜難関大学受験者向け

難関大学を目指す人におすすめの参考書を、以下にまとめました。

• スクランブル英文法・語法
• 深めて解ける！英文法OUTPUT
• 一問一答英文法語法問題ターゲット1000
• 今井の英文法教室

スクランブル英文法・語法

関関同立やMARCHといった、難関私大志望の受験生におすすめの参考書です。

高校基礎から難関私大レベルと、幅広いレベルを対策できます。

また、参考書の構成が見やすいため、この1冊をマスターするまで繰り返し解くのもよいでしょう。

深めて解ける！英文法OUTPUT

基礎的な高校英語文法から、最難関私大レベルまでカバーした参考書です。

講義のような分かりやすい書き方で解説がまとめられているため、英文法の理解力も高まるでしょう。

回答には、理由までも記載されているので応用力も身に付きます。

難易度の高い問題が多いため、基礎力を付けてから取り組む使い方がおすすめです。

一問一答英文法語法問題ターゲット1000

英文法問題は演習問題中心の参考書で、1000題収録されています。

問題が出題頻度の高い順で収録されているため、必要な文法のレベルもわかりやすいです。

問題のレベルは、センター～関関同立・MARCH受験生向けで、難関大学を目指しはじめた人の足掛かりとして利用できます。

今井の英文法教室

応用的な英文法に挑戦したい受験生に、おすすめの参考書です。

MARCH・早慶レベルの学校で出題されるようなハイレベルな問題が掲載されています。

解説も付いているので、問題を解きながらワンランク上の文法知識を身に付けられるでしょう。

英文法の参考書に関する豆知識

最後に、多くの受験生が気になる英文法参考書の疑問に回答します。

• 英文法対策は大学受験で不要？
• 英語の勉強をなにからはじめたらいいのか分からないときは？
• 大学受験で英文法対策は不要？

英文法の学習のヒントにもなる内容なので、ぜひ参考にしてください。

英文法対策は大学受験で不要？

大学受験では英文法対策が必須といえるでしょう。

単語だけではテストに取り組むのは難しく、文法力がないと英文読解も難しくなるためです。

長文読解では、単語で意味をぼんやりと理解できても、全体の解釈がずれてしまい問題に正解できないこともあるでしょう。

受験対策として英文法の理解を深めると、英語の成績アップにつながるはずです。

英語の勉強をなにからはじめたらいいのか分からないときは？

英語を効率よく勉強するには、参考書ルートを参考にしてみましょう。参考書ルートとは、英語を効率良く勉強するのに最適とされている順番です。

一般的なルートは、以下のとおりです。

1. 単語
2. 文法
3. 英文解釈
4. 長文

より詳しく、どのような内容で学習すればいいか気になる人は、以下の記事も参考にしてください。

大学受験で英文法対策は不要？

英文法は大学受験では重要な項目です。文法では、英語の基礎を学べます。

例えば、英作文でミスを減らすためには、英文法の知識が必要です。

また、英文法を理解すれば、英文読解での速読に活かせるでしょう。

まとめ

大学受験に向けた英文法の参考書は、現状のレベルに合ったものを選ぶことが重要です。

難易度が高いと感じた場合は、基礎内容から復習してみてください。

おすすめした英文法の参考書から、今後の進路に合わせた参考書を選びましょう。

また、受験までの限られた時間を有効に使うためには、参考書ルートといった効率のよい勉強方法も把握すべきです。

この記事で紹介した内容を参考に、自分に合った参考書を見つけてください。