【佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー】特徴・使い方・勉強法
更新日： （公開日： ） ENGLISH
;)
この記事では「佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー」の特徴と正しい使い方について解説していきます。
佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーは
- マーク式の問題に特化した演習ができる
- 空所補充の問題について、他の参考書よりも充実している
- 丁寧な解説が掲載されている
といった英文演習をするための英文読解を身につけることができる参考書となっています。
目次
佐藤ヒロシの英語長文 概要
購入ページ：佐藤ヒロシ英語長文
| 分類 | 英語長文問題集 | |||||||||
| 問題数 | 30題 | |||||||||
| 使用時期 | 入試中期～入試後期 | |||||||||
| オススメ度 | ★★★★☆ | |||||||||
| 対象レベル | 高校基礎 | 共通テスト | 私大標準 | 私大難関 | 私大最難関 | |||||
佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーは英語長文の演習用教材となっています。
目標習熟期間としては入試中期から入試後期までとしています。
夏までに佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーに出てくる単語は完璧に覚えられている状態にしておくことが望ましいです。ただし、長文問題を解く際には解釈の技術が必要なため「入門英文解釈の技術70」などを使って英文解釈問題が完璧にできるようにしましょう。
8月末までにこの状態にしておくことで、夏休み明けからのレベルの高い問題集での演習、選択科目に時間を割くことが可能になります。
その結果、秋にかけて模試や過去問で点数の向上が期待できます。
受験の天王山といわれる夏に英文解釈などの基礎をどれだけ完成できるかがカギとなるので夏に英文解釈や英語の基礎を完璧にし、夏以降の英語長文の演習をスムーズに取り組めるようにしましょう。
オススメ度としては★4つとしています。
この理由としては後でも説明しますが、佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーは他の英語長文問題と比較した際に、機能性に優れた問題集の1つであるといえるからです。
そのため、大学入試に向けて英語長文の問題演習をする中級者から上級者レベルの受験生におすすめできます。
しかし英語長文問題を解くには単語や文法、英文解釈の技術も必要なため、この参考書だけでは不十分であるといえます。問題演習の際には常に確認できるよう、単語帳や文法についての参考書などと併用することをオススメします。
【対象レベル】
共通テスト上級から私大難関初級（上位学部以外）レベル
※私大難関レベルとは早慶上智などを指します。
佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーの特徴
特徴としては5点あげることができます。
- マーク式問題に特化した問題集である！
- さまざまな形式のマーク式問題の演習ができる！
- 解法が体系的に解説されている！
- 無理なくレベルアップできる問題集である！
- マーク式だけでなく記述式でも使える読解法が身につく！
以上5つの特徴についてそれぞれ詳しく説明していきます。
①マーク式問題に特化した問題集である！
マーク式問題のみが掲載されている、数少ない問題集の1つとなっています。そのため、マーク式問題が出題される大学・学部を志望する受験生に特におすすめです。
②さまざまな形式のマーク式問題の演習ができる！
「論理」系の問題、内容判定、指示語・タイトル選択・内容判定、英問英答、下線部内容説明、脱分挿入などといったように多種多様な空欄補充問題の演習をすることができます。
③解法が体系的に解説されている！
読解方法だけでなく、解答するために必要な知識も含めて体系的に解説されている問題集となっています。
④無理なくレベルアップできる問題集である！
第0章から第12章まで、無理なくレベルアップできる構成となっています。何度も繰り返すことで、定着をはかることができます。
⑤マーク式だけでなく記述式でも使える読解法が身につく！
マーク式は記述式の問題に比べて復習に時間をかけず進んでしまいがちですが、この問題集の解法を読み込むことで、マーク式問題集だけでなく記述式問題でも活用できるスキルを身につけることができます。
佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーの使用目的としては受験に必要な英文読解力を身につけることです。
大学入試の英語において長文読解が問題の大部分を占めています。そのため合格するためには英語長文読解問題ができなければなりません。
合格のカギとなる英語長文問題の読解力を磨くためにこのような英語長文問題集で演習を重ねていきましょう！
佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーを使用することで英語の長文読解力を身につけることができますが、メリット・デメリットを意識した上で勉強を進めていく必要があります。
佐藤ヒロシの英語長文 メリット
- 解説が丁寧である！
- 様々な形式の問題が演習できる！
- 無理なくレベルアップできる！
佐藤ヒロシの英語長文 デメリット
特になし
佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーのメリット・デメリットは以上のようになっています。
解説が丁寧である点、様々な形式の問題が演習できる点などにおいて独学で学ぶ受験生や英文法、単語、英文解釈ができるようになってきたから英語長文問題の演習をしたいという受験生にオススメです。
しかし、全体的に語彙のレベルが高いため、覚えづらい英単語が出てくることがあります。レベルに関わらず、分からない単語が出てきたら復習の際に単語帳等で確認するようにしましょう。
この問題集は私大標準レベル以上に適した問題集となっています。しかし志望校のレベルではなく現在の自分のレベルを見極めて、志望校のレベルと離れていたとしても自分に合った問題集を選ぶようにしましょう。
使い方・勉強法
まず、英語長文問題の演習を行う際に重要なことは正答率に一喜一憂しないということです。これは英語長文問題に限らず過去問や他教科の問題にも通ずることですが、間違えたところや分からなかったところを自分で分析し、次につなげるようにしてください。
例えば、英文を読んでいて分からない英文に出合ったとき、なんとなく解答解説を見るのではなく、SVOCMを確認してしっかりと文構造を理解し、読むときにどこに気をつければよかったのか、省略の部分に気づかなかったから読めなかったなど具体的に弱点を見つけて克服し、復習していってください。
ここでは「佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー」の使い方・勉強法を4つに分けて紹介します。
①制限時間内に問題を解く
まず解説を見ずに制限時間内に問題を解いてみましょう。
②解説を読んで理解する
自分の弱点や間違えた原因などを意識しながら解説を読みます。ここで、分からなかった単語や文法事項を確認しておきます。
③解説を再現するように全文にSVOCをつける
解説が理解できたら、自分で白文にSVOCをつけて文構造を理解しましょう。
④音読・多読をする
文章内で使われているルールを意識しながら、白文をすらすら読めるようになるまで音読を繰り返しましょう。何度も繰り返し読む「多読」も合わせて行うことで、更なるスキルの定着が期待できます。
英文読解が苦手な受験生におすすめの参考書
単語、英文法、英文解釈はできるのに英文読解ができない、正答率が上がらないと感じている受験生はぜひ「パラグラフリーディングのストラテジー①読み方・解き方編」を使用してみてください！
「パラグラフリーディングのストラテジー①読み方・解き方編」についてはコチラ！
「購入ページ」
こちらの参考書は英語長文問題ができない受験生にどのような読み方や解き方をしたらよいかなどを解説した参考書です。
英語長文に取り組みやすい参考書
「佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー」をやってみて難しいと感じたり、レベルを落とした他の参考書から始めたいと感じていたりする受験生は「やっておきたい英語長文シリーズ」にチャレンジしてみてください。
「やっておきたい英語長文300」の使い方についてはコチラ！
「購入ページ」
この参考書は佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーよりも取り組みやすい参考書です。
収録問題数を比較すると佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーとやっておきたい英語長文500を比較した際、前者は30題に対して、後者は20題となっています。
問題も簡単な問題から難しい問題と様々収録されており、徐々にステップアップすることができます。
その他にも、より細かくレベル別に問題を解いてみたいという受験生は、「英語長文レベル別問題集」や「全レベル問題集英語長文」などを使用してみてください。
「英語長文レベル別問題集3標準編」の使い方についてはコチラ！
「購入ページ」
「全レベル問題集英語長文3私大標準レベル」
「購入ページ」
似ているレベルの参考書
似ているレベルの参考書としては「イチから鍛える英語長文」シリーズがあげられます。
「イチから鍛える英語長文300」
「購入ページ」
イチから鍛える英語長文シリーズは佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーと同様に英語長文実戦演習問題集となっています。
また解説がわかりやすくレイアウトも綺麗なため、比較的取り組みやすい参考書となっています。しかし、どちらの参考書を使用しても目的や結果の面では大差はないと言えます。
また「イチから鍛える英語長文シリーズ」以外にも「ハイパートレーニングシリーズ」などの問題集もおすすめです！
「英語長文ハイトレ2標準編」の使い方についてはコチラ！
「購入ページ」
ハイパートレーニングシリーズも佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーと同じようにとても丁寧な解説が掲載されています。
しかしハイパートレーニングシリーズはレベル1、レベル2、レベル3がありますが、レベル1とレベル2またはレベル2とレベル3の問題難易度の差が激しいため、その間に「やっておきたい英語長文シリーズ」などを挟んで取り組むことをおすすめします！
次に使用すべき参考書
佐藤ヒロシの英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャーなどの英語長文問題集を終えたら、志望校の過去問に取り組み始めてください！ただし、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。
自分は「いつから・何年分すべきか？」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
〇〇大の英語という参考書は関関同立やMARCH、早慶上の私大難関や私大最難関の大学しかこの参考書は出版されていないため、日東駒専や産近甲龍の私大標準レベルの大学は普通の過去問に取り組みだしてください！
〇〇大の英語や過去問使用する受験生は、正答率などに囚われてしまい正答率が低いとマイナスな気持ちになってしまう受験生もいますが
正答率に一喜一憂せずに過去問に取り組むことが重要です！
今までは様々な大学の過去問が収録されている英語長文の問題を解いてきましたが、これから過去問に特化することによって
傾向や癖を見つけて、過去問を研究することによって点数向上に時間を費やしてください！この様に、参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
自分に合った参考書選びに不安を感じる方は以下の記事を参考にしてください。
