進路に悩む高校生は何から考える?決まらなくても焦らずに進める順番
更新日: (公開日: ) COLUMN
進路に悩む高校生は、まず望む大学生活を思い描き、行けるとしたら選ぶ大学を直感で挙げることからはじめます。
進路が決まらないまま、時間だけが過ぎていないでしょうか。やりたいことを聞かれても、うまく答えられず、焦る人もいるはずです。
この記事は、大学進学を考える高校生に向けた内容で、就職や専門学校などは扱いません。決まらないときの考え方と、志望校を絞る軸を解説します。
この記事でわかること
- 進路が決まらなくても、焦らなくて良い理由
- 望む大学生活を思い描き、直感で大学を挙げて、理由を後から付ける順番
- 志望校を絞るときの軸と、勉強をはじめるときの基準
進路に悩む高校生は何から考えるべきか
【動画でもご覧いただけます!】
最初に考えるのは、勉強から少し離れて、どんな大学生活を送りたいかを思い描くことです。
そのうえで、行けるとしたら選ぶ大学を、直感で挙げます。理由は、あとから言葉にすれば間に合います。これは、動画の講師が伝えている考え方です。
志望校の候補が並んだら、そのなかでいちばん難しい大学を基準に、勉強の計画をはじめます。この順番なら、進路が決まりきっていなくても、勉強を止めずに済みます。

進路が決まらなくても焦らなくていい理由
決まっていないこと自体は、悪いことではありません。
以下の2つに分けて見ていきましょう。
進路を言葉にできなくても悪いことではない
大学で何を学びたいかを言葉にできなくても、否定されることではありません。
動画の講師は、学びたいことをはっきりいえる人はすごいと認めています。そのうえで、語れなくても悪いのではなく、へこむ必要はないと話しています。
ただし、決まっているほうが、逆算して計画を作りやすく、有利ではあるそうです。だからこそ、決めるための手順を知っておくことに意味があります。
志望校は途中で上がることも下がることもある
志望校は、一度決めたら変えられないものではありません。
動画の講師は、志望校は途中で上がることも下がることもあり、決まりきっていなくても良いと話しています。決まっていないから焦る必要はない、という考え方です。
迷っている間も、候補を持って動きましょう。
進路に悩む高校生が最初にする考え方の整理
進路は、理由づけよりも先に、望む大学生活の姿と直感での選択を置くと、整理しやすくなります。
以下の3つに分けて見ていきます。
勉強の机を離れて望む大学生活を思い描く
進路は、机に向かっていなくても考えられます。
動画の講師は、受験の時期は部活や遊びに逃げて、勉強から距離を取りがちだと指摘します。
それでも、どういう大人になれば幸せか、どんな大学でどんなキャンパスライフを送りたいかは、ペンを持たなくても考えられるとのことです。
通学の時間やお風呂のなかでも、できることです。
勉強をはじめる前に、まず頭のなかでイメージを広げてみてください。
行けるとしたら選ぶ大学を直感で挙げる
「どこにでも行けるとしたら、どの大学を選ぶか」を、直感で挙げてみましょう。
動画の講師は、関西の主要私大を例に、こう説明しています。関西の大学8校を、1枚ずつのカードに見立てるとします。
関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)と、産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)です。どのカードにも行けるといわれたら、どれを選ぶかを考えるのです。

決め方は直感で、理由は後付けで良い、というのが講師の方針です。
大学群の違いは、私立大学のレベル分けで整理できます。
理由は後から言語化して根拠をつける
直感で選んだ大学には、あとから理由を付けるのが次の作業です。
動画の講師は、選んだ大学のホームページやインスタグラムで、学生の様子を見ることを勧めています。そこで、どんなキャンパスライフが送れそうか、どんなことが学べそうかを、細かく言葉にします。
根拠を固める場には、オープンキャンパスも使えるでしょう。
進路に悩む高校生が志望校を絞るときの軸
志望校は、細かな条件を決め込む前に、大づかみな3つの視点で絞っていけば足ります。

以下の3つに分けて見ていきましょう。
学ぶ内容はざっくりした興味で良い
学びたい内容は、細かく決めなくても、ざっくりした興味で足ります。
動画の講師は、マーケティングやメディア経営、心理学系に興味がある、くらいで良いと話しています。大学の4年間は、学部にとらわれず、自分で学んで役立つことを身につけられるからです。
学部の細かい違いで悩み続けるより、気になる分野を軽く言葉にして、次の軸へ進みましょう。
オープンキャンパスで大学の雰囲気を確かめる
大学の雰囲気は、実際にキャンパスへ行くと確かめられます。
動画の講師は、キャンパスや校風といった雰囲気を、判断基準の1つに挙げています。キャンパスが都会にあるか、メインかサブか、学生の雰囲気が華やかか落ち着いているか、といった点です。実際に行くと、きれいだと感じて、そこに行きたくなることもあるそうです。
別の動画では、キャンパスに1回行ってみる意味で、オープンキャンパスには行ったほうがよく、モチベーションにもなると話しています。
ただし、受けるつもりのない大学に、友達のノリで出かけるのは時間の無駄だとも注意しています。
通学の距離も軸に入れておく
通学の距離は、志望校を選ぶときに見落としやすい軸といえるでしょう。
動画の講師が卒業生に聞いたところ、大学生になってもっともギャップが大きかったのは、高校生のときに重視していなかった距離だったそうです。
通学が1時間を超えると大変で、単位を落としたり、卒業が遅れたりする原因になり得る、というのが講師の話です。
大学の名前や難易度に加えて、自宅からの通いやすさも確かめておきましょう。
進路に悩む高校生が勉強をはじめるときの基準
志望校が決まりきっていない時点でも、勉強の計画を動かし出すための目標と努力の水準は置けます。

以下の3つに分けて見ていきます。
決まらないうちは候補で一番難しい大学を基準にする
志望校を決めかねているうちは、候補のなかでいちばん難しい大学を基準に、勉強の計画を組みます。
動画の講師は、この基準を勧めています。基準を高めに置いておけば、あとから志望校が決まったときも、計画を組み直す手間を抑えられるでしょう。
候補が複数あるときこそ、いちばん高い目標に合わせて動き出してください。
恥ずかしさから志望校を下げない
恥ずかしいという理由だけで、志望校を下げないでください。
動画の講師は、定期テストの結果が悪いのに、志望校を関関同立というのが恥ずかしいと、下げようとするのはもったいないと話しています。直感で選んだ大学を志望校にして、頑張ってほしいというのが講師の考えです。
志望校に必要な努力の基準を先に知る
志望校には、必要な努力の基準が必ずあります。
動画の講師は、その基準を示されて無理だと諦めるなら、志望校としては成り立たないと話しています。受けたいと思うなら、ふさわしい努力は前提だというのです。英単語をいつまでに終えて、英語長文をいつからはじめるかが見えていないと、志望校に向けて動けないとも述べています。
マナビズムは、合格から逆算して、いまやるべきことを決める考え方を大切にしています。関関同立の合格に必要な学習時間は約1,500時間で、そのうち約1,000時間が自習です。まず基準を知ることからはじめましょう。
時期ごとの目安は、大学受験の科目別スケジュールが参考になります。
進路の整理・志望校選びを一人で進めにくい人へ
進路が決まらなくても、志望校の候補を1つ置けば、勉強の計画は動かせます。
進路の整理や志望校選びを、一人で進めるのが難しいときは、マナビズムの無料の受験相談で悩みを話してください。決まっていないままでも構いません。
カンカン同立バイブルなどの無料特典は、公式LINEから受け取れます。まずは、行けるとしたら選ぶ大学を、1つ挙げてみましょう。