大学受験の英検はいつまでに取れば間に合う?入試方式別の期限と考え方

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大学受験の英検がいつまで間に合うかは、入試方式と志望校の入試要項(大学が公表する受験案内)で決まります。

英検を取ろうと思ったものの、もう間に合わないのではと不安になっていませんか。期限は一律ではなく、志望校や入試方式によって変わります。

この記事では、方式別の期限の考え方と、準備期間の目安を解説します。関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の4大学)志望の人が英検に使う時期も、あわせて紹介する内容です。

この記事でわかること

  • 英検がいつまで間に合うかを、方式ごとに決める考え方
  • 英検の有効期限を、どう確かめるか
  • 関関同立志望が、英検を取る場合の区切りの付け方
  • 英検の準備にかかる期間の目安
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英検が大学受験に間に合う最終期限は?

【動画でもご覧いただけます!】

最終期限は、志望校の出願時期と、英検の結果が手元にそろう時期の差で決まります。

出願の時期は、大学ごとに違います。英検は、一次試験(筆記とリスニング)に合格してから二次試験(面接)があるため、結果や証明書が出そろうまでに時間がかかるのです。

そのため、志望校の出願時期から逆算して、受ける回を決める必要があります。

英検がいつまで間に合うかを、志望校の出願時期、英検の結果が出る時期、受験する回の順に逆算して決める流れを示した図

関関同立を目指す場合は、さらに別の視点が必要です。動画の講師は、英検に使う期間を高2のうちに、つまり高3に上がる手前までに区切るよう話しています。

英検はいつまでなら大学受験に間に合う?

入試方式によって願書の受付がはじまる時期が違うため、英検に必要な期限も変わります。期限を決める軸は、志望する方式の出願時期と、英検の結果が手元に届く時期の2つです。

以下の3つに分けて見ていきましょう。

総合型選抜

総合型選抜(志望理由や活動などを総合して評価する入試)は、早い時期に出願がはじまる方式です。

文部科学省は、令和9年度(2027年度)入試の実施要項を出しています。実施要項とは、国が大学に示す入試の実施ルールです。そこでは、総合型選抜の願書の受付は9月1日以降とされています※1。

ただし、出願の締切は、大学ごとに決まります。

英検を使うなら、締切に間に合うよう、結果と証明書が手元に届く時期を確かめましょう。英検の日程は毎年変わるため、公式の日程ページで確認してください。

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜(学校長の推薦を受けて出願する入試)は、総合型選抜よりも少し遅れて出願がはじまります。

同じ実施要項では、学校推薦型選抜の願書の受付は11月1日以降です※1。英検を使う場合は、出願に必要な書類を、いつまでにそろえるかを確かめましょう。

調査書(学校が作る成績などの書類)をはじめ、提出する書類や英検の結果の扱いは、学校と大学によって違います。志望校の募集要項(大学が公表する出願の案内)で、必要なものを確認してください。

一般選抜

一般選抜(学力試験の点数で合否が決まる入試)は、出願の時期が大学ごとに異なり、英検の使い方も大学ごとに違います。

同じ実施要項では、一般選抜の個別試験(大学ごとの学力試験)の期日は2月1日から3月25日までの間とされています※1。出願の時期は、その前に、大学ごとに決まります。

英検の使い方は、出願資格(出願できる条件)にする、得点に換算する、加点するなど、大学や方式によってさまざまです。換算とは、英検の結果を英語の点数に置きかえることです。出願時に使える級やスコアは、志望校の入試要項で必ず確認しましょう。

令和9年度入試の実施要項で示された、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜の時期の違いを並べた図

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大学受験で英検が評価される形

入試での英検の扱いは、大学と方式ごとに決まっており、志望校の要項で確かめるのが確実です。

以下の2つに分けて見ていきましょう。

総合型選抜で評価ポイントを得る

総合型選抜では、英検が評価の対象になる大学があり、取得の時期は出願締切から逆算して決めます。

評価のされ方は大学ごとに違うため、志望校の募集要項で確かめましょう。

入試科目の免除や点数換算の対象になる

大学や方式によっては、英検の級やスコアが、入試科目の免除や、英語の得点への換算の対象になります。

使われ方は大学ごとに違うため、志望校の入試要項で確かめましょう。

英検2級は大学受験に有効期限はありますか?

英検自体に有効期限はありませんが、大学入試で使える期間は大学が決めます。

以下の2つに分けて見ていきましょう。

有効期限は大学ごとに決まっている

協会の案内では、提出先によって有効期限が定められている場合があるとされています。詳細は、提出先の募集要項で確認するよう示されています※2。

大学によって、扱いは異なります。

例えば、立命館大学の2027年度入試ガイドには、共通テスト方式(大学入学共通テストの成績を使う方式)の英語の特例措置があります。特例措置とは、英検などの結果を、共通テストの英語の満点に換算できる特別な扱いです。そこでは、英検準1級以上は受験時期を問わないとされています※3。

一方、同じガイドでも、英検以外の試験には、受験した時期を限るものがあります※3。必ず、志望校の要項で確かめましょう。

英検準1級が使える大学一覧も参考にしてください。

高1で取った英検は期限切れになることがある

高1で取った英検は、志望校によっては、期限切れになることがあります。

受験時期を問わない大学もあれば、試験の種類によって受験した時期を限る大学もあるためです。取ってから受験までの期間が空く場合は、志望校の要項で、使える期間を確認しておきましょう。

高1のうちに取っても、無駄になるとは限りません。使えるかどうかを、先に調べておくことが大切です。

関関同立志望の英検は高2のうちに終わらせる

関関同立が第一志望なら、英検は終わらせる時期を先に決めて取り組むのが基本です。

関関同立志望が英検に取り組むのは高2のうちまでで、高3になったら一般入試の英語に切り替える流れを示した図

以下の2つに分けて見ていきます。

英検は滑り止めの英語対策を減らすために使う

関関同立志望の英検は、併願校(第一志望のほかに受ける大学)の英語対策を減らすための道具、という位置づけです。

動画の講師は、関関同立の受験では、英検は有利になりにくいと見ています。そのため、英検に取り組む最大の目的は、併願校の英語対策の量を減らすことだといいます。

ただし、大学や方式によって、英検の扱いは違うものです。関関同立にも、立命館大学のように、英検が使える方式のある大学があります※3。志望校の要項で確認しましょう。

英検に使う期間は高2のうちに区切る

英検に使う期間は、高2のうちに区切りましょう。

動画の講師は、高2のうちに終わらせて、高3になったら一般入試の英語に切り替えるよう話しています。高2の終わりの2月ごろからは、受験まで約1年になるため、全科目の勉強に移る流れです。

英検を高3まで引きずると、関関同立の対策が間に合わなくなり、志望校を下げざるを得なくなる、と講師は指摘しています。英検に取り組むのは、高2から高3に上がる手前までが目安です。それまでに他の科目が遅れているなら、英検の利用はおすすめしない、というのが講師の考えです。

なお、動画の収録時点では、2028年度や2029年度の入試で関関同立が英検をどう扱うかは決まっていなかった、と講師は話しています。最新の発表は、各大学の要項で確認しましょう。

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大学受験に間に合う英検の準備期間の目安

準備期間は、目指す級とスコア、使える勉強時間によって変わります。

以下の3つに分けて見ていきましょう。

英検の難易度の目安

英検の難易度は、級ごとに公式のレベルが示されています。

級 協会が示すレベル
3級 中学卒業程度※4
準2級 高校中級程度※5
2級 高校卒業程度※6

大学受験で英検を使う場合は、志望校が求める級やスコアから、目指す級を決めます。

準備には3か月から半年ほどかかる

準備にかかる期間は、動画の講師によると、2級なら3か月ほどが目安です。

講師は、単語は1,700語ほど、熟語は頻出のものに絞った約260個を例に挙げ、合わせて最低3か月は必要という見方です。

高得点を狙う場合や、部活動で勉強時間を取りにくい場合は、5か月から半年ほどの余裕を勧めています。ゼロに近い基礎から高得点を目指すなら、5〜6か月ほしいという話も出ています。

これは講師の指導経験にもとづく目安です。人によって変わるものとして、参考にしてください。

英検2級の準備期間の目安が、最低3か月、余裕を見るなら5か月から半年であることを比べた図

単語・解釈・ライティングの順に対策する

対策は、単語、英文解釈(英文の構造を読み取る勉強)、ライティングの順に進めると、無理がありません。

動画の講師は、2級では、単語とリーディング(英文解釈を含む)をしっかりやれば、ライティングも怖くないと話しています。

関関同立の受験対策と重なる部分が多いため、リーディングの勉強は、そのまま入試の英語にも活きます。熟語は、英検でよく出るものに絞ると、時間を取られすぎません。

2級の進め方は、英検2級の勉強法にまとめています。書き方の型は、英検2級のライティングで確認できます。

英検・一般入試の対策を両立したい人へ

英検を使うなら、志望校の要項から逆算して区切りを決め、一般入試の対策に食い込ませないことが大切です。

英検と一般入試の対策を、どの配分で進めるかは、志望校と今の学力で変わります。迷ったら、マナビズムの無料の受験相談で、いまの状況を話してみてください。

英検に使う時間をどこで区切るかは、一人で決めにくいものです。話しながら整理したいときにも、受験相談は使えます。

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参考・出典情報

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