大学受験でいつまでに何をすべきか?関関同立合格から逆算した科目別スケジュール

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「英単語と文法はやっているんだけど、これで大丈夫なのか不安で…」

関関同立を目指す受験生から、私たちが受験相談でいちばん多く聞く声がこれです。単語帳には手垢がつき、文法も一通り終わらせた。

でも「いつまでに何を、どこまでやればいいのか」が見えていない。そのまま夏を迎えてしまい、長文演習の時間が足りなくなる。

これは「頑張っていない子」の話ではありません。受かる計画を持っていない受験生に起きる、もっとも多い失敗パターンです。

「大学受験でいつまでに何をやるべきか」という問いの答えは1つです。志望校のレベルと自らの現在地の差から逆算して決める。本記事では、マナビズムが関関同立合格のためにどのようなスケジュールを設計しているかを、科目別のデッドラインを含めて具体的にお伝えします。

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「単語と文法をやっているのに何から手をつければいいか分からない」

受験相談に来る生徒の多くが、「頑張っているのに受からない」状態で春を過ごしています。

私たちが春期講習の事前ヒアリングで生徒にアンケートを取ると、驚くほど多くの参考書名が上がってきます。単語帳はボロボロで、文法書には付箋が山ほど貼ってある。確かに頑張ってきたのは分かる。

ただ、その子たちの計画を覗きに行くと、大体同じところからやり直しになるのです。

「長文はいつからはじめる予定だった?」と聞くと「夏ぐらいから…ぼちぼち」という答えが返ってくる。

「いつから勉強始めた?」と聞くと「2月からです」。それから4〜5か月、何をしていたかというと「単語と文法をやっていました」。

単語はきちんとできるようになっているか確認のためにテストをすると、全然答えられない。振り出しに戻る。こういう受験生と、私は受験相談で何度も出会ってきました。

これは「努力が足りなかった」話ではありません。受かる計画で勉強していなかった、それだけの話です。

1週間に100個ペースで単語を進めていた場合、約22週間、つまり5か月半かかって単語が完成します。3月からスタートすれば、7月中旬まで単語が終わらない計算になる。その状態で夏に長文演習がはじめられると思いますか?

受かる計画と受からない計画は何が違うのか

私たちが受験相談で必ず確認するのは、「今やっていることが合格から逆算されているか」という一点です。ここに、頑張っている子と受かる子の分岐点があります。以下の2点から解説します。

受かる計画と受からない計画の違いを示した図解。週100個と週200個の単語学習ペースの差が夏以降のスケジュールにどう影響するかを視覚化。

逆算なき勉強が計画倒れになる構造

逆算なき勉強が行き詰まる理由は、来月・再来月の全体像が見えていないことにあります。

私たちがマナビズムで生徒に勉強計画を立てるときは、必ず試験日から逆算します。例えば関関同立の入試が2月であれば、12月にはどういう状態でなければいけないか、そのためには11月に何が必要か。こうやって逆算していくと、「今月何をすべきか」が自然に決まる。

逆算なしで「とりあえず単語と文法から」とやっていると、夏になってはじめて「あれ、長文演習する時間がない」と気づく。そこでマナビズムの門を叩いてくる受験生が毎年6月7月にいます。

確かに頑張ってきている。ただ、受かる計画ではなかった。

「12月に関関同立の過去問どれをやっても合格点が出せる状態」を目指すとしたら、11月には初見の過去問で合格点が出る状態、10月から11月にかけて関関同立レベルの演習を2〜3か月こなしている状態、夏休み終わりには産近甲龍レベルで7割取れる状態…というように、逆算して今必要なことが浮かび上がってくるのです。

進捗は順調でも合格できない「進捗度と熟度の乖離」

「進んでいる」と「できるようになっている」は、まったく別のことです。

私たちがよく使う言葉に「進捗度」と「熟度」があります。参考書を何ページまで進めたかが進捗度、その内容が本当に頭に入っているかが熟度です。この2つが一致していない受験生が、現場で見ていると本当に多い。

定期テスト直前に詰め込んで80点取れても、模試では半分しか取れない。あの経験があるなら分かるはずです。

自らのなかで「できた」と思う感覚と、「本当にできるようになっている」という現実には必ずズレがある。特に受験初期は暗記・理解が多いから、演習を経ないと自らの実力が見えない。

だからマナビズムでは、参考書を進めるときにインプットだけやって終わり、アウトプットだけやって終わり、ということを嫌っています。理解して、暗記して、演習する。このリズムを崩さないことが、「進んでいるのに受からない」という状態を防ぐ唯一の方法です。

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試験日から逆算した関関同立合格スケジュール

「いつまでに何をやればいいか」の答えは、試験日から逆算することではじめて見えてきます。私たちが関関同立合格のために設計する月別の目標状態は、逆算思考で一本につながっています。以下の3フェーズにわけて解説します。

12月に合格点を出すために11月に何が必要か

12月に過去問で安定して合格点を出すためには、11月時点で関関同立レベルの演習を一通り経験している状態が必要です。

私たちが目指す「12月の状態」は、関関同立の過去問を5回やれば3〜4回は合格点が出る、という基準です。1月で完全に安定させて2月の入試本番を迎えるには、11月にはじめて過去問にタッチできるよう、10月から2〜3か月かけて関関同立レベルの演習を積んでいる必要があります。

その手前、秋の入り口9〜10月は応用力をつける演習期間。夏休み明けには基礎が完成しており、産近甲龍レベルなら合格点が出せる状態を目指す。このスケジュールを逆算すると、夏に何を完成させなければいけないかが決まります。

夏休み終了時点で目指すべき状態

夏休みが終わった時点で、「英語の基礎が完成し、産近甲龍レベルの演習ができている状態」が関関同立合格の最低条件です。

夏休みは基礎固めのラストチャンスであると同時に、基礎を終えた生徒が一気に加速できる期間でもあります。私たちが「夏休み明けの最低ライン」として設定しているのは、英語の長文演習で産近甲龍レベルに入れていること、そして英語以外の各科目でもインプットが完了して演習に入れていることです。

8月末時点でまだ単語が終わっていない・文法の基礎が固まっていない状態では、秋からの演習期間が一気に短くなります。夏に基礎を終わらせるためには、春から逆算した計画が動いていなければいけない。夏の重要性は「夏に頑張る」のではなく、「春から動いてきた積み重ねを夏に実らせる」ことにあります。

4〜6月(受験初期)に何を完成させるか

4〜6月の目標は、英語の基礎を終わらせ、6月から長文演習に入れる状態を作ることです。

この時期にもっともやってはいけないことは「単語と文法だけを延々と続けること」です。単語が完成していなければ長文は読めない、という考え方は理屈としては正しい。ただ、新高3生が3月からスタートして11か月で関関同立に受かるためのスケジュールを考えると、インプットに2〜3か月かけてからはじめて長文に入る、という悠長なことをやっている時間はありません。

私たちの考え方では、3月に英文解釈の基礎(八澤先生のたった7時間で英文解釈など、チャプターが5〜6個の薄い参考書)を春休み中に終わらせて、4月から長文演習をはじめる。それと並行して単語は週200個のペースで進め、5月末〜6月頭に1周目を完成させる。単語が完成する前から長文演習を並行して進めるのが、マナビズムの参考書ルートの設計思想です。

関関同立特化の大学受験における科目別デッドライン

全体スケジュールが見えたら、次は科目ごとの締め切りを把握してください。英語・現代文・古文・社会のそれぞれに、「ここまでに終わっていないと間に合わない」というデッドラインがあります。以下の4科目それぞれのデッドラインを解説します。

関関同立合格に向けた科目別デッドライン一覧表。英語・現代文・古文・社会の各科目で「いつまでに何を終わらせるか」を時期別に整理したロードマップ。

英語は週200個ペースで単語を終わらせる理由

英語の単語は週200個のペースで進め、5月末〜6月初旬に1周目を完成させることが、関関同立合格スケジュールの起点です。

週100個ペースで進めると22週間、つまり5か月半かかります。3月スタートなら7月中旬まで単語が終わらない。これが「頑張っているのに落ちる子によくあるパターン」の正体です。

週200個ペースなら、視点固定で進めれば約11週間、3か月で1周目が完成します。つまり3月スタートなら5月末〜6月に入った段階で、単語帳の1周目が完成している状態になる。この違いが、6月から関関同立レベルの長文演習に入れるかを決定づけます。

「週200個は多すぎる」と感じる受験生もいると思います。ただ、逆算して考えてみてください。

6月から産近甲龍レベルの長文演習に入るためには単語が完成していなければならない。その単語を週200個で進めるのは「多い」のではなく、「それだけ必要」です。

現代文は夏休みまでに関関同立レベルまで完成させる

現代文は4月スタートで文章の読み方を2週間でさらい、4月10日前後には基礎が終わっている状態が理想です。

現代文は英語ほど単語や文法のインプット量が多いわけではありませんが、「文章を正しく読む力」を身につけるには一定の時間がかかります。私たちのルートでは、まず読み方参考書で文章の読み方の基礎を2週間でさらい、そこから徐々に難度が上がる問題集(新・現代文レベル別問題集など)をこなします。

1〜4の各レベルの問題集を1週間に3題のペースで進め、合計35〜40題をこなすと約12〜14週間、つまり3〜3.5か月かかる計算です。4月スタートなら6月末〜7月には関関同立レベルへの対応力が整い、夏休みから南関レベルの演習に入っていける状態になります。

現代文の力をつけることで、英語長文でロジカルに文章を読む力も伸びます。「現代文は後回しでいい」といわれることもありますが、英語力の底上げとしても現代文の論理読解は効きます。

古文は6月末に基礎を終わらせて8月から演習に入る

古文は6月末までに単語・文法・読み方の基礎をすべて終わらせ、8月から長文演習に入ることが関関同立合格のデッドラインです。

古文は「単語さえ覚えれば点が取れる」と思われやすいですが、1番成長に時間がかかる部分は「単語や文法を使いながら文章を読む力」です。だれがだれに、なぜその行動を取ったのか、文脈に書いていないことを読み取る力は、演習量がものをいいます。だからこそ、単語・文法・読み方という「頑張れば終わる部分」を早めに済ませて、演習に時間を使える状態を作ることが重要です。

具体的な目安として、古文単語は週50個のペースで進めれば12週間、約3か月で終わります。英語の単語(11週間)と1週間ほどしか変わらないペースなので、3月スタートなら6月末には完了できる計算です。文法も並行して1〜2か月あれば仕上げられるため、6月末には単語・文法とも仕上がっている状態を作れます。

読み方参考書(八澤先生の良問特訓ベーシックなど)を6月中旬までに終わらせ、6月末〜7月は定着させる1か月に充てる。そして8月から演習に入る、というのが私たちが設計するデッドラインです。

8月から演習に入れれば、9月以降に関関同立レベルの長文を月に10〜15題こなす計算が成り立つ。逆に、8月末の時点でまだ単語と文法が終わっていなければ、残り5か月(9〜1月)で演習を積み上げなければならず、3日に1題のペースで解き続けるというタイトなスケジュールになります。

同志社レベルの古文単語帳(グループ30で覚える古文単語600など、見出し語600ほどの1冊)は、6月末までに仕上げておくことが実質的なデッドラインです。

社会は8月中旬に1周目を終わらせるために今から動く

社会(歴史系科目)は、8月中旬に1周目が完成していることがデッドライン。理想は7月末です。

社会は「後回しでいい」といわれることが多い科目ですが、1周目にかかる時間は想像以上に長い。世界史・日本史などの暗記科目は、1周通読・理解するだけで3〜4か月かかります。部活と並行してやっている場合、4月スタートでも理想の7月末までに1周終わらせるのは簡単ではなく、8月中旬に滑り込むのが現実的なギリギリのペースです。

8月中旬に1周目が終わっている状態であれば、夏休み後半から復習・2周目に入れる。1周しただけでは点数は安定しないので、繰り返して定着させていく時間が必要です。だからこそ、1周目は夏休み前後に終わらせておくことが前提になる。

「社会は最後でいい」という感覚で11月ごろから本腰を入れ始めると、入試までに2〜3周分の定着時間が確保できません。今から動いている受験生と、後回しにする受験生とでは、入試直前の安定感がまったく変わってきます。

計画が続かない受験生に必要な「仕組み」は2つ

正しい計画を作っても、続かなければ意味がありません。受験相談で見てきた中で、計画を継続できる受験生には共通した2つの仕組みがあります。

理解・暗記・演習のリズムを崩さない

合格する受験生が必ずやっているのは、「理解して、暗記して、演習する」という3つのリズムを崩さないことです。

インプットだけやっていても、アウトプットだけやっていても、成績は伸びません。模試を受けたら復習が大事だといわれる理由は、模試という演習を通じて「何が理解できていて何が抜けているか」がはじめて分かるからです。

その抜けを補うインプットをして、また演習で確認する。この繰り返しが成長のリズムです。

マナビズムでは、毎週の勉強計画に必ずインプット・アウトプット双方を含むよう設計します。長文演習だけ進めている生徒には、「文構造や読み方のルールのインプットはしているか」と必ず確認します。インプットなしで演習だけこなしても、問題の使いまわしには対応できても、初見の問題に対応する力はつきません。

毎週の計画修正を着実に行う

毎週「今週何をどこまでやるか」を具体的に決め直すのが、計画倒れを防ぐ唯一の仕組みです。

「頑張る」「もっとやる」という抽象的な改善策に意味はありません。必要なのは「何を・いつまでに・どのレベルまで仕上げるか」を数字で決めること、そして毎週その進捗を確認して次週の計画を修正することです。

私たちがマナビズムで専属コンサルタントを配置している理由がここにあります。合格に必要な学習時間のうち、塾の授業で使う時間は全体の3分の1程度で、残り3分の2は自習時間です。この自習の質が合否をわけます。

週1回の計画設計・修正のセッションを通じて、生徒が「合格するペース」で勉強し続けられる環境を作る。モチベーションに頼るのではなく、仕組みとして継続できるようにする。これが私たちのコアの考え方です。

自分では計画が継続できないと感じている受験生は、一人で計画を立て直そうとするのではなく、計画を管理してくれる環境に入ることを検討してください。

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無料受験相談で今の計画をプロに診てもらう

「今の自らの計画は受かる計画なのか」、この問いに自分だけで答えを出すのは難しい。マナビズムでは無料の受験相談を実施しており、今の勉強計画・参考書の進め方・志望校との距離感を一緒に確認します。

受験相談で最初にやることは、志望校と現在地の差を正確に把握すること。その差を埋めるために、いつまでに何をどのペースで進めるか、科目ごとの計画を一から設計します。「参考書は頑張っているけど計画が見えない」「この勉強法で本当に合っているのか不安」という方は、まず受験相談で現状を診てもらうことが最初のステップです。

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よくある質問(FAQ)

大学受験勉強は何月からはじめるのが理想ですか?

関関同立志望であれば、高3の4月(または春休み)からはじめるのが現実的な最終ラインです。遅くとも4月スタートで、英語の単語を週200個ペースで進め、6月から長文演習に入るスケジュールを組む必要があります。

高2からはじめられれば、より余裕を持った計画が組めます。「いつからはじめれば間に合うか」よりも、「今から逆算して何を優先するか」で考えるほうが実態に合っています。

一番伸びにくい科目はどれですか?

科目ごとに「伸びにくい部分」が異なります。英語であれば長文の速読・文脈読解力、古文であれば単語・文法を使いながら文章を読む力が伸びにくい部分です。

「頑張ればすぐ終わる単語・文法」は早期に終わらせて、時間がかかる読解演習に十分な時間を割くことが重要です。いずれの科目も、伸びにくい部分ほど早めに着手することが合格への近道です。

高2から勉強をはじめれば関関同立に間に合いますか?

高2からはじめれば、十分に間に合います。むしろ、2年間の余裕があれば関関同立に特化した計画をじっくり組め、逆転合格の確率は高まります。

ただし「高2からはじめれば大丈夫」という余裕感を持つのではなく、高2のうちから週単位の計画を持って動いていることが条件です。特に英語の基礎は高2で完成させておくと、高3になってからの演習量を増やせます。

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