高1の古文勉強法は何から?単語・文法を並行して基礎を固める順番
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高1の古文勉強法は、単語と文法を並行して進め、理解・暗記・演習の順で基礎を固めることからはじまります。
古文は何から手をつければいいのか分からず、単語帳を開いたまま止まっていませんか。この記事では、高1が古文をはじめるときの順番と、英語の勉強量を削らずに進める考え方を解説します。
この記事でわかること
- 高1の古文は、単語と文法を並行して進めることが先
- 単語帳のレベルと、単語・文法それぞれのペースの目安
- 理解・暗記・演習の順で進める理由と、読み方の所作
- 英語の勉強量を削らずに、古文を早く武器にする考え方
高1の古文は何からはじめるべきか
【動画でもご覧いただけます!】
最初に取り組むのは、単語と文法の基礎固めです。長文に入るのは、読み方を習ってからにします。

動画の講師は、入試古文の最終目標は長文を読んで訳せるようになることだと話しています。読むために必要な力は単語力と文法力で、この2つは必須との見方です。
基礎が固まらないまま長文に入ると、古文はずっと読めないままになる、というのが講師の考えです。
この動画は高2や新高3に向けた内容なので、学校の進度が違う高1には、そのまま当てはまらない部分もあります。ここでは、順番の考え方を参考にします。
高1の古文が大学受験の基礎になる理由
高1で古文の基礎を固める意味は、高校の授業の内容と、3年生になってからの余裕の2つにあります。
以下の2つに分けられます。
高校の授業で古文がはじまる
高校の国語には、古典を含む言語文化を学ぶ、全員必修の科目があります。
文部科学省のQ&Aによると、全員が必ず履修する共通必履修科目に「言語文化」があり、標準の単位数は2単位です※1。上代から近現代に受け継がれてきた、我が国の言語文化への理解を深める科目です※1。
古典を主体的に読み深める「古典探究」は、選択科目です※1。何年生でどこまで進むかは、学校の教育課程で変わります。授業の進度に任せず、受験を見据えた準備を早めにはじめておく価値はあるでしょう。
高3になる前に基礎を終えると有利になる
3年生になる前に基礎を終えておくと、その後の進み方が変わります。
動画の講師は、3年生になる前に、基礎的な単語と文法を習熟し終えていると有利だと話しています。3年生になった時点で長文読解に入り、解き方を習いはじめられるため、進む速さが違うそうです。ほかの科目にも時間を回せる、との説明でした。
高1から基礎に入れば、さらに余裕を持って進められるでしょう。
高1の古文勉強法は単語・文法を並行して進める
単語と文法は、順番に片付けるのではなく、同じ週のなかで両方とも少しずつ進めます。
以下の3つに分けて見ていきましょう。
単語・文法は片方を終えてからはじめない
単語を1周終えてから文法に入る、という進め方は避けます。
動画の講師は、単語をやってから文法、文法を先にやってから単語、とするのは遅いと話しています。例えば、週に50個のペースで古文単語を回しながら、同じ週に古典文法を1〜2チャプター進める、という並行の進め方です。

片方を待つと、読むための準備がそろうのが遅れます。単語と文法は、最初から並べて進めましょう。
単語は志望校に合うレベルの単語帳を選ぶ
単語帳は、志望校のレベルに合うものを選びます。
難関私大を目指すなら、見出し語(単語帳に項目として載っている語)が600語ほどのレベルが目安です。関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)やMARCHが、これにあたります。
産近甲龍や日東駒専のような標準私大なら、300語ほどのレベルで足ります。どちらも、動画の講師が示している目安です。

ペースは、1週間に50〜100個です。600語を週50個で進めると、約12週間、つまり約3か月で1周できます。覚え方は英単語に近いものの、古文単語は、1つの単語の複数の意味を、最初からすべて答えられるようにするのがポイントです。
古文単語の覚え方も参考にどうぞ。
文法は週に1〜2チャプターで1周する
文法は、1週間に1〜2チャプターを目安に進め、1か月ちょっとで1周することを目指します。
これは、動画でマナビズムの講師が勧める古典文法の参考書(6時間古典文法)を使った場合のペースです。教材が変われば、章の数も変わります。
1周したあとも、完璧といえる状態まで仕上げることが目標です。単語と並行して、毎週少しずつ進めてください。
教材選びは、古文の参考書ルートも参考になります。
高1の古文勉強法は理解・暗記・演習の順で進める
理解を土台にしてから暗記し、最後に演習で確かめる流れが、古文の基礎固めの型です。

以下の3つに分けて見ていきます。
映像授業や解説でまず理解する
最初のステップは、映像授業や解説を使って、内容を理解することです。
動画の講師は、文法をいきなり暗記から入る人がいると指摘します。例えば、「ぬ」の識別(「ぬ」がどの種類の言葉かを見分けること)を、活用形(語が形を変えるパターン)ごとに覚え込むやり方です。この進め方では、成績が思うように伸びないといいます。
まず、解説を聞いて、なぜそうなるのかを理解してください。
暗記は理解のあとに行う
暗記は、理解を済ませてから行います。
暗記が先になると、問題が変わったときや難しくなったときに、自分で対処できなくなるからです。動画の講師は、理解という土台を先に作ってから暗記するよう話しています。
暗記には、授業で習ったことを一問一答の形にまとめた冊子が役に立ちます。
演習で自分の力で出せるか確かめる
暗記したことは、演習で確かめます。
何も見ずに、自分の力で答えを出せるかどうかが、成績につながるかどうかの分かれ目です。理解しただけでは、成績にはつながりません。
参考書の基本練習を解いて、丸つけをし、復習してください。抜けや漏れがないかを、ここで確認します。
高1の古文は読み方の所作を習ってから長文に入る
長文の演習に入る前に、本文を正しく読むための訳し方と読み方を習います。
以下の3つに分けて見ていきましょう。
動画の講師は、読み方を習ってから長文に入るよう勧めています。高1は、単語と文法の基礎を優先し、読み方は、その基礎のあとに取り入れましょう。
長文の前に訳し方と読み方を習う
最初から多読に入らず、まず訳し方と読み方を習います。
古文は、英語と同じように、最終的には長文読解が目標です。本文を訳して自分の言葉に言い換え、意味を理解する作業が必要になります。動画の講師は、その訳し方や本文の読み方を解説する参考書で、読むための所作を習ってから長文に進むよう勧めています。
読み方を習ったら、その意識を持ったまま練習することが大切です。
主語は敬語や「つつ」から見つける
主語は、感覚で決めず、「つつ」と敬語を手がかりに探します。
動画の講師は、「つつ」を見つけたら印を付けるよう教えています。「つつ」の前後では、主語が変わりにくいからです。「音楽を聴きつつ準備した」なら、聴いた人と準備した人は同じだと分かります。
敬語は、種類で考えます。謙譲語は、動作を受ける人(客体)への敬意を表すものです。
尊敬語は、動作をする人(主体)への敬意を表すものです。この区別を使って、敬意を払われている人から主語を探します。

段落ごとに要点を整理する
長文は、段落ごとに「何があったか」を整理する習慣が役に立ちます。
ただ訳しているだけの状態に陥りやすい、と動画の講師は指摘しています。古文には、物語のような起承転結の流れが付きものです。段落ごとに出来事をまとめれば、全体の話がつかめるようです。
一文ずつ訳せても、話の流れがいえないときは、段落ごとの整理が足りない合図でしょう。
高1の古文勉強は英語の勉強量を削らずに進める
古文に時間をかけるのは、英語の勉強量を確保できている範囲までにします。
以下の2つに分けて見ていきましょう。
英語を優先して古文の量を調整する
英語と古文のどちらを優先するかは、英語に勉強量の傾斜をかけるのが基本です。
動画の講師は、古文よりも英語に勉強量を多く回すべきだと話しています。英語の勉強量がおろそかになるなら、古文の手は少し緩めるという考え方です。
一方で、英語と古文を同時に進められない受験生には、ほとんど会ったことがないとも語っています。やれないと考える前に、受かる受験生の勉強量を出せているかを、まず確かめましょう。
古文は結果が出やすい科目として早く武器にする
古文は、早めに武器にしやすい科目だと、動画の講師は見ています。
動画の講師は、古文は配点が低めに設定される場合があると指摘します。配点は大学や学部で異なるため、志望校の配点は必ず確認してください。そのうえで講師は、古文を結果が出やすい科目だと説明しています。
その理由は、暗記事項が比較的少なく、読むときに意識することの難しさも英語ほどではないからです。
伸びを実感しにくい科目に長く時間をかけるより、結果が出やすい科目を早く武器にするほうが、勉強の継続にもつながる、というのが講師の考えです。
高1から古文を受験ペースで進めたい人へ
高1の古文は、英語の量を守りながら基礎を固めておけば、受験で早く武器にしやすくなります。
志望校によって、古文の配点も必要な単語のレベルも違います。自分の場合の配分は、マナビズムの無料の受験相談で確認してください。
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