注目の大学群「SMART」とは?特徴と難易度を紹介

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「早慶上理」「MARCH」といった大学群は有名ですが、「SMART」という言葉はご存知でしょうか?SMARTは、近年浸透してきている新しい大学群の名称です。
今回は、そんなSMARTに含まれる大学の特徴や、それぞれの偏差値ランキングをご紹介いたします。SMART志望の学生の併願校や、入試の対策方法についても解説していきます。

注目の大学群「SMART」とは

SMARTとは、以下の大学の頭文字をとった大学群です。

  • S:上智大学
  • M:明治大学
  • A:青山学院大学
  • R:立教大学
  • T:東京理科大学

「早慶上智(理)」「MARCH」といった偏差値帯ごとの大学群の略称は、1970年ごろから一般的に用いられてきました。しかし、そのグループ分けが作られてから時間が経ちすぎて、従来の大学群では現在の難易度や、受験生からの人気度を的確に表せなくなっていると言われるようになりました。

そのため、従来の大学群の中で差ができてしまった「早慶-上理」と「MAR-CH」の間をとった、「SMART」という新しい大学群が登場しました。いつ、どこで発祥し、広まったかは定かではありませんが、2015年ごろから使われ始め、近年浸透してきています。

各大学の特徴

それでは、SMARTの各大学の特徴を、簡単に解説していきます。

「S」上智大学

上智大学は、メインキャンパスを四谷に置くキリスト教系の大学です。英語の大学名である「ソフィア」と呼ばれることもあり、SMARTからもソフィアのSを取っています。
上智大学の特徴は、女子学生の数が多いこと。学生約12,000人のうち、7,000人ほどが女子です。また、語学教育に力を入れていて、海外の姉妹校への留学も可能なため、将来グローバルに活躍したい学生におすすめです。

「M」明治大学

明治大学は東京都千代田区にある大学です。もともと「明治法律大学」として法律教育を行うために創立され、現在は「商学部」「政治経済学部」「理工学部」など全10学部があります。
学業に加え部活やサークル活動も活発なことでも有名で、「六大学野球」や「全日本ラグビー選手権大会」などは大変な盛り上がりを見せます。女優・俳優・アナウンサーなど、華やかな卒業生が多数いることも明治大学の特徴です。

「A」青山学院大学

青山学院大学は名前の通り青山にキャンパスのあるミッション系キリスト教の大学で、「青学」という略称で親しまれています。英語教育に力を入れていて、「英語の青山」と呼ばれるほどです。留学プログラムや研修制度が充実しているので、将来グローバルな活躍を夢見ている方から人気の高い大学です。

「R」立教大学

立教大学は、東京都豊島区にあるレンガ造りのキャンパスが特徴的な大学です。国際的に活躍できる人材の育成を目指し、外国人教員により英語で授業が行われているなど、実践的に語学力を身につけられるカリキュラムが充実しています。また、卒業までに学生全員が海外経験をすることを目指していて、留学などの制度も充実しています。

「T」東京理科大学

東京理科大学はSMART唯一の理系大学です。略称の「理科大」と呼ばれることが多いです。前身は「東京物理学講習所」で、理系学部を中心に設置し専門性の高い研究を行なっていることが特徴です。男子の割合が多く、男女比は3:1ほどです。
理系大学ということもあって入学後も勉強は難しく、しっかり勉学や研究に取り組む大学というイメージです。

MARCH(GMARCH)とはもう言わない?

SMARTという新しい大学群が浸透し始めていますが、MARCHやGMARCHという言葉が廃れたというわけではありません。むしろ、受験生やその家族、教育関係者以外でSMARTという言葉を知っている人は多くなく、MARCHの知名度の方が根強いです。しかし、現在の大学同士の関係をより的確に表している言葉は「SMART」の方なので、これから時間が経つにつれてMARCHは使われなくなっていくかもしれません。

SMARTの難易度・順位

SMARTの大学ごとに、理系・文系それぞれの偏差値をランキングでご紹介します。

理系偏差値ランキング

1.東京理科大学:57.5~65.0
2.上智大学:62.5
3.明治大学:55.0~60.0
3.青山学院大学:55.0~60.0
5.立教大学:55.0~57.0

理系学部の偏差値は、東京理科大学が圧倒的に高いです。研究分野の選択肢も非常に幅広いので、理系の生徒がSMARTを目指すなら東京理科大学が第一の選択肢になるでしょう。

文系偏差値ランキング

1.上智大学:57.5~67.5
1.立教大学:57.5~67.5
2.東京理科大学:62.5~65.0
3.明治大学:60.0~65.0
3.青山学院大学:60.0~65.0

SMARTのなかで文系学部の偏差値が高いのは、上智大学と立教大学です。東京理科大学も、文系学部は「経営学部」1つのみですが、明治大学や青山学院大学より偏差値は高くなっています。

早慶上智・早慶上理との差

早慶上智・早慶上理は日本でトップレベルの私立大学です。早稲田大学・慶應大学の偏差値は、以下の通り。

【理系学部】
・早稲田大学:62.5~65.0
・慶應大学:62.5~72.5

【文系学部】
・早稲田大学:62.5~70.0
・慶應大学:62.5~72.5

SMARTには偏差値70を超える学部が1つもないので、やはり早慶はSMARTよりワンランク上です。しかし、上智大学・東京理科大学がSMARTの他の大学と完全に同レベルとも言えません。早慶上理・SMART・MARCHは、それぞれシームレスに繋がっているイメージです。

大学受験におけるSMART

SMARTの入試を突破するためには、入念な準備が必要です。SMARTの入試の傾向を知ることで、より効率的に受験準備ができるようになります。

SMARTの入試の特徴

SMARTの受験対策を考えるときは、東京理科大学と他の大学を分けて考える必要があります。東京理科大学はほとんど理系学部、その他の大学は文系学部が中心なので、勉強する科目が全く異なるためです。東京理科大学の数学は、微分積分対策が重要です。

また、記述式なので、答えに至るプロセスが明確な回答の書き方を身につけておきましょう。理科については、知識さえあれば解けるような問題ではなく、複合・応用的な難問が出題される傾向があります。英語は理系科目や他のSMARTに比べれば平易な問題が多いですが、かなり長い長文が出題されるので速読力が重要になります。

SMARTの他の大学の受験対策は、英語が特に重要となります。ほとんどの学部で、英語の配点は他の科目の1.5~2倍になっているため、試験結果に大きく影響するためです。明治大学・青山学院大学・立教大学は、英語は長文が約7割を占めるので、長文読解に力を入れましょう。上智大学の場合、学部によって出題の割合が大きく異なるので、自分が受験する学部の傾向を事前に調べておく必要があります。

併願するならどの大学?

SMARTの受験生が併願するのは、上を目指すなら旧帝大・早稲田大学・慶應大学。SMARTがギリギリという場合は中央・法政・学習院といったMARCHの他の大学や、日東駒専を滑り止めにすることが多いです。また、MARCHと同ランクの関西の大学「関関同立」も人気の併願校です。

SMARTは就職でも有利

SMARTは日本を代表する難関大学なので、当然就職でも有利です。どの大学も、就職率はかなり高く、毎年の就職実績には誰でも知っている大企業が数多く並びます。ただし、SMARTがまだ浸透しきっていない大学群であること、企業には年配の人も多いことから、やはり「早慶上理」「MARCH」というくくりは根強いです。
明治・青学・立教と、上智・理科大は区別されることも多いことは知っておきましょう。

まとめ

SMARTは上智大学・明治大学・青山学院大学・立教大・東京理科大学のことで、従来の大学群を現在の実情に合わせて見直した新しい大学群です。まだ世間的に浸透しきっている言葉ではありませんが、今後知名度は上がっていくと思われます。SMARTの入試にはそれぞれ特色があるため、志望校や志望学部を絞って準備をするのが大切です。

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