MARCHおすすめ併願パターンは?滑り止めや女子大・文理ごとの例も解説

更新日: (公開日: COLUMN

  • MARCH第一志望だけど滑り止めはどこがいい?
  • MARCHの滑り止めになる女子大は?
  • 理系MARCH併願におすすめの大学を知りたい

MARCHとの併願校や、滑り止め大学についてお悩みですね。

MARCHは全国的な知名度とブランド力から人気が高く、早慶に次ぐ高難度の難関私大群です。

この記事では、MARCHを基準にした併願パターンと滑り止めの大学、女子大や文理ごとの併願や滑り止めの例を解説します。

また、MARCH併願を考えている受験生の気になる疑問についてもお答えするので、MARCH受験の参考にしてください。

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MARCHは併願よりも第一志望校合格が最優先

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併願は第一志望が不合格だったときの保険としての受験だからです。

大学の受験料は、共通テストが18,000円(3教科以上受験の場合)、国公立大学の2次試験が17,000円。

私立大学の受験料は、30,000〜35000円ほどかかります。

そのため、複数校の併願受験はお金がかかり、保護者・家庭への負担になるでしょう。

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そもそもMARCHとは?偏差値と難易度まとめ

そもそもMARCHとは?偏差値と難易度まとめ

そもそもMARCHとは、東京に本部を置く5つの大学群の略称です。

  • M…明治大学
  • A…青山学院大学
  • R…立教大学
  • C…中央大学
  • H…法政大学

それぞれの頭文字をとってMARCH(マーチ)と称されています。

2022年のMARCHの偏差値は50.0〜67.5ほどです。

偏差値でみるMARCHの序列は、立教>明治>青山学院>中央>法政です。

順位 大学名 偏差値
1位 立教大学 55.0〜67.5
2位 明治大学 57.5〜65.0
3位 青山学院大学 52.5〜65.0
4位 中央大学 52.5〜65.0
5位 法政大学 50.0〜65.0

あくまでも2022年度の偏差値ランキングのため、年度によって変動するのでご了承ください。

5つの大学の最低偏差値は55.0ですが、最高偏差値は立教大学が67.5と最も高くなりました。

MARCHの文系・理系別の偏差値は、以下の表をご覧ください。

大学名 文系 理系
明治大学 60〜65 60〜65
青山学院大学 55〜65 55〜60
立教大学 60〜67 55〜67
中央大学 57〜62 55〜57
法政大学 57〜65 55〜60

参照:https://manaviism.com/column/march-deviation-valueranking/

MARCHの理系・文系を比較すると、全体的に理系のほうが偏差値は低く、MARCHの理系は難易度が低いと言われることもありますが、決して容易でなく対策は必須です。

また、MARCHの偏差値による位置付けは

早慶上智>MARCH>成成明学>日東駒専>大東亜帝国となっています。

MARCHよりワンランク上の早稲田大学と慶應義塾大学の偏差値は、以下の表にまとめました

大学名 偏差値
早稲田大学 62.5〜70.0
慶應義塾大学 62.5〜72.5
上智大学 57.5〜70.0

偏差値をみると、早慶上智のほうが、難易度が高いことがわかります。

早慶上智志望の受験生がMARCHを滑り止めとして受験するのはよくあるパターンです。

MARCHを受験する場合は、ワンランク上の早慶志望の受験生もいることも想定する必要があります。

また、関東ではMARCHより難易度が低いとされる日東駒専が、MARCH志望の受験生の滑り止め・併願校として受験する人が多いです。

ここからは、MARCH第一志望の受験生におすすめの併願パターンを紹介するので参考にしてみてください。

MARCHが第一志望の併願パターン

MARCHが第一志望の併願パターン

MARCH第一志望の受験生でよくある併願パターンは、以下のとおりです。

  • 日東駒専
  • 関関同立

学部によって難易度が同じくらいであったり、試験問題の傾向や、試験日程の相性もあるので、併願する場合は事前に調べておくことが必要です。

それでは「日東駒専」と「関関同立」、それぞれ詳しく見ていきましょう。

日東駒専

日東駒専とは、日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学からなる大学群です。

受験生の上位38%に含まれる大学ではありますが、難関大学のボーダーラインとしてに位置する大学群でもあります。

2022年度の日東駒専の2偏差値は以下の表をご覧ください。

大学名 偏差値
日本大学 37.5〜67.5
東洋大学 45.0〜60.0
駒澤大学 47.5〜57.5
専修大学 47.5〜60.0

学部数18をもつ日本大学は、日本有数のマンモス大学です。

最低偏差値は37.5と日東駒専で最も低いですが、唯一医学部があり偏差値67.5と最も高い偏差値を誇ります。

日東駒専のなかでも人気が高く、日東駒専を複数合格した人は、日本大学に進学する人も多いです。

日東駒専で序列をつけるのであれば日本大学>東洋大学>駒澤大学>専修大学と言われていますが、年度によって前後します。

日本大学の医学部を除けば、日東駒専のなかで大きな偏差値の差はありません。

また、MARCHの下位学部と日東駒専の上位学部が同じくらいの難易度に位置します。

そのため、関東の私大で日東駒専はMARCHの1〜2ランク下のレベルです。

関関同立

関関同立とは、関西大学・関西学院大学・同志社大学・立教大学の関西地方の難関私大4校の略称です。

2022年度の関関同立の偏差値は、以下の表をご覧ください。

大学名 偏差値
関西大学 50.0〜65.0
関西学院大学 50.0〜67.5
同志社大学 55..5〜62.5
立命館大学 50.5〜65.0

関関同立とMARCHを比較すると、文系・理系どちらの難易度もMARCHの方が高い傾向があります。

また、関関同立は関西地方の受験生が多く、全国から受験生が集まるMARCHの方が倍率が高いです。

そのため、MARCHのほうが、関関同立より狭き門となります。

就職に関しては、MARCHも関関同立も関東・関西でどちらも知名度が高く有利でしょう。

ですが、MARCHは同じ関東にさらに上のランクの早慶上知があるため、比較されることが多いです。

関関同立は関西ではトップレベルのため、関西に本拠地をおく企業に就職をしたい受験生は関関同立の方が有利になる場合もあるでしょう。

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MARCHの文系でおすすめ併願校

MARCHの文系でおすすめ併願校

MARCH文系を目指す受験生におすすめの併願校は、成成明学です。

成成明学とは、成蹊大学・成城大学・明治学院大学を総称した大学群で、MARCHよりワンランク下のレベルに位置し併願校として受験される傾向があります。

成蹊大学の理工学部以外全て文系で、MARCHの下位〜中位学部と成成明学のほとんど学部が同じくらいの偏差値です。

2022年度の成成明学の偏差値は、以下の表にまとめました。

大学名 偏差値
成蹊大学 47.5〜60.0
成城大学 52.5〜57.5
明治学院大学 52..5〜62.5

成成明学それぞれの大学の学部別偏差値と特徴を解説していくので、併願校選びの参考にしてみてください。

成蹊大学

成蹊大学は東京都武蔵野市吉祥寺にキャンパスを置き、立地の良さやおしゃれな雰囲気で学生に人気のある大学です。

学部は全部で5学部あり、成成明学で唯一の理系学部・理工学部があります。

学部 偏差値
経済学部 55.0〜60.0
経営学部 57.5〜60.0
法学部 52.5〜67.5
文学部 55.0〜60.0
理工学部 47.5〜52.5

MARCHに引けを取らないほど就職に強いのも特徴の1つです。

成城大学

成城大学は東京都世田谷区成城に本部を置き、幼稚園から大学まで一貫教育を行っています。

閑静な住宅街として有名な成城に、小・中・高・大学まで設置され静かな環境で学ぶことができます。

成城大学の学部と偏差値は以下の表のとおりです。

学部 偏差値
経済学部 55.0〜57.5
文芸学部 52.0〜57.5
法学部 55.0〜57.5
社会イノベーション学部 55.0〜62.5

学生数も成成明学のなかで、最も少なく少人数教育に力を入れているのも特徴の一つです。

明治学院大学

明治学院大学は東京都港区白金台に本部を置く私立大学で、学部数は6学部です。

横浜にもキャンパスがあり、成成明学のなかで学生数が最も多い大学です。

明治学院大学の学部と偏差値は、以下の表で確認してください。

学部 偏差値
文学部 52.5〜57.5
経済学部 55.0
社会学部 55.0〜57.5
法学部 55.0〜57.5
国際学部 55.0〜57.5
心理学部 55.0〜62.5

明治学院大学は文学部英文学科が看板学部で、「英語の明学」として知られています。

MARCHの理系でおすすめ併願校

MARCHの理系でおすすめ併願校

MARCH理系を目指す受験生の併願校は、四工大がおすすめです。

四工大とは東京理工系4大学のことで、芝浦工業大学・東京都市大学・東京電機大学・工学院大学からなる大学群で、偏差値は42.5〜60ほどです。

大学名 偏差値
芝浦工業大学 50.0〜60.0
東京都市大学 42.5〜57.5
東京電機大学 42.5〜55.0
工学院大学 52.5〜57.5

偏差値でみる四工大の序列は、芝浦工業大学>工学院大学>東京都市大学>東京電機大学となります。

芝浦工業大学が頭一つ抜き出ていて、他の3大学は年度によって偏差値の優劣はバラバラです。

あくまで偏差値のみでの序列であり、MARCHの理系学部と併願する場合は、学びたい分野がある大学を選ぶといいでしょう。

四工大をMARCHや他の大学と比べると、以下のような序列となります。

MARCH>成成明学=芝浦工大>日東駒専=四工大(芝浦工大を除く)

四工大に合格できるのは上位38%以上、優秀な大学で大手企業への就職率も高い傾向にあります。

ここからは、四工大それぞれの偏差値と特徴をみていきましょう。

芝浦工業大学

芝浦工業大学は、東京都港区芝浦に本部をおく日本でもトップレベルの工業大学です。

東京都港区・東京都江東区・埼玉県さいたま市にキャンパスがあります。

芝浦工業大学の学部と偏差値は以下のとおりです。

学部 偏差値
工学部 50.0〜57.5
システム理工学部 52.5〜55.0
デザイン工学部 52.5〜55.0
建築学部 55.0〜60.0

芝浦工大は四工大のなかで頭一つ抜けて偏差値が高く、特に建築学部が人気が高く偏差値も高いです。

また、理系の就職ならMARCHより芝浦工大と言われることもあります。

東京電機大学

東京電機大学は、東京都足立区千住に本部を置く、100年以上の歴史を持つ私立大学です。

東京千住・埼玉県鳩山・千葉ニュータウンにキャンパスを有しています。

東京電機大学の学部と偏差値は、以下のとおりです。

学部 偏差値
システムデザイン工学部 50.0〜55.0
未来科学部 47.5〜55.5
工学部 47.5〜52.5
理工学部 47.5〜52.5
工学部第二部 42.5

卒業後のコネクションや長年の教育ノウハウが東京電機大の強みです。

また、学内に一級建築士事務所を置き、インターンシップを行うなど都市密着型の教育も特徴の1つです。

東京都市大学

東京電機大学は東京都世田谷区玉堤に本部を置き、世田谷・横浜・二子玉川夢・王禅寺にキャンパスを有します。

学部の分野が幅広く、文系の学びが充実し四工大のなかでも総合大学に近い雰囲気がある私立大学です。

東京都市大学の学部偏差値は、以下の表で確認してください。

学部 偏差値
理工学部 45.0〜50.0
都市デザイン学部 50.0〜55.0
情報工学部 52.5〜55.0
環境学部 47.5〜52.5
メディア情報学部 55.0〜57.5
都市生活学部 50.0
人間科学部 42.5

学部キャンパス以外に総合研究所・電子力研究所もあり高度な研究ができることが特徴の1つとして挙げられます。

また、理系と文系の両方の視点を持ち合わせ、「ものづくり」を学べる大学です。

工学院大学

工学院大学は東京都新宿区西新宿に本部をおく私立大学です。

1〜2年生が学ぶ八王子キャンパスと、3〜4年生が学ぶ新宿キャンパスがあります。

駅近で立地が非常に良いことも特徴の一つです。

工学院大学の学部別偏差値は、以下の表で確認してください。

学部 偏差値
先進工学部 52.5〜57.5
工学部 52.5〜55.0
建築学部 55.0〜57.5
情報学部 52.5〜55.0

日本で初めて建築学部を設置した大学でもあり、建築について幅広い分野で学ぶことができます。

建築士希望の学生に人気のある大学です。

  • 志望校に特化した対策をしてほしい
  • 何から勉強すればよいかわからない
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MARCHの滑り止めになる大学

MARCHの滑り止めになる大学

MARCHの滑り止めになる大学として、以下を紹介します。

  • 大東亜帝国
  • 産近甲龍

ここまでMARCHの併願校・滑り止めとしてワンランク下の大学群、日東駒専・関関同立・成成明学・四工大を紹介してきました。

しかし、私立大学の定員厳格化により、私立大学は難化傾向にあるためワンランク下では滑り止めにならない可能性もあります。

そのため、偏差値が満たない受験生はさらにワンランク下げたほうが安全です。

大東亜帝国

大東亜帝国とは、以下5校の略称です。

  • 大東文化大学
  • 東海大学
  • 亜細亜大学
  • 帝国大学
  • 国士舘大学

MARCH>日東駒専>大東亜帝国で、大東亜帝国はボーダーフリー・Fランクと言われていますが、偏差値は50程度です。

私大の定員厳格化による難化で、日東駒専の滑り止め校にもなっています。

2022年度の大東亜帝国の偏差値は以下のとおりです。

大学名 偏差値
大東文化大学 42.5〜50.0
東海大学 37.5〜65.0
亜細亜大学 BF
帝国大学 35.0〜65.0
国士舘大学 BF〜55.0

医学部がある東海大学と帝国大学は、偏差値の幅が大きくなっています。

大東亜帝国は上位50%、MARCHとの差は大きいです。

産近甲龍

産近甲龍とは、関西にある以下の大学群です。

  • 京都産業大学
  • 近畿大学
  • 甲南大学
  • 龍谷大

関西の中堅大学として知られています。

産近甲龍の偏差値は40.0〜65.0。

各大学の偏差値は以下の表のとおりです。

大学名 偏差値
京都産業大学 47.5〜52.5
近畿大学 42.5〜65.0
甲南大学 45.0〜52.5
龍谷大学 40.0〜55.0

近畿大が頭一つ抜けて、同じく関西にある大学群・関関同立と比較しても遜色ありませんが、残りの3つの大学はワンランクレベルが下がります。

 

  • 関関同立≧近畿大学>産近甲龍(近畿大除く)

産近甲龍も受験生の上位50%で、MARCHを目指す受験生には安全な滑り止め校になるでしょう。

MARCHの滑り止めはどこを受ける?具体例を確認

MARCHの滑り止めはどこを受ける?具体例を確認

偏差値でみる2022年度のMARCHの序列は、立教>明治>青山学院>中央>法政でした。

順位 大学名 偏差値
1位 立教大学 55.0〜67.5
2位 明治大学 57.5〜65.0
3位 青山学院大学 52.5〜65.0
4位 中央大学 52.5〜65.0
5位 法政大学 50.0〜65.0

滑り止めは自分の模試判定や偏差値を基準にして選ぶことが基本です。

では、実際にMARCHの各大学ごとの具体的な滑り止めはどこの大学を受ければいいのか悩みますね。

ここからは、MARCH各大学ごとの滑り止め候補となる大学の具体例を解説するので、滑り止め大学選びの参考にしてください。

明治大学の滑り止め

明治大学の偏差値は57.5〜65.0で、レベル・人気ともに立教と並んでトップに位置します。

自分の偏差値が60を超えるなら成城大学や明治学院の偏差値が比較的低い学部や人気があまりない学部は滑り止めになることもあるでしょう。

しかし、3教科で偏差値60を切る明治大学受験生は日東駒専までランクを下げたほうが無難かもしれません。

また、獨協大学・国学院大学・武蔵野大学の外国語学部・国際教養部、國學院の文系学部の難易度はMARCHレベルです。

獨協大学、國學院大学、武蔵大学・國學院大学の偏差値が高い学部は除けば滑り止めになる可能性もあります。

また、同じMARCH内の大学、首都大学東京もあるでしょう。

関西なら関関同立もおすすめです。

MARCHでも偏差値が高い明治大学は、幅広い選択肢があります。

青山学院大学の滑り止め

青山学院大学の偏差値は、52.5〜65.0ほどです。

MARCHの一角として知名度も高く、ブランド力はMARCHでも群を抜いています。

MARCHのよくある滑り止めで、日東駒専が挙げられますが、3教科の偏差値が60以上あれば成成明学、國學院、武蔵大学も滑り止めの範囲になるでしょう。

また、模試判定B、偏差値60以上あれば日東駒専が滑り止めなりますが、偏差値60を切る受験生は日本大学、東洋は厳しいかもしれません。

偏差値が60に満たなければ、専修大学・駒澤大学、また獨協大学が滑り止め候補として挙げられます。

ただし、人気の学部や偏差値の高い学部は避けた方が安全です。

また、過去問演習で合格の可能性がありそうなところを受験するのもいいでしょう。

立教大学の滑り止め

立教大学の偏差値は、55.0〜67.5ほどです。

MARCHのトップに位置する立教大学は、早慶上智に次ぐ難関私大です。

立教大学を受験するのであれば、偏差値60は欲しいところ。

偏差値60に満たなければチャレンジ校の範囲です。

B判定以上は日東駒専・成成明学が滑り止めになります。

偏差値が60を越えない受験生はもう少しランクを下げるのが無難です。

獨協大学・國學院大学も滑り止め候補に上がります。

さらにランクを下げれば、大東亜帝国がありますが、レベルの差が開きすぎてしまうでしょう。

日東駒専と大東亜帝国の間に「神玉東文武」があります。

神玉東文武とは、関東にある以下の大学です。

  • 神奈川大学
  • 玉川大学
  • 文教大学
  • 東京経済大学
  • 武蔵野

関西なら関関同立も滑り止めになります。文教大学の滑り止めは広範囲です。

赤本を解いて難しいと感じたところは、滑り止めにはならない可能性もあります。

入試の相性や日程、自分の好み、共通テストをうまく利用して滑り止め大学を選んでください。

中央大学の滑り止め

中央大学の偏差値は52.5〜65.0です。

中央大学はMARCHのなかでレベルが低いイメージがありますが、難易度の高い大学であることは変わりありません。

中央大学の滑り止めは、日東駒専がメインになりますが、文系学部の偏差値が高い日大・東洋は滑り止めは難しい可能性があります。

さらに、入学定員厳格化と受験生の安全志向の変化により、日東駒専も難化しているため滑り止めにならないこともあるでしょう。

日東駒専からワンランクレベルを下げて神玉東文武(神奈川大学・玉川大学・東京経済大学・文教大学・武蔵野大学)も滑り止め候補に上がります。

なかには、日東駒専の上位レベルになっている学部もあるので自分の学力と照らし合わせてみてください。

滑り止め大学を共通テストを利用して抑えるということも念頭に入れておきましょう。

法政大学の滑り止め

法政大学の偏差値は50.0〜65.0です。

MARCHの滑り止めに日東駒専がよく挙げられますが、日大と東洋、駒沢と専修大学の間にレベルに差があるので一概には滑り止めにおすすめとは言えません。

さらに、私大の難化によって大学群の滑り止めが滑り止めにならない場合もあるので、自分の学力と照らし合わせて細かくみていく必要があります。

法政大学の模試がC判定、55以下の人はランクを下げたほうが無難です。

神玉東文武(神奈川大学・東京経済大学・文教大学・武蔵野大学)多摩川大学が候補に上がります。

玉川大学、文教大学、武蔵野大学の教育学部は偏差値が高いので滑り止め候補から除外するのをおすすめします。

また、大東亜帝国も滑り止めになるでしょう。

女性の受験生であれば、日本三大女子大もおすすめです。知名度やブランド力、指導の手厚さから就職に有利の可能性もあります。

滑り止め大学を選ぶときは自分の偏差値、滑り止め候補の大学の偏差値を正確に把握することが重要です。

  • 女子大も検討しているので傾向が知りたい
  • 何から勉強すればよいかわからない
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MARCHの滑り止めにおすすめの女子大

MARCHの滑り止めにおすすめの女子大

MARCH滑り止めにおすすめの女子大は、以下の大学です。

  • 津田塾大学
  • 東京女子大学
  • 日本女子大学

知名度も高く、偏差値はMARCHのワンランク下に位置し、手厚い指導と女子校という独特のイメージで就職率の良いのが特徴です。

大学名 偏差値
津田塾大学 47.5〜55.0
東京女子大学 45.0〜57.5
日本女子大学 47.5〜62.5

女子大御三家、津田塾大学・東京女子大学・日本女子大学の偏差値と特徴をみていきましょう。

津田塾大学

津田塾大学は、津田梅子が設立した女子映学塾の前身で東京小平市と千駄ヶ谷にキャンパスを有する私立女子大学です。

90年代初頭までは、早慶を蹴ってまで入学する生徒もいたほど。

津田塾大学の学部は2学部のみで、偏差値は以下のとおりです。

学部 偏差値
学芸学部 47.5〜55.0
総合政策学部 57.5

英語を学びたい学生に人気がある大学で、東京外語大やICUと比較されることが多いです。

津田塾大学は少人数教育に定評があり、大学のイメージやブランド力から就職率も良いことが魅力の一つと言えます。

東京女子大学

東京女子大学・通称「東女(とんじょ)」は、東京都杉並区善福寺に本部を置く私立女子大学です。

キリスト教の精神に基づく「リベラル・アーツ教育」を掲げ、興味を持った分野を幅広く学べます。

学部 偏差値
現代教養学部 45.0〜57.5

学部は1学部のみですが、学科かに分かれ専攻別になり専門分野に絞って学べます。

キャリアセンター支援も充実していて、就職率も良い大学です。

日本女子大学

日本女子大学は、東京都文京区目白に本部を置く、私立女子大学で唯一理学部を有する女子総合大学です。

目白キャンパスと神奈川県川崎市に西生田キャンパスを有しています。

日本女子大学の学部別偏差値は以下のとおりです。

学部 偏差値
家政学部 52.5〜62.5
文学部 52.5〜57.5
人間社会学部 52.5〜60.0
理学部 47.5〜52.5

日本女子大学・通称「ぽんじょ」は他の大学との交流が多く、早稲田大学・立教大学・学習院大学・学習院女子大学の各キャンパスで授業を履修でき単位交換できる「f-Campas」5大学間単位交換制度を設けをています。

また、唯一理系学部・理学部があるのでMARCH理系志望の女子受験生にもおすすめです。

MARCHの併願に関するQ&A

MARCHの併願に関するQ&A

最後にMARCHの併願する疑問を、4つ以下の項目にまとめました。

  • 早慶の滑り止めや併願にMARCHは利用できる?
  • MARCHと併願して国公立も目指せる?
  • MARCH併願の成功率は?
  • MARCH併願で併願するときの試験方法は?

早慶の滑り止めや併願にMARCHは利用できる?

早慶の滑り止めにMARCH併願する受験生は、少なくありません

しかし、MARCHが早慶の「滑り止め」という話は古く、今ではMARCH第一志望の受験生でも難しい難関大学です。

難化の要因としては、2つあります。

  1. 私立大学の定員厳格化
  2. 入試制度の多様化

2016年度から文部科学省は、入学定員を超過した私大に対して補助金の配分基準を厳格化しました。定員を超えてしまうと補助金が給付されなくなるため、大学側は合格者数を今までよりも減らす対策をしました。3月末に繰り上げ合の通知が来たという受験生も少なくありません。

もう1つの難化要因は、多様化する入試制度です。

MARCH各大学とも、従来の付属校のみならず、系列校を増やし、内部進学など入学枠を増やしています。

そのため、早慶志望で偏差値や模試がA判定だったとしても油断は禁物です。

校風が似ている・学びたい分野がある等を基準に併願校を選ぶと思いますが、試験科目との相性・試験日程・倍率にも考慮して併願する大学を選んでください。

MARCHと併願して国公立も目指せる?

MARCHと併願して国公立大学を目指せるかは、一概には言えません

MARCHは国公立大学よりレベルが低いと言われているため、国公立大学志望の受験生が併願校として受験する人もいるでしょう。

しかし、難化が加速しているMARCHが滑り止めにならないケースも少なくありません。対策は必須となります。

偏差値だけで偏ってみるのではなく、様々な面から併願する大学を決めるようにしてください。

MARCH受験者の併願成功率は?

一般的に併願校の受験の成功率は、7割程度と言われています。

しかし、併願校の難易度・受験した大学の数にも左右されるため一概には言えません。

そのため、MARCH受験者の成功率も、難易度・受験生の学力によって変化するため断定は不可能と言えます。

現在の自分の学力を正確に把握するために、模試の判定を利用して、併願校を設定しましょう。

併願校は、3つのレベルから選択します。

  • チャレンジ校1〜2校(実力より上の憧れの大学、模試判定D・E)
  • 実力相応校2〜3校(現在の実力レベル、模試判定B・C)
  • 安全校1〜2校(確実に合格できる大学、模試判定A)

併願は5校〜6校が一般的です。連日の試験は疲れてしまい、パフォーマンスも落ちるので連続しないように日程を組むようにしてください。

MARCHで併願するときの試験方法は?

併願受験によって、第一志望に向けたウォーミングアップや試験慣れとして、練習試合のような感覚で試験練習として利用できます。

試験慣れしておくことで、本番の緊張感の軽減や、実力を発揮しやすくなるでしょう。

また、MARCHで絶対に行きたい本命校がある場合、学内併願も有効的です。

傾向の似た試験を複数受けることで合格率も上がる傾向があります。

同じ大学を複数回受験で割引してくれる大学も近年増えており、MARCHでも割引をしている大学もあるので学内併願のメリットは大きいでしょう。

さらに、MARCHで併願するときに、一般選抜の他に共通テスト利用や総合型選抜(旧AO)があります。

共通テスト利用と総合型選抜(旧AO)については、下記に詳しく掲載しているので、こちらをご覧ください。

まとめ

まとめ

MARCHは、全国的な知名度とブランド力から人気の高い難関大学です。

近年は、私大の定員厳格化と受験生の安全志向、入試の多様化によりMARCHの難化はさらに加速し、狭き門となっています。

そのためMARCHの滑り止め・併願校に悩む受験生も少なくありません。

大学で何を学びたいのか、将来どのような仕事がしたいのか、など考慮しながら自分に合った大学を選んでください。

マナビズムなら滑り止め・併願校選びに悩むことなく、MARCHの逆転合格が目指せます。

一緒に第一志望合格を目指して、受験勉強に取り組みましょう。

  • MARCHの各大学ごとの傾向がわからない
  • 何から勉強すればよいかわからない
  • 塾に通っているけど成績が伸びていない

これらの悩みに1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせ下さい。

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