同志社大学の日本史の配点は?出題傾向と対策・参考書の選び方

更新日: (公開日: ) DOSHISYA

同志社大学の日本史は、教科書全体から偏りなく出題され、記述問題で得点差がつきやすいため、用語を正確に書く対策が中心です。

同志社大学の日本史は、配点や出題の形が分かりにくく、何から対策すればいいのか迷っていませんか。参考書の数が多く、どれを選べば記述に対応できるのか、不安になる人もいるでしょう。

この記事では、試験の形と出題傾向、対策の進め方、過去問の使い方を解説します。講評は2026年度、試験の形は2027年度の要項にもとづきます。

この記事でわかること

  • 同志社大学の日本史の試験時間と配点
  • 選択科目間の得点調整の仕組み
  • 出題傾向と、記述問題で差がつく理由
  • 通史・用語集・一問一答の使い方と、過去問の使い方
オンラインでも可能今すぐ無料受験相談

同志社大学の日本史の概要と配点

【動画でもご覧いただけます!】

同志社大学の日本史は、日本史探究の範囲から、75分で150点の試験として出題されます。

同志社大学の日本史は、試験の形と出題傾向を知り、参考書で対策し、過去問で確かめる

2027年度入学試験要項の例で、試験の形をまとめます※1。全学部日程(複数の学部で共通の問題を使う日程)の文系と、学部個別日程(学部ごとに行う日程)の例です※1。

項目 内容
科目 日本史探究を「日本史」として出題
選択方法 日本史、世界史、政治・経済、数学から、試験当日に1科目
試験時間 75分
配点 150点

日程や学部で変わる場合があるため、志望学部の要項で確かめましょう。

選択科目間の得点調整

2027年度の要項では、両日程・全学部で、選択科目間の得点調整を行う予定とされています※1。

得点調整とは、科目ごとの平均点や点数のばらつきの違いを、計算でそろえる仕組みです。神学部や文学部など、文系の学部は、「地理歴史または公民または数学」のなかで行います※1。

その科目の平均点より高いか低いかと、標準偏差(点数のばらつきの大きさを表す数)を使って、点数をそろえます。150点満点の場合の計算式は、次のとおりです※1。

調整点=(得点-その科目の平均点)÷その科目の標準偏差×15+選択科目すべての平均点

この計算を覚える必要はありません。調整点が0未満なら0点、150点を超えるなら150点です。その科目の得点が0点または満点のときは、得点調整は行われません※1。

得点調整は、得点と平均点の差を標準偏差で割り、15倍して選択科目すべての平均点を足し、0〜150点に収める

調整後の点がどうなるかは、年度や受験者の集団で変わります。選ぶ科目の有利不利は、ここでは決めつけず、最新の要項で確かめましょう。

同志社大学の日本史の出題傾向

2026年度の講評によると、出題の軸は、教科書の範囲に収まる知識を、正確に書けるかどうかです。

同志社大学の日本史は、教科書全体から偏りなく出題され、記述問題で得点差がつき、史料や図表は教科書以外からも出る

以下の3つに分けて見ていきましょう。

時代と分野に偏りなく出題される

出題は、時代や分野に偏りがないように組まれます。

講評に書かれた出題方針は、日本史探究の教科書の範囲を超えないことです。教科書の範囲は、各出版社の日本史探究全体です。本文のほか、脚注、図や写真、図表、史料(昔の文書や記録)、年表も含みます※2。

2026年度は、6つの日程のすべてで、時代と分野を組み合わせた大問が3題出ました※2。例えば、ある日程は、古代から中世の社会経済、近世の外交、近現代の政治という組み合わせです。

講評には、日程ごとに大問の時代・分野と配点が示されていますが、分野ごとの全体の割合は示されていません。教科書のページ数の比率より、文化史と対外交渉史(外国との関係の歴史)がやや多くなる傾向がある、とされています※2。

記述問題で得点差がつきやすい

同志社大学の日本史は、記述問題の方で得点差が大きくなる傾向があります。

問題は、歴史用語を記述する問題と、記号を選ぶ問題に大きく分かれます※2。記述の誤答は、用語や漢字表記の誤りと、設問の指示の見落としが多かった、とされています※2。指示の例は、文字数や空欄の文言の指定です。

合否を左右するのは、正答率の低い設問ではなく、比較的易しい設問での着実な得点だ、と講評は述べています※2。用語を書くときは、細心の注意を払ってください。

動画の講師は、記述問題の難しさは、漢字を書くことだけでなく、ゼロから知識を引き出す必要がある点にあると話しています。

史料や図表は教科書以外からも出題される

史料や図表、リード文(問題の前書き)は、教科書以外からも出題されます※2。

ただし、いずれの場合も、教科書の知識で正答を導けるように配慮されています※2。教科書に出てくる回数が少ない用語は、できるだけ避けられます。やや難しい歴史用語や時事用語が使われることもあります※2。

そのため、教科書の本文だけでなく、史料や図表、年表まで目を通しておくと安心です。

LINE友だち追加で2大特典プレゼント実施中! LINE友だち追加で2大特典プレゼント実施中!

同志社大学の日本史の対策と参考書

参考書は、教科書を補う通史、範囲を確かめる用語集と資料集、書く練習の一問一答という役割で選びます。

同志社大学の日本史の対策は、通史で流れをつかみ、用語集と資料集で確かめ、一問一答で書く練習をする

以下の3つに分けて見ていきましょう。

通史は参考書で流れをつかむ

通史は、参考書で歴史の大きな流れをつかみます。

教科書の熟読が根本だとしたうえで、個々の知識を歴史の流れのなかで理解するよう、講評は求めています※2。時代別だけでなく、政治史、社会経済史(社会や経済の歴史)、対外交渉史などを通史的に学ぶことも、有効な方法でしょう※2。

通史の本は、教科書を補うものです。例えば、石川晶康さんの『日本史探究授業の実況中継』(語学春秋社)があります※3。

金谷俊一郎さんの『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【三訂版】』(東進ブックス)も、通史の本の例です。

動画の講師は、インプットで終わらず、アウトプットで、自分が本当にできるようになっているかを確かめるところまでがゴールだと考えています。

日本史の勉強法と参考書の選び方は、次の記事で解説しています。

用語集で用語を確かめ資料集で史料を読む

用語集と資料集は、教科書の範囲を確かめる道具として使います。

山川出版社の『日本史用語集』は、日本史探究に対応した版が2023年12月に刊行されています※4。教科書に出る用語を、意味と一緒に確かめられます。

史料や図表は、学校で配られる資料集でも、教科書に載るものに目を通しておきましょう。

一問一答で記述の用語を正確に書けるようにする

一問一答は、用語を見て終わらせず、書いて覚えます。

一問一答は、どの現行版を使うかより、正確に書けるかどうかを基準に選びましょう。講評は、日ごろから設問の指示に注意するよう求めています※2。

動画の講師は、同志社大学は記述で漢字を書く必要があるため、用語は漢字で書けるようにするよう話しています。

同志社大学の日本史の過去問の使い方

過去問は、解いて終わりにせず、解答例と講評で、書き方の誤りを確かめます。

過去問は、解いて解答例で採点し、講評を見て、漢字のミスと指示の見落としを見直す

同志社大学の過去問のページには、日本史の出題の意図と科目別講評が載っています※5。問題と解答例などは、外部サイトのリンクから見られます※5。

教学社の赤本ネットでは、2026年度の全学部日程(文系)と学部個別日程の問題と解答を見られます※6。

記述問題の解答例は、複数考えられるもののうちの一例です※5。自分の解答と違っても、すぐに誤りとは決めず、設問の指示に合っているかを確かめましょう。

まず、問題を解いて、解答例で採点します。次に、講評で出題方針と、日程ごとの平均得点率を見ましょう。最後に、漢字のミスと、文字数などの指示の見落としを、見直します。

ほかの大学の日本史は、次の記事で解説しています。

同志社大学の日本史で記述の得点を伸ばしたい人へ

同志社大学の日本史で記述の得点を伸ばすには、用語を漢字で正確に書く練習を、過去問と講評で確かめながら進めます。

記述の失点は、漢字の誤りなのか、設問の指示の見落としなのか、知識そのものがないのかで、直し方が変わります。原因の見分けは、一人では難しいものです。

マナビズムの無料受験相談では、過去問の点数と、記述で失点した問題を伝えれば、次の勉強を相談できます。相談だけで終えても構いません。

オンラインでも可能今すぐ無料受験相談

LINE友だち追加で2大特典プレゼント実施中! LINE友だち追加で2大特典プレゼント実施中!

参考・出典情報

無料受験相談申込受付中