【科目別】同志社大学の入試傾向・難易度の変化まとめ

更新日: (公開日: DOSHISYA

この記事では同志社大学の入試問題の傾向について科目毎に過去2年間で比較してまとめています。
この記事を読めば以下の悩みが解消されます。

  • 難易度は向上しているのか?
  • 出題形式は変わったのか?
  • 入試傾向にあったオススメ勉強法は?

上記のような悩みを抱えた同志社大学志望者は是非参考にして下さい。
同志社大学の入試傾向や特徴にあった受験勉強をして志望校に合格しましょう!

【英語】入試傾向・難易度

同志社大学の英語の入試形式は変化がなく以下の構成が続いています。

・試験時間:100分
・解答形式:マーク形式+記述式(和訳1題・和文英訳1題)
・問題構成
【Ⅰ】長文読解
【Ⅱ】長文読解
【Ⅲ】会話文

2020年度

まず同志社大学の英語の2020年度の入試傾向と難易度について説明します。

入試傾向

2019年度の英語に比べて少し英文量が長くなりました。文章量は上がりましたが出題のされ方は例年通りでした。英文量は関関同立のなかで一番長いので速読力と正確な読解力が求められました。文章量は増えましたが、設問はおおむね素直な問題が多かったので8割以上を目指しましょう。

難易度

2019年と同様に標準的な難易度でした。同志社大学は文章量が長くなればその分、問題の難易度を易しくすることで全体の難易度を調節してくれます。
長文2題で75分、会話文で25分を目安に160点以上を目指しましょう。

2019年度

次に2019年度の英語の入試傾向と難易度について紹介します。

入試傾向

2019年度の英文は構文的にそれほど難しいものはなく、論理展開が明快な文章が多かった印象です。語彙に関しては単語帳に記載されていないものも出題されましたが、前後関係から推測可能といった同志社特有の出題傾向が続きました。
また、会話問題に関しても会話特有の表現は問われることは少なく、前後関係から解く例年の形式が続きました。

難易度

2019年度も例年と同じ、標準的な難易度でした。ただ、試験時間100分に対して英文量が多いので過去問演習を積み速読力を鍛える必要があります。例年、合格最低点が上がっっているので160点以上は安定して取れるように対策しましょう。

同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【英語編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【国語】入試傾向・難易度

同志社大学の国語の入試形式は変化がなく以下の構成が続いています。

・試験時間:75分
・解答形式:マーク形式+記述式(各1題)
・問題構成
【Ⅰ】現代文(90点)
【Ⅱ】古文(60点)

2020年度

同志社大学の2020年度の入試傾向と難易度について紹介します。

入試傾向

2020年度は現代文が芸術論、古文が説話からの出題でした同志社大学の2/5全学部日程では2018年以降3年連続説話が出題されています。そのため、同志社大学を志望する受験生は説話の読解法を身に着けておきましょう。現代文は他には教育・政治経済・文化・化学など様々なジャンルから出題されているので背景知識は抑えておくようにしましょう。

難易度

同志社大学の国語は関関同立の中で文章量が一番長いのが特徴です。ただ、設問は容易なので全体の難易度としては標準レベルよりも少し易しいです。
選択問題は満点を目指して130点以上を目標にしましょう。

2019年度

同志社大学の2019年度の入試傾向と難易度について紹介します。

入試傾向

2019年度の全学部日程では現代文が芸術論、古文が説話からの出題でした。書き取りや読み・文学史などの知識系の設問は出題されませんでしたが、慣用表現や四字熟語などを空所補充で問う設問が見られました。
古文に関しては中古・中世の生活習慣の古文常識を知っていれば読解は容易な文章でした。

難易度

難易度は標準レベルといえます。文章量は多いですが設問レベルは記述問題を除けば低いです。過去問で演習を積み120点以上を目指しましょう。

同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【国語編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【日本史】入試傾向・難易度

同志社大学の日本史の入試形式は変化がなく以下の構成が続いています。

・試験時間:75分
・解答形式:マーク形式+記述式
・問題構成:大問3題

2020年度

同志社大学の2020年度の日本史の入試傾向について解説します。

入試傾向

2019年度は記述問題と選択問題の比率が半々でしたが、2020年度は選択問題が6割、記述問題が4割と変化しました。また、2019年と同様に史料問題や配列問題も出題されました。
原始時代は同志社大学で近年出題されていませんでしたが、2020年度でかなりの比重で出題されました。一方で戦後史の出題割合は小さかったです。

難易度

全体的には標準的な難易度でした。一部、教科書レベルの内容を超える出題も見られましたが、他の問題で落とさなければ130/150点以上を狙える難易度と言えます。

2019年度

同志社大学の2019年度の日本史の入試傾向について説明します。

入試傾向

2018年度は記述問題のほうが選択問題よりも出題されましたが、2019年度は記述問題と選択問題の比重は五分五分になりました。
分野別では政治史が3分の2、文化史が3分の1で出題されました。史料問題に関しては資料集に掲載されている内容から出題されたので教科書だけではなく資料集も併用した学習が求められています。

難易度

記述問題の割合が減ったため問題の難易度は少し易化しました。同志社大学の日本史は難易度が比較的他の選択科目に比べて低いため、得点調整の影響を受けやすいです。素点から30点マイナスされることも少なくはないので130点以上は取れるように対策しましょう。

同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【日本史編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【世界史】入試傾向・難易度

同志社大学の世界史はここ数年、出題形式に変化はなく以下の構成が続いています。

・試験時間:75分
・解答形式:マーク形式+記述式
・問題構成:大問3題

2020年度

同志社大学の2020年度の世界史について解説します。

入試傾向

同志社大学の世界史は大問数が3題と少ないため、やや地域に偏りが出やすい傾向にあります。2020年度は東南アジアを中心に出題されました。
時代別では2020年度は近現代史からの出題も見られました。また、2019年度は文化史からの出題割合が高かったですが、2020年度は文化史の出題がそれほど少なくなりました。

難易度

2020年度は2019年度に比べると正誤問題が減少したため、総合的に見れば前年度よりも易化したといえます。125点を目標にしましょう。

2019年度

同志社大学の2019年度の世界史について説明します。

入試傾向

地域別では2019年度は中国史の出題割合が高かったです。時代別では近現代史からの出題が他の時代に比べてやや多かったです。また、例年よりも文化史の割合が高かったのが2019年度の特徴です。
また、同志社大学がキリスト教の大学であることからキリスト教関連史についての出題が近年多くなっています。得意分野にしておきましょう。

難易度

2019年度は例年よりも難易度が上がりました。正誤問題の割合が上昇したことが原因だと言えます。ただ、基本的な問題を落とさなければ8割以上を狙えます。
同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【世界史編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【政治経済】入試傾向・難易度

同志社大学の政治経済はここ数年、出題形式に変更は見られません。

・試験時間:75分
・解答形式:マーク形式+記述式
・問題構成:大問3題

2020年度

同志社大学の2020年度政治経済の入試傾向と難易度について紹介します。

入試傾向

2019年度は政治分野1題、経済分野2題の出題でしたが、2020年度は政治分野1題、経済分野1題、政治・経済分野の要素を含んだ時事問題1題という構成に変化しました。
また、「日本史」や「世界史」「現代社会」に関連した出題もありました。全体としては国民生活分野や国際関係などからの出題が多い傾向になりました。

難易度

2020年度は計算問題や時事問題などより難易度の高い出題が見受けられました。総合的に見れば「やや難」といえます。ただ、得点調整で下げられるので目標点としては120点とします。

2019年度

同志社大学の2019年度の政治経済の入試傾向と難易度について説明します。

入試傾向

2019年度は2018年度と同様に政治分野1題、経済分野2題と経済分野メインの出題でした。
頻出分野は政治分野が日本国憲法関連の問題、経済分野では社会保障や金融からの出題割合が高かったです。また、時事問題も出題されていたので資料集を併用した学習を進めましょう。

難易度

全体の難易度は標準からやや難のレベルです。大問、設問ごとに難易度に幅をもたせた出題がされるので基礎・標準レベルの問題をしっかりものにして120点以上を取れるように対策しましょう。

同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【政治経済編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【数学】入試傾向・難易度

同志社大学の政治経済はここ数年、出題形式に変更は見られません。

・試験時間:75分(文系)、100分(理系)
・解答形式:マーク形式+記述式
・問題構成:大問3題(文系)、大問4題(理系)

2020年度

同志社大学の数学の2020年度の特徴について解説します。

入試傾向

文系数学は2019年度は微・積分法が大問としての出題はありませんでしたが、2020年度は大問として出題されました。ただ、ベクトルや数列などの範囲も出題されるので幅広く対策しましょう。
理系数学でも微・積分法が中心に出題されるので得意分野にしておきましょう。

難易度

同志社大学の数学の難易度は高いです。教科書レベルの知識を定着させた後に標準レベル以上の入試問題集で時間をかけて問題演習をしっかりやる必要があります。

2019年度

次に2019年度の数学について説明します。

入試傾向

文系数学の中で最頻出分野の微・積分法が2019年度は大問としての出題がされませんでした。他の分野ではベクトルや数列が頻出でした。
理系数学では微・積分法が中心の出題ですがベクトル、確率、数列なども出題頻度は高いです。また、他の分野との融合問題が多いのが同志社大学の特徴です。よって幅広い対策が求められます。

難易度

難易度としては教科書よりもやや発展的な問題が出されます。また、ここ数年、レベルがやや上っているので2021年度以降の受験生は2019年度以降の過去問で実力を計るようにしましょう。
同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【文系数学編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書【理系数学編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【物理】入試傾向・難易度

同志社大学の物理はここ数年、出題形式に変更は見られません。

・試験時間:75分
・解答形式:マーク形式+描図
・問題構成:大問3題

2020年度

同志社大学の物理の2020年度の特徴を説明します。

入試傾向

2020年度は2019年度と同様に力学1題、電磁気1題、波動1題で構成されていました。また、描図問題も2題出題されています。
2020年度は電磁気や波動の分野の難易度が高かったので教科書レベルの内容を覚えた後はより発展的な問題集でアウトプットしましょう。

難易度

近年、設定が複雑で状況の把握に注意深い考察を必要とする問題が増えているので少し難化しています。全体の難易度はやや難となっています。

2019年度

同志社大学の物理の2019年度の特徴を解説します。

入試傾向

2018年度は全学部日程の出題分野が力学・熱力学・電磁気でしたが、2019年度は電磁気・波動・力学に変化しました。2018年度の熱力学ではポアソンの式を用いる問題も出題されているので幅広く対策しておきましょう。
特に電磁気と力学は毎年出題されているので特に優先的に対策しましょう。

難易度

難易度はやや難です。近年、難化傾向にあります。
物理量の定義や導出過程などがしっかり身につけて手際よく処理していかないと試験時間内に全問解答することが難しいです。過去問演習を積みなれていきましょう。

同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【物理編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【化学】入試傾向・難易度

同志社大学の化学はここ数年、出題形式に変更は見られません。

・試験時間:75分
・解答形式:マーク形式+論述
・問題構成:大問3題

2020年度

2020年度の化学の特徴について説明します。

入試傾向

2019年度は理論・無機・有機がバランスよく出題されていましたが、2020年度は理論化学が独立問題として出題され比重が増えました。
また、計算問題や、描図問題、論述問題と出題形式も豊富なので総合力が求められました。

難易度

標準的な難易度と言えます。また、問題の分量に対して試験時間に余裕があるので、見直しをしっかり行って7.5割を目標にしましょう。

2019年度

2019年度の化学の特徴について説明します。

入試傾向

2019年度は2018年度と同じく理論、有機、無機からバランスよく出題されました。
理論では気体、気液平衡、反応速度や化学平衡、無機では物質の工業的製法が頻出となっています。有機は炭化水素から天然高分子化合物、高分子化合物まで幅広く出題されています。

難易度

2019年度の化学は応用問題も出題されたため例年より少し難化しました。ただ、応用問題も設問分の指示や題意がつかめれば解答できるようになっていました。7.5割以上を目標に効果的な対策をしましょう。

同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【化学編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

【生物】入試傾向・難易度

同志社大学の生物はここ数年、出題形式に変更は見られません。

・試験時間:75分
・解答形式:マーク形式+論述
・問題構成:大問3題

2020年度

2020年度の生物の特徴について説明します。

入試傾向

2020年度の全学部日程では「生態」「動物の反応」「総合」の3題構成で出題されました。
2018年度でも「動物の反応」が出ていたことから頻出分野となっています。また、論述問題と計算問題のどちらも出題されるので総合的な対策が求められています。

難易度

2019年度よりも易化しましたが全体で見れば標準的な難易度です。
2020年度の全学部日程は論述問題の字数制限が10字や30字といったように2019年度よりも少なくなりました。

2019年度

2019年度の生物の特徴について説明します。

入試傾向

2019年度の全学部日程では「遺伝情報」「体内環境」「生態」から出題されました。2018年度でも「遺伝情報」は出題されていたので得意分野にしておきましょう。
また、数年単位でみると「体内環境」と「生態」もよく出題されるので幅広い学習が必要です。

難易度

標準的な難易度と言えます。ただ、実験考察の問題には注意が必要です。また、正誤問題で一部、発展的な内容も出題されるので問題集で演習量を積み対策しましょう。
同志社大学の入試傾向に合った効果的な勉強法を知りたい方は【生物編】同志社大学の入試対策・オススメ参考書を参考にして下さい。

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