【日本史編】専修大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: SENSHU

はじめに

本記事では専修大学の日本史の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。専修大学は関東の中堅私大と称される「日東駒専」の「専」の部分に位置します。東京都に1キャンパス、神奈川県に1キャンパスを擁し、7学部で約1.7万人の学生が学ぶ大学となります。偏差値としては50〜55前後で、就職率は約98%となっています。

専修大学の日本史は学部個別入試、全学部統一入試、スカラシップ・全国入試があります。ですが、学部個別入試と全学部統一入試の日本史の出題形式は基本的に同じなため特に分けて対策する必要はありません。また出題形式については大きな変動もなく、過去問演習の際は古い年度のものも使用し演習慣れすることをオススメします。

概要

<学部個別試験>
文学部、法学部、商学部、経済学部、ネットワーク情報学部、経営学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:基本100点満点(方式によって異なる)
  • 目標点 :8割
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問3題

大問[Ⅰ] 空所補充・下線部問題・正誤問題
大問[Ⅱ] 空所補充・下線部問題・時代整序問題・正誤問題
大問[Ⅲ] 空所補充・下線部問題・時代整序問題・正誤問題

<学部個別試験>
文学部、商学部、人間科学部、経済学部、経営学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:方式によって異なる配点
  • 目標点 :8割
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問3題

大問[Ⅰ] 空所補充
大問[Ⅱ] 空所補充・下線部問題・時代整序問題・正誤問題
大問[Ⅲ] 空所補充・下線部問題・時代整序問題・正誤問題

<学部個別試験>
文学部、法学部、商学部、人間科学部、経営

  • 試験時間:60分
  • 配  点:方式によって異なる配点
  • 目標点 :8割
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問3題

大問[Ⅰ] 空所補充・下線部問題・地図問題
大問[Ⅱ] 空所補充・下線部問題・時代整序問題・正誤問題
大問[Ⅲ] 空所補充・下線部問題・正誤問題

<全学部統一>
文学部、法学部、商学部、人間科学部、経済学部、ネットワーク情報学部、経営学部

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点満点
  • 目標点 :80点
  • 形  式:マーク式
  • 構  成:大問3題

大問[Ⅰ] 空所補充・下線部問題・正誤問題
大問[Ⅱ] 空所補充・下線部問題
大問[Ⅲ] 空所補充・下線部問題・時代整序問題

傾向と対策

それでは今から専修大学の日本史を空所補充、下線部問題、正誤問題、時代整序・地図問題に分けて傾向と対策について紹介していきます。

空所補充ついて

専修大学の日本史は文章中に空所補充問題が出題される傾向にある。主に人物、地名、作品名などが問われることが多い。
対策方法としては、主に用語のインプットである。問題レベルは基礎、標準レベルの問題となっており、問題集や一問一答などで対応できる。問題集の使い方や勉強方法については勉強法・オススメ参考書欄で紹介します。

下線部問題ついて

下線部問題の傾向としては、文章中の下線部についての問題が出題される。主に用語やその下線部に関連することが問われる傾向にある。
対策方法としては、知識のインプットである。知識のインプットを行う際は、人物、年代、地域、事例などの一連のことをまとめて覚えるようにしてください。また下線部問題対策にオススメな参考書は勉強法・オススメ参考書欄で紹介します。

 正誤問題について

正誤問題の傾向としては、人物や地名、政策などの正誤が問われやすい。
正誤問題の対策方法は、各時代、年号に、〇〇地域で、天皇や将軍、総理大臣など有名人物が行ったことは何か、法律や◯◯令の内容などをしっかり覚えることが重要です。実際、〇〇の戦いの場所で誤っているものを選択する問題などが出題されたことがあるため、地域などをしっかり覚えておくことが得点につながります。

 時代整序・地図問題について

時代整序や地図問題については、数問ほど出題される傾向にあります。対策方法としては、時代整序については出来事と年号をセットで覚えることです。特に、政策や法律の制定などが頻繁に起こっている時代などはしっかり確認しておきましょう。地図問題については、資料集を用いて対応していきます。主に古墳の位置、合戦や戦いの場所などを覚えていきましょう。

勉強法・オススメ参考書

日本史の勉強法としては、まず基礎語句、そして基本的な流れを覚えることが重要です!
基礎固めが終わったら、そこから難易度が高い用語や難しい流れを覚えていくようにしましょう。その際に、インプット用の参考書または教科書を一つ決め、その参考書に資料集やその他参考書の情報、過去問の重要点を一つにまとめていくようにしましょう。そうすることにより、一つの参考書で様々なインプット情報を学習することができ、効率よく勉強することができます!

<主な学習の流れ>
Step1
基礎レベルの参考書 「はじめる日本史」、「日本史のなぜと流れがわかる本」など
Step2
一般的な参考書、教科書、資料集、用語集 「日本史問題集完全版」、「日本史B一問一答」など
Step3
過去問、正誤問題集、資料問題集、論述問題集など

日本史オススメ参考書


「はじめる日本史」
<特徴>
はじめる日本史の特徴は日本史を基礎から学び直せる問題集となっています。基礎レベルの問題を一から学び直すことができ、収録されている問題も難しいものではないため、基礎を固める参考書としてオススメの一冊となっています。

<使用方法>
使用時期としては、入試初期から入試中期までとなっています。具体的には、日本史の勉強を始めて夏休みに入るまでには基礎レベルの語句はインプットされている状態が望ましいといえます。
使用方法としては、1日3単元をペースに演習を行い、間違えた問題にはチェックを入れておきましょう。翌日に演習を行う際は間違えた問題の復習から始めるようにしましょう。


山川教科書」の使い方!
<特徴>
本書の特徴は、一冊に日本史のほとんどの内容がまとめられています。本書は多くの学校の日本史の教科書として使用されているため、学校の授業で学んだ知識を受験勉強に活かすことができます。

<使用方法>
使用時期としては、入試初期から入試本番となっています。使用方法としては、一日20〜50ページくらいを目安に読み進めていきましょう。土日などは平日の復習に時間を割くようにしましょう!

<使用ペース例>
通常 月1〜30、火31〜60、水61〜90、木91〜120、金121〜150
復習 土1〜60、日61〜100

日本史問題集 完全版」の使い方!
 <特徴>
日本史問題集完全版の特徴は問題の難易度が三段階に分かれていたり、小問にも星3(センターレベル)、星2(一般私大レベル)、星1(難関私大レベル)と出題頻度が記載されていたりと、レベルに応じてアウトプットができる問題集となっています。

<使用方法>
使用時期としては、入試中期から入試後期となっています。
使用方法としては、基本的には、一問一答やはじめる日本史で基礎が出来上がってると思うので、普通に問題を解いていってもらい問題ありません。答え合せをし、そこで間違えた単元を一問一答や教科書などで復習するようにしましょう。


「山川日本史 一問一答」
<特徴>
山川日本史一問一答の特徴は山川の教科書に準拠しているため、山川の教科書でインプットし、そのまま一問一答でアウトプットすることができます。また教科書以外のレベルの出題はないため、教科書レベルの問題の出題がある大学はこの一冊で十分に対応できます!

<使用方法>
使用時期としては、入試初期から入試直前までとなっています。
使用方法としては、ナビゲーター日本史や教科書を使用して、インプットを行います。
次にインプットした単元を一問一答を使用してアウトプットします。一問一答を使用する一周目は、星2レベルだけを覚えるようにしてください!2周目は、星1を覚え、星2の復習も同時並行に進めましょう!3周目は星1、2の復習、4周目は星なしの学習を行いましょう!

1.ナビゲーター日本史や教科書でインプット
2.学習した単元を一問一答で星2のアウトプット(1周目)
3.次の日、前日に間違えた問題の復習
4.繰り返す
5.(2周目と4周目)は1.3.4.のペースと同じように使用
6.(2周目)は星1の学習、星2の復習を同時並行
7.(3周目)は星1、2の復習
8.(4週目)は星なしの学習


マーク式基礎問題集日本史B
<特徴>
本書の特徴としては、日本史の正誤問題について丁寧に解説がなされているため、正誤問題を勉強したい受験生にオススメな参考書です。

<使用方法>
使用時期としては、入試中期から入試本番となっています。
使用方法としては、問題を解く→答え合わせ→復習の流れで問題ありません。復習する際は、間違えた部分だけを見直すのではなく、その知識に関連することすべてを復習するようにしてください。


・赤本
<特徴>
この参考書の特徴としては専修大学の過去問が掲載されています。

<使用時期>
11月から入試本番にかけて行うようにしましょう。
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。
自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

まとめ

本記事では専修大学の日本史の傾向と対策、勉強法について紹介してきました!
専修大学の日本史は基礎・標準レベルの問題で、基礎基本をしっかり学習すれば対応できます。空所補充、下線部問題、正誤問題、地図問題、時代整序問題と様々な問題が出題されますが、しっかり吟味すれば正答できます!

以上【専修大学の日本史】入試傾向、対策、勉強法になります!
是非、参考にして専修大学の合格を勝ち取りましょう!

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