マーク式基礎問題集日本史Bの効果的な使い方

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マーク式基礎問題集日本史B

 

マーク式基礎問題集日本史B

マーク式基礎問題集はどういうもの?

 

日本史を勉強し始めてから、ある程度語句を覚えてきて、そろそろ問題を解いていこうかなと感じだした人におすすめしたいのが、この「マーク式基礎問題集日本史B」である。

 

日本史でよくある失敗として、問題にいざ挑んだ時に、覚えているはずの単語と結びつかないといったことがある。

 

解答を見て歯がゆい気持ちにさせられる人も多い。

しかし、本書はレベルでいえば、名前の通り基礎知識が入っていればスラスラと解くことができ、且つ問題はマーク式なのだ。

日本史を選択している人なら一度は耳にしたことがある、「NEW石川日本史B講義の実況中継」の著者である石川昌康先生により作られた問題集である。
本書の内容が充実していることは言うまでもないだろう。

 

 

マーク式基礎問題集の使用対象

 

本書を使用する人には、難関私大対策というより、センター試験対策として使っていただきたい。

レベルとしては、受験初期~センター試験対策といったところである。

ただ、難関私大入試を見据えている人が使っても意味がないという訳ではない。

本書の問題は、難関私大の入試問題よりは多少難易度が落ちるものの、ステップアップのための材料としては非常に良問ぞろいだからだ。

日本史の語句を一通り暗記した人は、この問題集を使って知識の定着を図ることができる。

まだそこまで知識が定着できていない人でも、試しにやってみるのもいいかもしれない。

 

 

マーク式基礎問題集の概要

 

先ほど述べたように、問題はマーク式であり、そして分野別にジャンル分けされている。

そのため、問題を開いた段階で自分の苦手分野を優先的にやり始めることができる。

すなわち、既に理解を深めている部分に割く時間を削減することが可能なのだ。

本書の問題はセンター試験対策に行われている「河合塾全統マーク模試」より五回分を収録している。

そして、実際のセンター試験の形式に準じた問題が二題ついているため、実戦感覚を養うにも最適だ。

さらに本書のポイントとして、別冊に掲載されている解説が細部まで収録されているところが挙げられる。

正解の解答はもちろん、誤った解答の選択肢がどういうものかまで掲載されているため、解答者が誤ったあとの復習のサポートも丁寧だ。

別冊には解答・解説の他に、採点基準や設問別の正答率と成績も付いており、受験生耳よりの情報が多いのもありがたい。

 

 

本書の使い方は?

 

こういった問題集を、大事に何周もやりたがる人も少なくないだろう。

 

それは絶対にやめてもらいたい。

 

何周もやることにより、ある程度の知識の定着は見込めるかもしれない。

しかし、その用途ならばインプット系の参考書を何度も回すほうが遥かに効果的である。

本書が問題集ということを忘れてはいけない。

 

実際の入試で実力を発揮するためには、幅広い問題に触れ合うことが重要である。

 

同じ問題ばかり解いていては、本番のひねられた問題には対応できないのは見えている。

使用する際には、おおげさでも入試本番だとイメージし、一度で吸収してしまうくらいの意気込みでやらなければならない。

そこで把握できなかった部分は、解答と解説を見ながら自分の知識にしていけばいいのだ。

 

解く→答え合わせ→復習

 

このサイクルを守らない限り、問題集をやる意義は得られないと思ってほしい。

そして、自分が今まで出会ったことのない語句・背景知識などがでてくることもあるだろう。

 

その場合は、復習の段階で今使っているインプット系の参考書に、情報を一元化することを必ず忘れてはいけない。

 

この作業をすることで、これからその情報を何度も目にすることができる。

これらの使い方をきちんと行っていけば、日本史の勉強効率がさらに良くなっていくだろう。

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