関関同立で穴場の大学とは?有名だけど入りやすい学部を理系・文系で紹介!
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「絶対に関関同立に入りたいけど穴場の大学や学部ってないの?」と探していませんか?
関関同立は関西で有名難関大学なので、正直なところ穴場と言える学部は少数です。
しかし、穴場大学や学部が全くないわけではありません。
合格確率が高くなる穴場学部の合格を目指して勉強するのは、賢い方法と言えるでしょう。
今回は、関関同立の穴場大学や学部の情報をお伝えします。
穴場情報を手に入れて、関関同立への合格を勝ち取りましょう。
関関同立で穴場になりやすい学部の特徴
有名難関大学である関関同立で穴場学部に多い特徴は、以下の2つです。
- キャンパスが都市部から離れている学部
- 珍しい学部
憧れの大学生活を都市部から隔離されたキャンパスで過ごすのは、「ちょっと寂しい」と考える受験生が多いので敬遠されます。自分に置き換えて考えてみると「どうせなら都市部の華やかな印象のあるキャンパスへ通いたい」と感じる人も少なくないでしょう。
そのため、立命館大学のびわこ・くさつキャンパスにある学部や、関西学院大学の三田キャンパスにある学部は穴場と言えます。
他には、王道の学部とは違った珍しい学部だと穴場になりやすいです。マニアックな学部だと目的を持って受験する人が多く、なじみの薄い人は避ける傾向にあります。たとえば、関西大学の社会安全学部や立命館大学の食マネジメントのような学部です。また、共通テストを利用した試験でも、穴場学部だと偏差値や倍率が低くなる傾向にあります。
しかし、穴場とはいえ、その年によって倍率が大きく変化することは珍しくありません。
というのも、どうしても関関同立に入学したい受験生が、前年度で倍率の低い学部に集中した結果、倍率の低い学部が高倍率になってしまうことがあるからです。
穴場学部といっても、難関の関関同立の学部ですので油断は禁物であることを覚えておきましょう。
関関同立で穴場な大学
関関同立で入学しやすい大学を順位付けると、以下の通りです。
関西大学>立命館>関西学院大学>同志社
一般的に関関同立の中で関西大学が難易度低めと言われていますが、学部によってばらつきがあります。文系理系と分けて穴場学部をまとめると、以下の表のとおりです。
大学 | 文系 | 理系 |
---|---|---|
関西大学 | 社会安全学部|安全マネジメント | システム理工学部・化学生命工学部 |
関西学院大学 | 食マネジメント学部|食マネジメント | 理工学部|物理科・電気電子工・ロボティクス・環境都市工 |
同支社大学 | スポーツ健康科学部|スポーツ健康科学科 | 生命医科学部|医情報学科 |
立命館大学 | 文学部|哲学倫理学 | 工学部|物質工学課程/生命環境学部|環境応用学科 |
※この表は横にスクロールできます。
関西大学のおすすめ穴場学部
例年関西大学で、人気の法学部は偏差値が55.0~57.5ですが、2021年度で偏差値が高かったのは外国語学部の67.5です。このように人気の学部は偏差値が高くなる傾向にありますが、中には偏差値50.0程の学部もあるのでぜひチェックしましょう。
- 【文系】社会安全学部
- 【理系】システム理工学部・化学生命工学部
【文系】社会安全学部|安全マネジメント
文系なら、社会安全学部の安全マネジメント学科がおすすめです。社会安全学部の偏差値は52.5で、偏差値は文系学部のなかでもっとも低い結果となりました。
社会安全学部は、大阪高槻にあるキャンパスで、自然災害や社会災害の課題を解決して被害を最小化を目指す学部です。法学・政治学・経済学から情報学・工学・社会医学まであらゆる分野の学問を展開しています。穴場の社会安全学部なら多岐にわたる学問を駆使して、課題を解決する能力を養えるでしょう。
【理系】システム理工学部・化学生命工学部
理系なら、システム理工学部と化学生命工学部がおすすめです。偏差値が低く、倍率もさほど高くないという観点から、システム理工学部と化学生命工学部はおすすめの学部です。
化学生命工学部は学部全体を通じて偏差値も倍率も低く、システム理工学部も数学科、物理・応用物理学科、機械工学科の倍率は2.2です。
化学生命工学部は、千里山キャンパスにある「ものづくり」と「先端技術」の発展のために研究する学部です。
幅広い分野に対応できる研究者・技術者の育成を目指しています。
化学生命工学部の生命・生物工学科は関西大学のメインキャンパスにありながら、難易度低めなので検討しましょう。
関西学院大学のおすすめ穴場学部
英語が強い関西学院大学では、理系には穴場学部も存在しますが文系だと見つけるのが難しいです。
ただ、文系学部であっても学科まで調べてみると倍率の低いところもあります。
関西学院大学で合格しやすい学部は、以下の2つです。
- 【文系】文学部・総合政策学部
- 【理系】工学部・生命環境学部
難易度の高いイメージのある関西学院大学でも、しっかり探せばチャンスはあります。
【文系】文学部|哲学倫理学
高偏差値になりがちな文系でも、文学部の哲学倫理学がおすすめです。
具体的には以下の2点から穴場と言えます。
- 入試方法によっては偏差値50.0になる
- 倍率もが1倍程度の学部があり低め
共通テスト英語併用だと偏差値は50.0で、共通テストの得点率は66%で合格圏内になります。
倍率が低いということはライバルが少ない証拠なので、人気の文系学科で入試突破しやすい学部です。
文学部の文化歴史学科では、思想・芸術・文化・地域・歴史といった多面的な学問に触れることで、幅広い学識と深い洞察力を備えた人材育成を目指しています。
アジア史学専修は、中国古代文字学・古代中国の政治史・近代中国の政治史・唐宋文学と女性史・イスラームを中心としたアジアの歴史文化を深く学べる科です。
芦屋の近くのキャンパスで学べる、倍率の少ない文学部の文化歴史学科〈アジア史学専修〉が入学しやすい学部になります。
【理系】工学部|物質工学課程/生命環境学部|環境応用学科
関西学院大学は理系教育の充実を図るため、2021年4月に理工学部を理学部・工学部・生命環境学部・建築学部に再編しました。
倍率も工学部なら2.0~2.7倍、誠意環境学部は1.8~2.2倍です。得点率も物質工学課程の英語・数学型なら49%、環境応用学科は47.5%です。つまり、偏差値50でも合格圏内になります。
理学部とは、自然界にまつわる科学の法則と新たな真理を探究する学問です。
その中でも化学科は、物質の構造、性質、反応を研究し、未来に貢献する物質の創成を目指しています。
神戸三田キャンパスにある理学部なら、学生同士でテントを張り、焚火を囲んで教職員も一緒になってディスカッションといった非日常的な学びも可能です。
同志社大学のおすすめ穴場学部
同志社大学に、穴場学部は無いに等しいと言えます。知名度が高く難関国立大学のすべり止めにもなる大学なので、どの学部も高い学力を必要としているからです。
あえて挙げるとすれば、以下の2学部でしょう。
- 【文系】スポーツ健康科学部
- 【理系】生命医科学部
【文系】スポーツ健康科学部|スポーツ健康科学科
文系で狙うなら、スポーツ健康科学部です。スポーツ健康科学部は、文系科目・理系科目での受験が認められています。
他の学部だと偏差値55.0が出ているのは一部のテスト方式のみですが、スポーツ健康科学科についてはどのテスト方式でも偏差値は55.0でした。倍率も一般選抜なら2.8、共通テスト利用でも2.7と低いため狙い目です。
スポーツ健康科学部は、予防医学からスポーツ指導法だけでなく、行政学や社会学まで網羅する文理融合型の学問になります。健康科学・トレーニング科学・スポーツ・マネジメントの3つの観点から幅広い実験や実験を行えるのが特徴です。
【理系】生命医科学部|医情報学科
理系なら、生命医科学部の中でも医情報学科が穴場です。共通テスト利用の倍率は10倍を超えていますが、全学部日程や学部個別日程であれば倍率は2.0程度と一気に低くなります。
生命医科学部は、次世代の医療や健康を担うエンジニアや研究者を育成する学部です。
なかでも医工学科は、機械工学と医学を融合させ、ヒトの動作補助を行う先端工学技術を学びます。ロボットでの動作補助や、細胞での再生医療の研究ができる学科です。生命医科学部の医工学科に興味があるなら、出願の検討をしてみましょう。
立命館大学のおすすめ穴場学部
立命館大学で探すなら、滋賀にキャンパスのある学部をチェックしましょう。都市部から外れたところにあるので、他の学部と比較すると人気は落ちます。
なかでも狙い目の学部は、以下の2つです。
- 【文系】食マネジメント学部
- 【理系】理工学部
【文系】食マネジメント学部|食マネジメント
食マネジメントの偏差値は52.5~55.0、倍率は3.1です。文学部には同じような偏差値の学部もいくつか存在しますが、倍率が何十倍と高いため、食マネジメント学部は合格しやすいと言えます。
食マネジメント学部とは、食を通じて世界のあらゆる問題の解決を目指す学部です。日本で唯一、食を総合的に学ぶ学部であり、食の「マネジメント」「カルチャー」「テクノロジー」の3つの領域を学びます。世界の多様な食文化に触れられる、個性的な食マネジメント学部は狙い目です。
【理系】理工学部|物理科・電気電子工・ロボティクス・環境都市工
理系なら、理工学部の複数の学部が穴場です。偏差値は低く出ている理工学部ですが、学科・テスト方式によっては倍率が1倍から十数倍と開きがあるため、その点だけは気を付けましょう。
共通テスト利用であれば倍率が2~3倍と低く出ているので、入試突破を第一に考えるならぜひ検討してください。
理工学部の機械工学科とは、機械工学のベースである4力学(材料力学、熱力学、流体力学、制御工学)の基礎を学んで優秀なエンジニアを育てる学部です。分野をまたいだ実践的な研究をできるような研究もできます。国際水準の「文理融合型キャンパス」として力を入れている、びわこ・くさつキャンパスにある理工学部の機械工学科に出願すれば、入試突破の可能性が高まるでしょう。
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ここまで関関同立の穴場学部情報を見てきましたが、穴場学部を知っても合格しなくては意味がありません。
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まとめ
関関同立の穴場大学は、関西大学です。
穴場学部は、都市部から離れたキャンパスにある学部に多く見られます。出願の際の参考にしてください。
また、関関同立は難関大学ですので、穴場学部でも油断は禁物です。
どうしても関関同立に合格したいなら、穴場学部を探すだけでなく効率良く合格を目指せるマナビズムを検討しましょう。
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関関同立の穴場を見つけたら、勉強に集中して合格を勝ち取りましょう。
関関同立の穴場に関するFAQ
最後に、関関同立の穴場に関するFAQとして、以下の内容を解説します。
- 関関同立の理系と文系どっちが入りやすい?
- 関大で穴場学部はどこですか?
関関同立の理系と文系どっちが入りやすい?
関関同立の理系と文系では、理系のほうがほかの大学と比べて入りやすいと言えます。関関同立では文系学部のほうが人気のことが多いためです。しかし、大学の学部によって差はあります。
関大で穴場学部はどこですか?
関大の穴場学部は、社会安全学部・システム理工学部・化学生命工学部などがあります。穴場学部とはいえ、難関ではあるので油断しないで対策しましょう。