高2の秋から受験勉強をはじめても遅くない?10月の進捗の目安と進め方

更新日: (公開日: ) COLUMN

高2の秋から受験勉強をはじめても、10月の進捗(進み具合)の目安に沿って進められれば、遅くありません。

高2の秋になり、周りの友達が塾に通い出して、このままで大丈夫なのかと焦っていませんか。何から、どこまでやればいいのか分からない人も多いでしょう。

この記事では、関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)を目指す高2向けに解説します。10月に進んでいてほしい目安と、その確かめ方、合格に必要な時間からの逆算を扱います。

この記事でわかること

  • 高2の秋からはじめても間に合うかどうかを分ける条件
  • 10月の時点で、英単語・英文法・英文解釈(英文の構造を読み取る勉強)・古文がどこまで進んでいてほしいか
  • 進み具合を、進捗度(こなした量)と定着度(習熟度。身についた度合い)で確かめる方法
  • 合格に必要な時間から逆算して、週単位の計画を立てる方法
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高2の秋から受験勉強をはじめても間に合うの?

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高2の秋に間に合うかを見るときは、いつはじめたかよりも、10月までにどこまで進められているかを基準にします。

高2の秋からでも、10月の進捗の目安に沿って、定着度で確かめ、時間から逆算すれば遅くない

動画の講師は、関関同立に順調に合格していくための最低限の目安として、10月に英語と古文でどこまで進んでいてほしいかを紹介しています。志望校までの全体像から逆算すると、いつまでにどの実力をつけるか、その時期にどのペースで進めるかが見えてくるからです。

ただし、必要な進捗は志望校のレベルで変わります。目安に届いていないと感じたら、今から週単位の計画を立て直しましょう。

高2の10月に最低限できていてほしい進捗

10月までに、英語は単語・文法・解釈、古文は単語・文法を、目安のペースで進めておきます。

10月の目安は、英単語600語以上、英文法5単元、英文解釈の完了、古文の単語と文法

ここで紹介する目安は、動画の講師が関関同立を目指す高校生に向けて話したものです。早慶(早稲田大学・慶應義塾大学)や国公立(国立大学と公立大学)など、ほかの志望校にそのまま当てはめることはできません。

以下の4つに分けて見ていきましょう。

英単語は一定のペースで回して600語以上を目安にする

英単語は、10月の時点で600語以上を覚えた状態が、動画の講師の挙げる最低限の目安です。

合格に向かって順調な人は、単語帳を1冊終えていなくても、週100語前後のペースを学校と両立して続けています。毎週のテストも、満点か1ミスで通しているそうです。

覚え方は、1〜100、1〜200、1〜300のように、通った範囲を完璧にしながら広げていく形です。単語の勉強量を取るには、コツをつかむことと、自分に合う勉強法を見つけることも欠かせません。

覚え方のコツは、英単語の覚え方で確認できます。

英文法は全体の半分まで進める

英文法は、全体の半分が目安で、10単元に分かれた参考書なら最初の5単元ほどです。

動画の講師は、英単語と同じように、10月の時点で英文法が全部終わっている必要はないと話しています。文系なら、時制・助動詞・受動態・仮定法のあたりまで進んでいる状態です。

毎週の量を守れていれば、この目安に近づけます。

英文解釈を終えて基礎の長文に入る

英文解釈は、10月には一度終えて、基礎レベルの長文に入っているのが目安です。

動画の講師は、5章で構成された解釈の参考書を例に挙げています。週1章なら5週間、時間に余裕のある人は週2章で、1か月あれば余裕をもって終えられるそうです。はじめた時期によって進み具合は変わるため、いつまでに終えるかを先に決めておきましょう。

別の動画で講師は、10月から12月ごろを基礎固めの時期として、単語・英文解釈・英文法・基礎レベルの英語長文に取り組む流れを示しています。定期テストもあるため、基礎固めには3〜4か月かける計画です。

古文は単語・古典文法を並行して進める

古文は、単語と古典文法を並行して進め、10月までに単語の土台を作るのが目安です。

古文単語は、関関同立レベルなら600語レベルの単語帳を、週50語のペースで進められていれば、最低限の基準を満たすと動画の講師は話しています。4週間なら200語を、複数ある意味まで含めてすぐに答えられる状態にするのが最低限です。

古典文法は、単語と並行して進めます。全9章の参考書を、忙しければ週1章ずつ、余裕があれば週2章で約1か月かけて進める形です。

ただし、忙しくて古文に時間を回せない人は、英語を優先します。

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高2の秋からの受験勉強は進捗度と定着度で確かめる

こなした量が多くても、身についていなければ、進んだとはいえません。

進み具合は、こなした量の進捗度より、身についたかを示す定着度で確かめる

身についたかを測る目安が定着度(習熟度)で、こなした量を示す進捗度とは分けて確かめます。定着度(習熟度)とは、人に説明できるか、初見(はじめて見ること)の問題を解説なしで解けるかといった、実際にできる状態のことです。

以下の2つに分けて見ていきましょう。

早くはじめただけで安心しない

早くはじめたことに安心せず、やった勉強が結果につながっているかまで確かめます。

動画の講師は、やっているだけで終わらず、結果までつなげてほしいと話しています。そのために、目的意識を持つことと、定着度を確認することが大切だという考えです。

確かめる基準は、過去の自分ではなく、合格に必要な学力レベルです。「やっている感」に惑わされないよう、模試などの客観的な指標も定期的に見ましょう。

はじめる時期の考え方は、受験勉強をいつからはじめるかも参考になります。

自分に合う勉強法を週ごとに見つける

自分に合う勉強法は、毎週、結果が出ているかどうかで見つけます。

動画の講師は、毎週きちんと結果が出せる勉強法を見つけている状態を、順調な人の特徴に挙げています。例えば英単語なら、毎週のテストが満点か1ミスに届いているかが、確かめる基準の1つです。

結果が出ていない週は、勉強量ではなく、覚え方や復習の仕方を見直すサインです。1週間ごとに試して直せば、部活を引退して量を増やすときにも、自分に合う勉強法で進められるでしょう。

高2の秋からはじめる受験勉強のスケジュールの立て方

スケジュールは、受験のゴールから逆算して、無理なく続く形で立てます。

以下の2つに分けて見ていきましょう。

ゴールから逆算して週単位で計画を立てる

計画は、志望校の合格から逆算して、1週間ごとの目標に落とし込んで立てます。

動画の講師は、全体像から逆算して、いつまでにどの実力をつけるか、その時期にどのペースで進めるかを決めるよう説明しています。参考書を並べるだけでは足りず、いつまでに終えるかが決まっていなければ、計画は崩れやすいでしょう。

例えば、5か月で英単語2,000語を覚えたいときに、「1か月400語」と割り算するのは避けましょう。毎週きっちり続くとは限らず、遅れたときに取り戻しにくいからです。「週100語前後」のように週単位で決めれば、進み具合を毎週確かめられます。

計画は、月で割るより週単位で決めたほうが、進み具合を毎週確かめられる

高2の1年間を通した計画は、高2の受験勉強スケジュールで詳しく解説しています。計画の立て方は、勉強計画の立て方も参考になるでしょう。

定期テスト前や部活の時期は量を調整する

定期テスト前や部活が忙しい時期は、あらかじめ量を減らす週を決めておきます。

高校生活では、定期テストや部活を避けて通れません。これらを考えずに計画を立てると、現実とのずれで崩れやすくなります。

例えば、普段は週100語の英単語を、定期テストの2週間前からは週50語に落とすといった調整です。部活の大会が続く時期も、同じように考えます。調整の幅を最初から決めておけば、遅れても立て直せるでしょう。

高2秋からの勉強時間の理想

理想の勉強時間は、感覚ではなく、合格までの総量から割り出して決めます。ここでいう時間は合格までの総量で、1日の時間ではありません。

以下の2つに分けて見ていきましょう。

関関同立の合格に必要な学習時間は約1,500時間

関関同立の合格に必要な学習時間は、マナビズムの考えでは約1,500時間です。

そのうち、塾の授業が約500時間で、残りの約1,000時間が自習です。合否の3分の2は、この自習の質で決まります。

ただし、約1,500時間は合格までの総量で、高2の秋の1日の勉強時間を示す数字ではありません。

関関同立の合格に必要な約1,500時間のうち、約1,000時間は自習で、合否は自習の質で決まる

約1,000時間の自習をいつ積むかを決める

約1,000時間の自習は、入試までのどの時期に、どのペースで積むかを先に決めます。

総量だけを見て不安になるより、時期ごとに割り振るほうが、今の時期にやることが決まります。高2の秋は、英単語・古文単語・英文法・英文解釈といった、土台のインプット(覚えて理解する勉強)に自習の時間を回す時期です。

高2のうちに、自分がどれくらい勉強するとどれくらい成果が出るかをつかんでおけば、部活を引退したあとに量を一気に増やしやすくなります。動画の講師は、この勉強の基礎をつくることを重視しています。

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高校2年生が今のうちにやるべきこと

高2の秋にやるべきことは、志望校を知り、基礎の勉強を毎日の習慣にして進めることです。

やるべきこと 要点
志望校を知る 志望校を決め、過去問に目を通して、出題傾向・試験時間・合格最低点(合格に必要な最低限の得点)を知る(解く必要はありません)
全体を見渡す 入試までの残り期間を確認し、3か月後・半年後の目標から、月間・週間の計画に分ける
インプットを先に進める 英単語・古文単語・古典文法など、覚えることを先に進める
習慣を作る 学校と部活以外の時間を勉強に回し、まず毎日の勉強時間を確保する
当たり前のレベルを上げる 高い基準を「当たり前」にして、やる気に頼らず習慣で続ける

特に大切なのは、早い段階で目標を決め、計画的に勉強する習慣をつけることです。

高2の秋からの受験勉強を一緒に計画したい人へ

10月の目安に届いているかは、志望校と今の進捗を並べて見ると、はっきりします。

英単語は何語まで進んだか、英文法は何単元まで終えたか。今の進捗を持ち寄れば、目安との差が見えてくるでしょう。

マナビズムの無料受験相談では、その進捗を見ながら、志望校までの計画を一緒に確認できます。公式LINEでは、各大学の英語の入試傾向を解説したカンカン同立バイブルなど、無料の特典を受け取れます。

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