受験勉強が続かない高校生の特徴は?うまくいかない場合の対策を解説
更新日: (公開日: ) COLUMN
志望校に合格するにはもっと勉強する必要があるのに、集中力が続かなかったり、やる気が出なかったりといったことでお悩みではありませんか。
勉強が続けられないと、「このままでは合格できないかもしれない」と不安や焦りを感じてしまうものです。
勉強が続かないのには理由があるため、解決に向けて対策ができます。
この記事では、学習意欲や集中力の低下で勉強が続かない原因を解説します。
対策法から、みなさんと同じ悩みを克服した先輩たちの声も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
受験勉強が続かない高校生の特徴
受験生が陥りがちな、勉強が続かない高校生の代表的な特徴を3つ挙げます。
- 目標設定が曖昧
- 怠け癖がある
- 頑張っても報われない勉強法をしている
1つでも心当たりがあれば、これから解説する内容をしっかりチェックしてください。
目標設定が曖昧
大学受験は長い道のりです。そのため、「大学合格!」のような曖昧な目標では、受験勉強の途中で目標を見失ったり、モチベーションが下がったりしやすくなります。
- 勉強する教科の時間配分など学習計画を立ててない
- 「いつまでに」「どのくらい」の学力に到達すべきか決めてない
- 単語や年号、公式などの暗記を1日いくつ覚えるか決めてない
このように、合格に向けたスケジュールが無計画だと、目標に至るまでの道筋が曖昧になってしまいます。
これでは、入試直前になって慌てて猛勉強を始めたり、自信を持って試験に望めなかったりして、後悔だけが残る結果になりかねません。
目標設定を明確にするには、得点や偏差値などの数値化した具体的な中間目標を段階的に設定しておくことが大切です。
怠け癖がある
勉強から離れてしまう以下のような癖がついていれば続けられない原因になります。
- スマホに夢中になる
- 趣味に没頭する
- 遊びを断れず外出する
怠け癖がある受験生は、ついつい周囲の誘惑に流されがちで、入試までの限られた時間をうまく活用できていません。
勉強の合間の息抜きであればよいのですが、勉強時間よりも息抜きの時間が長くなってしまっては本末転倒です。
何事も継続には根気が求められます。怠け癖を自覚していれば、自分の性格やクセを直すよりも、誘惑の根源を断ち切ることに注力した方が効果的です。
頑張っても報われない勉強法をしている
受験勉強を続けているのに模試の得点や学年順位が上がらないのは、勉強法が自分に合っていない可能性があります。
しっかり受験勉強をしているのに成果が出ないと、「このまま勉強を続けても無駄かもしれない」なんて思ってしまいますよね。
以下のような点がないか、確認してみてください。
- 志望校の出題傾向から外れた部分を勉強している
- 十分な睡眠や食事をとらず疲労困憊の中で勉強している
勉強内容や時間に問題があると、学習効率が上がらず結果に結びつきにくくなります。
受験勉強がうまくいかないときの対策法
ここからは、受験勉強がうまくいかないときの対策法を5つに分けて解説します。
- 数値化した目標を明確に決める
- 集中力を削ぐ要素を排除する
- 早寝・早起きを心がける
- 勉強科目を変える
- サボれない環境で勉強する
対策をしっかり実行に移すことで、合格の可能性はグンと高まるはずです。
今日から受験勉強のやり方を見直してみましょう。
数値化した目標を明確に決める
目標を決めるコツは、達成可否が判断できる明確な項目を設けることです。
以下のような目標では、どのくらい理解できれば達成なのかが曖昧です。
- 「英文読解で内容を理解できるようになる」
自分のさじ加減で目標達成したか否かを決められるため、理解度や受験勉強の進捗状況がはっきりしません。
しかし、次のような目標であれば、過去や未来の状況と比較できます。
- 「6月の模試で英語60点以上獲得、偏差値58以上になる」
数値化されているので、達成したか否かが自分でも明確に判定できるはずです。
仮に目標達成できなくても、あとどのくらいで達成できたのかはっきりと分かります。
また、自分が何のために受験勉強をしているのかをあらためて考えることも大切です。
- 自分が行きたい大学の志望動機
- 入学後に何を学びたいか
- 大学卒業してどんな自分になっていたいのか
志望大学の合格が目標なのは当然ですが、志望動機や理想の大学生活や成長した自分の人間像をイメージしておくのは、面接でも役立ちます。
なにより、夢や希望を持つことは長い受験勉強を頑張り抜くエネルギーになるはずです。
集中力を削ぐ要素を排除する
新型コロナ感染症の影響があり、自宅学習の機会は多くなりました。
自宅での受験勉強は、以下のような誘惑に囲まれた状態です。
- テレビ
- スマホでSNS
- ゲーム
- コミック
受験生のなかには「SNSの通知音が頻繁に鳴って気が散る」と感じている人も多いでしょう。
対策として、容易にテレビやゲームができないよう、常に電源コンセントを抜いたり、リモコンの電池を抜いたりといった対策をしてみてください。
スマホは機内モードに設定し、手の届く位置に置かなければ学習の妨げになる心配はありません。
家族の生活音や話し声が気になるなら、家族に学習スケジュールを伝えたうえで、落ち着いて学習できる環境を作ってもらえるように協力を仰ぎましょう。
早寝・早起きを心掛ける
規則正しい生活は、受験勉強の土台となる最重要ポイントです。
とくに、早寝・早起きは受験勉強の効率UPに期待できるので、ぜひ明日から実践してみましょう。
脳科学者の茂木健一郎氏は「朝の3時間は脳がもっともよく働くゴールデンタイム」というように、早起きしてからの勉強は効率がよいとされています。
起床直後は脳が完全に覚醒していないので、簡単な計算問題や参考書の音読をして脳を起こしましょう。
その後、読解や論証などの思考力が求められる問題に取り組むのがおすすめです。
勉強科目を変える
受験勉強そのものに飽きてしまって続かない場合は、学習内容を変えてみましょう。
ずっと同じ科目を勉強するよりも、別の科目に切り替えると頭をリフレッシュできます。
英語が苦手なのに何時間も勉強し続けるのは苦しいですよね。
たとえば、以下のようなリフレッシュ方法があります。
- 得意科目を勉強する
- 受験に関する動画を視聴する
- 論理パズルで脳トレにチャレンジする
得意科目に取り組むのは、勉強習慣を身につけるのにもおすすめです。
サボれない環境で勉強する
勉強せざるを得ない環境に置くのも、続けるコツです。
たとえば、以下のような対策をしてみましょう。
- カフェや図書館で勉強する
- 勉強仲間と一緒に勉強する
- 自分が勉強している様子をスマホでタイムラプス動画を撮る
共通するポイントは、人の目がある点です。
カフェや図書館では周囲の目があるため、自ずと教科書や参考書と向き合うようになります。
勉強仲間と一緒に勉強すればサボりにくいですし、教え合えるメリットがあります。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ氏の実験によると、学習した内容を仲間に教えることでアウトプットすると、学習定着率が90%に達するという結果になりました。
教えることは、自分が学ぶ効果的な手段の1つとなります。
受験勉強が続かないならマナビズム
ここまでご紹介した勉強が続かない対策法の決定的な弱点を挙げるなら、「自分がアクションしなければならない」ことです。
なかには、誰かに引っ張ってもらいたいと感じている人がいるかもしれません。
効率的な勉強法を続けていても、1人だけの学習には限界があります。
自主学習では、分からないままの問題、分かったつもりになっている問題はほったらかしになりがちです。
このような問題を一気に解決するのが、難関私大専門塾マナビズムです。
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こうした疑問がすべて解消できる「自習コンサルティング」で、生徒に合ったオーダーメイドの勉強計画を丁寧に策定します。
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受験勉強がうまくいかないを解決した現役合格生の声
ここでは現役合格者が、受験をどのようにして乗り越えたのかを紹介します。
家では集中できないタイプや、自宅の学習環境が悪い受験生にとって、三好さんのコメントは大変参考になるのではないでしょうか。
やはり睡眠は大切だと体験談でも語っています。
やる気があるのに、勉強法や合格に向けた計画が立てられずに悩んでいた松本さん。
当然ですが、現役高校生は大学受験の経験がありません。
だからこそ、相談できるプロがいることは本当に心強いと感じたことでしょう。
志望大学の過去問をひたすら解いて自信をつけるというのは、とても大切なことです。
出題傾向を肌で感じられるので、受験への不安が和らぎます。
また、作戦と分析を繰り返して得点を伸ばすという手法も参考にしたいですね。
大野さんは勉強法も分からず、勉強する体力もなかったのに、マナビズムを始めてからは長時間の勉強にも慣れ、効率のよい勉強ができるようになったとのこと。
まさに、この記事をお読みの受験生が持つ悩みを解決したと言ってよいでしょう。
https://manaviism.com/ibaraki/19/
志望大学に合格するだけの学力がなかった宮本さん。
試験後でも自信を持てなかったのに、合格できた驚きと喜びをリアルに語ってくれています。
もし、マナビズムに通っていなければ結果は大きく違っていたのかもしれませんね。
受験勉強が続かないときのQ&A
ここでは受験勉強が続かないお悩みや疑問を3つピックアップして、それぞれ回答します。
- 勉強の集中力が続かないときは?
- 勉強が続かないのは病気のせい?
- 勉強の努力が報われないと感じたら?
勉強を続けるために、疑問を解決しましょう。
勉強の集中力が続かないときは?
勉強の集中力が続かない原因を明らかにしましょう。
集中力が続かない原因としてよくあるのは以下のようなものです。
- 勉強中にスマホを触ってしまう
- テレビに気を取られる
- コミックを読んでしまう
ついつい誘惑に負けてしまう場合は、原因から離れる環境に身を置いたり、自制できる方法を考えたりといった対策が必要です。
勉強が続かないのは病気のせい?
病気が疑われる場合は、病院で受診してください。
症状を専門家にしっかりと確認してもらい、不安を解消するのが大切です。
あくまでも一例ですが、
- 「勉強する気が出ない」
- 「勉強に集中できない」
- 「学習したことを忘れてしまう」
こんな症状に心当たりがあれば「受験うつ」の疑いがあります。
家族や学校から進学に関するプレッシャーを強く感じたり、受験勉強が思うように進まず自信喪失したり、他人と比較して劣等感を感じたりしていたらメンタルクリニックを受診しましょう。
大げさに感じるかもしれませんが、厚生労働省の調査結果では高校生の75.5%が勉強や進路について不安や悩みを感じています。
専門家のアドバイスで一気に気持ちが楽になるかもしれませんので、家族と相談して受診しましょう。
勉強の努力が報われないと感じたら?
勉強の成果がなかなか出ない受験生は、学習内容を見直したほうがよいかもしれません。
早起きして頭が冴え渡る朝に勉強したり、記憶が定着しやすい夜に暗記をしたり、勉強時間によって学習内容を変える工夫をしてみましょう。
また、十分な睡眠と栄養バランスのよい食事を摂り、脳のパフォーマンスを高めた状態で勉強するのも大切です。
勉強をしていても結果が出ないとお悩みなら、マナビズムが力になります。
まとめ:勉強が続かず悩んでいるなら対策からはじめよう
勉強が続かない理由や対処法を解説しました。
難関私大受験に合格するのに必要な勉強時間は、およそ1500時間と言われています。
予備校や塾の授業はそのうち500時間ほどで、残り1000時間は自習時間です。
当然、自習時間の勉強効率が大学合格の結果に大きく関係してくるのは言うまでもありません。
勉強が続かずお悩みの受験生は、進学塾も検討してみてください。
- 勉強法や学習計画の相談ができる
- 志望大学の入試問題の傾向が分かる
- メンタル面のサポートがあり勉強を続けられる
このようなメリットは、1人で勉強していては得られません。
悩み苦しむよりも効果的で適切なアドバイスができるプロに導いてもらうことで、心が楽になり、合格までの道のりを最短ルートで歩めます。