英語参考書の使い方|英文解釈・英文法ごとにノートの使い方まで解説

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  • 「英語の参考書は何を使えばいい?」
  • 「参考書を買ったけれど使い方がわからない!」
  • 「英語のノートの使い方がイマイチ…」

英語は、対策したい分野によって参考書が異なります。

手当たり次第に何冊も参考書を購入して、拾い読みだけで終わってしまうのはもったいないです。

参考書は1冊選んだら熟読し、やり込みましょう。

今回は、英語の参考書を使った勉強法からノートの使い方まで解説します。

また、英語の参考書に関する疑問についても回答するので、ぜひ参考にしてください。

英語参考書の使い方は繰り返しが重要

英語参考書の使い方は繰り返しが重要

英語の参考書の使い方は、繰り返しが重要です。参考書には、受験に必要な範囲が網羅されて作成されています。

繰り返し学習する際には、以下のポイントを押さえて学習しましょう。

  • 英語の参考書は1冊を熟読・網羅する
  • 参考書を何度も読み返して演習を繰り返す
  • 参考書の熟語・英文を音読する

拾い読みや途中でやめてしまうと、未読・解いていない問題が出て抜け漏れが生じます。

苦手な単元が登場しても、しっかり読み込んで理解するまでやり込みましょう。

また、頻出する文法を使った例文や、重要な熟語は音読して、リズムや流れで覚えましょう。英語の自然な流れやリズムが身についていると、並べ替え・音読題やアクセント問題にスムーズに答えられるはずです。

参考書は自分にあったものを1冊選び、本番試験でこの問題集の問題・類題が出たとき直感的に答えられるのが理想です。

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おすすめの英語参考書と使い方

おすすめの英語参考書と使い方

英語の参考書を、以下5つに分けて紹介します。マナビズムがおすすめする参考書・使い方・使うタイミングも解説するのでぜひ参考にしてください。

  1. 英単語
  2. 英文法
  3. 英文解釈
  4. 長文読解
  5. 英作文・リスニング編

英単語・熟語編:「システム英単語シリーズ」

システム英単語シリーズは、「ミニマルフレーズ」という数語の単語の集まりで英単語を覚えるコンセプトの単語帳です。

システム単語システムシリーズは、以下3種類に分かれています。

  1. システム英単語Basic
  2. システム英単語
  3. システム英熟語

使う時期は初期〜中期・入試本番まで、英単語終了後〜入試本番までと参考書によって異なります。

システム英単語シリーズ(分類) システム英単語Basic(英単語帳) システム英単語(英単語帳) システム英熟語(英単語帳)
収録語数 必修1500+多義語170 必出2000+多義語180 最重要500+最難関1500
試用期間 入試初期〜入試中期(約2〜3ヶ月) 入試初期〜入試本番 英単語終了後〜入試本番

英文法編:「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」

「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」は、英文解釈の演習教材です。

英文を読むための英文解釈を1から説明した本で、対象レベルは高校基礎〜私大標準レベルとなっています。

分類 英文解釈問題集
問題数 358題
使用時期 入試初期〜入試中期

7月末までに完璧にしておくことで、夏にレベルの高い英文解釈の問題集や長文読解、他の選択科目にも時間を当てられるでしょう。

英文解釈編:「英文の解釈70・100」

「英文解釈70・100」は、「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」の次に使用すべき参考書と言えます。

中堅私大レベルの知識を付けた後で、難関私大の試験レベルに対応できる英文解釈の力を鍛えるために「入門英文解釈の技術70」と「基礎英文解釈の技術100」をおすすめします。

英文解釈70・100(英文解釈問題集) 入門英文解釈の技術70 基礎英文解釈の技術100
問題数 例題70題・練習問題70題 例題100題・練習問題100題
使用時期 入試初期〜入試中期(約2〜3ヶ月) 入試初期〜入試後期(約6〜7ヶ月)

文章量も長く、大学の過去問から抜粋された英文も使用されているため難易度は高いです。「基礎英文解釈の技術100」は「入門英文解釈の技術70」よりレベルが高い参考書になっているため、書店で内容を確認して自分に合ったものを選んでください。

参考書に付属されているCDを活用して演習を繰り返しましょう。

長文読解編:「英語長文ハイパートレーニング」

英語長文ハイパートレーニングは、長文演習用教材です。

問題数は以下の3冊あり、1冊に12題掲載されています。

  • レベル1超基礎編
  • レベル2標準編
  • レベル3難関編
分類 英語長文問題集
問題数 12題
使用時期 入試中期〜入試後期

7月末までに英単語・英文法・英文解釈を学習してから取り組むといいでしょう。

対象レベルは高校基礎レベルから私大難関レベルとなっていますが、レベル1・レベル2・レベル3の問題には差があります。

英作文・リスニング編:「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100」

「ドラゴン・イングリッシュ100」は、英作文における基本的な考え方や、大学入試と相性がよい表現がコンパクトにまとめられています

CDが付属されているため、基本例文を音読しながら学習を進めてください。

分類 英作文・リスニング
問題数 例文100
例題文時期 入試中期(9月)〜後期

英作文の勉強に入る前に、文法・英単語・英熟語・英文解釈・長文読解を先に重点的に勉強し、英文法の基礎を固めておくことは必須です。

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英語参考書とノートを組み合わせた活用方法

英語参考書とノートを組み合わせた活用方法

英語の参考書を使った学習では、ノートを活用しましょう。直接書き込まないことで、繰り返し使えます。ここからは、参考書とノートを組み合わせた活用方法として、以下の内容を確認しましょう。

    1. 英文解釈は見開きでポイントをまとめる
    2. 英文法は苦手な部分に絞って書き込む
    3. 英語長文

英文解釈は見開きでポイントをまとめる

英文解釈ノートは見開きで使い、ノートにポイントをまとめましょう。

空白を作ることで見やすく、書き込みがしやすくなります。おすすめの使い方は、以下のとおりです。

  1. 参考書の英文をコピーまたはノートに書き込む
  2. 英文を自力で文構造の和訳をノートに書く
  3. 解説を読んで正しい答えをノートに書き込む
  4. 未習単語や重要なポイントをまとめノートや英文の下に書き込む
  5. 赤シートで消えるペンを使用して模範解答を書く

ノートを書き終えただけで満足せず、ノートを見返しインプットとアウトプットを繰り返すことが重要です。

例文や模範解答をまとめ参考書の代わりとして代用したり、何度も見直すことで理解度を深めてください。

英文法は苦手な部分に絞って書き込む

英文法のノート活用では、英単語帳と単語帳と併用して苦手な分野だけ書き込みます。

英文法をすべて書き込むのは膨大な量になるため、効率が良いとは言えません。

また、苦手な部分は、色付けや付箋などを活用してみてください。

テストや受験の前に最終確認として活用できる、自分だけの参考書として活用できます。

英語長文

英語長文は、参考書をコピーしてノートに貼る使い方がおすすめです。ノートに書き込む手間が省け、後で見返しやすくなります。

また、コピーの下に空白を作ることで解答の注意点・間違えた文法事項を書き込むことも可能です。

更に、ノートにまとめるのは復習しやすさだけではなく自分が間違えた箇所や理由が一目でわかります。

ヒントや解説、すべてを1つのノートにまとめることで、知りたい情報をすぐに引き出せるのがノートのメリットです。

限られた時間のなかで効率よく、自分が使いやすいように臨機応変にノートを作成しましょう。

英語参考書に関するQ&A

英語参考書に関するQ&A

最後に、英語の参考書に関する疑問として、以下の項目にまとめました。参考書をより活用するために、疑問を解決しましょう。

  • 英語の参考書のルートは?
  • 丸暗記や読むだけでは意味がない?
  • 参考書は周回すべき?

英語の参考書ルートは?

英語の勉強には、大きく分けて以下4つのステージがあります

  1. 正確に訳す
  2. 文章を読む
  3. 問題を解く
  4. 問題演習をする

勉強の全体像を押さえたうえで、自分にあった参考書のルートを選んでください。

以下の記事では、参考書を使うルートをまとめています。どの参考書を選ぶべきか迷った際の参考として活用してください。

丸暗記や読むだけでは意味ない?

参考書の例文・演習問題を丸暗記したり、読んだりするのは、意味がないわけではありません

しかし、文法の読み書きだけでは理解し得点に繋げることは難しいです。

暗記方法や読み方でも、以下の工夫を取り入れてみましょう。

  • 和訳も利用して感覚やフレーズを覚える
  • 例文を自分に置き換えて音読する・ノートに書き留める

書くだけでなく声に出して音読する・CDを活用すると、手と目だけでなく耳を使って学習できるため、有効的です。

英語参考書の周回はすべき?

英語参考書を周回すべきかは、理解度によって異なります

理解が浅いうちは基礎を固めるために、参考書を周回するのが重要です。

しかし、基礎固めができて英語の実力がついてきた中級者は同じ参考書にこだわり続ける必要はありません。

今まで使っていた参考書は復習として活用してください。

まとめ

まとめ

大学受験において、英語は重要な科目です。英語の参考をうまく活用して、受験対策を効率よく進めましょう。

  • 「自分に合った参考書がわからない」
  • 「参考書とノートが使いこなせない」

このように悩む受験生は、マナビズムがおすすめです。キミに合った参考書選びから英語ノートの作り方・正しい勉強法まで丁寧に指導します。英語を苦手科目から得意科目へ、成績アップも可能です。

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