ドラゴン・イングリッシュ基本英文100の効果的な使い方

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ドラゴン・イングリッシュ基本英文100の概要と使用目的

英作文において、一昔は英文を700個おぼえなければならないと言われていた時代があったが、実は、英作文では英文をそこまで覚える必要がないことを証明したのがこの参考書。100文といえど、英作文のエッセンスが凝縮されていて、いろんな英作文に対応できるような基礎力を身に着けることができます。

どのレベルの受験生(社会人)でも使えて、英作文の初心者からでも大丈夫です。ただ、文法・語法・単語(熟語)・英文解釈の基本的なレベルをクリアしてからの方が取り組みやすいと思われます。
 
英作文の勉強法はどうしたらいい?
英作文の勉強に入る前に、長文読解が得点源になるので必ずリーディング(文法・単語・熟語・英文解釈・長文読解)を先に重点的にやっておくべきである。特に、英作文のコアになる英文法の基礎は固めてから英作文やるのは必須。夏に入るまでに英文法の基礎を固める参考書を1冊やっておくこと。(英文解釈の本もできていれば理想。マナビズムでは深めて解ける!英文法OUTPUTをお勧めしている)

次に、夏以降、9月からでいいので、英作文の勉強をスタートさせる。
このドラゴンイングリシュの参考書でも良いし、「大矢の英作文講義の実況中継」「大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳」などといった大矢復のの参考書を使って、英作文の基本を固めていく。

この段階で、英作文の基本的な考え方や、よく使う表現のストックを増やしていく。理想は、英作文の答案を添削してもらうのがよいが、最初のうちは答えの通りになっているかの確認をしてこの表現はどうなんだろう?と迷った時だけ見てもらえる人(学校の先生や塾・予備校の講師など)に質問する程度でとどめておく。

英作文になれていないと、自分で英作文を書くと支離滅裂になっているところが多かったり、そのせいで、添削しまくりで答案が赤になってばかりでやる気を無くす上に、そのうえ答案の書き直しもしなければいけないので、最初に添削をやってしまうと負担が大きくなってしまう。

なので、添削してもらうのは、この参考書1冊が終わって、次の応用段階に入ってからでよい。そのかわり、その段階でやった問題は、絶対解けるようにしておくこと。その日本語を見たら、すぐ英文が出てくるようになるまで解き直しする。それが終われば、次は過去問演習をしていくが、京大・阪大のような本格的な和文英訳や東大・阪大を代表にした旧帝大(私大なら、慶應や青山学院の)自由英作文になってくると、別途志望校別の英作文対策が必要になってくる。

[ドラゴン・イングリッシュ基本英文100の具体的な内容]

100文に絞って、英作文における基本的な考え方や、大学入試で使い勝手のいい表現がコンパクトにまとめられてます。受験生がよく間違える英作文ならではポイント解説が詳しく、英語と日本語のズレを理解した上で難しい日本語の表現をどのようにわかりやすい表現に言い換えて表現しやすい英語にしていくか(例えば、「質」を「どれほどの~なのか」といったように難しい名詞をqualityと答えるのではなく、how+副詞・形容詞~の節を使って説明する)といったポイントがしっかり解説されているので、この考え方を理解していくことが大事。
この参考書で書かれている表現・考え方に関しては何周もやって、完璧に仕上げてください。 

[ドラゴン・イングリッシュ基本英文100の使い方]

1.まず、問題を解いて、自分なりの英文を書く。
この時、日本語で何が言いたいのかを理解して、小学生にも説明できるくらいわかりやすようなレベルにまで掘り下げる(難関大志望者は特にこの考え方が大事)
2.解説を読む。
表現や考え方をしっかり読むこと。

3.復習として、すぐ問題を解く(書きながら覚える)
解説のポイントがちゃんと説明できるかも確認。
4.CDを聞いて、基本例文を音読して、すぐ英文が出てくるようにする。
5.1~100までの例文の日本語見て、すぐに解答通りの英文が出てくるかの確認をする。全部できるまで繰り返す。この参考書は20日(=1日5文)で1周してください。 

[ドラゴン・イングリッシュ基本英文100の注意点]

この100文を覚えるだけでも十分効果はあり、その即効性は高い。私立大の標準レベルなら、この分量でも合格ラインは望める。英作文における基本的な部分は賄えるが、英作文の表現を豊富にするには、文法・語法・単語の力が不可欠である。
それを賄うために、シス単のミニマル・フレーズを書ける(覚えてる単語が口でフレーズが出てくるレベル)ようにしたり「CD2枚付 竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本」「くばり英作文―生きた重要文例418で未来を拓け! 」などの竹岡先生の別の参考書(中央出版または駿台出版)もやっておいた方がいい。

同志社大学の英作文のレベルは基本~標準レベルで、問題によっては満点も可能である。よく、同志社の英作文の講評に「直訳でいける」とか書かれていて、確かにそういった問題が多いが中には、そのまま訳すと大幅に減点される可能性もある問題も出題されていたため(「~だが」の日本語をbut/howeverに訳してはいけない設問もあったり訳す必要のない日本語や、言い換えて訳さないと減点対象になるものも)

この参考書を使って、英作文の考え方や、その論理・基本的な文法の知識は完璧にしておいてほしい。関西学院大学の文系の学部個別日程の英作文(全学部日程に関しては今のところ出題なし)に関しては、基本~標準レベルで、上記で述べたような英作文の参考書を1冊やるだけで十分に思われる。その上、英文法や熟語の基本的なところをしっかり固めるべきである。

上記でも述べたが、これらの英作文の参考書を使う時期としては、最低は文法・語法、出来れば英文解釈の入試基礎~標準レベルの参考書を終わらしてから取り組むこと。時期は9月には始めること。勉強のペースが遅れてても、11月に始めること(この場合は英作文の本を急ぎ足でやること)。本格的な和文英訳や自由英作文があるところに関しては、遅くても9月には初めてしまうこと。
関連:関関同立・MARCHなど難関私大に合格するための英語の勉強法!

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