大学受験に失敗して浪人した場合は?合格するために必要なこと

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  • 「浪人してるけど本当に合格できるのかな?」
  • 「浪人生が合格するのに必要なことが知りたい」
  • 「浪人するメリット・デメリットはなんだろう?」

前回の大学受験に失敗して浪人している受験生の中で、浪人しても合格を勝ち取るために必要なことを模索している人は多いです。

この記事では、浪人生が大学受験で合格するために必要なことを解説します。

メリット・デメリットから、予備校の選び方まで解説するので、浪人を考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。

大学受験で浪人生が合格を勝ち取る方法

大学受験で浪人生が合格を勝ち取る方法

浪人生となった場合、前回と同様な受験結果は誰も望んではいないはずです。

志望校の合格を勝ち取り、いいキャンパスライフを送りたいと思い、勉強に励んでいるでしょう。

浪人生が大学受験の合格を勝ち取るためには、以下の3つの方法があります。

  • 勉強に集中できる環境に身をおく
  • 受験の失敗を分析して修正する
  • 過去問演習など復習を繰り返す

それでは、順番に解説していきます。

勉強に集中できる環境に身をおく

浪人生の場合、最も重要と言っても過言ではないのが、勉強に集中できる環境に身をおくことです。

浪人生は学校に通わないことから、自由な時間が多いです。

予備校に通えば、授業を受けて自習もできるので勉強に集中しやすいですが、その他の時間は基本的に家にいることになります。

家だと、テレビやゲーム、ベッドなど誘惑するものが多くあるので、勉強をいくらでもサボれる環境にいます。

予備校で学んだことをできるようにするには、予備校にいる以外でも勉強時間が必要です。

あらかじめ勉強に集中できるように、家で勉強用の部屋を作ったりカフェや図書館に行くようにするなど、自ら環境を作ることが大切です。

受験の失敗を分析して修正する

前回の受験に失敗して浪人しているわけなので、昨年と同じ勉強方法では同じ結果となります。

大事なのは、前回の受験で「なぜ合格しなかったのか」を考えることです。

前回の受験結果を分析して、自分に足りなかったところや得点できなかった分野などを把握するべきです。

分析すれば、自分の課題や修正点が明確にできるので、克服できるように対策に臨めます。

前回の受験の反省を活かせれば、同じ失敗を繰り返さないようになります。

まずは、前回の受験結果から失敗の分析をして修正することが必要です。

過去問演習など復習を繰り返す

過去問演習などの復習は、志望校合格を勝ち取るための受験勉強には欠かせません

前回の受験で復習の量をこなしたから大丈夫と思っていても、引き続き取り組まなければ出題傾向や内容などを忘れてしまいます。

忘れてしまっては、応用問題に対応できなくなり、得点力アップが見込めません。

前回の受験勉強で取り組んだ内容を忘れないためにも、過去問演習や授業で取り組んだ内容などの復習を繰り返すことが大切です。

大学受験で浪人生として合格を目指すなら

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浪人生は、徹底した自己管理と現状の分析を行わなければなりません。

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そもそも大学受験の浪人率はどの程度?

そもそも大学受験の浪人率はどの程度?

浪人生の中には、大学受験に失敗して浪人する人がどのくらいいるのか気になる人も多いです。

令和元年に文部科学省が行った、学校基本調査をもとに、以下の表にまとめてみました。


性別
合格者数 18歳の合格者数 現役進学率 浪人率
男性 340,347人 251,463人 73.9% 26.1%
女性 290,926人 238,521人 82.0% 18.0%

男性の方が浪人している人が多いことがわかりますが、男女合わせても約20%の人が浪人しています。

つまり、大学受験では5人に1人が浪人しているということです。

結果から考察するに、浪人はそこまで特別ではないでしょう。

大学受験で志望校を浪人して狙うメリット

浪人して志望校を狙うメリットは、以下の3つです。

  • 志望校のレベルは下げなくて済む
  • 勉強習慣を身につけられる
  • 精神的に強くなれる

それでは、順番に解説していきます。

志望校のレベルは下げなくて済む

浪人する際に、志望校のレベルは下げた方がいいのではないかと心配する声が上がります。

しかし、志望校のレベルは下げなくて済むのが浪人のメリットです。

理由は、狙った大学のために多くの時間を費やせるからです。

前回の受験では、予備校に通ってはいたものの、平日は学校があったので限られた時間の中での試験対策がほとんどだったでしょう。

浪人すれば、学校へ行くこともなく、予備校での授業と自習室での復習、予備校以外にも勉強に費やせる時間ができます。

それだけ、志望校に特化した勉強時間が確保できるということです。

志望校に特化した勉強時間が増えれば、今まで以上に入念な対策ができます。

勉強習慣を身につけられる

浪人生の生活は、基本的に勉強に集中できる生活です。

予備校がない日であれば、自習室に行かなくても家で勉強に取り組む時間が多くできます。

前回の受験で失敗しているからこそ「今度は失敗できない」という強い気持ちが芽生えるため、がむしゃらに勉強に取り組めるでしょう。

そのため、次の受験に向けて、長時間集中して毎日勉強することで、勉強する習慣が身につくのです。

浪人生活で得た勉強する習慣は、勉強だけでなく、何事にも一生懸命に取り組む力が養われます。

精神的に強くなれる

1年間いろんなことを我慢して勉強に集中して取り組むので、精神的に強くなれます

前回の受験結果から、何が悪かったのかを分析して改善しなければなりません。

分析して改善するのは、簡単そうで意外と難しく、時間も多く費やします。

やがて習慣となるので、勉強以外にも精神面で強くなれます。

大学受験で志望校を浪人して狙うデメリット

大学受験で志望校を浪人して狙うデメリット

浪人生であることのメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。

主なデメリットは、以下の3つです。

  • 誘惑が多い
  • 精神的に辛い
  • よい大学に入れるとは限らない

それでは、順番に解説していきます。

誘惑が多い

先述したとおり、浪人生活は学校へ行かない分、使える時間が増えます

もちろん、使える時間が増えるので勉強時間に当てるのが本望ですが、中には多くの誘惑が潜んでいます。

  • 好きなテレビ番組
  • 大学に進学した同級生からの遊び
  • 疲れて休憩する際のベッド

上記3つはあくまで一例ですが、他にも多くの誘惑があります。

使える時間が増えると、誘惑に負けてしまい勉強ができない悪循環に陥る可能性があります。

精神的に辛い

5人に1人の割合で浪人する人がいるとはいえ、同級生ではほとんどが大学に進学している状況です。

そのため、現役で合格した周りの友人とつい比較してしまい、精神的に辛くなることがあります。

また、浪人したことで友人や家族からの目が気になり、次の受験で必ず合格しなければいけないと余計に重圧を感じてしまいます。

重圧を感じながら勉強しても、内容が頭に入りづらいです。

精神的に辛いと感じた場合、比較対象を過去の自分に向けるとよいです。

浪人になったからといって、同級生より劣っていることはありません。

浪人になってしまったことを受け入れ、過去の自分と比較して前に進んでいるかを比較すれば、少し重圧は軽減できます。

精神的に辛くなるのはデメリットかもしれませんが、重圧を抱えすぎないように周りと比較しすぎるのはやめましょう。

よい大学に入れるとは限らない

浪人したからといって、必ずしもよい大学に入れるとは限りません

主に独学で学んだ場合、失敗した原因を追求しなければ、勉強の効率は高まらないです。

効率が悪ければ、また前回と同様な受験結果となってしまいます。

ただ量をこなしているだけでは意味がないので、効率よく勉強する必要があります。

よい大学に入るには、質のよい勉強を心がけましょう。

大学受験で浪人生が通う塾・予備校の選び方

大学受験で浪人生が通う塾・予備校の選び方

浪人生の中には、引き続き塾や予備校に通うか迷っている人もいます。

浪人生が塾や予備校を選ぶには、以下の3つのポイントで選びましょう

  • 理由や目的が明確になるか
  • 浪人生に手厚いサポートがあるか
  • 徹底した勉強計画を組んでもらえるか

それでは、順番に解説していきます。

理由や目的が明確になるか

塾や予備校に通うと決めた場合、ただ通うだけではお金と時間の無駄になります。

大切なのは「なぜ通うのか」を明確にすることです。

通う理由や目的が明確になれば、自分が学ぶべきことも明確にできるので、志望校合格に向けて質のいい対策ができます。

効率よく勉強できれば、実力がアップできるので、合格に近づけられるのです。

まずは、自分が検討している塾や予備校に通う理由や目的を明確にしておきましょう。

浪人生に手厚いサポートがあるか

浪人生に合わせた手厚いサポートがあるかで選ぶのも1つの手段です。

塾や予備校では、大学受験に特化してカリキュラムを組みます

しかし、だからといって予備校に通い始めてただ闇雲に勉強していては、非効率的です。

浪人生にはどんな努力が必要で、どんなことを意識して学ぶべきかなど、しっかりとサポートしてくれる予備校で勉強することが必要です。

サポートがしっかりしていれば、自分の課題や対応策が明確にできるので、手際よく受験勉強に取り組めます。

予備校を選ぶ際は、浪人生向けにサポートがしっかりしているところを選びましょう。

徹底した勉強計画を組んでもらえるか

浪人生は受験勉強に多くの時間を費やせるのが特徴です。

だからこそ徹底した勉強計画を練るのが、効率よく勉強するのに必要です。

塾や予備校によって、自分の学力を踏まえた上で、受験本番までの勉強計画を立ててくれるところがあります。

しっかりと計画を立てることで、スムーズに勉強ができるので、頭に入りやすいです。

よって、授業で学んだことができるようになり、得点力アップに繋がります。

まずは、浪人生向けに徹底した勉強計画を組んでもらえる塾や予備校を検討しましょう。

大学受験の浪人に関するQ&A

大学受験の浪人に関するQ&A

大学受験の浪人に関する疑問に感じている、以下の項目に回答します。

  • 大学受験の浪人は予備校にいくべきか?
  • 浪人生活を失敗しないために意識することは?
  • 浪人生活の不安はどうやって乗り切ればいい?
  • 浪人生が大学受験の当日に着る服装は?
  • 浪人生は大学受験に失敗すると就職に不利?

それでは、順番に解説していきます。

大学受験の浪人は予備校にいくべきか?

A.予備校に通うべきだといえます。

浪人生活は、使える時間が多いですが、その分誘惑も多くなります。

前回の受験時よりも勉強に集中しやすい環境で取り組む方がいいです。

そのために、勉強しやすい予備校に通うのはおすすめできます。

また、予備校によっては、浪人生向けに手厚いサポートがあるところもあります。

前回の受験結果を踏まえて、勉強方法や計画などを教えてくれるので、勉強しやすいでしょう。

浪人生活を失敗しないために意識することは?

A.誘惑に負けないことです。

浪人生活は使える時間が多いので、勉強以外のことにも気が向きやすいです。

誘惑に負けてしまうと、勉強に時間を費やせなくなり、覚えるべきことが覚えられません。

まずは、誘惑に負けずに、勉強に集中するよう心がけましょう。

浪人生活の不安はどうやって乗り切ればいい?

A.実力アップのために、ひたすら勉強を続けるのがいいです。

浪人生活で不安に感じる理由は、成績が上がるのか、志望校に合格できるのかを考えてしまうからです。

仕方がないことですが、いくら悩んでいてもその不安は解消されずに、むしろ考えるだけで不安が増します。

解消方法としては、とにかく続けるしかないです。

実力をあげれば不安も少しずつ解消され、自信がついてきます。

自分の苦手な分野や課題などを分析して改善しましょう。

浪人生が大学受験の当日に着る服装は?

A.寒暖に対応できる服装がいいです。

面接試験ではスーツを着るのが望ましいですが、一般入試であれば寒暖差に対応した私服で十分です。

外と試験会場では温度が全然違うので、寒さだけに対応した服装だと試験会場で暑くなり、集中力の定価に繋がります。

寒暖差が調節できるように、前開きのパーカーやカーディガンなどがおすすめです。

浪人生は大学受験に失敗すると就職に不利?

A.大学受験に失敗したからといって、不利になることはありません

日本の企業の場合、一般的に2年遅れまでが新卒扱いとして企業から採用されます。

2浪までは現役で合格した人と同じく、新卒扱いです。

就職に不利になると思われる理由は、浪人と聞くと響きが悪く勉強に対しての取り組みが悪いという見方をされるのではと心配しているからでしょう。

浪人したからといってその人の価値観が変わるわけではないので、心配は無用です。

まとめ:誘惑に負けない勉強計画を立てよう

まとめ:誘惑に負けない勉強計画を立てよう

浪人生から志望校合格を勝ち取るためには、誘惑に負けずに勉強に集中できる環境で取り組む必要があります。

一見できそうに感じますが、意外と誘惑が多いので、徹底した自己管理が重要です。

もし、浪人生で受験合格を勝ち取りたいと強く思うのであれば、以下の3点は必ず肝に銘じておきましょう。

  • 勉強に集中できる環境を作る
  • 前回の受験の失敗から分析して対策する
  • 復習を怠らない

しっかりと意識して取り組めば、きっと志望する大学への合格を勝ち取れます。

ぜひ、この記事を参考にしていただき浪人生活を充実したものにしてください。

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