富井の古典文法をはじめからていねいにの効果的な使い方
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富井の古典文法をはじめからていねいに
富井の古典文法をはじめからていねいにの使用目的と概要
この参考書は古文が苦手の受験生が最初に古典文法を勉強するのにおすすめの参考書です。
古文を攻略する為には、いきなり読解に入るのではなく、文法や単語のインプットから入る必要があります。
そして、文法をインプットする際には2冊の参考書を並行して進めていくのが効率的です。
1冊は文法事項の解説書、もう一冊は演習形式の参考書です。
富井の古典文法をはじめからていねいには解説書にあたるので、ステップアップノート30などの演習系の参考書と並行して勉強するようにして下さい。
古文が苦手だという受験生が古文を出来るようになる為には、徹底的に反復する事で知識を定着させる必要があります。
一通り勉強し終わったら、文法参考書の目次を見て、「勉強したことがあるけどちゃんと覚えていない」と思う部分を重点的に復習して下さい。
1周を徹底的にやるよりも、スピード重視で2,3周やる方がはるかに効率的です。
富井の古典文法をはじめからていねいにの具体的な内容
全6章に分かれており、1章から用言の活用、2章が助動詞、3章が助詞、4章が副詞、5章が語の識別、6章が敬語という構成になっています。
富井の古典文法をはじめからていねいにの使用法
1.本冊を読んで理解する。
この時、必ず章毎に進むこと。
CDを使用するとなおよい。
2.該当の章おリンクした部分を問題集で解く。
「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」との対応箇所
第一章 ⇒ 1~5
第二章 ⇒ 6~18
第三章 ⇒ 19~23
第四章 ⇒ なし
第五章 ⇒ 26~30
第六章 ⇒ 24~25
3.2周目以降は別冊でなんども復習する。
富井の古典文法をはじめからていねいにの注意点
この参考書だけで、関関同立に合格出来る古典文法レベルに到達する事は出来ませんので、必ずステップアップノートと並行して学習して下さい。
関関同立の中で、文法を文法問題として直接設問にしてくるのは、関西学院大学・同志社大学・立命館大学の3校ですが、志望が関西大学の場合であっても、記述式の現代語訳を解く為に文法的知識は必要不可欠です。
関西大学を志望する場合は、インプットからアウトプットの流れを意識して、単語・文法⇒長文読解の流れで勉強していくべきでしょう。