【世界史編】専修大学の入試対策・オススメ参考書

本記事では専修大学の世界史の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。専修大学は日東駒専の「専」の部分を占める大学です。東京都、神奈川県を主に2つのキャンパスがあり 、全7学部で約2万人が学んでいます。偏差値は50前後となっています。

はじめに

専修大学の世界史は日程・方式によって出題内容は異なっていますが、出題形式はどれも同じになっているので、過去問演習する際は学部・学科問わず行ってもらって構いません。自分が受験予定の日程・方式のものから過去問演習していきましょう。本記事では専修大学の世界史の傾向と対策について紹介していきます。

入試傾向と対策

それでは今から駒澤大学の世界史の各学部の概要と特徴について紹介していきます。

概要

• 試験時間：60分
• 配　　点：100点
• 目標点　：7.5割
• 問題数　：50問
• 形　　式：マーク式
• 構　　成：大問3題

傾向

専修大学の日本史は日程・方式により内容が異なっていますが、出題形式は同じです。文章問題の出題がほとんどで、複数の文章が出題される場合もあります。文章問題の内容は下線部に関する語句問題や正誤問題、空欄補充問題が中心となっています。

語句や正誤問題のレベルは標準的なものが多く、空欄補充問題も5択の選択肢から選ぶ形式なのでそこまで難易度は高くありません。史料が出題されることもあり、個別学部日程において史料の出題が多い傾向にあります。地図問題やイラストが出題されたこともあるので、重要な出来事における基本的な各国の位置関係など資料集を見て把握しておく必要があります。

対策

専修大学の世界史の対策には語句問題、正誤問題、空欄補充問題の対策が必要になってきます。語句問題・正誤問題はそのテーマの内容や通史の理解が必要になるので、教科書や通史の参考書を読み組む必要があります。語句としては標準的なものが多いので、重要な語句をチェックしつつ理解できるまで何周を読み込みましょう。

空欄補充問題は文章中の年号や関連している語句をヒントに埋めていくので、上記のように通史の理解も必要になるため、上記で述べたとおり教科書や通史の参考書を読み込み、重要語句も少しづつ暗記していきましょう。ある程度通史の理解ができたら、並行して一問一答などで語句の暗記も行なっていきましょう。標準レベルの語句を優先的に徹底暗記していきましょう。

オススメ参考書・問題集

それでは今から世界史のオススメの参考書をインプット用参考書とアウトプット用参考書に分けて紹介していきます。

インプット用参考書

「時代と流れで覚える！世界史B用語」の使い方！
＜特徴＞
この参考書は専修大学の世界史の文章問題の対策に必要な通史や時代の流れを理解できる参考書です。重要語句を時代の流れに沿って暗記できるので、空欄補充問題はもちろん語句問題や正誤問題の対策にもなります。

＜使用時期＞
目標習熟期間は3ヶ月
入試初期〜入試本番まで使い続けましょう。「世界史B一問一答」と並行して進めていく。最初は一周を1ヶ月程度のペースで進めていき。徐々にペースを上げていく。

「世界史資料集」
＜特徴＞
専修大学の世界史は地図問題やイラストが出題されることもあるので、通史のインプットする際は資料集をいつでも参照できるように必ず準備しておきましょう。

＜使用時期＞
勉強中にわからないところがあれば参照する。毎ページづつ進めていくものではない。

アウトプット用参考書

「世界史B一問一答完全版」の使い方！
＜特徴＞
センターレベル〜難関レベルまで世界史の語句が網羅されている一問一答です。
この一問一答の★★★マークと★★マークの語句が暗記できれば専修大学の世界史の空欄補充・語句問題は問題なく対応できます。問題文も丸ごと一緒に覚えてしまうのがいいでしょう。

＜使用時期＞
「時代と流れで覚える！世界史B用語」と並行しながら進めていく。教科書でその日読んだ範囲の知識をこの一問一答で確認する。
※1周目の通史のタイミングでは使用しないでください。どうしても一問一答を指示すると、語句暗記が中心となり覚えやすい反面、流れ等は理解できず、問題に対応できるインプットができません。

「世界史スピードマスター」の使い方！
＜特徴＞
この参考書は標準的なレベルの語句の空欄補充式の問題集です。どのような文脈でその語句が出題されるのかを知ることができるので、語句問題・空欄補充問題の対策にオススメです。語句のレベルも専修大学の世界史と同程度なので本番レベルに近い感覚で問題に取り組むことができます。

＜使用時期＞
入試中期〜入試後期にかけて使用する。

「全レベル問題集世界史B③」
＜特徴＞
日東駒専・産近甲龍レベルの問題が実際の入試問題に基づいて多数収録されている参考書。正誤問題・語句問題はもちろん様々な出題形式の問題が出題されています。

＜使用時期＞
「世界史スピードマスター」終了後に使用する。

「センター試験過去問 世界史」
＜特徴＞
センター試験の過去問は専修大学の世界史のレベルと同程度なので、センター試験の演習は専修大学の対策になります。正誤問題の出題が多いので、センター試験の過去問演習を通して正誤問題を得点源にできるようになりましょう。

＜使用時期＞
「全レベル問題集世界史B ③」終了後に使用する。

まとめ

※2月から開始した場合！

紹介したオススメ参考書を使用した際の世界史の年間学習スケジュールはこの様になります。各学部の概要で紹介したとおり、学部によって出題形式や出題分野が異なります。

入試勉強を始める際は自分の志望学部の傾向にあった勉強を行いましょう。ぜひ参考にして専修大学の世界史の目標点を取れるようにしましょう。