【理系数学編】京都産業大学の入試対策・オススメ参考書

KYOTO-SANGYO

はじめに

本記事では京都産業大学の理系数学の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。京都産業大学は京都府京都市北区上賀茂本山に本部を置く日本の私立大学です。キャンパスは神山キャンパスのみで、10学部18学科が設置されており、約1万3000人の学生が学んでいます。関西の主な難関私立大学を指す産近甲龍の『産』の部分を占めている大学です。

偏差値としては45.0~55.0で、就職・進路決定率は約98.7%(2018年度)となっています。
京都産業大学の偏差値・合格最低点の詳細についてはコチラ!

近年の京都産業大学の理系数学の一般入試では前期・中期・後期すべてで数学が必須科目となっています。
理系数学を採用している学部は理学部・情報理工学部・生命科学部です。出題形式はどの入試日程も同じであるため、過去問演習の際はさまざまな入試形式・古い年度のものも使用し、演習慣れをすることをオススメします。

概要

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点満点
  • 目標点 :80点
  • 問題数 :約15問(一題あたり5問)
  • 形  式:全て記述形式
  • 構  成:大問3題

大問[Ⅰ]小問集合
大問[Ⅱ] 主に数学A・Bの内容からの出題
大問[Ⅲ]主に数学Ⅲからの出題

傾向と対策

それでは今から京都産業大学の理系数学の大問毎の傾向と対策について紹介していきます。

大問[Ⅰ]について

大問[Ⅰ]は小問集合となっています。
出題範囲としては数学ⅠA・ⅡB・Ⅲの内容からまんべんなく出題されます。難易度としては基本的なものばかりであるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう日頃の演習の段階から注意しましょう。まずはじめに「スバラシク面白いと評判の初めから始める数学」シリーズに取り組み、解法パターンをインプットするようにしましょう。

 
初めから始める数学」の使い方!
<特徴>
他の参考書と比べて解説量が2倍以上あり非常に噛み砕いて丁寧に説明されているため数学に対して苦手意識を持っている人や高校数学初学者にも分かりやすい参考書となっています。また、説明文が話し口調で書かれていることも大きな特徴の1つです。この参考書は問題数が多くないため、解き方のパターンをインプットした後は(または並行して)問題集に取り組むことをおすすめします。

<使用時期>
入試初期(1ヶ月1冊)
高校数学が全く分からない状態で受験勉強を始めるのであれば、開始と同時にこのシリーズの数学Ⅰに取り組みましょう。
2月から受験勉強を始める場合は、2月に数学Ⅰ、3月に数学Aといったように1冊を完成させるために1か月を費やすイメージで進めていきましょう。基本的な解法パターンを理解し、インプットした後は(または併用して)「数学I・A-基礎問題精講-」(シリーズ全3冊)に取り組みましょう。

  
数学 基礎問題精講」の使い方はコチラ!

<特徴>
例題・精講・解答解説・演習問題が見開き1ページに掲載されているため、非常に見やすいレイアウトとなっています。
精講とはその例題を解く際に必要な公式などが説明されている部分のことです。この部分があることで、他の問題に応用する力を身につけることができるでしょう。
ただし、演習問題の解説が十分ではないといった欠点があるため理解が不十分でないと感じた部分に関しては先述した「初めから始める数学」に戻って確認するようにしましょう。

<使用時期>
5月~8月
前述したように解説が十分ではない部分があるため、高校数学初学者に適した参考書であるとは言い難いです。つまり前出の解説系参考書などを利用し、解法や公式を「覚えた」ではなく「理解した」状態にしてからこの参考書に取り組むことが理想的です。
以上が大問[Ⅰ]に対する対策になります。

大問[Ⅱ]について

大問[Ⅱ]は主に数学A・Bからの出題となっています。具体的には整数、確率、ベクトル、数列です。
難易度は標準とされていますが、後半に進むにつれて複雑な問題も出てくるため、自分が正解できる問題を確実に得点につなげられるようにしましょう。大問[Ⅱ]の大きな特徴として、誘導形式であることが挙げられます。この形の出題はセンター試験でされることが多いため、演習には「センター試験過去問研究-数学I・A・II・B」をおすすめします。


センター試験過去問研究数学ⅠA・ⅡB」の使い方!
<特徴>
過去実際にセンター試験で出題された問題が掲載されています。54回分という豊富な問題量も大きな特徴の1つです。
解説も十分についていますが、万が一理解できない部分がある場合は前出の解説系参考書や学校の教科書などに戻って確認するようにしましょう。

<使用時期>
解法パターンや公式などを演習などを通して理解した後に使用することが望ましいです。つまり、夏休み明けの9月から過去問演習を始める冬前に取り組むことが理想的です。以上が大問[Ⅱ]の大きな特徴である誘導問題に対応するための具体的な対策となります。

大問[Ⅲ]について

大問[Ⅲ]では数学Ⅲからの出題が目立ちます。特に微積分の範囲は頻出です。
難易度は大問[Ⅱ]と同様に、標準的なものから後半に進むにつれて難しいものになっていきます。数学[Ⅲ]の範囲は一般的に計算量が多いとされているうえに京都産業大学の場合60分という短い時間で計算を終えて問題に解答する必要があるため複雑な計算に慣れておく必要があります。計算力をつけるためにおすすめしたい参考書が「合格る計算-数学III-」です。


合格る計算-数学Ⅲ-」の使い方!
<特徴>
解説が非常に充実していることが大きな特徴の1つで受験生がやりがちな遠回りをすることになる計算方法を的確に提示したうえでそれよりも簡潔に短時間で計算できる方法を説明しています。
数学Ⅲはパターン問題を理解し暗記するだけで攻略できると言われており、その中で計算方法に関しても暗記すれば正解にたどり着けるものが多くあるため前出の解説系参考書や学校の教科書などで土台となる知識を身に着けてから、この参考書を用いて計算方法までも暗記してなるべく時間をかけずに解けるようにしましょう。

<使用時期>
9月~10月
前述したように、解説系参考書や教科書などで土台を固めてから取り組むことをおすすめします。つまり、使用時期としては夏休み明けから過去問演習を始めるまでとなります。最後は「赤本」を用いて実際の入試問題に触れ、傾向や時間配分を自分自身で確認するようにしましょう。


「京都産業大学の赤本」
<特徴>
実際に京都産業大学で出題された問題が掲載されています。合格者の最低点などの情報が掲載されていることも大きな特徴の一つです。

<使用時期>
11月以降が理想的だと言えます。
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

まとめ

大問ごとの傾向と対策について紹介してきましたが、1年間の勉強の流れとしては上記の流れになります。
まず始めるべきは数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bの基本的な問題の解き方のパターンのインプットです。いずれも1度で終わらせず、何度も復習するようにしましょう。その後、それぞれの演習系の参考書を用いて何度も実戦演習をし、秋以降は赤本の演習に取り組めるようにしましょう。

また、先の参考書で疑問点などが生じた場合は解説を読んで「分かった気」にならず、前の講義系参考書や教科書などに戻って公式などの再理解をすることも大切です。そして、冬にかけて京都産業大学の赤本を用いてより実践的な演習を積むようにしましょう。

ぜひ参考にして京都産業大学の数学の目標点である80点以上を取れるようにしましょう。
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