【数学編】同志社女子大学の入試対策・オススメ参考書

更新日: (公開日: DOSHISHA-WU

はじめに

本記事では同志社女子大学の数学の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。同志社女子大学は京都の今出川キャンパスと京田辺キャンパスに6学部11学科を擁し、約6500人の学生が学ぶ大学となっています。

偏差値としては50前後で、就職・進路決定率は98.5%(2017年度)となっています。
同志社女子大学の偏差値・合格最低点の詳細についてはコチラ!

同志社女子大学の数学は学部学科により異なっており、推薦入試(薬学部医療薬学科・表象文化学部日本語文学科・生活科学部食物栄養科学科食物科学専攻・同学科管理栄養士専攻を除く)と前期日程となっています。そのため、数学の対策をする際には自分が受験する学部学科の範囲を調べた上で対策をすることが必要です。出題形式については大きな変動はなく、過去問演習の際は古い年度のものも使用し演習慣れをすることをオススメします。

入試概要

同志社女子大学では、推薦入試、薬学部の前期日程とその他の学部学科で出題範囲が異なっています。

【推薦入試(S・C)適性検査】

  • 試験時間:2教科で90分
  • 配点:150点
  • 目標点:7割
  • 問題数:56問(空欄1つを1問と換算)
  • 形式:全てマークシート方式
  • 構成:大問3題

【第1問】小問集合(数ⅠA)
【第2問】小問集合(数ⅠA)
【第3問】小問集合(数Ⅱ)

【薬学部 / 前期日程】

  • 試験時間:60分
  • 配点:100点
  • 目標点 :7割
  • 問題数:72問(空欄1つを1問と換算)
  • 形式:全てマークシート方式
  • 構成:大問4題

【第1問】小問集合(数ⅠA)
【第2問】小問集合(数ⅡB)
【第3問】微分・積分(数ⅡB)
【第4問】微分(数ⅡB)

入試傾向と対策

それではこれから同志社女子大学の数学の傾向と対策について紹介します。

【推薦入試】

推薦入試では、すべての大問で基礎的な問題が出題される傾向にあります。そのため、学校の教科書レベルの問題を確実に回答できるようにしておくことが重要です。

そのため、学校の教科書や定期試験のレベルの土台を固めるために「スバラシク面白いと評判の初めから始める数学」シリーズⅠ・A・Ⅱ・Bを完成させるようにしましょう。(画像は数学Ⅰ)


<特徴>
同目的の他の参考書と比べて解説量が2倍以上あること、解説が噛み砕いて丁寧に説明されていることなどから、数学に対して苦手意識を持っている人や高校数学初学者にもやさしく、分かりやすい参考書として知られています。説明文が話し口調で書かれているため親しみやすいという点もこの参考書の大きな特徴の1つです。

これは問題集ではなくあくまで参考書であるため、問題数がそれほど多くはありません。問題演習を目的とする参考書ではないため、解き方のパターンをインプットした後は(または並行して)問題集に取り組み、知識をすぐにアウトプットできる状態にすることをおすすめします。

<使用時期>
受験勉強を始めたら、まず初めに取り組みましょう。

難易度は比較的易しめであるといえますが、後半に進むにつれて複雑な問題も出てくるため、自分が正解できる問題を確実に得点につなげられるようにしましょう。

同志社女子大学の数学の大きな特徴として、マークシート方式であることが挙げられます。この形の出題はセンター試験(現・共通テスト)でされることが多いため、前出の参考書を一通り終えたあとの演習には「センター試験過去問研究-数学I・A・II・B」をおすすめします。


<特徴>
過去実際にセンター試験で出題された問題が掲載されています。54回分という豊富な問題量も大きな特徴の1つです。

解説も十分についていますが、万が一理解できない部分がある場合は前出の解説系参考書や学校の教科書などに戻って確認するようにしましょう。

<使用時期>
前出の「初めから始める数学」シリーズを用いて基礎的な内容のインプットが済んだあとが望ましいといえます。

【一般入試】

薬学部のみで採用されている一般入試数学の難易度は、推薦入試と比較すると若干難易度が上がります。そのため、薬学部を志望し一般入試を受ける予定の受験生は上記の問題集に加えて「基礎問題精講」シリーズに取り組み、複雑な問題に解答できるようにしておくことで、確実に得点に結びつけられるようにしておくと安心です。


<特徴>
例題・精講・解答解説・演習問題が見開き1ページに掲載されている、非常に見やすいレイアウトの参考書です。精講とはその例題を解く際に必要な公式などが説明されている部分のことを指します。精講の部分を深く理解することで他の問題に応用する力を身につけることができます。

ただし、演習問題の解説が十分ではないといった欠点があるため、理解が不十分でないと感じた部分に関しては教科書や教科書レベルの内容をかみ砕いて説明した易しい解説系参考書などに戻って公式や解き方のパターンをもう一度確認するようにしましょう。

<使用時期>
センター試験過去問と同時並行で取り組むことがベストであるといえます。
最後に「同志社女子大学の赤本」に取り組み、時間配分等を意識した実践的な演習を行いましょう。


<特徴>
実際に同志社女子大学で出題された問題が掲載されています。合格者の最低点などの情報が掲載されていることも大きな特徴の1つです。

赤本に取り組むときは、

・どの分野が出題されるのか(微分が多いのか図形問題が多いのかなど)
・制限時間内に終わる問題の量なのか
・問題はどのように出題されるか
・自分は今どの分野を苦手としているのか

などを意識して取り組むようにしましょう。

ただ、実際に赤本をどの時期にどれくらいやるべきかは受験生の現在の実力などによって異なります。自分は「いつから・何年分取り組むべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?

<使用時期>
過去問演習は、早くからすればいいものではありません。基礎が固まり、問題演習をするようになってから始めるようにしましょう。ペースとしては、9月は2回ほど、10月には2~4回、11月には毎週行うようにしましょう。そして、12月、1月には自分の演習結果を見て回数を考えましょう。

まとめ

これまで同志社大学推薦入試と一般入試の傾向と対策について解説してきましたが、どの大学を受けるとしても、必要となる力は同じです。

まず学校の授業や教科書レベルといった基本的な内容を理解・インプットしたうえで、より実際の入試と似た形で演習を行っていく用にしましょう。大学受験はこのように各大学によって傾向と対策が異なります。今まで志望校の傾向と対策を意識した勉強はできていたでしょうか?

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