【関関同立】英語の大問別戦略まとめ|配点・目標点・時間配分を解説‼

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目次

はじめに

「関関同立の英語、大問ごとに何分で解けばいいの?」「目標点はどれくらい?」——過去問演習が本格化する秋、こうした悩みが一気に増えます。同じ関関同立でも、大学ごとに大問構成も配点も、狙うべき戦略もまったく違います。ここを知らずに闇雲に解いても、点数は安定しません。

こんな人におすすめの記事です!

・関関同立志望で、英語の大問別の攻め方を知りたい
・各大学の目標点・時間配分の目安が知りたい
・過去問演習を、本番を想定して進めたい
・大学ごとの英語の特徴・注意点を押さえたい

先に結論をお伝えすると、関関同立の英語は「大学ごとに大問構成・配点・戦略がまったく違う」。大学別に、目標点と時間配分を決めて演習することが合格への近道です。

この記事では、関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の4大学について、英語の大問別戦略(構成・配点・目標点・時間配分・注意点)を、関関同立専門塾マナビズム豊中校舎が解説します。過去問演習に、そのまま活かしてください。

まず知っておきたい「共通の考え方」

各大学の話に入る前に、4大学すべてに共通する大切な考え方をお伝えします。

目標点は「合格最低点」から逆算する

関関同立は、いずれも合格最低点が高めです。そのため、英語も安定して8割前後を狙うのが一つの目安になります(大学・学部により異なります)。まずは志望大学・学部の合格最低点を確認し、そこから英語で何点必要かを逆算しましょう。

過去問演習の時間は「本番−5分」で

これは全大学に共通する超重要ポイントです。過去問を解くときは、制限時間より5分短く設定してください。本番では、問題用紙で解いた後に「解答用紙へマークを書き写す時間」が発生します。赤本演習ではその時間を計算に入れていないため、−5分で練習しておくと、本番で焦らずに済みます。ギリギリの時間で演習しないことが、本番の余裕につながります。

時間配分は「目安」。得意・不得意で調整する

この記事で示す時間配分は、あくまで目安です。評論文が得意な人、会話文が速い人など、人によって得意・不得意は違います。大枠の目標点・時間は参考にしつつ、自分の得意分野に合わせて配分を微調整してください。「この大問が得意だから時間を短く、苦手なここに時間を回す」という調整が大切です。

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【関西大学】英語の大問別戦略

まずは関西大学(関大)です。関大の英語は、大問3構成ですが、大問1がAとBで大きく異なるため、実質4大問構成だと思ってください。

大問構成

・大問1A:会話文(一般的な会話文の問題)
・大問1B:パラグラフ整序(段落並べ替え)
・大問2:長文読解(偉人の生涯・物の起源など、エッセイ的な文章)
・大問3:長文読解(ゴリゴリの評論文)

大問1Bの「パラグラフ整序」は、まさに関大の英語の代名詞ともいえる最大の特徴です。そして、同じ長文読解でも、大問2はエッセイ的、大問3は評論文と中身が異なるため、文章の読み方も設問の解き方も大きく変わります。

配点と目標点の目安

関大の英語は50問・200点満点で、1問4点という配点が基本です(学部・方式により異なります)。目標点の目安は、次のとおりです。

・大問1A:20点/大問1B:24点(合わせて44点=満点狙い)
・大問2:88点(全体の4割強を占める最重要大問/うち24点ほど落とす想定で64点)
・大問3:68点(52点狙い)

合計で160点ほどが、一つの目標ラインになります。

ポイント①パラグラフ整序は「満点必須」

大問1Bのパラグラフ整序は、1か所のズレが“芋づる式”で失点につながる、非常に怖い問題です。並べ替えの順番が1つ違うと、3問ほど連鎖して失点することもあります。逆に言えば、ここは満点を狙える大問。関大を6回受けるなら、最低5回は満点を取れるレベルまで仕上げたいところです。1回落とすと12点が飛ぶこともあり、その影響は非常に大きいのです。

ポイント②大問2の空所補充は「精読力」が命

関大で最も難しいと言われるのが、大問2の空所補充です。大問2は評論文ではなくエッセイ的な文章のため、精読力(一文一文を正確に訳す力)がゴリゴリに問われます。空所補充が多数出題されますが、文章がべらぼうに長いわけではないぶん、ほぼ常に長文全体が解答根拠になり続けます。

近大のようにイディオムや文法一発で解ける空所ではなく、多くの場合、徹底的に文脈判断が求められます。関大を受ける人は、とにかく精読力を鍛えてください。空所の前後をしっかり訳せているかが、勝負を分けます。

時間配分の目安

・大問1A+1B:15分(ここを速く終わらせるのがカギ)
・大問2:35分/大問3:35分

合計85分(試験時間90分−5分)が目安です。大問2・大問3にしっかり時間を割けるよう、大問1を15分で終わらせるのがポイントになります。評論文が得意で大問3に余裕があれば、その分をパラグラフ整序に回すのもありです。

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【関西学院大学】英語の大問別戦略

次に関西学院大学(関学)です。関学は、関関同立の中で最も大問数が多い6大問構成です。

大問構成

・大問1・2・3:長文読解(評論文・エッセイなど、内容は固定されていない)
・大問4:4択の文法・語法問題
・大問5:整序英作文
・大問6:会話文

なお、これは全学部日程の形式です。学部個別日程では、大問1〜3の中に和訳問題、大問5に英作文が出題されるなど、記述問題が加わるのが特徴です。全学部と学部個別で傾向が少し変わる点は、頭に入れておきましょう。

配点と目標点の目安

配点は、大問1〜3(長文)で約6割、大問4〜6(長文以外)で約4割です。長文が6割・長文以外が4割なので、読解だけでなく文法・イディオム・会話対策も含めた総合力が必要になります。目標点は、それぞれ約8割を狙うイメージです。

ポイント①大問4の文法は「高速で」解く

関学攻略のカギは、まず大問4の文法をどれだけ高速で解けるかです。10問を1問30秒ほど、パッパッと一瞬で解いていくスピードが求められます。関学は関関同立の中で最も時間制限が厳しい大学なので、ここで時間を稼ぐことが重要です。

ポイント②整序・会話文は「暗記」が効く

大問5の整序英作文は、難易度がめちゃくちゃ高いわけではないので、しっかり向き合えば解けます。大問6の会話文は、関学の場合「会話文であって会話文でない」のが特徴。関大・同志社・立命の会話文が空所にフレーズや一文を入れるのに対し、関学は「1文を入れる」というより特殊な形式です。

大問4〜6で問われているのは、とにかく文法の慣用表現・熟語・イディオムの暗記です。同詞の語法・形容詞の語法をサボらず、構文・慣用表現をしっかり暗記できれば、この制限時間内に終わらせるのは実は難しくありません。難しい整序などは、沼にはまらず飛ばす判断も大切です。

ポイント③長文3題を「20分ずつ」でさばく

本当の勝負は、大問1〜3の長文3題を、それぞれ20分ほどで毎回さばききることです。関学志望者は、論理読解(効率的に、読むところと読み飛ばすところを区分けする力)と精読(速く正確に訳す力)が、どの大学よりも重視されると思ってください。

時間配分の目安と「通し練習」の重要性

・大問1・2・3:各20分/大問4:5分/大問5:8分/大問6:12分

合計85分(−5分)が目安です。そして関学で最も伝えたいのが、「1年分を通しで解く練習」が極めて重要だということです。大問別の演習だけでなく、6大問を通しで解き、解き方の切り替えや時間内に集中力を保つ訓練を必ず行ってください。苦手な大問の対策に関学の英語を使うのは有益ですが、通し練習は別途必須です。

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【同志社大学】英語の大問別戦略

続いて同志社大学(同志社)です。同志社は大問3構成で、シンプルに見えますが、実は最も“重量級”の英語です。

大問構成

・大問1:長文読解
・大問2:長文読解
・大問3:会話文(という名の長文読解)

全学部・学部個別ともに、大問1・2のどちらかで和訳問題、大問3の会話文で必ず英作文(和文英訳)が出題されるのが特徴です。

ポイント①「900〜1500語」級の長文が2題

同志社最大のポイントは、900〜1500語レベルの長文が2題出題されること。これは相当な分量で、論理読解は必須です。近年、長文の語数は年々増加傾向にあり、10数年前とは比べものにならない“重さ”になっています。

ポイント②難しさの正体は「単語力」…ではなく論理読解

同志社の長文は関関同立の中で最も難しいと言われますが、その理由は純粋な単語力です。厳密には、関関同立合格には単語帳1冊で足りるものの、同志社は「知らない単語」が数多く出てきます。

ここで多くの受験生が「2冊目・3冊目の難しい単語帳をやろう」と考えますが、それは得策ではありません。正しい対策は、文章の論理的なつながりから、知らない単語の意味を推測できるようになること。「ここは具体例だから前と同じ内容」「対比だから真逆のこと」「まとめだから結論」——こうした論理展開を追い、意味の分からない単語を文脈から推測する。同志社は、この“推測させる意図”が非常に分かりやすい大学なのです。

ポイント③論理読解の参考書を仕上げる

だからこそ、特訓リーディング、ルールズ、速読トレーニング問題集など、文章の論理読解のやり方を緻密に解説してくれる参考書を、1冊ずつ完成させることが重要です。「これが来たらこういう展開になる」を拾えるようにならないと、同志社の長文はなかなか読み切れません。

配点と目標点の目安

配点は、大問1・2で150点、大問3で50点(大問1・2だけで全体の約75%)。合格最低点が高いため、問答無用で目標点は8割になります。関関同立の中で最も苦しい戦いになりやすいのが同志社です。

時間配分の目安

・大問1:35分/大問2:35分/大問3:25分

合計95分(試験時間100分−5分)が目安です。会話文(大問3)は500語以上で長めですが、難易度は高すぎないので、スピード勝負。英作文はじっくり、会話文はスピーディにという戦略を守りましょう。とにかく同志社は論理読解ができるかが全て。現代文が得意な言語能力の高い人ほど、論理展開から推測する力を活かせば、むしろ読みやすく感じることもあります。背景知識や単語の暗記“だけ”で攻めようとすると、苦戦しやすいので注意してください。

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【立命館大学】英語の大問別戦略

最後に立命館大学(立命)です。立命は大問5構成で、英語自体は最も読みやすい一方、戦略的な注意点があります。

大問構成

・大問1:長文読解/大問2:長文読解
・大問3:会話文
・大問4:英文法・語法問題
・大問5:語彙問題

配点の特徴|長文と長文以外が「半々」

立命の配点は、大問1・2(長文)で60点、大問3・4・5(長文以外)で60点。長文と長文以外の配点が半々(フィフティフィフティ)である唯一の大学です。関学でも6対4なので、立命は特に長文以外の力が要求されます。文法・会話文・語彙の対策は、絶対にサボってはいけません(※120点満点を例にした配点。学部個別や学部・学域で配点が変わるため要確認)。

目標点の目安

大問1の長文は、関関同立の中で最も英語が簡単で読みやすいため、8割ちょっとを目標に。大問3・5は難しい問題も出るので、無理なものは切り捨て、大問1・2・4で稼ぎつつ、大問3・5で取れるところを取るのが基本パターンです。

【最重要】立命は「英語で稼ぐ」大学

ここが立命の最大のポイントです。赤本の合格最低点だけ見ると、英語は8割も要らないように見えます(低い年度では6割前後のことも)。しかし、立命は文理共通で「英語で稼ぐ」のが鉄則です。

なぜなら、立命は英語が最も簡単な一方、それ以外の科目(文系の国語・選択科目、理系の数学・理科)が関関同立トップクラスに難しいからです。理系数学は同志社の次に難しく、国語も現代文2題・古文1題と重く、日本史・世界史・政経の用語難易度も関関同立の中で最も難しいレベル。他科目で安定して8〜9割を取るのは大変です。だからこそ、比較的簡単な英語で稼ぎ、他科目の失点を補う戦略が有効なのです(得意・不得意で判断は変わります)。

ポイント|会話文・文法は「暗記だけ」では取れない

立命が関学と大きく違うのは、暗記だけでは取れない点です。関学の会話文がイディオム中心なのに対し、立命の会話文はかなり文脈判断寄りで、会話表現的なものも出て難しめ。大問4の文法・語法も、関学が暗記中心なのに対し、立命は理解度中心です。慣用表現をただ暗記しても取れません。裏を返せば、語彙・文法の参考書(ポラリス、Vintage、Dual Effectなど)を理解ベースで仕上げれば、大問4だけでも7割ほどは戦えます。8〜9割を1ミス以内に収めるには、ポラリス2レベルまで仕上げたいところです。

時間配分の目安

・大問1:25分/大問2:25分/大問3:15分/大問4:5分/大問5:5分

合計75分(試験時間80分−5分)が目安です。

4大学の違いを、ひとことで整理

ここまでの内容を、大学ごとの特徴としてまとめます。

・関西大学:パラグラフ整序は満点必須。大問2の空所補充は精読力が命
・関西学院大学:最も大問数が多く時間が厳しい。文法の高速処理+通し練習が必須
・同志社大学:900〜1500語の長文2題。論理読解で単語を推測する力が全て
・立命館大学:英語は最も簡単だが「英語で稼ぐ」大学。文法・会話は理解ベースで

同じ関関同立でも、求められる力はこれだけ違います。だからこそ、志望大学に合わせた対策が不可欠なのです。

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関関同立の英語対策に関するよくある質問

関関同立の英語は、どこが一番難しいですか?

長文の重さで言えば、同志社が最も難しいと言われます(900〜1500語の長文2題)。一方、立命は英語自体は最も簡単ですが、他科目が難しいため「英語で稼ぐ」必要があります。関大は空所補充、関学は時間の厳しさに特徴があります。

目標点はどれくらいに設定すべきですか?

大学・学部で異なりますが、合格最低点が高いため、英語は8割前後を一つの目安にするとよいでしょう。まずは志望大学・学部の合格最低点を確認し、そこから逆算して目標点を決めてください。

過去問はなぜ「本番−5分」で解くのですか?

本番では、問題を解いた後に解答用紙へマークを書き写す時間が必要だからです。赤本演習ではその時間を計算に入れていないため、−5分で練習しておくと、本番で時間に追われて焦るリスクを減らせます。

大問別演習と通し演習、どちらが大事ですか?

両方大切ですが、特に関学のように大問数が多く時間が厳しい大学は、通し演習が欠かせません。大問別で苦手を潰しつつ、1年分を通しで解いて、解き方の切り替えと時間内の集中力を鍛えましょう。

同志社の長文が読めません。単語帳を増やすべき?

単語帳を2冊目・3冊目と増やすより、論理読解の力を鍛えるほうが効果的です。文章のつながり(具体例・対比・まとめ)から、知らない単語の意味を推測できるようになることが、同志社攻略のカギです。

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大学別の対策を、プロと一緒に組もう

ここまで読んで、「大学ごとの戦略は分かった。でも、自分の志望校に合わせてどう対策すればいいか、一人では不安」と感じた人も多いはずです。

大学別対策は「合格最低点からの逆算」が必要

関関同立は大学ごとに傾向が大きく異なるため、志望校の合格最低点から逆算して、「どの大問で何点取り、どこを捨てるか」を設計する必要があります。この戦略設計を、正しい情報のもとで組めるかどうかが、合否を左右します。

マナビズムの「自習コンサルティング」で伴走する

マナビズムは関関同立専門塾として、各大学の傾向を熟知しています。自習コンサルティングでは、志望校に合わせた大問別の戦略・目標点・時間配分を一緒に設計し、過去問の分析から次の一手まで、毎週伴走します。「この大問の解き方をどう改善するか」まで、具体的にサポートします。

まずは無料相談で「志望校の攻略プラン」を

「自分の志望大学の英語を、どう攻略すればいいか」——そんな段階で、まったく問題ありません。無料受験相談では、キミの志望校に合わせた対策の方向性を一緒に整理します。過去問演習が本格化する今こそ、戦略を固めるタイミングです。

まとめ:関関同立の英語は「大学別戦略」で決まる

関関同立の英語は、同じ大学群でも、大問構成・配点・目標点・戦略がまったく異なります。関大はパラグラフ整序と空所補充の精読力、関学は時間の厳しさと文法の高速処理・通し練習、同志社は900〜1500語の長文を読む論理読解力、立命は「英語で稼ぐ」戦略と理解ベースの文法対策——それぞれに攻略の核があります。

共通して大切なのは、合格最低点から目標点を逆算すること、そして過去問は「本番−5分」で演習することです。時間配分は目安として、自分の得意・不得意に合わせて微調整してください。

「自分の志望校の英語を、どう対策すればいいか」と迷ったら、ぜひ一度マナビズム豊中校舎にご相談ください。関関同立専門塾として、キミの志望校に合わせた大問別の攻略プランを一緒に設計します。大学別の戦略を味方につけて、志望校合格をつかみにいきましょう。

なお、この記事の配点・制限時間・出題形式は動画で解説された内容および一般的な傾向をもとにしています。年度・学部・入試方式によって変わるため、実際に出願する際は、必ず最新の募集要項・赤本でご確認ください。

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