【関関同立】日本史・世界史を最速で合格点に持っていく勉強法|インプット→アウトプットの3ステップ
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マナビズム豊中校舎です
はじめに
「日本史・世界史をがんばっているのに、なかなか点数が伸びない」「覚えることが多すぎて、何から手をつけたらいいか分からない」「過去問を解いてみたら、知らない用語ばかりで心が折れそう」。そんな悩みを抱えているキミへ。
日本史・世界史は、やった分だけ点数に結びつきやすい科目です。一方で、やり方を間違えると、どれだけ時間をかけても点数が伸びない科目でもあります。
結論から言うと、日本史・世界史を最速で関関同立の合格点まで持っていくには、出題頻度の高い時代・地域を優先しながら、「通史を先に終わらせる」「知識量を絞る」「時代ごとに問題集でアウトプットする」の3つを守ることが大切です。
マナビズムでは、どの科目も「理解→暗記→演習」の順番で勉強を進めることを大切にしています。日本史・世界史も同じで、流れを理解し、用語を暗記し、問題で使えるかを確かめる。この順番を守ることが、最速で点数を伸ばす一番の近道です。
この記事では、英語に加えて日本史・世界史の参考書も研究しているマナビズムの講師が話している、日本史・世界史の勉強の質を高める方法をお伝えします。
こんな人におすすめ
・日本史・世界史の点数が伸び悩んでいる人
・学校や予備校の授業が、まだ最後の時代まで終わっていない人
・用語を全部覚えようとして、パンクしそうになっている人
・インプットはしているのに、過去問で点が取れない人
最速で伸ばすカギは「出題頻度の高い時代・地域」
日本史・世界史を最速で関関同立レベルまで持っていくなら、できるだけ出題頻度の高い時代や地域から勉強していくのが、もっともおすすめです。
なぜ「頻出」から攻めるのか
日本史・世界史の範囲は、とても広いです。すべての時代・地域を同じ熱量で勉強しようとすると、どれだけ時間があっても足りません。特に、受験まで残りの期間が限られている今の時期は、「どこから勉強するか」の順番が、そのまま点数の伸び方に直結します。
よく出る時代・地域から固めていけば、同じ勉強時間でも、本番で点数になる知識が増えていきます。逆に、あまり出ない時代から細かく勉強していると、時間をかけた割に点数が伸びない、ということになりかねません。
限られた時間で点数を最大にするには、「どこがよく出るか」を知ってから勉強を始めることが大切です。
各大学の傾向を知っておく
そのためには、単元や時代の範囲のうち、どこの出題頻度が高いのか、そして各大学にどんな傾向があるのかを、しっかり理解しておく必要があります。
関関同立と一口に言っても、大学ごとに、よく出る時代・地域や、問われ方の傾向は違います。志望校の傾向を知らないまま勉強を始めると、せっかくの努力が、本番の得点につながりにくくなってしまいます。
傾向と対策の資料を活用する
マナビズムでは、関関同立の日本史・世界史について、各大学ごとの傾向と対策、出題頻度のランキング、特に注意して勉強すべきポイントをまとめた資料を、公式LINEで無料プレゼントしています。
この資料があるかないかで、日本史・世界史の勉強の効率はまったく変わってきます。まだ受け取っていない人は、ぜひ受け取って、勉強の優先順位を決めるのに活用してください。
勉強の質を高める3つのポイント
その上で、日本史・世界史の勉強の質を高めるために押さえてほしいポイントは、次の3つです。
・ポイント①:予習で通史を終わらせる
・ポイント②:知識量を絞ってインプットする
・ポイント③:時代・単元ごとに問題集でアウトプットする
ここからは、この3つを順番に詳しく見ていきます。
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ポイント①:予習で通史を終わらせる
1つ目のポイントは、「予習で通史を終わらせる」ことです。とはいえ、「予習で」と言われても、意味が分かりにくいですよね。授業の前に教科書を読んでおく、という意味の予習とは少し違います。普通に参考書で勉強するのと、何が違うのでしょうか。
「予習」とは、アウトプットの前のインプットのこと
マナビズムでは、英文法や日本史、数学など、どの科目でも、「インプットした後は必ずアウトプットする」という計画で勉強を進めています。参考書ルートを見てもらうと分かるのですが、インプット用の参考書のあとには、必ずアウトプット用の問題集が組み込まれています。
そして、マナビズムの生徒は、オンラインでも校舎でも、全員が毎週テストを受けています。
なぜ毎週テストをするのか
なぜそんなことをしているのかというと、自分の感覚で「覚えられた」「理解できている」と思っていても、問題やテストを解いてみると、意外とそうではなかった、ということがよくあるからです。これは、受験生なら誰にでもよくあることだと思います。
そうならないように、インプットをしたら、アウトプットをして、自分が本当にできるようになっているかを確認する。そして、できていなかったところを復習する。アウトプットして確認し、復習するところまでがゴールです。
その流れの中で、最初の手順である「通史を終わらせる」インプットの部分を、「予習」と呼んでいるのです。つまり、「予習で通史を終わらせる」とは、「アウトプットに入る前の段階として、通史のインプットを自分で終わらせておく」という意味になります。
学校や予備校のカリキュラムに頼りすぎない
ここでポイントになるのが、学校や予備校のカリキュラムに頼っている子です。そういう子の場合、受験が近づいた今の時期でも、まだ最後の時代まで終わっていない、ということがよくあります。特に多いのが、近現代史が終わっていないケースです。
学校の授業は、時代順に進むことがほとんどなので、近現代史は最後に回されがちです。そのペースに合わせていると、入試の直前になっても近現代史が手つかず、ということが起こってしまいます。
近現代史は、最優先で自力で終わらせる
近現代史は、関関同立だと出題の割合が高かったりするので、最優先でやってほしい範囲です。
インプットに関しては、学校や予備校のペースを待たず、自力でしっかりやって終わらせておく。これが、合格する人の基準です。
授業で習っていないから分からない、というのは、受験では通用しません。授業はあくまで勉強の一つの手段であって、合格するために必要な範囲を終わらせるのは、自分自身の責任です。マナビズムが大切にしている「自学自習」の考え方も、まさにここにあります。
自学でインプットするなら、ムービスタシリーズ
自学で通史を進める人におすすめなのが、ムービスタシリーズです。全時代にわたって映像授業がついていて、1シリーズで完結しています。まだ終わっていない時代があれば、まずはこちらでインプットしてしまうのがポイントです。
ムービスタの良いところは、別冊の年表がまとまっていて、一気に知識が整理される感覚があることです。バラバラに覚えていた出来事が、年表で一つの流れとしてつながると、理解がぐっと深まります。
映像授業は、必ず全部見なくてもいい
注意してほしいのは、「ムービスタを使うなら、映像授業を絶対に全部見てください」という意味ではないことです。ムービスタは、映像授業がなくても、テキストとしての完成度がとても高いので、無駄なく勉強してください。
テキストを読んで理解できる時代は、テキスト中心で進めて構いません。映像授業は、自分にとって必要なところで使えばいいのです。
近代以降は、映像授業が整理に役立つことも
ただ、近代以降になってくると、日本史なら登場人物が増えてきます。世界史は、もともと登場人物が多い上に、時代や地域が複雑に絡み合ってくるという特徴が、近代以降でより濃くなっていきます。
こうした内容を、テキストだけで整理するのが難しいと感じる人は、映像授業を使った方がやりやすいことも多いです。人物の関係や、地域同士のつながりを、講義の流れで理解できるからです。自分に合わせて、テキストと映像授業を使い分けましょう。
講義・要点整理・一問一答・ミニブックで全体像をつかむ
ムービスタの講義と要点整理、一問一答、そしてミニブックをしっかり使っていけば、かなりの質で全体像を把握し、理解することができます。
使い方のイメージとしては、
・講義で、その時代の流れを理解する
・要点整理で、大事なポイントをまとめて確認する
・一問一答で、覚えたかどうかをテストする
・ミニブックで、隙間時間に繰り返し確認する
という流れです。これは、マナビズムが大切にしている「理解→暗記→演習」の順番そのものです。まず流れを理解して、次に用語を暗記し、最後に一問一答などで確かめる。この順番で進めることで、通史のインプットが確実なものになります。
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ポイント②:知識量を絞ってインプットする
通史で全体像を理解し、暗記ができたら、次はもう少し細かく暗記していく段階です。ここでのポイントは、ただインプットするのではなく、知識量を絞ってインプットすることです。
あれもこれも覚えようとして、パンクする子が多い
私大の日本史・世界史になると、あれもこれも覚えようとして、パンクしてしまう子がとても多いです。私大の問題には細かい知識が出てくるので、「全部覚えないといけない」と思ってしまうのも無理はありません。
でも、今の時期から、分厚い一問一答を最初から最後までゴリゴリやるのは、かなり重たいですよね。時間も足りませんし、量に押しつぶされて、結局どれも中途半端になってしまいます。
基礎の用語が解けないのに、重箱の隅を覚えようとしていないか
そして、そういう子に限って、すでに過去問に入っていても、基礎の太字の用語や、赤字で書かれた頻出の用語が解けない、ということが多いんです。それなのに、過去問を解いて「これ知らなかった」という重箱の隅のような用語を見つけると、それを覚えようとしてしまう。
講師陣は、これをとても危険だと考えています。聞いたことのない用語を覚える前に、聞いたことのある用語を完璧にしてほしいのです。
聞いたことのない用語ではなく、聞いたことのある用語をまず完璧にする。優先順位をつけて勉強してください。
本番で多くの受験生が正解する基本的な問題を落としてしまうと、難しい問題を1問取れても、取り返すことはできません。まずは、取るべき問題を確実に取れる状態にすることが先です。
最優先のものだけに絞る
だからこそ、まずは知識を絞って、最優先のものだけに絞ってやる。全部覚えようとすると、とっちらかってしまうので、ここは必ず押さえておいてください。
知識を絞るときに意識してほしいのは、次の順番です。
・まずは、太字・赤字などで示された基本・頻出の用語
・次に、志望校でよく出る時代・地域の用語
・最後に、過去問や問題集で出てきた、知らなかった用語
この順番を守れば、量に押しつぶされずに、点数につながる知識を着実に増やしていけます。
『時代と流れで覚える』で絞った場合の得点期待値
知識を絞るときにおすすめなのが、『時代と流れで覚える』シリーズです。時代と流れに沿って、重要な用語を整理して覚えられる参考書です。この参考書の内容をしっかり押さえた場合の得点期待値は、大学ごとにおおよそ次のくらいだと考えられます。
| 大学 | 『時代と流れで覚える』レベルでの得点期待値 |
|---|---|
| 立命館大学 | 7割程度 |
| 関西学院大学 | 7割5分程度 |
| 関西大学・同志社大学 | 8割程度 |
つまり、知識を絞った状態でも、7割から8割程度は期待できるということです。最初から全部を覚えようとしなくても、絞った知識を確実にするだけで、合格点が見えてくるのです。
「時代と流れ+一元化した知識」で8割5分を狙う
ただし、最終的には、そこからもう一段上を目指していきます。過去問に入ったあとに出てきた知らない用語や、このあと紹介するアウトプット用の問題集で知らなかったものを、どんどんまとめていきます。
ここで大切なのが、まとめた知識を「一元化」することです。知らなかった用語を、あちこちのノートやプリントにバラバラに書くのではなく、一つの場所にまとめる。たとえば、『時代と流れで覚える』の該当ページに書き込んでいけば、時代と流れの中に、新しい知識が位置づけられます。そして、それをさらに暗記していく。
そうすると、最終的には「時代と流れ+一元化した知識」を回すことで、8割5分くらいまでは期待値として狙えるようになります。立命館はちょっときついかもしれませんが、それ以外の大学は8割5分を目標にできるので、十分に戦えます。
期待値8割5分の意味を勘違いしない
ここで勘違いしないでほしいのは、「期待値8割5分」は、毎回8割5分取れるという意味ではないということです。問題との相性や、その年の難易度によって、点数には上下があります。平均すると、だいたい8割から8割5分くらいに落ち着く、という意味です。
理想は、8割を安定して超えておくこと。そのために、まずは『時代と流れで覚える』でギュッと絞って、インプットを固めてください。
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ポイント③:時代・単元ごとに問題集でアウトプットする
3つ目のポイントは、時代や単元ごとに、問題集でアウトプットすることです。これは本当に、インプットだけで終わっている子が多いので、しっかり意識してください。
インプットした範囲の問題を、必ず解く
たとえば、旧石器時代から奈良時代までをインプットしたとします。ムービスタを見て、さっきお話ししたとおり『時代と流れで覚える』や一問一答でインプットした。「よし、完璧だ」となったら、そこからその範囲の問題を絶対に解いてほしいんです。
全範囲のインプットが終わってから、まとめて問題を解こうとすると、最初の方に覚えた時代は、もう忘れかけていることが多いです。時代ごと・単元ごとに、インプットしたらすぐにアウトプットする。この小さなサイクルを、何度も回していくことが大切です。
私大の日本史・世界史は、意外と問題が難しい
特に私大の日本史・世界史では、ここをしっかりやってほしいです。難関私大の問題は、本当に意外と難しいんですよね。
定期テストや共通テストの感覚では戸惑う
定期テストの感覚でやっていたり、まったく傾向の違う共通テストの模試の感覚でやっていたりすると、私大の問題を初めて解いたときに、
・「こんな細かいところまで聞かれるの?」
・「正誤問題で、ここまで知識の整理や理解が求められるの?」
と、かなり戸惑うことが多いです。
定期テストは、授業で習った範囲の基本的な知識を確認するものです。共通テストは、資料や文章を読み取って考えさせる問題が中心です。それに対して、私大の日本史・世界史では、細かい知識が問われたり、正誤問題で知識がきちんと整理されているかが問われたりします。求められているものが違うので、同じ感覚で勉強していては対応できません。
私大で求められている基準を、毎回肌で感じながらインプットとアウトプットを回すことが大切です。
だからこそ、私大に特化した問題を、インプットの合間に挟んでほしいのです。インプットするたびに、私大レベルの問題でアウトプットしていけば、「この時代は、ここまで覚えないといけないんだ」という基準が、自然と身についていきます。
基礎・標準・難関が1冊で固まる問題集を使う
時期的に、おすすめなのは、基礎・標準・難関の問題が1冊で固まるものです。マナビズムでは、赤本シリーズから出ている日本史・世界史の頻出問題集をおすすめしています。
これらの問題集は、
・最初に基礎問題
・次に頻出の標準的な問題
・最後に早稲田なども含めた応用問題・難関問題
という3ステップの構成になっています。だからこそ、優先順位をつけて学習することができます。
自分の状況に合わせて、どこまで解くかを決める
日本史・世界史が今かなりアップアップだという子は、応用問題はやらなくて大丈夫です。基礎と標準で、インプットしたものがしっかり解けるかどうかを確認してください。基礎と標準が解ければ、ポイント②でお話しした7割〜8割の得点が見えてきます。
逆に、毎回完成度を上げて、出てきた時代は完璧に取りたいという子は、ぜひ応用問題までやってください。そうすると、過去問に入ったときに得点できる力がちゃんとついているのか、確かめられるようになります。
問題集で間違えた用語も、一元化する
問題集を解いて、知らなかった用語や間違えた用語が出てきたら、ポイント②でお話ししたとおり、『時代と流れで覚える』などのメインの参考書に一元化してまとめましょう。こうすることで、問題集でのアウトプットが、そのままインプットの質を上げることにつながります。インプットとアウトプットが、一つのサイクルとしてつながっていくのです。
インプットだけで終わらせるのは、超リスキー
本当は、みんながインプットだけ、つまりムービスタと『時代と流れで覚える』だけをやって、自分の中で「覚えられた」「理解できた」という感覚がずれることなく、アウトプットをしなくても得点がちゃんと取れる状態になっているのが理想です。
でも、今まで勉強をサボっていた子に、そこまで勉強が上手な子はなかなかいません。自分の感覚と実際の実力がずれているのが、ほとんどの受験生の現実です。
インプットとアウトプットの流れは、絶対に守る
だからこそ、インプットとアウトプットの流れだけは、どれだけ時間がなくても絶対に守ってください。
時間がないときほど、「問題を解く時間がもったいないから、インプットだけ進めよう」と考えてしまいがちです。でも、それは逆効果です。やってもやっても結果が出ないのでは、意味がありません。
アウトプットが、覚え方の質を上げる
アウトプットをすることで、「この覚え方じゃあかんのや」と気づくことができます。たとえば、用語の名前は覚えていたのに、正誤問題では判断できなかった。それなら、名前だけでなく、時代や内容とセットで覚える必要がある、と分かります。
こうして、アウトプットをするたびに、どんどん覚え方のクオリティが上がっていきます。逆に、アウトプットをせずにインプットだけで進めるのは、自分の覚え方が合っているかどうかを確かめないまま突き進むことになります。これは本当に危ない、リスキーな行動なので、絶対にやめましょう。
どの時代から固めるかは、出題頻度で決める
その上で、どの時代を優先的に固めていくかは、マナビズムが無料で配布している関関同立の日本史・世界史の入試傾向と対策の資料で、出題頻度の高い地域・時代のランキングをしっかり見た上で、勉強に組み込んでください。
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3つのポイントを1週間の勉強に落とし込む
ここまでの3つのポイントを、実際の勉強の流れに落とし込んでみましょう。マナビズムの「理解→暗記→演習」の順番に沿って、1週間で1つの時代(単元)を仕上げるイメージです。
理解:通史で流れをつかむ
まずは、ムービスタの講義や要点整理を使って、その時代の流れを理解します。誰が、何をきっかけに、どう動いたのか。細かい用語より先に、大きな流れをつかむことを意識してください。
暗記:知識を絞って覚える
次に、『時代と流れで覚える』や一問一答で、その時代の重要な用語を覚えます。ここでは、ポイント②でお話ししたとおり、太字・赤字などの基本・頻出の用語を最優先にします。覚えたら、一問一答で自分をテストして、本当に答えられるかを確認しましょう。
演習:問題集でアウトプットする
最後に、赤本シリーズの頻出問題集などで、その時代の問題を解きます。間違えた用語や知らなかった用語は、メインの参考書に一元化して書き込み、次の週の復習に回します。
| 段階 | やること | 使う教材の例 |
|---|---|---|
| 理解 | その時代の流れをつかむ | ムービスタの講義・要点整理・年表 |
| 暗記 | 基本・頻出の用語を絞って覚え、テストする | 『時代と流れで覚える』・一問一答・ミニブック |
| 演習 | 私大レベルの問題で確かめ、間違えた用語を一元化する | 赤本シリーズの頻出問題集(基礎・標準・応用) |
1つの時代ごとに「理解→暗記→演習」を回し切ってから、次の時代に進む。これを繰り返すことが、最速で合格点に近づく方法です。
どの時代から回していくかは、出題頻度のランキングを見て決めてください。そして、学校の授業で終わっていない近現代史は、自力で最優先に回していきましょう。
自分でできる「毎週テスト」のやり方
ポイント①でお話ししたように、マナビズムの生徒は、全員が毎週テストを受けています。自分の感覚と、実際にできるかどうかのずれをなくすためです。この考え方は、自学で勉強している人でも、自分で取り入れることができます。
1週間でインプットした範囲を、週末にテストする
やり方はシンプルです。その週にインプットした時代・範囲を決めておき、週末にその範囲の問題を解きます。使うのは、一問一答や、ポイント③で紹介した問題集で構いません。大切なのは、答えを見ずに、本番と同じように自分の力で解くことです。
「できなかった問題」を次の週の計画に入れる
テストでできなかった問題は、次の週の計画に、復習として必ず組み込みます。そして、次の週末のテストで、もう一度確認します。こうして、「インプット→テスト→復習→再テスト」のサイクルを毎週回していくと、覚えたつもりの知識が、本当に使える知識に変わっていきます。
点数を記録しておく
毎週のテストの点数は、記録しておきましょう。点数の推移を見れば、勉強のやり方が合っているかどうかが分かります。点数が上がっていればそのやり方を続け、上がっていなければ、覚え方を見直すサインです。これが、この記事でお伝えしてきた「アウトプットが覚え方の質を上げる」ということです。
毎週自分でテストをして、できなかったところを次の週に回す。このサイクルが、自学自習の質を大きく引き上げます。
一人でこのサイクルを回すのが難しい場合は、マナビズムの自習コンサルティングのように、毎週の計画とテストを一緒に管理してくれる環境を使うのも一つの方法です。
なぜ「3つのポイント」の順番が大事なのか
ここまで、3つのポイントを順番に見てきました。この3つは、バラバラのテクニックではなく、一つの流れとしてつながっています。
通史がないと、知識を絞れない
ポイント②の「知識量を絞る」は、ポイント①の通史が終わっていないとできません。全体像が見えていないと、どの用語が大事で、どの用語が細かいのかを判断できないからです。通史で流れをつかんでいるからこそ、「この時代のこの用語は、流れの中で大事なものだ」と分かり、知識を絞ることができます。
知識を絞らないと、アウトプットで判断できない
ポイント③の「問題集でアウトプットする」も、ポイント②で知識を絞っていないと、うまくいきません。あれもこれも中途半端に覚えた状態で問題を解くと、何ができていて何ができていないのかが、はっきりしないからです。基本・頻出の用語を確実に覚えた上でアウトプットするからこそ、「ここまではできている」「ここが足りない」と判断できます。
アウトプットがあるから、インプットが良くなる
そして、ポイント③のアウトプットで見つかった課題は、ポイント②の一元化を通じて、インプットにまた戻っていきます。こうして、インプットとアウトプットが一つのサイクルとして回り始めると、勉強の質はどんどん上がっていきます。
3つのポイントは、「通史→絞る→アウトプット→一元化」という一つのサイクル。どれか一つが欠けても、点数は伸びにくくなります。
「一元化」のやり方
ポイント②でお話しした「一元化」は、8割5分を狙うための大事な作業です。ここでは、そのやり方をもう少し詳しくお伝えします。
知識は、一つの場所に集める
一元化とは、新しく出会った知識を、一つの場所に集めることです。過去問で知らなかった用語、問題集で間違えた用語、授業で新しく知った用語。これらを、あちこちのノートやプリントにバラバラに書いていると、直前期に見直すとき、どこに何を書いたのか分からなくなってしまいます。
そこで、メインの参考書を一つ決めて、そこにすべての知識を集めていきます。おすすめは、ポイント②で紹介した『時代と流れで覚える』のような、時代と流れに沿って整理された参考書です。
時代と流れの中に、書き込んでいく
新しい用語を書き込むときは、その用語が関係する時代・出来事のページに書き込みましょう。こうすることで、新しい知識が、時代と流れの中に位置づけられます。単独で覚えるよりも、流れの中で覚えた方が、正誤問題などにも対応しやすくなります。
一元化した参考書を、繰り返し回す
一元化した参考書は、繰り返し回していきます。最初は基本・頻出の用語だけだった参考書に、少しずつ新しい知識が加わっていき、最終的には、自分だけの完成版の参考書ができあがります。「時代と流れ+一元化した知識」を回すことで8割5分を狙える、というのは、まさにこの状態のことです。
隙間時間で、暗記の回転数を上げる
ポイント①でお話ししたムービスタのミニブックや、一問一答は、隙間時間に使うのにぴったりの教材です。
暗記は「回数」で定着する
日本史・世界史の暗記は、一度に長い時間をかけるよりも、短い時間で何度も繰り返す方が定着しやすいです。通学の電車の中、学校の休み時間、寝る前の数分など、毎日の隙間時間を使えば、暗記の回転数を大きく上げることができます。
隙間時間は「確認」、まとまった時間は「理解と演習」
隙間時間は、すでに理解した内容を確認して、暗記を定着させる時間に使いましょう。一方、まとまった時間が取れるときは、新しい時代を理解するインプットや、問題集でのアウトプットに使います。こうして時間の使い方を分けると、「理解→暗記→演習」のサイクルを、1日の中で無理なく回せるようになります。
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点数が伸びない人によくある5つのパターン
最後に、この記事でお伝えしてきた内容をもとに、日本史・世界史の点数が伸びない人によくあるパターンを整理しておきます。自分に当てはまるものがないか、確認してみてください。
パターン1:学校のカリキュラムを待っている
学校や予備校の授業が進むのを待っていて、近現代史などがまだ終わっていないパターンです。インプットは自力で終わらせるのが、合格する人の基準です。まだ終わっていない時代があるなら、今すぐ自分で進めましょう。
パターン2:最初から全部覚えようとしている
分厚い一問一答を最初から最後まで全部覚えようとして、パンクしているパターンです。まずは知識を絞り、基本・頻出の用語を完璧にすることを優先してください。
パターン3:重箱の隅から覚えている
過去問で見つけた細かい用語ばかりを覚えて、基礎の太字・赤字の用語が解けていないパターンです。聞いたことのない用語より先に、聞いたことのある用語を完璧にしましょう。
パターン4:インプットだけで終わっている
参考書を読んで、映像授業を見て、それで終わっているパターンです。インプットしたら、その範囲の問題を必ず解く。アウトプットで確認し、復習するところまでがゴールです。
パターン5:定期テストや共通テストの感覚で勉強している
私大の問題で求められる基準を知らないまま、定期テストや共通テストの感覚で勉強しているパターンです。私大に特化した問題をインプットの合間に挟み、求められる基準を肌で感じながら勉強しましょう。
点数が伸びない原因は、たいてい「やり方」にあります。やり方を直せば、日本史・世界史は必ず伸びる科目です。
時期別:今から本番までの進め方
ここまでの3つのポイントを、10月下旬の今から本番までのスケジュールに当てはめてみましょう。自分の進み具合に合わせて、読み替えながら使ってください。
10月下旬〜11月:通史を終わらせ、知識を絞って固める
この時期の最優先は、ポイント①の「通史を終わらせる」ことです。まだ終わっていない時代、特に近現代史がある人は、ムービスタなどを使って、自力で一気に終わらせましょう。
同時に、すでに終わっている時代については、ポイント②の「知識を絞る」段階に進みます。『時代と流れで覚える』や一問一答で、基本・頻出の用語を確実に覚えていきます。そして、覚えた時代から順に、ポイント③の問題集でアウトプットしていきましょう。
12月:アウトプットを増やし、一元化を進める
12月は、問題集でのアウトプットを全時代に広げつつ、過去問にも本格的に取り組んでいく時期です。問題集や過去問で知らなかった用語は、メインの参考書にどんどん一元化していきます。
この時期に大切なのは、新しい教材に手を広げないことです。今まで使ってきた参考書と問題集を繰り返し、一元化した参考書を何度も回すことに集中してください。
1月:一元化した参考書を回し切る
1月は、総仕上げの時期です。一元化した参考書を、何度も繰り返し回しましょう。「時代と流れ+一元化した知識」を回し切ることで、8割5分の期待値に近づいていきます。
11月までに通史を終わらせ、12月にアウトプットと一元化を進め、1月に回し切る。これが、今から間に合わせるための基本の流れです。
過去問に入るタイミングの考え方
日本史・世界史の過去問は、いつから解けばいいのでしょうか。基本的な考え方は、ほかの科目と同じです。
インプットが終わっていない範囲は、解けなくて当然
通史が終わっていない状態で過去問を解くと、まだ勉強していない時代の問題は解けなくて当然です。その点数を見て落ち込む必要はありません。過去問を解くなら、インプットが終わっている範囲の問題で、私大で求められる基準を確かめる、という使い方から始めましょう。
基礎の用語が入っていないうちは、過去問より基礎
過去問を解いて、基礎の太字・赤字の用語が解けていないなら、それは過去問演習の前に、基礎を固める段階だということです。マナビズムの講師も、「関大の日本史で40点の子が、過去問の難しい用語を覚える前に、参考書1冊、一問一答、時代と流れの用語を覚えるべき」と話しています。過去問は、基礎が入ってから、得点を伸ばすために使うものです。
日本史・世界史についてよくある質問
Q. 一問一答は、最初から全部やらないといけませんか?
全部やる必要はありません。今の時期から分厚い一問一答を最初から最後までやるのは、かなり重たいです。まずは基本・頻出の用語に絞って完璧にし、そのあとで、過去問や問題集で出てきた知らない用語を少しずつ足していきましょう。
Q. 映像授業を見る時間がありません。
映像授業を必ず全部見る必要はありません。ムービスタはテキストとしての完成度が高いので、テキストを中心に進めて大丈夫です。テキストだけでは整理しにくい時代、特に近代以降で人物や地域が複雑になるところだけ、映像授業を使うのがおすすめです。
Q. 過去問で知らない用語がたくさん出てきて、不安になります。
過去問で知らない用語に出会うのは、当然のことです。大事なのは、その用語を覚える前に、基礎の太字・赤字の用語が確実に解けているかを確認することです。基礎が固まっていれば、知らない用語をメインの参考書に一元化しながら、少しずつ得点を伸ばしていけます。
Q. 応用問題まで解いた方がいいですか?
今の自分の状況で決めてください。日本史・世界史がアップアップの人は、基礎と標準だけで十分です。基礎と標準がしっかり解けるようになり、さらに完成度を上げたい人は、応用問題まで取り組むことで、過去問で得点できる力がついているかを確かめられます。
Q. 近現代史がまったく手つかずです。今からでも間に合いますか?
今から自力で進めれば、十分に間に合わせることができます。近現代史は関関同立で出題の割合が高いこともあるので、最優先で取り組みましょう。登場人物が多く、出来事も複雑なので、テキストだけで整理しにくい場合は、ムービスタの映像授業を使うのがおすすめです。
Q. 一元化はノートにまとめた方がいいですか?
新しくノートを作るより、メインの参考書に直接書き込む方がおすすめです。時代と流れの中に新しい知識が位置づけられるので、覚えやすく、見直しもしやすくなります。大切なのは、知識をあちこちに分散させず、一つの場所に集めることです。
まとめ:日本史・世界史は「順番」を守れば最速で伸びる
最後に、この記事のポイントを整理します。
・出題頻度の高い時代・地域から優先して勉強する。各大学の傾向を知っておく
・ポイント①:予習(インプット)で通史を終わらせる。特に近現代史は自力で最優先に
・インプットしたら、アウトプットで確認し、復習するところまでがゴール
・ポイント②:知識量を絞ってインプットする。聞いたことのある用語をまず完璧に
・『時代と流れで覚える』で7〜8割、一元化した知識を加えて8割5分を狙う。理想は8割を安定して超えること
・ポイント③:時代・単元ごとに、基礎・標準・難関の問題集でアウトプットする
・私大の問題は、定期テストや共通テストとは求められる基準が違う
・インプットだけで終わらせず、インプット→アウトプットの流れを絶対に守る
日本史・世界史は、正しい順番で勉強すれば、最速で関関同立の合格点に近づける科目です。
「どの時代から手をつければいいか分からない」「今のやり方で合っているか不安」と思ったら、ぜひ一度マナビズム豊中校舎にご相談ください。キミの志望校と今の状況に合わせて、勉強の順番を一緒に整理します。
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