勉強する高校生におすすめの場所はどこ?選び方や避けた方がいいところも紹介
更新日: (公開日: ) COLUMN
大学受験に向けて勉強しようと考えたとき、場所はどこにするべきなのかを悩んだことはないでしょうか。自宅では誘惑が多かったり、騒音によって集中できなかったりするケースは意外に多くあります。
場合によってはカフェやファミレスを使うこともあるはずですが、これもまたお金がかかるというデメリットがあるはずです。
そこで今回は、高校生におすすめする勉強場所を無料・有料に分けて紹介します。よくある勉強場所のデメリットや、場所選びのポイントにも触れていますのでぜひ最後までご一読ください。
勉強のために高校生が利用している場所
勉強のために高校生が利用している代表的な場所は、以下が挙げられます。
- 自分の家
- 塾・予備校
- 放課後の学校
- ファミレス・ファーストフード店
- 図書館
- 自習室
いずれも気軽に利用できるものばかりです。また、費用もかからないことが共通しているものでしょう(塾・予備校を除く)。
自分の家で学習環境を用意できない場合には、放課後(朝もおすすめ)の学校というのも静かでおすすめできる場所です。
ファミレスやカフェは避けた方がいい
勉強のために高校生が利用している場所に、ファミレスやカフェが挙げられますが、飲食を目的に利用する場所のため、他の利用者に迷惑をかける可能性を考えるとおすすめできません。
「ジュースを飲めるから便利」「小腹が空いたらすぐに食べられていい」という意見もあるかもしれませんが、以下の環境では集中して勉強できないことがあります。
- 周りの騒音が気になる
- 食事の匂いで集中が途切れる
- 店舗に迷惑がかかる
- テーブルが狭く利用に向いていない
人がいない場合や、その場の利用を店舗側に確認し、了承が得られた際にだけ利用するといった配慮が必要です。ケースバイケースではありますが、避けておくほうが無難でしょう。
高校生が勉強する場所の選び方
高校生が勉強する場所を探している場合には、以下の選び方を押さえてみましょう。
- 安心・安全な場所か
- 誘惑は少ないか
- 雑音が少ないか
- 教材を広げるスペースがあるか
- Wi-Fi環境が整っているか
安心・安全な場所か
高校生が勉強する場所として、安心・安全な場所かを考えることが大切です。例えば、長時間勉強するとして、帰りが遅くなったというケースでは、不審者が出没することがありますし、酔っ払いに絡まれるリスクもあります。
勉強を応援してくれている親御さんに迷惑をかけないためにも、安心・安全な場所を確保することは最も重要視しておきたいポイントです。
誘惑は少ないか
高校生が勉強する場所として、誘惑が少ないことも重要な要素です。例えば、静かだからと漫画喫茶を利用したとして、そこに広がる誘惑は膨大な数になるはずです。一般的には、テレビ・インターネット・ゲーム・漫画などが誘惑に該当するものの代表例です。
集中できた場合には高い効率が得られる反面で、疲れたとき・眠くなったときなどのふとした瞬間が誘惑に負けやすいタイミングであることに注意しましょう。
雑音が少ないか
高校生が勉強する場所として優秀なのは、雑音が少ないところです。人によってはうるさい場所の方が落ち着くというケースがあるかもしれませんが、適度に静かで落ち着いて過ごせる場所であることが大切です。
- 好きな音が聞こえる場所を探す
- 適度にうるさくない場所を探す
- 自然の音が聞こえる場所にしてみる
といった工夫を行うと、雑音が少ない場所を見つけやすくなります。
なお、音楽を聴きながら勉強する際には、脳の処理が一定数だけ音に取られていることで効率が落ちるといった可能性があります(集中できれば高くはなりますが)。本番ではイヤホンが使えず、静けさのなかで自分の力を発揮する必要があるため、ときには使わないで挑戦してみることも大切です。
教材を広げられるスペースがあるか
意外に見落としてしまうのが、教材を広げられるスペースがあるかどうかです。高校生が勉強する場所として選べるのは、これから使う参考書やテキストを十分に広げられる場所だけ。飲食店等では確保しやすいですが、カフェでは人の席にまで広げてしまうといったことがあります。
また、狭すぎるテーブルは物を落とさないように気を使う必要があり、本当に集中できる環境とはなりませんので、一定のスペースは確保できることを確認しましょう。
Wi-Fi環境が整っているか
IT技術の普及によって、多くのオンライン教材が使えるようになった昨今では、Wi-Fi環境で余計な通信費を抑える工夫も勉強する場所選びには大切なポイントです。
- 動画の授業をみる
- 単語アプリを使う
- 勉強管理アプリを使う
- E-ラーニングを利用する
- オンライン講座を受講する など
Wi-Fiがあることで利便性を高められるものは多くあります。また、ちょっとした調べ物でも通信費はかかりますから、こうしたポイントは押さえておきましょう。
なお、フリーWi-Fiに接続する際には信頼できる場所を見つけることもポイントです。悪質なフリースポットにアクセスするだけで個人情報が漏洩してしまうといったリスクがあります。不安な場合は、以下の基準をできるだけ満たしているかを確認してくださいね。
<フリーWi-Fiのチェックポイント>
- Wi-Fiスポットに鍵マークがついているか
- ログイン不要で利用できるか
- 接続するサイトは「https」か
- VPNが利用できるか
常にWi-Fiへの接続を許可する設定を外すだけでも、危険性のあるアクセスを減らし、自分の身を守ることができます。
高校生におすすめの勉強できる場所
高校生におすすめの勉強できる場所を、以下に分けて紹介します。
- 無料・近くで勉強できる場所
- 有料・個室で利用できる場所
無料・近くで勉強できる場所
無料・近くで高校生が勉強できる場所は、以下が挙げられます。
- 自室
- 教室
- 図書室
- 市民会館やその他公共施設
- 公園
いずれも手軽に利用できますが、それぞれにメリット・デメリットがあるので参考にして選んでみてください。
自室
自室は、多くの高校生が勉強場所として選べるところです。誰にでもおすすめできる一方で、自学自習ならではのデメリットである「誘惑」「質問できない」という部分の工夫が必要です。
メリット | いつでも利用できる 費用がかからない 移動の手間がいらない 寝る前ギリギリまで勉強できる 自分だけのスペースを確保できる |
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デメリット | 誘惑が多い 質問できない |
※この表は横にスクロールできます。
教室
教室は、高校生が勉強する場所として利用できるだけに限らず、先生に質問できる利点もあります。ただし、居残り禁止となっていないか、友人等と話し込んで勉強が止まらないかなどの点も考えて利用しましょう。
なお、カップルや友達同士で勉強する場所を確保するといったユースケースにも対応できます。
メリット | 静かな空間を確保できる 先生に質問できる 移動の手間が必要ない |
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デメリット | 居残り禁止だと利用できない 休日には利用できない 友人等の誘惑がある |
※この表は横にスクロールできます。
図書館
図書館は、高校生が勉強する場所の代表例の一つです。静かな場所であり、参考書となる本が多くおいているのがメリットです。ただし、会話ができない、飲食が禁止されている、などで快適性が低下することがあります。
図書館も同様にカップルや友達同士で利用できますが、静かに利用することが前提です。
メリット | 静かに利用できる 無料で使えるケースがほとんど 参考書となる本を利用できる |
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デメリット | 満席だと使えない 会話できない 飲食が禁止となっている可能性がある 質問できる相手がいない |
※この表は横にスクロールできます。
市民会館やその他公共施設
市民会館は、勉強する場所としてフリースペースを活用できます。また会話や飲食ができる一方で、やや騒がしいことがあるのがデメリットです。また、利用できるかどうかはその公共施設のルールに準拠するため、事前に問い合わせておくことをおすすめします。
メリット | 開放的な空間を利用できる 飲食ができる 会話をしても問題ない お金がほとんどかからない |
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デメリット | 天候に左右される 夜間は利用できない 場合によっては騒がしい |
※この表は横にスクロールできます。
公園
誰もいない状態ならいつでも利用できる公園も、高校生の勉強場所として優秀です。雨といった天候に左右されること、テーブルが平でない場合があることなどのデメリットを除けば、いつでも利用できます。
メリット | 開放的な空間を利用できる 飲食ができる お金がかからない |
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デメリット | 天候に左右される 夜間の利用には注意が必要 |
※この表は横にスクロールできます。
有料・個室で利用できる場所
有料・個室で利用できる場所は、以下が挙げられます。
- カラオケ
- 漫画喫茶・ネットカフェ
- レンタル自習スペース
いずれも有料ではあるものの、それぞれにメリット・デメリットがあるので参考にして選んでみてください。
カラオケ
お金はかかりますが、カラオケも高校生の勉強スペースとして利用できる場所です。歌うことでストレスを発散できますし、軽食なら追加料金で頼めます。ただし、本来の目的で利用するものではないため、事前に確認すること、金額が高いと気軽に使えないことがデメリットです。
メリット | ストレスを発散できる 防音設備で一定以上は静か テーブルを広く使える |
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デメリット | お金がかかる 時間帯によっては使いにくい |
※この表は横にスクロールできます。
漫画喫茶・ネットカフェ
ネットカフェで勉強すると、パソコン環境もあって調べながら進められて便利です。また、完全個室の部屋があるとさらに勉強するための空間としては優秀でしょう。お金がかかる点と、誘惑が多い点には注意してください。
メリット | プライベート空間を作れる ドリンクバーで飲食もできる 料金を抑えられる 調べ物ができる |
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デメリット | お金がかかる 誘惑が多い |
※この表は横にスクロールできます。
レンタル自習スペース
レンタル自習スペースは、学生等に向けて有料ですが、勉強に最適な空間を作れるのがメリットです。ただし、自習室のような形式である場合には、レンタル費用が1万円を超えるといったことがあります。
費用を抑えたい場合には、塾・予備校に付属しているものをレンタルしたり(通うと無料のケースが多い)、費用を抑えられるスペースがないかを探してみるのがおすすめです。
メリット | 設備が整っている 場所によっては質問できる 静かな空間を用意できる |
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デメリット | お金がかかる |
※この表は横にスクロールできます。
通塾している高校生の勉強は自習室がおすすめ
通塾している高校生の勉強は、以下の理由で圧倒的に自習室がおすすめです。
- 設備やサービスが整っているため勉強に集中しやすい
- 他者も学習に集中しているためモチベーションが出る
- テレビ・漫画・ゲームなどの誘惑がない
家ではやる気が出ないとき、家族やきょうだいの生活音が気になるとき、などに利用すると効率を高められます。なお、移動時間や利用料などのデメリットがありますが、通塾した際に利用して移動を無くせますし、通塾中は無料となることがほとんどであることもポイントです。
場合によっては、塾独自のサービスによって、さらに勉強効率を上げられることもあります。
自習室で質問しながら勉強できるマナビズム
自習室で質問しながら勉強できる場所を探している際には、マナビズムをご検討ください。
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まとめ
高校生が勉強場所として選べる場所は、以下が挙げられます。
- 自室(無料)
- 教室(無料)
- 図書室(無料)
- 市民会館やその他公共施設(無料)
- 公園(無料)
- カラオケ(有料)
- 漫画喫茶・ネットカフェ(有料)
- レンタル自習スペース(有料)
いずれもメリット・デメリットがありますので、自分にあった場所を見つけるために以下の基準も参考にしてください。
- 安心・安全な場所か
- 誘惑は少ないか
- 雑音が少ないか
- 教材を広げるスペースがあるか
- Wi-Fi環境が整っているか
勉強する場所は、大学を目指す高校生にとって非常に重要なポイントですから、ぜひ本記事を参考に選んでみてくださいね。