浪人生になるデメリットとは?大学受験を成功させるポイントも解説

更新日: (公開日: COLUMN

「受験で全落ちした」「志望校に受からなかった」となったとき、浪人の選択肢を考える人もいるでしょう。

浪人はもう1年大変な受験勉強を続けなければいけないため、強い覚悟を持って臨まなければ乗り切れません。

本記事では、浪人生になるデメリットをはじめ、メリットや大学受験を成功させるために大切なポイントなどもお話しします。

記事を最後まで読んで、悔いのない選択をしてください。

浪人生になるデメリット

浪人生になるデメリット

浪人生になるデメリットを解説します。

  • 1年分の費用がかかる
  • 精神的につらい
  • 不健康になる可能性がある
  • 必ず成績が上がるわけではない
  • 大学に合格するとは限らない

1年分の費用がかかる

特に塾や予備校に通う場合には、高い費用がかかります。

また、大学合格の可能性を高めるために、現役時代よりも多くの滑り止めを受験する場合には、さらに費用が必要です。

浪人の費用を親が払う場合には、家計の負担になるかもしれないため、家族としっかり相談してください。

精神的につらい

浪人生活は、精神的につらくなる瞬間が多々あります。

塾や予備校の費用を親に出してもらう人は、家計への負担を感じ「申し訳なくてつらい」と思ってしまうかもしれません。

そして、同時に「絶対に失敗できない」とプレッシャーを感じてしまうでしょう。

また、現役で合格した友人が大学生活を謳歌している様子を知って、うらやましく感じる場合もあります。

精神的なストレスを軽減するためには、家族や塾の先生、友達など、悩みや不安を気兼ねなく相談できる相手を見つけておくのがおすすめです。

不健康になる可能性がある

浪人中は「できるだけ勉強して絶対に合格する」という気持ちから、頑張りすぎてしまう人も多いです。

そのため、夜遅くまで勉強する日が増えて、体の不調が出やすくなります。

志望校のレベルが高いほど、多くの勉強時間を確保する必要がありますが、睡眠不足を伴う不規則な生活は体内時計が崩れてしまうため、避けてください。

必ず成績が上がるわけではない

浪人しても必ず成績が上がるわけではありません

一説ではありますが、浪人生の2割は成績が下がるとすらいわれています。

浪人して成績を上げるためには、強い意志を持った上で、必要な時間を確保して効率的な勉強方法を実践するのが大切です。

現役時代の反省や受験の失敗を分析せずに、ただ漠然と勉強しているだけでは成績が上がりにくいため、注意してください。

大学に合格するとは限らない

浪人したら必ず大学に合格するとは限りません

勉強していても成績が上がらない可能性もあり、志望校や滑り止めに必要な学力が身につく保証もありません。

そのため、成績を上げる努力をして浪人生活を後悔しないために、納得できる十分な対策が必要です。

一人での受験勉強に不安がある人は、塾や予備校に通ってプロの指導を受けるとよいでしょう。

浪人生が得られるメリット

浪人生が得られるメリット

浪人生が得られるメリットも確認しておきましょう。

  • 志望校に再チャレンジできる
  • 志望校合格に集中できる
  • 将来役立つ勉強習慣がつく
  • 人生が変わるきっかけになる

志望校に再チャレンジできる

現役時代に合格できなかった志望校に再チャレンジできるのが、浪人の大きなメリットです。

デメリットを確認した上で、「それでももう一度チャレンジしたい」と強く感じる人は、浪人を選んだ方が後悔しないでしょう。

浪人して入念な対策をすれば、現役からさらなる学力アップが見込めます。

努力次第で志望校合格のチャンスはありますから、浪人の1年間をすべて受験に注ぐ覚悟で臨んでください。

志望校合格に集中できる

現役時代と違い、浪人中は学校の授業や行事がありません。

そのため、浪人の1年間は志望校合格のみに集中した生活を過ごせます。

基礎固めや苦手な教科への対策など、現役生よりも多くの時間を使えるため、ライバルよりも有利な環境が整っているといえます。

時間を有効に使って勉強して、少しでもライバルと差をつけましょう。

将来役立つ勉強習慣がつく

浪人中は、毎日8〜10時間以上勉強している人も多くいるため、必然的に勉強習慣がつきます。

そして、勉強習慣は社会人になってからも役立ちます。

社会に出てからも学ばなければいけない場面は多いですが、働きながら勉強するのは大変です。

しかし、浪人中に勉強習慣がついていると、ほかの人よりも負担に感じにくくなります。

たとえば、「働きながら資格取得」というアクションも、前向きに検討しやすくなるでしょう。

人生が変わるきっかけになる

浪人した1年間が、人生を変える大きなきっかけになる人もいます。

たとえば、現役時代に塾や予備校の勉強だけで失敗した人が、浪人してから自習も大切にして自主的に行動するスキルが身につくかもしれません。

そして、ストレスやプレッシャーが多い浪人生活を1年頑張ったら、ほかの人より精神力が強くなるはずです。

浪人の1年間は受験の結果に関わらず、大変貴重な経験になります。

浪人した方がいい人とは

下記のようなケースでは、浪人を検討した方がよいでしょう。

  • 第一志望に強いこだわりがある
  • 現役中に受験を全落ちした

第一志望に強いこだわりがある

第一志望に入学したいという強い気持ちがある人は、浪人を検討した方がよいでしょう。

「第一志望でないと学べない分野がある」「入りたい部活がある」など、ほかの大学では叶わない希望がある場合には、浪人して再チャレンジする価値があります。

また、こだわりが強いほど、浪人を諦めた後に後悔する可能性も高いです。

浪人のデメリットを把握した上で「それでも頑張れる」と強い覚悟を持てる場合には、再チャレンジを検討してください。

現役中に受験を全落ちした

現役中に受験した大学に全部落ちてしまった人は、浪人を検討しましょう。

入学する大学がない状態で浪人しない場合、主に下記の選択肢のみになります。

  • 専門学校に入学する
  • 就職する

大学進学を断念する場合、専門学校に通ったり就職したりするのはひとつの選択肢です。

しかし、将来就職したい企業が「大卒」を求めている場合には、入りたくても採用されないという可能性があります。

将来の選択肢を広げて、就職時の不利を少しでも減らしたい場合には、大学に進学するために浪人を選んだ方がよいでしょう。

浪人のデメリットを乗り越えて大学受験を成功させるポイント

浪人のデメリットを乗り越えて大学受験を成功させるポイント

浪人生が大学受験を成功させるためのポイントを紹介します。

  • 生活リズムを整える
  • 現役時代の反省を活かす
  • モチベーションを維持する
  • 適切な学習計画を立てる
  • サポートを受ける

生活リズムを整える

生活リズムが崩れると、安定した勉強時間を確保しにくくなります

そのため、志望校に合格するための勉強時間を確保するために、生活リズムを整えてください。

24時間のスケジュールを立てて、起床・就寝をはじめ、勉強する時間も決めましょう。

作成したスケジュールを毎日続けていると、それだけで安定した勉強時間を確保できます。

生活リズムを整えて規則正しい生活を送ると、入試日程にも体が対応しやすく、試験中に集中しやすいコンディション作りになります。

現役時代の反省を活かす

浪人が決まったら、早いうちに現役時代の反省を振り返ってください

勉強法や計画に改善点はないか、模試や入試で苦手だった科目や分野はどれかなどを分析します。

そして、浪人中は反省を活かした学習計画を立てて勉強に取り組みます。

現役中に思うような学力向上ができなかった人は、計画ややり方を間違えている可能性が高いです。

どのような勉強をすればいいのか不安がある場合には、塾や予備校に相談しましょう。

モチベーションを維持する

勉強への集中力が途切れないように、モチベーションを維持しましょう

浪人中は受験勉強ばかり考える1年になりますから、プレッシャーやストレスなどつらいと感じる瞬間が多いです。

そのため、現役以上にモチベーションの維持が難しいという人もいるかもしれません。

浪人生は基本的に毎日の勉強が重要になりますが、数ヶ月に1回程度は完全にオフの日を作ってストレスを発散しましょう。

適切な学習計画を立てる

志望校対策の適切な勉強計画を立ててください。

志望校の入試科目や日程などを調べた上で、試験当日から逆算して年間スケジュールを立てます。

年間スケジュールは長い受験期間の指針となり、計画通りに進めれば必要な学習内容を網羅できるはずです。

サポートを受ける

浪人中は孤独な戦いになりやすいため、いろいろな人の力を借りて乗り切ってください

受験に対する悩みや不安があったときには、家族や友達に話を聞いてもらって気持ちを軽くしましょう。

そして、勉強に行き詰ったときには、すぐに塾や予備校の講師に相談してアドバイスを受けてください。

浪人生活で困ったときに立ち止まるのは、受験勉強に支障が出ます。

そのため、いろいろなサポートを受けて円滑に受験勉強を進められる環境を整えましょう。

浪人生コースで徹底サポートするマナビズム

マナビズムの浪人生コースは、映像授業と参考書指導でサポートしています。

不安や悩みを感じやすい人は、専属の自習コンサルタントにいつでも相談してください。

また、志望校に特化した学習計画も提案しているため、勉強だけに集中できる環境を整えます。

浪人生活を後悔なく過ごしたい人は、浪人生個別説明会に参加してみてください。

 

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浪人のデメリットのほかにも知っておきたいこと

浪人のデメリットのほかにも知っておきたいこと

浪人のデメリット以外に知っておきたいことをまとめて紹介します。

  • 浪人のいいことは?
  • 浪人は何が辛い?
  • 自宅浪人のデメリットは?
  • 宅浪のメリットは?
  • なぜ浪人生は成績が上がらないのか?
  • 浪人生が全落ちしたらどうする?

浪人のいいことは?

浪人のいいところは、志望校進学を諦めなくてよい点です。そして、現役生と違い、高校の部活やイベントなどがないため、勉強だけに集中できます。また、現役合格者よりも長い期間勉強を続けているため、社会人になってからも役立つ学習習慣が身につくでしょう。

浪人は何が辛い?

浪人すると、家族や周囲に気まずいと感じる人もいます。また、浪人して1年の時間や塾代などをかけているため、「次こそは必ず合格しなくてはいけない」というプレッシャーを過度に感じてつらくなるかもしれません。人によって浪人のつらさを感じる瞬間はありますが、前向きな気持ちで勉強を続けられるように、適度なリフレッシュをはさんで心を軽くしてください。

自宅浪人のデメリットは?

自宅浪人は孤独に感じるケースが多く、モチベーションが低下して勉強をやらなくなるリスクがあります。また、塾や予備校の先生からアドバイスを受ける機会がないため、勉強に行き詰った際に抜け出すまでの時間がかかります。一人で志望校合格を目指す自信がない場合には、塾や予備校の利用を検討してください。

宅浪のメリットは?

宅浪は一人で集中して勉強できる点がメリットです。また、自宅以外に図書館やカフェなど好きな場所で勉強できます。そして、浪人する際に負担になるケースが多いが、塾や予備校の費用がかからないという点も大きなメリットといえるでしょう。しっかり自己管理ができ、志望校合格に向けた効率的な学習計画を立てられる人に向いています。

なぜ浪人生は成績が上がらないのか?

現役時代に失敗した理由や学力が伸びなかった原因を分析できない浪人生は、成績が上がりにくいでしょう。また、浪人スタート時は時間に余裕を感じてしまう人もいるため、本気を出すのが遅れ、思うように成績が上がらないというケースもあります。「次は絶対に合格する」という強い覚悟を持って、現役時代の反省を活かしながら、毎日コンスタントに勉強を続けてください。

浪人生が全落ちしたらどうする?

浪人生が受験に全落ちしたら、もう一度挑戦する、専門学校に入学する、就職するなどの選択肢があります。もう1年浪人する際には、新たに塾や予備校の費用がかかる可能性もありますから、親に相談して十分な検討をしてから決めましょう。また、次は成功するように過去の勉強をしっかり分析してください。

まとめ

まとめ

浪人するともう一度志望校にチャレンジできる機会が得られますが、塾や予備校の費用がかかり、必ずしも大学に合格できるわけではないというデメリットもあります。

もう1年受験勉強を頑張るというのは、大変な努力が必要ですから、最後まで乗り切れるかを十分に考えてから決めましょう。

志望校や大学進学でやりたいことがある人は、浪人しないと後悔する可能性もあります。

浪人という道を選択した際には、成功する確率を上げるために、効率的な学習計画を立てて、独学に不安がある際には、塾や予備校に相談してみてください。

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