【大学受験】オンライン塾・予備校とは?メリット・デメリットまで解説【高校生向け】

更新日: (公開日: COLUMN

「部活が忙しくて塾に通えない」「地元に志望校に対策できる塾がない」と悩む高校生の強い味方となるのが、オンライン塾・予備校です。近年、インターネット環境の整備と教育のデジタル化により、自宅にいながら質の高い授業を受けられるようになりました。

しかし、「本当に効果があるの?」「どのような形式があるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

この記事では、オンライン塾・予備校の基本的な特徴から、授業形式、メリット・デメリットまで詳しく解説します。自分に合ったオンライン学習環境を見つけて、受験勉強の効率を高めるための参考にしてください。

目次

オンライン塾・予備校とは何か

オンライン塾・予備校のイメージ

あらためて、オンライン塾・予備校とは、インターネットを通じて授業を受ける学習サービスのことです。自宅や好きな場所からパソコンやタブレット、スマホを使って受講できます。

オンライン塾・予備校には、映像授業、ライブ授業、個別指導などさまざまな形式があり、生徒の学習スタイルや目標に合わせて選べます。また、難関大学対策や医学部対策など、専門性の高い指導も受けられる心強い味方です。

ここで少し、似たようなサービスや概念の違いも簡単に解説しておきます。

通信教育との違い

オンライン塾・予備校と通信教育の違いは、双方向性にあります。

通信教育は主に印刷教材を郵送で受け取り、自らのペースで学習を進める形式です。一方、オンライン塾・予備校はインターネットを介してデジタル教材を利用し、ライブ授業では講師とリアルタイムでコミュニケーションが取れます。

遠隔授業との違い

オンライン塾・予備校も遠隔授業の一種ですが、範囲が違います。

遠隔授業は、主にテレビ会議システムを使ったリアルタイムの授業形態です。これに加えて、学習管理システムやツールを活用し、リアルタイムと非同期(録画視聴など)の両方を使えるのがオンライン塾・予備校です。

学習管理システムとの違い

オンライン塾・予備校と学習管理システムでも、遠隔授業のように範囲が違います。

学習管理システム(LMS)は、オンライン学習のためのプラットフォームで、コース管理や教材、進捗状況の追跡などの機能を持ちます。オンライン塾・予備校はこうした機能だけでなく、講師による指導やカリキュラム設計、学習サポートなど総合的な教育サービスです。

リカレント教育との違い

オンライン塾・予備校とリカレント教育の違いは、対象にあります。

レカレント教育は、主に社会人を対象とした教室での対面授業が中心の教育プログラムです。一方、オンライン塾・予備校は高校生から社会人まで幅広い層を対象とし、インターネットを介して行われます。

では、本題に戻って授業形式から詳しくみていきましょう。

オンライン塾・予備校の主な授業形式

オンライン塾・予備校のイメージ

オンライン塾・予備校には、主に以下の授業形式があります。

  • ライブ配信型
  • オンデマンド配信型
  • 個別指導型
  • グループ学習型
  • アーカイブ(録画)型
  • ハイブリッド型

ライブ配信型

ライブ配信型は、決められた時間にリアルタイムで講師の授業を受ける形式です。ビデオ会議ツールを使用し、講師と生徒がリアルタイムで質問や疑問点をその場で解決しながら授業を進めます。

一方で、決められた時間に受講するため、部活や学校行事との両立が難しい場合もあります。また、通信環境によっては映像や音声が途切れるリスクもあります。

オンデマンド配信型

オンデマンド配信型は、あらかじめ録画された授業動画を好きな時間に視聴できる形式です。自らのペースで学習を進めるのが特徴で、早送りや巻き戻し機能を使って何度でも繰り返し視聴できます。

ライブ配信とは異なり、質問や疑問点をすぐに解決できないのがデメリットです。オンライン塾や予備校では質問フォームやチャットなどのサポート体制を整えていますが、回答までに時間がかかります。

個別指導型

個別指導型は、生徒1人ひとりに合わせて作られたきめ細やかな指導を受ける形式です。オンラインでも1対1のマンツーマン指導が可能で質問もしやすく、自らの苦手分野や弱点を集中的に学習できます。

志望校や学力に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを組んでもらえるものの、ほかの授業形式と比べて料金は高くなる傾向があります。講師との相性も継続できるかにつながることから、無料体験での確認をおすすめします。

関連記事:【高校生向け】塾の無料体験で必ずチェックしたいポイントは?メリットも解説

グループ学習型

グループ学習型は、少人数のグループで学習を進める形式です。ライブ配信型と個別指導型の中間的な位置づけで、適度な人数での授業が行われ、ほかの生徒と切磋琢磨しながら学べます。

一方で、自らのペースで学習を進めにくい面もあります。ほかの生徒の理解度に合わせて授業が進むため、自らの理解度とのギャップを感じるかもしれません。

アーカイブ(録画)型

アーカイブ型は、過去に行われた授業の録画を視聴するタイプのオンライン授業です。オンデマンド配信型と似ていますが、主に過去の実際の授業を録画したものを見て学ぶ点が特徴です。

人気講師の授業も受けやすいですが、その場での質問や疑問点の解決は難しくなります。録画時期によっては内容が古くなっていることもあり、最新の入試情報などは別途確認しておくといった工夫が必要です。

ハイブリッド型

ハイブリッド型は、対面授業とオンライン授業を組み合わせたタイプです。例えば、基本的にはオンライン授業を受けつつ、定期的に校舎に通って対面での指導を受けるといった形式で、臨場感と利便性を兼ね備えています。

実験や実習を基本とする理科系科目や、添削指導を受ける国語や小論文などに向いています。スケジュール調整が複雑になりやすく、校舎への通学日もある特徴から、完全オンラインと比べると時間に自由度はありません。

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オンライン塾・予備校を利用する5つのメリット

オンライン塾・予備校のイメージ

オンライン塾・予備校を利用するメリットは、主に以下の5つが挙げられます。

  1. 通学時間を勉強時間に充てられる
  2. 部活や学校行事と両立しやすい
  3. 全国どこからでも質の高い授業を受けられる
  4. 費用を抑えられる場合が多い
  5. 自らのペースで学習を進められる

通学時間を勉強時間に充てられる

通学型の塾や予備校では、往復の通学に1〜2時間以上かかることも珍しくありません。オンライン塾・予備校ではこの時間をオンライン塾では勉強時間に充てられます。

  • 1回の授業あたりの節約時間:2時間
  • 週3回の授業の週間節約時間:2時間 × 3回 = 6時間
  • 月間の節約時間(4週間として計算):6時間 × 4週 = 24時間

上記のように、往復2時間の通学時間があった場合、週3回の授業で週6時間、月に24時間もの時間を節約できることになります。保護者にとっても送り迎えの負担がなくなり、家族全体の時間的・精神的余裕も生まれるメリットがあります。

部活や学校行事と両立しやすい

オンライン塾・予備校のオンデマンド配信型の場合では、自らの都合に合わせて授業を受けられるため、部活動や学校行事との両立がしやすくなります。平日は部活に集中し、帰宅後や休日にオンライン授業を受けるといった具合です。

また、映像授業なら、早朝や深夜など自らの集中力が高い時間帯を狙っての視聴もできます。学校行事や定期テスト前でも、自らのペースで授業を進められるため、無理なく受験対策を続ける支えとなるでしょう。

全国どこからでも質の高い授業を受けられる

オンライン塾・予備校の魅力は、全国どこからでも質の高い授業を受けられる点です。地方在住の受験生でも、都市部の有名予備校の授業、実績のある講師の指導などを受けられます。

難関大学や医学部を目指す受験生にとって、地元に志望校へ対策できる塾がなくても、オンラインなら最適な指導を受けられます。各大学の入試傾向に精通した講師から直接指導を受けられるため、受験対策の効率化を狙えるのです。

費用を抑えられる場合が多い

オンライン塾・予備校は、校舎の維持費や人件費などの運営費を抑えられるため、通学型と比較して授業料が安い傾向にあります。映像授業型のオンライン塾では、月額数千円のサブスクで利用できるサービスもあり、お財布への負担を軽減できます。

地方から都市部の予備校に通う場合、交通費だけでも負担になりますが、オンラインならその心配もありません。費用を気にせず授業をたくさん受けられるのは、オンラインだからこそです。

自らのペースで学習を進められる

オンライン塾・予備校のなかでも、映像授業型は自らのペースで理解できるまで何度でも繰り返し視聴できるため、確実に内容を定着できます。知っているなら早送りし、難しい部分はスローにするといった具合に、視聴速度を調整できるのも効率の良さもポイントです。

朝型の人は早朝を狙ったり、夜型の人は夜間だけ利用したりしながら、わからない部分だけを集中的に学ぶことで、時間も有効活用できます。

オンライン塾・予備校で気になる4つのデメリット

オンライン塾・予備校のイメージ

オンライン塾・予備校にはメリットがある一方で、以下のデメリットもあります。

  • モチベーションの維持が難しい
  • 質問しにくい場合がある
  • 自習環境を自分で確保する必要がある
  • ネット環境に依存する

モチベーションの維持が難しい

オンライン塾・予備校のデメリットの1つが、モチベーションの維持が難しい点です。通学型の塾や予備校と違い、監視の目がないため、ついサボってしまったり、集中力が途切れたりしやすくなります。

「後でやればいい」と先延ばしにしてしまい、結果的に学習が進まないというケースも少なくありません。不安なキミは明確な学習計画を立て、定期的に進捗を確認してくれるサポート体制のある塾を選ぶことが重要です。

質問しにくい場合がある

オンライン塾・予備校、なかでも映像授業型では疑問点をその場で質問できないというデメリットがあります。理解できない部分があっても、すぐに解決できず、モヤモヤしたまま次の内容に進まなければならないことも少なくありません。

チャットやメール、LINEでの質問対応を行っていますが、回答までに時間がかかる場合もあります。文字だけでのやり取りでは、ニュアンスが伝わりにくく、十分な理解に至らないこともあるでしょう。

通う前には、リアルタイムで質問できる機会があるか、質問の回数制限がないかを確認しておくと安心です。

自習環境を自分で確保する必要がある

オンライン塾・予備校では、通学型の塾や予備校のような自習室を利用できないサービスも見られます。家族の生活音や誘惑(スマホやゲームなど)が多い環境では、集中力を保つのが難しくなります。

また、自宅では「勉強モード」に切り替えにくく、だらだらと時間が過ぎてしまうことも…。通学型の塾では「塾に行く」という行為自体が気持ちの切り替えになりますが、オンラインではその境界が曖昧になりやすいです。

自宅の中に専用の学習スペースを確保し、図書館などの公共施設も積極的に利用する工夫を凝らす方法が有効です。可能であれば、オンライン自習室を実施している塾を選ぶのも1つの方法です。

ネット環境に依存する

オンライン塾・予備校は、インターネット環境に依存するため、以下の通信トラブルが学習の妨げになります。

  • 回線速度が遅い
  • 回線が不安定
  • 突然の通信障害

授業が途切れたり、映像や音声の品質が低下したり、PCやタブレットなどのスペックが低いと、スムーズに授業を受けられないこともあります。

基本は、有線LANを使用したり、通信速度の速いWi-Fi環境を準備したりするなどの対策をおすすめします。不安な場合は、バックアップとして携帯電話のテザリング機能なども活用できると良いでしょう。

オンライン塾・予備校が向いている人は?

オンライン塾・予備校のイメージ

オンライン塾・予備校は、以下のような特徴を持つ人に向いています。

  • 自己管理能力がある人
  • 地方在住で選択肢が限られている人
  • 部活や学校行事で忙しい人
  • 特定の科目や分野を集中的に学びたい人

自己管理能力がある人

オンライン塾・予備校は、以下のような自己管理能力の高い人に特に向いています。

  • 自分で計画を立てて実行できる
  • モチベーションを維持できる
  • 集中力があり自宅でも勉強に取り組める

通学型の塾や予備校と違い、オンライン塾では「授業に出席する」という強制力が弱くなります。「この部分が理解できていないから、もう一度授業を見直そう」といった判断を自分でできる人は、オンライン学習の高い効果が期待できます。

地方在住で選択肢が限られている人

地方在住で近くに希望する塾や予備校がない受験生にとって、オンライン塾・予備校は有効な選択肢です。自宅にいながら、都市部の有名予備校の授業、そして実績のある講師の指導といった全国トップレベルの授業を受けられるためです。

難関大学や医学部を目指す受験生にとって、地元の塾では対応していない志望校対策も、オンラインなら可能です。通学型の塾に通う長時間の移動を考えると、オンライン塾のほうがコスパも高くなります。

部活や学校行事で忙しい人

オンライン塾・予備校は、部活動や学校行事で忙しい高校生でも練習スケジュールや大会日程に合わせて、柔軟に学習計画を立てられます。大会前の忙しい時期は一時的に学習ペースを落とし、大会後に集中的に取り組むといった調整もしやすいです。

通学の時間を節約でき、部活で疲れた体に通学の負担をかけずに済むため、学校と受験勉強を両立させたいときにオンライン塾は強い味方となるでしょう。

特定の科目や分野を集中的に学びたい人

オンライン塾・予備校では、特定の科目や分野を集中的に学びたい受験生にも理想的な環境です。

  • 苦手科目の克服に特化したい
  • 得意科目をさらに伸ばしたい
  • 志望校に特化した対策をしたい

といったニーズに応える多様なコースや授業を用意しています。通学型の塾や予備校では、パッケージ化されたコースを受講することが多く、必要のない授業も受けなければならないケースは意外に多いです。

ピンポイントで自らの弱点を克服したい、あるいは強みをさらに伸ばしたい受験生はぜひ検討しましょう。

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オンライン塾・予備校の選び方

オンライン塾・予備校のイメージ

オンライン塾・予備校を選ぶ際には、以下のポイントを考えることが重要です。

  • 授業形式で選ぶ
  • 志望校の合格実績で選ぶ
  • 講師の質と相性で選ぶ
  • 志望校や受験科目で選ぶ
  • サポート体制の充実度で選ぶ
  • トータルの費用で選ぶ
  • 無料体験や説明会で選ぶ

特に重視したいのは、自らの学習スタイルに合った授業形式と、志望校対策に強いかどうかという点です。そのためにも、無料体験授業を積極的に活用して、授業の質や使いやすさの確認をおすすめします。

選び方の詳細については、こちらの記事をご覧ください。より詳しい情報や選び方のコツを紹介しています。

おすすめのオンライン塾・予備校

オンライン塾・予備校を探しているなら、ぜひ難関私大専門塾マナビズムに来てみませんか?志望校や現状の学力に合わせてオーダーメイドの「勉強計画」を設計し、週に一度、暗記方法や復習方法などの指導も行うので勉強だけに集中できます。

授業は定額制で受講し放題なので、勉強すればするほどお得です。もちろん、大学群ではなく志望校別に無駄なく学べます。「部活と受験勉強を両立させたい」「地元に志望校に対策できる塾がない」という方は、ぜひマナビズムの無料体験授業を受けてみてください!

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そのほかのおすすめオンライン塾・予備校については、高校生におすすめのオンライン塾・予備校12選をご覧ください。

オンライン塾・予備校の費用相場

オンライン塾・予備校のイメージ

オンライン塾・予備校の費用は、以下のとおりです。

  • 映像授業型は月額2,000〜10,000円程度
  • ライブ授業型は月額10,000〜30,000円程度
  • 個別指導型は月額30,000〜80,000円程度

一般的に映像授業がもっとも安価で、個別指導が高額な傾向にあり、月額数千円から数万円まで幅広い価格帯があります。単に安いからという理由だけで選ばず、

  • サービス内容
  • 指導の質
  • サポート体制
  • 入会金
  • 教材費
  • 模試費用

などの費用まで目を向けると、継続しやすいオンライン塾や予備校を見つけられます。

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【保護者必見】お子様の成功を左右する塾選びのコツ5選

【動画でもご覧いただけます!】

塾選びで、高校生に限らず保護者の方も知っておきたい大学受験を成功させるためのコツは以下の5つです。

  • サービスだけではなく人として任せられるか
  • お子様/保護者の不安や悩みを解消してくれる塾か
  • お子様が自分でやるという塾であるか
  • 本人に合わせるか受かるのに合わせるか
  • お子様と同じ能力の人が指導に当たっているか

サービスだけではなく人として任せられるか

塾選びでもっとも大切なのは、単にサービス内容が充実しているかどうかではなく、子どもの人生をかけた大学受験を預けられる「人」がいるかどうかです。チェックポイントは、以下のとおりです。

  • 講師が子どもの目を見て厳しいことでも真摯に向き合っていってくれるか
  • 単に受かることより成長も見据えているかどうか
  • 「もっと頑張れ」と言うだけでなく具体的なアドバイスや励ましの言葉をかけてくれるか
  • 保護者が何か困ったときに電話などですぐ心よく対応してくれるか
  • 子どもが困ったときに相談できる先生がいるか

オンライン塾の場合、対面での交流が限られるため、より一層コミュニケーションの質が重要になります。無料体験や説明会では、講師の人柄や対応の仕方をよく観察し、子どもと相性が良いかどうかの判断をおすすめします。

お子様/保護者の不安や悩みを解消してくれる塾か

大手だから、距離が近いから、友達がいるからという理由だけで塾を選んでいませんか?

オンライン塾・予備校では、子どもや保護者が持つ根本的な悩みや不安を解消できるかどうかが重要です。例えば、「家で全然勉強してくれない」という悩みを持つ家庭に対して、家での自習を中心とした塾は合わないでしょう。

  • 「この志望校は本当に合っているのか」
  • 「今の学力で間に合うのか」

といった疑問に対して、具体的なデータや過去の事例をもとに丁寧に説明してくれる塾を探してください。「思っていたのと違う」と途中でやめることになるリスクを避けるためにも、事前の確認が大切です。

お子様が自分でやるという塾であるか

子ども本人が「やる」と決意して取り組めるかどうかも、塾選びの重要なポイントです。

親や塾の熱量だけが高くても、子ども本人の覚悟が決まっていなければ、結果はついてきません。子どもが親の目を見て「やる」といえるかどうかをチェックし、その言葉を信じて背中を押してください。

塾に入っても実際に勉強するのは本人です。どれだけ優れた塾でも、子ども自身が主体的に取り組まなければ効果は限定的です。そのため、子どもが「自分でやる」という意識を持てる環境かどうかを見極めましょう。

本人に合わせるか受かるのに合わせるか

単に子どもの現状や気持ちに合わせるだけでなく、合格するために必要なレベルに引き上げる指導かどうかも見てください。「この程度でいいよ」と甘やかすのではなく、受かるための基準を示し、それに向かって努力させる指導が理想的です。

物理的に不可能な計画(極端な睡眠時間削減など)を強いるわけではなく、「甘えさせない」姿勢で、高い基準を示すこと。そして、それに付いてこれる強いメンタリティと勉強量を確保する塾を選びましょう。

お子様と同じ能力の人が指導に当たっているか

賛否両論ありますが、講師が子どもと同じような能力レベルで合格を掴み取った経験があるかもポイントです。あまりにも優秀すぎる講師だと、なぜか勉強が苦手な子の気持ちを理解できないことがあります。

自分が苦労して乗り越えた経験のある講師の方が、リアルなアドバイスができます。例えば、東大志望の子には東大に苦労して合格した講師の方が身近な話題に触れて、モチベーションを高める効果も期待できます。

オンライン塾・予備校をお探しならマナビズムへ

オンライン塾・予備校は、時間や場所の制約を超えて質の高い授業を受けられるオンライン対応の難関私大専門塾です。映像授業、ライブ授業、個別指導などさまざまな形式があり、自らの学習スタイルや目標に合わせて選ぶことで、効率を高めた受験対策が可能になります。

マナビズムでは、生徒1人ひとりに専属の「自習コンサルタント」がつき、志望校や学力に合わせたオーダーメイドの学習計画を設計・指導します。「部活と受験勉強を両立させたい」「地元に志望校へ対策できる塾がない」という方は、ぜひマナビズムの無料体験授業を受けてみてください!

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よくある質問

オンライン塾と普通の塾の違いは何ですか?

オンライン塾と普通の塾(通学型)の主な違いは、授業の受け方にあります。

オンライン塾はインターネットを通じてパソコンやタブレットで授業を受けるため、自宅や好きな場所から受講できます。一方、通学型の塾は校舎に通って授業を受けるため、決められた時間に通学します。

自己管理能力が高く、時間を有効活用したい方はオンライン塾が、対面での指導や環境の変化でメリハリをつけたい方は通学型の塾が向いているでしょう。

オンライン学習の欠点は何ですか?

オンライン学習の主な欠点は以下のとおりです。明確な学習計画を立てる、質問対応が充実した塾を選ぶ、自宅に集中できる学習環境を整えるなどの工夫を凝らしましょう。

  1. モチベーションの維持が難しい
  2. 質問しにくい場合がある
  3. 自習環境を自分で確保する必要がある
  4. ネット環境に依存する

オンライン授業の予備校は浪人生も通える?

オンライン授業の予備校は、現役高校生だけでなく浪人生も通えます。自宅で好きな時間に受講できるため、アルバイトや家事の合間を縫って効率的に勉強を進められるのが大きな魅力です。

また、受験勉強に集中できる環境を整えやすいというメリットもあります。ただし、浪人生向けの専門コースやカリキュラムを用意している予備校もあれば、現役生と同じ授業を受ける形式の予備校もあるため、自分のニーズに合ったところを選ぶことが重要です。

関連記事:オンライン予備校・塾で浪人成功を目指す!メリットや選び方・おすすめ5選も紹介

オンライン授業の予備校で模擬試験や添削指導はある?

多くのオンライン授業の予備校では、定期的な模擬試験や添削指導のサービスを提供しています。自宅で受験本番さながらの環境で模試を受けられるため、客観的に自分の学力を把握し、弱点を発見・克服するのに役立ちます。

また、授業だけでなく課題の添削指導もオンラインで行われます。そのため、つまずきやすいポイントを講師に直接指摘してもらえる点も魅力です。ただし、模試の頻度や内容、添削の質や量は予備校によって異なることから、事前によく確認しておくことが大切です。

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