【名城大学】志願者数と合格者数・倍率の推移についてまとめてみた!
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この記事では、名城大学の2021年度、 2020年度、 2019年度の志願者数・受験者数と倍率の推移を比較していきます。
この記事を読めば「どの学部が人気なのか?」「どの学部が合格しやすいのか?」「合格者数が多い高校はどこか?」といったことがわかります。是非参考にしてください。
志願者数と受験者数の推移
まずは学部別に合格者数と志願者数について比較していきます。
合格者数と志願者数に関しては一般入試における一般選抜入試(A方式)の数字を参考にしています。
法学部
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 920 | 421 | 2.2 |
2020 | 1184 | 347 | 3.4 |
2019 | 1142 | 308 | 3.7 |
法学部は19、20年度と志願者数は1000人超えでしたが、21年度になり1000人をきり倍率も2倍に下がりました。
この傾向から、2022年度はこのまま志願者数は増加することなく、倍率は2倍に収まることが見込まれます。しかし、合格最低点自体はここ数年大きな変化はないので、7割は取っておきたいです。
経営学部
経営
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 1022 | 303 | 3.4 |
2020 | 590 | 221 | 2.7 |
2019 | 907 | 139 | 6.5 |
国際経営
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 157 | 53 | 3.0 |
2020 | 134 | 68 | 2.0 |
2019 | 198 | 26 | 7.6 |
経営学部は志願者数が増加してはいるものの、合格者数も増加しているため倍率は下がっています。
また、2021年度の合格最低点が両学科とも下がったため、このまま合格者数が減少しないのであれば穴場の学部といえるでしょう。
経済学部
名城大学の経済学部は「経済学科」「産業社会学科」の2学科に分かれています。それぞれの学部ごとに紹介していきます。
経済学部 経済学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 822 | 400 | 2.0 |
2020 | 1119 | 218 | 5.1 |
2019 | 1118 | 238 | 4.7 |
経済学部 産業社会学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 99 | 25 | 4.0 |
2020 | 182 | 28 | 6.5 |
2019 | 268 | 45 | 6.0 |
両学科とも志願者数が大幅に下がり、倍率もかなり低くなっています。
これは急激な減少であるため、次の年で再び倍率がもとに戻る可能性は低いと見込まれますが、合格最低点の変化はないため、安定して7割あたりを取る必要があるでしょう。
外国語学部
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 390 | 97 | 4.0 |
2020 | 531 | 101 | 5.2 |
2019 | 589 | 112 | 5.2 |
外国語学部は、志願者数が少なくなり倍率も下がりました。
コロナの影響で国際系学部の志願者が全体的に減少していますが、合格最低点の変化はなく、次の年からも倍率は大幅に低くなる可能性は低いと考えられ、4~5倍の間になると予想されます。
人間学部
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 698 | 328 | 2.1 |
2020 | 949 | 299 | 3.2 |
2019 | 793 | 241 | 3.3 |
志願者数が減り、合格者数が増加したため、2021年度の倍率は19,20年度に比べ低くなっています。
19年度から20年度にかけ志願者数が増加していることから、来年度の志願者数が再度大幅に減少する見込みはないと思われ、志願者数は700~800になると予想されます。
都市情報学部
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 614 | 206 | 3.0 |
2020 | 513 | 171 | 3.0 |
2019 | 613 | 116 | 5.3 |
志願者数は変わらず、合格者数が増加したことで倍率が低くなっていることから、来年度合格者数を大幅に減少する可能性は低いと考えると、倍率の変化はそれほど起こらないのではないかと考えられます。
理工学部
名城大学の理工学部は「数学科」「情報工学科」「電子電気工学科」「材料機能工学科」「応用科学科」「機械工学科」「交通機械工学科」「メカトロニクス工学科」「社会基盤デザイン工学科」「環境創造工学科」「建築学科」の11学科にわかれています。それぞれの学科で紹介していきます。
理工学部 数学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 533 | 275 | 2.0 |
2020 | 512 | 222 | 2.3 |
2019 | 498 | 233 | 2.1 |
理工学部 情報工学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 1440 | 434 | 3.3 |
2020 | 1232 | 420 | 2.9 |
2019 | 1371 | 239 | 5.7 |
理工学部 電子電気工学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 1268 | 404 | 3.1 |
2020 | 1230 | 422 | 2.9 |
2019 | 932 | 338 | 2.8 |
理工学部 材料機能工学
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 290 | 155 | 1.9 |
2020 | 356 | 164 | 2.2 |
2019 | 388 | 167 | 2.3 |
理工学部 応用化学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 769 | 402 | 1.9 |
2020 | 811 | 311 | 2.6 |
2019 | 750 | 304 | 2.5 |
理工学部 機械工学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 1080 | 465 | 2.3 |
2020 | 1043 | 444 | 2.3 |
2019 | 1224 | 373 | 3.3 |
理工学部 交通機械工学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 386 | 155 | 2.5 |
2020 | 421 | 156 | 2.7 |
2019 | 494 | 126 | 3.9 |
理工学部 メカトロニクス工学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 349 | 128 | 2.7 |
2020 | 407 | 146 | 2.8 |
2019 | 461 | 123 | 3.7 |
理工学部 社会基盤デザイン工学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 324 | 167 | 1.9 |
2020 | 336 | 128 | 2.6 |
2019 | 338 | 96 | 3.5 |
理工学部 環境創造工学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 206 | 70 | 2.9 |
2020 | 252 | 93 | 2.7 |
2019 | 293 | 88 | 3.3 |
理工学部 建築学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 813 | 234 | 3.4 |
2020 | 884 | 251 | 3.5 |
2019 | 846 | 198 | 4.3 |
理工学部はどの学科も大幅に倍率が変わった学科はなく、大体が2~3倍に収まっています。
志願者数も急激に減少した学科はなく、ここ数年同じ傾向なので、次の年も2~3倍に収まると見込まれます。
農学部
名城大学の農学部は「生物資源学科」「応用生物科学科」「生物環境学科」の3つにわかれています。各学科ごとに紹介していきます。
農学部 生物資源学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 462 | 269 | 1.7 |
2020 | 470 | 270 | 1.7 |
2019 | 579 | 175 | 3.3 |
農学部 応用生物化学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 779 | 366 | 2.1 |
2020 | 766 | 427 | 1.8 |
2019 | 832 | 219 | 3.8 |
農学部 生物環境科学科
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 433 | 260 | 1.7 |
2020 | 561 | 239 | 2.3 |
2019 | 572 | 170 | 3.4 |
各学科の倍率は低くなってはいますが、志願者数が大幅に減少したわけではなく、合格者数が増加しているます。
そのため都市情報学部と同様に、合格者数の増減が起こらない限り、それほど大きな倍率の変化はないと考えられます。
農学部は全体的に倍率が低く、また合格最低点が大幅に低くなった生物資源学科は特に穴場学部といえるでしょう。
薬学部
年度 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
2021 | 917 | 389 | 2.6 |
2020 | 896 | 412 | 2.2 |
2019 | 873 | 396 | 2.2 |
薬学部は年々志願者数が増加しており、
コロナの影響もあり来年度もこのまま薬学部の志願者は多くなり、倍率も高くなると思われます。
合格者数が多い高校ランキングTOP10
順位 | 高校名 | 偏差値 | 公立/私立 | 合格者数 |
1位 | 春日井高等学校 | 61 | 公立 | 267人 |
2位 | 豊田西高等学校 | 67 | 公立 | 243人 |
3位 | 刈谷高等学校 | 70 | 公立 | 241人 |
4位 | 半田高等学校 | 68 | 公立 | 235人 |
5位 | 岐阜北高等学校 | 68 | 公立 | 224人 |
6位 | 刈谷北高等学校 | 60-62 | 公立 | 222人 |
7位 | 江南高等学校 | 62 | 公立 | 196人 |
8位 | 名古屋市立向陽高等学校 | 69-71 | 公立 | 195人 |
9位 | 名古屋市立菊里高等学校 | 54-68 | 公立 | 175人 |
10位 | 松蔭高等学校 | 60 | 公立 | 173人 |
引用:みんなの大学情報
TOP10の中で、全ての高校が公立高校となっています。また、偏差値も60以上の高校が多くなっています。