参考書の選び方は3つのレベルで変わる|使用目的と一貫ルートで選ぶ

更新日: (公開日: COLUMN

「結局、どの参考書を使えばいいの?」——受験生の君から、僕たちが一番よく受ける質問の1つです。

書店に行けば同じ科目の参考書が何十冊も並んでいて、YouTubeを開けば「これがおすすめ!」という動画が無限に出てくる。SNSでは「みんなこれ使ってるらしい」という情報が流れてくる。だからこそ、何を信じて選べばいいのか分からなくなりますよね。

最初に結論をお伝えします。参考書は「だれもが使っているから」で選んではいけません。大切なのは、「志望校・自らの現状・参考書」という3つのレベルをそろえ、その参考書がインプット用かアウトプット用かという使用目的を理解し、一貫した1つのルートに沿って選ぶことです。この3つができてはじめて、参考書は成績につながります。

この記事では、関関同立志望の受験生に伝えている「正しい参考書の選び方」と「失敗する人の特徴」をお話しします。読み終わるころには、君が次にどの基準で参考書を手に取ればいいかがハッキリしているはずです。

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目次

自らに合う参考書は3つの基準で選ぶ

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参考書選びで失敗する人には、共通したパターンがあります。逆にいえば、その逆をやれば失敗は限りなくゼロに近づけられます。僕たちが現場で何百人もの受験生を見てきて、たどり着いた基準は次の3つです。

基準 中身 失敗例
基準1:レベルをそろえる 志望校・自らの現状・参考書、この3つのレベルを合わせる 「入門」と書いてあるから入門だと思って買う
基準2:使用目的を理解する その参考書がインプット用かアウトプット用かを見極める アウトプット用の問題集を、理解の前にやってしまう
基準3:一貫したルートで選ぶ 1つの塾・1人の指導者が作ったルートを最後まで信じる 色々な塾のルートを切り貼りして自己流ルートを作る

この記事はこの3つの基準を1つずつ掘り下げていきます。まず「自らに合った参考書を選ぶ」とは、この3つの条件をすべて満たすことだと覚えておいてください。1つでも欠けると、どれだけ評判のいい参考書でも君の成績は上がりません。

【基準1】志望校と現状から参考書のレベルを合わせる

参考書選びでまず確認してほしいのが「レベル」です。ただし、ここでいうレベルは1種類ではありません。「志望校が求めるレベル」「自らの現状のレベル」「参考書のレベル」という3つのレベルをそろえてはじめて、その参考書は正しく機能します。受験生は、このうちどれか1つだけを見て選んでしまい、つまずきます。

この基準1で確認するのは、次の3つのポイントです。

志望校が求めるレベルを言語化できているか

最初のレベルは「ゴール」、つまり志望校が求めるレベルです。当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、ここをきちんと言葉にできている受験生は驚くほど少ないです。

「関関同立に行きたい」という子に「じゃあ、関関同立の英語ってどのレベルまで仕上げれば合格点が取れると思う?」と聞くと、たいてい「なんとなく、これくらいかな……」という答えが返ってきます。「なんとなく」のままだと、ゴールが曖昧なので、そこに向かう参考書も選びようがありません

例えば「この長文レベルを、時間内にこの正答率で解ける状態」というふうに、ゴールを具体的な状態として言語化する必要があります。志望校の過去問や、各大学の入試傾向を調べて、「合格するにはどこまで到達すればいいのか」をまず言葉にしてください。ゴールが定まってはじめて、そこから逆算して参考書を選べます。

自らの現状のレベルを正しく把握できているか

2つ目のレベルは「今の自分」です。ゴールが分かっても、スタート地点である自らの現状を正しく把握できていなければ、適切な参考書は選べません。

ここで大切なのは、「分かった気」と「本当に分かっている」を区別することです。例えば英文解釈の参考書を使うなら、一文を訳すときに「ここがこういう理由でS、ここがV、この to不定詞は何用法で」と全部説明できる状態か。根拠を持って説明できないまま参考書を進めても、内容を「美味しくいただけない」、つまりその参考書から得られるはずの力が得られません

自らの現状を測るには、参考書の例題や解説動画を見て「この解説レベルで、自分はきちんと処理できるかな」と試してみるのが一番です。なんとなくページをめくれるかではなく、解説を読まずに自力で根拠をいえるか。ここを基準にすると、自らの現状レベルがハッキリ見えてきます。

参考書のレベルが入門の表記どおりとは限らない

3つ目のレベルは「参考書そのもの」です。ここで受験生がだまされるのが、タイトルに書かれた「入門」「基礎」という言葉です。

正直に言いますが、タイトルに「入門」と書いてあっても、中身がまったく入門レベルではない参考書はたくさんあります。例えば英文解釈の有名な参考書には「入門」と名前が付いていても、実際にはSVOCの構造をしっかり理解していないと使いこなせないものがあります。表紙の言葉を鵜呑みにすると、自らのレベルとズレた参考書を「入門だから大丈夫」と思って買ってしまうのです。

だからこそ、基準1の前半でお伝えした「自らの現状レベルを把握する」作業が効いてきます。タイトルではなく、実際の中身の解説レベルと自らの現状を照らし合わせる。この一手間が、レベルのミスマッチを防ぎます。

参考書のレベルを合わせる3つのレベル(志望校・現状・参考書)を三角形で示した図解

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【基準2】使用目的がインプットかアウトプットかで選ぶ

レベルの次に確認してほしいのが「使用目的」です。これは山田が「受験生の勉強の質を担保するうえで、おそらく一番大切」というほど重要なポイントです。同じ参考書でも、それをインプット用として使うのか、アウトプット用として使うのかで、得られる成果はまったく変わります

この基準2で押さえてほしいのは、次の3つです。

インプット用とアウトプット用で参考書の役割は違う

参考書には大別すれば2つの役割があります。新しい知識を入れる「インプット用」と、入れた知識を使って問題を解く「アウトプット用」です。

ここでよくある失敗例をお話しします。受験相談に来た子に「文法は何をやってる?」と聞くと、ある有名な文法問題集の名前が返ってくる。「じゃあ、理解やインプットはどうしてる?」と聞くと、「え、やってないです」という。実はその問題集はアウトプット用の教材で、別にインプット用の解説書や映像授業で理解を入れてから使う前提で作られています。それを知らずにいきなり問題演習だけをやると、理解が抜けたまま手を動かすことになり、成績が伸び悩んでしまうのです。

だから参考書を選ぶときは、「これはインプット用か、アウトプット用か」を必ず確認してください。マナビズムが配布している参考書ブックには、英語の主要な参考書200冊以上について「この参考書はインプット用」「これは英文解釈を終えた人がアウトプットする用」といった使用目的が全部書いてあります。こうした情報を使って、目的を取り違えないようにしてください。

勉強は理解と暗記と演習の順番で進める

なぜ使用目的がそこまで大切なのか。それは、勉強には正しい順番があるからです。勉強は「理解→暗記→演習」の順番で進めるのが基本で、この順番を飛ばすと参考書の効果が出ません

理解しないまま暗記しても定着しませんし、暗記が足りないまま演習に入っても、問題を解くための土台がありません。先ほどの「アウトプット用の問題集をいきなりやってしまう」失敗は、まさに理解と暗記の段階を飛ばして、最後の演習からスタートしてしまっている状態です。

考えてみてください。もし問題演習の量だけで文法ができるようになるなら、文法が苦手な受験生なんて存在しないはずです。それでも文法ができる子とできない子に差がつくのは、結局のところ理解度と暗記度の差です。だから「今の自分はどの段階にいるのか」を意識して、その段階に合った使用目的の参考書を選ぶことが欠かせません。

自らに足りないのは理解か暗記か演習かを分析する

使用目的を活かすための最後のステップが「自己分析」です。自分は今、理解・暗記・演習のどこでつまずいているのか。これを分析できると、選ぶべき参考書が自然に決まります。

分析の視点はシンプルです。

足りていない段階 状態の例 選ぶべき参考書
理解が抜けている 解説を読んでも、なぜそうなるか自分で説明できない インプット用の解説書・映像授業
暗記が甘い 理解はできるが、覚えるべき知識が定着していない 暗記用の単語帳・一問一答
演習が足りない 説明もできて覚えてもいるが、根拠を持って解けない アウトプット用の問題集で演習量を確保

自らに何が抜けているかを正しく分析できれば、「だからこの目的の参考書をやろう」と根拠を持って選べるようになります。なんとなく評判で選ぶのではなく、自らの弱点から逆算して選ぶ。これが基準2の核心です。

【基準3】参考書は一貫した1つのルートで選ぶ

3つ目の基準は、参考書を1冊ずつバラバラに選ぶのではなく「ルート」という流れで選ぶことです。今井が「このテーマで真っ先に思い浮かんだ失敗例」として挙げるのが、色々な塾や予備校の参考書ルートを切り貼りして、自己流のオリジナルルートを作ってしまう人です。参考書は、信頼できる1つのルートに沿って選ぶのが、成績につながる最短ルートです

この基準3で理解してほしいのは、次の3つです。

複数の塾のルートを切り貼りすると勉強時間の配分が崩れる

「英語はA塾のルート、現代文はB塾のルート、数学はC塾のルート」——一見、いいとこ取りに見えるこのやり方が、実は一番危険です。

まともな参考書ルートは「全科目の勉強時間の総量」を意識して作られているからです。英語だけ、現代文だけを切り取って良いルートを並べても、全体で見ると勉強時間の配分が崩壊したルートができあがってしまいます

例えば英語のルートを組むときは、「全体の勉強時間のうち英語にこれだけ使えるから、このペースでこの参考書を進める」というふうに、ほかの科目との兼ね合いまで計算して作っています。

それを別々の塾から切り貼りすると、各科目の最適バランスが全部崩れます。気づかないうちに、ある科目に時間をかけすぎて他がおろそかになる、という状態に陥るのです。

現場で生徒を指導している人が作るルートには根拠がある

切り貼りが危ない理由はもう1つあります。きちんとしたルートには、1冊1冊を選んだ「根拠」があるからです。

例えばマナビズムが特定の英語長文問題集をルートに入れているのには理由があります。関関同立を第一志望にするなら、長文は最低でも数十題は演習したい。だから1冊で十分な演習量が確保できる問題集を選んでいるのです。

「周りでだれも使っていないから意味がない」のではなく、志望校に受かるために必要な演習量から逆算して、その1冊を選んでいます

こうした根拠のあるルートは「現場で実際に生徒を指導している人」だからこそ作れます。生徒を指導したことがない人が、評判のいい参考書を並べるだけでは、現実に即したルートにはなりません。

目の前で受験生と向き合っている人が作るからこそ、「この子たちが実際に使ってどうなるか」を踏まえた、現実的なルートになるのです。

信じると決めた1つのルートに最後までついていく

では、どうすればいいのか。答えはシンプルです。「この塾を信じる」と決めたら、そのルートに最後までついていくことです。これは「マナビズムのルートをやれ」といいたいわけではありません。

他塾のルートでも、合格者が出ている以上、参考書に罪はありません。どのルートが自らに合うか、どの戦略を信じるか、それだけの話です。

大切なのは、あれこれ目移りして切り貼りするのをやめて、1つの一貫したルートを信じ切ること。途中で別の塾のルートが気になっても、ぐちゃぐちゃに混ぜてしまうと、せっかく計算されたバランスが崩れてしまいます。

もし君が関関同立を第一志望にしており、関関同立専門のマナビズムを信じてくれるなら、公式LINEで配布している参考書ルートと参考書ブックを見てください。全科目、学年・スタート時期別に「何を・いつまでに・どのレベルまでやるか」を示しています。

1つのルートを信じて走り切る。それが、参考書選びで失敗しない一番確実な方法です。

複数の塾のルートを切り貼りした場合と一貫したルートで進めた場合を比較したNG vs OK図解

やりがちな失敗は「だれもが使っているから」で選ぶこと

ここまで3つの基準をお伝えしてきましたが、これらと正反対の選び方が、受験生が一番やりがちな失敗です。それが「だれもが使っているから」「世のなかで評判だから」という理由だけで参考書を選ぶこと。

世間の評判や知名度は、君自身のレベル・目的・ルートとは何の関係もありません。ここでは、その失敗がなぜ起きるのかを3つの角度から見ていきます。

評判や知名度だけで選んでも自らの成績は上がらない

「とりあえずだれもが使ってるから、これを使えば間違いない」——この発想が、もっとも多い失敗の入り口です。

冷静に考えてみてください。もし「この参考書をやれば絶対に成績が上がる」という万能の1冊が存在するなら、世の中にこんなに大量の参考書が出回るはずがありません。

どの参考書にも合う人と合わない人がいるからこそ、これだけ多くの種類が存在しているのです。評判がいいというのは「多くの人にとって悪くない」という意味でしかなく、「君にとって最適」という意味ではありません。

知名度や評判は、参考書を知るきっかけにはなります。しかし、最終的に手に取るかは、これまで説明してきた「レベル」「使用目的」「ルート」という自分基準で判断してください。

同じ参考書でも合う人と合わない人がいる

同じ参考書でも、ある人には最高の一冊になり、別の人には全然合わない、ということが普通に起こります。これは参考書の良し悪しではなく、使う人の現状レベルや目的との相性の問題です。

例えば、ある参考書を「センスがない選び方だ」といわれることがありますが、参考書が悪いのではありません。関関同立を第一志望と考えたときに、問題のレベルがバラついていたり記述問題が多かったりして、その志望校対策には噛み合わない、というだけの話です

同じ参考書でも、別の志望校・別の目的の人にとってはぴったり合うこともあります。だからこそ、友達が使っているから、有名な人がおすすめしているから、という理由で飛びつかないでください。

参考書が「自らの」レベルと目的に合っているか。判断軸は常に自分側に置きましょう。

私大志望と共通テスト中心の勉強では選ぶ参考書が変わる

「合う・合わない」がわかりやすく表れるのが、志望する入試方式の違いです。私立大学志望と、共通テスト中心の勉強とでは、選ぶべき参考書がまったく変わります。

例えば共通テストでボーダーを超えることだけを考えるなら、細かい文法知識に時間をかけるより、単語・熟語を覚えて長文をたくさん読み、問題の解き方を知るほうが最速です。

一方で、関関同立のような私立大学を第一志望にするなら、文法の演習量や長文のレベル設定が変わってきます。共通テスト対策と私大対策では、年間計画も使う参考書も別物です

ここで知っておいてほしいデータがあります。文部科学省の調査によると、令和5年度の私立大学では、入学者のうち学校推薦型選抜が41.4%、総合型選抜が17.3%を占めており、一般選抜(一般入試)はおよそ4割程度にとどまっています※1

つまり私立大学では、一般入試以外の入り方も割合を占めています。だからこそ、自分がどの方式で受けるのかを定めたうえで、その方式に合った参考書を選んでください。

共通テストの勉強をしている人が私大対策の参考書をそのまま使う、あるいはその逆をやると、努力の方向がズレてしまいます。

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模試の判定より参考書の習熟度で実力を測ろう

参考書を正しく選べたとして、次に気になるのが「自らの実力をどう測るか」です。受験生は模試の判定で一喜一憂しますが、関関同立のような私立大学を第一志望にしているなら、共通テスト形式のマーク模試で自らの習熟度を測ることには、あまり意味がありません

理由は、共通テストと私大入試では問題の傾向がまったく違うからです。共通テストで点を取るための勉強と、関関同立で点を取るための勉強は、年間計画も使う参考書も違います。

私大向けの勉強計画で進めている人が、傾向の異なる共通テスト模試の点数や判定を見て「ダメだ、もう無理だ」と落ち込むのは、そもそも測る物差しが間違っているのです。

天王寺校でも、5月の時期に学校で受けさせられた共通テスト模試の判定が悪くて相談に来る生徒がいますが、私大志望なら気にしすぎなくて大丈夫です。

正答率で自らの実力を測る

「自分は分かるようになった気がする」という感覚ではなく、点数という数字で成果が出ているか。ここにきちんと向き合ってください。

例えば「文法を一周終わりました」という子にテストをやらせると、点が取れていないことがよくあります。問題集に線は引いてありますし解いてはいるしかし、根拠を持って解けていなかったり、周回数が足りなくて慣用表現を覚えきれていなかったり。

「終わらせた」ことと「習熟した」ことはまったく別物で、本当の実力はアウトプット参考書の正答率に表れます

マナビズムの年間ルートは、文法ならインプットとアウトプットを並行させる、日本史なら教科書と一問一答と問題集を組み合わせる、というふうに、常にアウトプットで自らの習熟度を測れる構成にしています。

模試の判定に振り回されるのではなく、今使っている参考書で「数字として点が取れているか」を実力の基準にしてください。

まとめ:参考書選びに迷ったら無料受験相談へ

最後に、この記事でお伝えした参考書の選び方を振り返ります。

  • 基準1:レベルをそろえる——志望校・自らの現状・参考書の3つのレベルを合わせる。タイトルの「入門」を鵜呑みにしない
  • 基準2:使用目的を理解する——インプット用かアウトプット用かを見極め、「理解→暗記→演習」の順番に合った参考書を選ぶ
  • 基準3:一貫したルートで選ぶ——色々な塾のルートを切り貼りせず、信じると決めた1つのルートに最後までついていく

これらと正反対の「だれもが使っているから」で選ぶのが一番の失敗です。実力を測るときも、模試の判定ではなくアウトプット参考書の正答率で見る。これが、参考書を成績につなげるための考え方です。

とはいえ、「自らの現状レベルがよく分からない」「どのルートを信じればいいか決められない」という人も多いはずです。そういうときは、一人で抱え込まずに僕たちを頼ってください。

参考書選びで遠回りしてしまう時間は、受験生にとって一番もったいないものです。正しい選び方を身につけて、最短で成績を上げていきましょう。迷ったら、ぜひ無料受験相談へお越しください。

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よくある質問(FAQ)

参考書はどれを選べばいいですか?

「これを選べば間違いない」という万能の参考書は存在しません。大切なのは「志望校が求めるレベル」「自らの現状のレベル」「参考書のレベル」の3つをそろえ、その参考書がインプット用かアウトプット用かを理解したうえで、一貫したルートに沿って選ぶことです。評判や知名度だけで決めると、自らのレベルや目的に合わず、成績につながりません。

自らに合った参考書はどのように見つけますか?

まず志望校の合格に必要なレベルを言葉にし、次に自らの現状を正確に把握します。現状を測るときは、参考書の例題や解説を見て「この解説レベルを自分一人で処理できるか」を試すのがおすすめです。そのうえで、自らに足りないのが理解・暗記・演習のどれかを分析し、その段階に合った使用目的の参考書を選びます。判断に迷うときは無料受験相談で一緒に整理できます。

参考書と問題集の違いは何ですか?

ざっくり言うと、参考書には「知識を入れるインプット用」と「知識を使って解くアウトプット用」の役割があり、問題集は後者のアウトプット用にあたることが多いです。重要なのは名称よりも使用目的で、理解や暗記が済んでいないうちにアウトプット用の問題集だけを進めると、土台がないまま演習することになり成績が伸び悩みます。「理解→暗記→演習」の順番を意識して使い分けましょう。

参考書は何冊も同時に進めてもいいですか?

やみくもに何冊も同時に手を出すのはおすすめしません。とくに、色々な塾の参考書ルートを切り貼りすると、全科目の勉強時間の配分が崩れてしまいます。1つの一貫したルートに沿って、各科目で「今やるべき1冊」を着実に進めるほうが、結果的に最短で成績が上がります。

模試の判定が悪いと志望校は諦めるべきですか?

関関同立のような私立大学を第一志望にしているなら、共通テスト形式のマーク模試の判定だけで諦める必要はありません。私大入試と共通テストでは問題の傾向が違うため、共通テスト模試の判定は私大志望者の習熟度を正しく表さないことがあります。実力は、今使っているアウトプット参考書で「数字として点が取れているか」で測りましょう。判定の見方に不安があれば無料受験相談で相談してください。

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参考情報

※1 文部科学省「令和5年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」(私立大学の選抜区分別入学者の割合)

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1414952_00005.htm

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